衝撃が走ったエテリの元へ、出戻り再移籍を発表したトゥルソワ。サンボでの初トレーニング動画が早速公開されたわよ。
1年足らずで、コストルナヤとトゥルソワを手放したプルシェンコに、コーチとしての評価でバッシングの声を浴びせるロシアメディア。ご意見番重鎮達の反応は?
そしてマダム・ダッソー東京から再開後の新生羽生結弦フィギュアの案内が来たわよ!
衝撃の出戻り再移籍で、エテリ率いる「サンボ70クリスタル」に戻ったトゥルソワが、
モスクワの「フルスタリンリンク」で、最初のトレーニングを早速行ったわよ(動画0:40~)
まさに古巣タリン。(ダジャレよ、、、)
トゥルソワ、そしてコストルナヤと結局1年間の旅を終えて、帰るべく場所に戻ってきたわけね。
サンボ大激戦になるわね。ワリエワ、シェルバコワ、トゥルソワ、コストルナヤ、ウサチョウ、フロミフ。
ここにトゥクタミシェワを加えて、たったの「3枠」を来季競い合っていかなければいけない。
トゥルソワは再び戻った理由を明かさないとプルシェンコは言っているけれど、コス美と理由が被る部分もあるんじゃないかしら?
コストルナヤの再移籍の時のインタビューよ。
コストルナヤとエテリの「チャンネルワン」独占インタビュー
コストルナヤ「今シーズン、他校でトレーニングをしていたときに、自分には何も課すことができないということを理解していました。つまり、エテリがいたら、必要なだけのことをして、それ以上のこともできていただろうと理解した。
プルシェンコの元でも同じ時間帯に練習していたのですが、ずっとこのエテリのペースで練習していなかったので死にそうになりました。私は脈拍が198だったと思います。私はただ、”なんてことだ、もし乗り切れば、あとは生き残れるだろう “と思っていただけです。
ロシアカップ決勝の6位という結果は、単なる恥ではなく、自分が何か悪いことをしたと気づかせてくれるだけでなく、人生のすべてが間違っていると思います。そして、それを変える必要があります。そのまま謝りに行って、プライドを捨ててまで、許しを請いました」
※参照:チャンネルワン
プルシェンコの指導の方が自由度が高いような気がするのよね。今季伸び伸びと自分のやりたい事にチャレンジしてきたトゥルソワは、
その指導法が合っているのでは?と思っていたぐらいだもの。
コストルナヤが言うように、エテリの指導マニュアルに沿っていた方が成果が出せると再判断したんじゃないかしら?
それともうひとつ。
北京五輪代表枠を狙うのであれば、特にロシア選手権などの国内大会で、エテリサイドにいた方がスコアが出やすいと判断した可能性があるわね。
昨季の国内大会スコアを見れば一目瞭然よね。ロシア独自のボーナスポイントはエテリ側には、しっかりと付いているものね。
たったの1年で、エテリも元から来たトゥルソワ、コストルナヤを再び手放したプルシェンコに対し、「コーチとしての評価」において、ロシアメディアは厳しいバッシングの声が続出。
そこでお待ちかね!ご意見番の重鎮達のコメントをまとめたわよ。
アレクサンドル・ズーリン
エテリには穏やかな気持ちです。彼女の教え子の誰かが五輪で勝つだろう。でも正直驚かされた。トゥルソワはエテリのシステムで練習していたのは事実、ここに何の問題もない。その一方エテリの元には即五輪で勝てる沢山のシングル選手がいる。でも恐らくトゥルソワは何かを感じ何かを知ったのだろう。
※参照:sports.ru
ズーリン氏のコメントからは、やはりエテリ側に身を置いてトレーニングを続けた方が、
五輪には有利というようなニュアンスに感じ取れたわ。
タチアナ・タラソワ
アイムベリーハッピー!私はサーシャ(トゥルソワ)をとても愛していますし、エテリもとても愛しています。私は、彼女のフィギュアスケートへの多大な貢献に感謝しています。私たちの国だけでなく、世界のフィギュアスケート界においても、まさに少女たちの成長に貢献してくれました。
もし、サーシャが戻ってこなかったら、それは彼女の大きな間違いだったように思います。しかし、彼女は結局、成功しなかった。そして、彼女は頭がいい、それが私たちが彼女を知っている理由です。勝利への強い意欲を持ち、トゥトベリーゼのチームの一員として、またその周りにいたい。
サーシャ、私はあなたがこの決断をしたことを嬉しく思います
※参照:sports.ru
正しいか間違いかは、トゥルソワ本人が決めることだと思うけれど!?
皆様、お気づきになられただろうか!?
最初のトゥルソワ練習動画で、登場した荒れ地の魔女の耳元で囁きかけるような、睡魔を誘う呪文(言葉)。
1:28秒で急にドドンと、タラソワがアップになって一体何の現象!?と思わず声を上げてしまったわ笑
イリーナ・ロドニナ
トゥルソワが正しく帰ってきたかどうかは、私にはわかりません。それは彼女の判断に委ねられている。
プルシェンコはたった1シーズン半しかコーチを務めていないのに、どんな結果を出しているのか、皆さんはおかしいのではないでしょうか?コーチというのは、長年かけて身につけていく職業です。
たしかに、自分で跳んだことがあるので、技術的にはトゥトベリーゼや他のコーチの2倍は知っているかもしれません。しかし、アスリートとしての知識があるからといって、コーチとして成功するとは限りません。
コーチとアスリートは別の職業であることを明確に理解する必要があります。全然違いますよね!?知識、心理、戦術。それを一度に、ワンシーズンでえるとプルシェンコに期待していたのに、トゥルソワやコストルナヤらがいなくなったから叩いているんですよね。
重要なのは、プルシェンコがエテリから彼女らを奪ったのではなく、すべて彼女らの意志で、彼のもとにやってきたということです。生徒達が悪かったということです。プルシェンコは今、監督としての形成過程にあり、最善の戦略と結果を見出すためのプロセスを歩んでいる。
何年後に大きな成果を期待していいのかわかりません。結局のところ、ここではコーチだけでなく、アスリートにも多くのことが依存しています。
※参照:sports.ru
今回の重鎮らのインタビューで、ロドニナ姐さんの言葉が一番、心に響いたわ。そうよね、たった1シーズンで、結果を求めて、そこを見限ってすぐ叩いて批判するのは時期早。
もちろんコーチの力もあるだろうけれど、あくまでスケーター本人達の意志、そして努力が一番重要なのは言うまでもないわ。
ロドニナ姐さんの怒りの反論は真っ当だとあたしは感じたわ。
来季を前にしてまだまだロシアはオフシーズンもハプニングが起こりそうよね。
ヤナ氏が珍しく大人な対応の回答をしたのは意外。
「さまざまな学校から新しいアスリートがプルシェンコアカデミーにやって来ました。去る人もいれば、来る人もいる」
エテリの元から、べレストフスカヤがプルシェンコアカデミーに移籍するのでは?という報道にはノーコメント。
実際にベレストフスカヤはプルの元での練習動画が、プルアカのインスタ動画に上がっているわね。
これについては体験レッスン(下見)のようなものと彼女自身が答えているようだけれど、また1年後にはどうなっていることやら、、、
※参照:sports.ru
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☆合わせてお読み頂きたい
衝撃のトゥルソワ再移籍が!ラファコーチがエテリ批判した理由が判明よ - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
現在休止中のマダム・タッソー東京から、
再開後に新生羽生結弦フィギュアのお披露目のツイートが来たので、ご紹介するわね。
羽生結弦選手とコラボレーションし、羽生選手等身大フィギュアのリニューアル衣装を一般投票により決定する総選挙を昨年行いました。
開票の結果、2019年『Origin(紫Ver.)』の衣装が最も多くの票を獲得!今年4月末に『Origin』の衣装を纏った新生羽生選手フィギュアが登場します。
今回のリニューアル衣装決定について、羽生選手は次のようにコメントしています。
「個人的に強い思い入れのある『Origin』が選ばれ、大変嬉しく思います。2015年のフィギュア展示開始以来、初のリスタイリングとなり、新しい自分に会えるようで胸がわくわくしています!」
再開したら、ぜひ見に行けたらいいなあと思っているわ。
それでは、皆様どうか素敵なGWをお過ごしくださいね。
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オネェ様、今回はこの上なくトプ回のコラが似合ってるテーマすね。
なんか、これって、重鎮たちの知的レベル選手権w
確かに「名選手、必ずしも名監督にあらず」と言いますが、言葉の元は長嶋&王の最初の監督としての結果。二人合わせて11年やりながら優勝は3回。当時常勝を義務付けられてた巨人としては、川上V9からの藤田が3年で2回優勝させているので、期待した分叩いたんです。でも長嶋もダイエーに移った王も名監督に成長しました。
監督って競技に限らず、才能や適正だけでなく、経験値が大きいんでしょうね。
そういう意味では、コーチになる気なんて皆無だったオーサーが特例中の特例なんですよ。コーチになってすぐ五輪3回連続チャンピオン排出だなんてね!
フィギュアに限ると、ワールド表彰台レベルの選手がコーチになって成功してるのはオーサー、トレイシー、ミーシンくらいなもの。
タラソワもラファもモロゾフもキャロルも山田も浜田も、みーんな選手としては雑魚!
ラファがコーチとしてのキャリアを自慢してたけど、いかに選手として残念だったかを吐露しているようなもの。18才からコーチだなんて、女子より息の長い男子が、18で選手として見切りをつけざるを得なかったという事。
トップ選手はその栄光で長くプロスケーターとして活躍しますから、コーチに転身するのは遅くなります。トップ選手選手として4度の五輪を経験し、プロスケーターとして今も活躍し、自身のアイスショーを持っているプルが、やっとコーチ2年目なのはそういう事。
ロシアンタイマーを括り付けられた女子選手が1~2年で結果を求めるには、プルは博打だったかも知れないし、ロシアスケ連だか国家の思惑も渦巻いて、ロシアにおいてはエテリのもとに居ないと、羽生君みたいな採点をされてしまうんでしようね。
いつになるか分からないけど、AIが導入されたらエテリ帝国は瓦解しますけどね。
ロドニナ姐さん、五輪3連覇、ワールド10連覇は有名なですよね。加えて欧州11回優勝で計24の金メダル。そして金メダル以外は一切ないというレジェンド。コーチをしていた期間は短いですね。
>てんこ盛りパフェ様
そうですね、選手としての実績を積んだものが名コーチってケースは
レアかもしれないですね。
コーチとしての資質を問われる際に、プルは選手での輝かしい実績がありきの話になっていますよね。
初コメント失礼します♂️
オネエ様、いつもブログ拝見しております
僕はロシア女子の情報を中心に、読ませてもらってます。
トゥルソワとプルシェンコのコンビはとても気に入っていたので、すごく残念です。
エテリの時より、笑顔が増え自信がついてきたように思っていました。
確かに完璧演技は少なかったけど、4回転に余裕が見えました。
エテリコーチは厳しいから、伸びるのかもしれないですが、飛ばせすぎでケガも心配だし、何より自信がなくなりそうです。
オリンピックシーズンに、出れる選手と出れない選手が同じチーム内で出てしまうのは衝突の元になると思います。
今度はエテリ組から誰か移籍するような予感がします
>moreきゅん奴隷様
はじめまして!
いつもブログをご覧下さりありがとうございます。
プルとトゥルのコンビ、残念ですよね。プルの元で伸び伸び練習できている感じがしましたから。
北京五輪の結果次第で、またエテリの元からの移籍は誰にしろありそうですね。
オネエさま、こんにちは!
荒地の魔女、なんて大きくて立派なお顔…!じゃなくて…、
どうせなら、エテリのところの子の方に謎加点つきがちってとこに切り込んでほしかったですね…。
皆さま仰ってますが、エテリ時代よりトゥルソワちゃんがの雰囲気が柔らかく笑顔が増えていたように感じたので「また厳しい顔になるのかな(五輪選考に勝つために仕方ないのかな)」というのと、目先のことだけで叩かれるプルシェンコがちょっとかわいそう。
個人的には、エテリはトータルプロデュース(選曲/衣装や魅せ方まで)が素晴らしいコーチだと思います。
ただ、スケーターが「やりたいことを表現できている」より「やらされてます感」が見えたりするので、後々のスケート人生や、表現者としての成長、表現者としての幸せ、自立という側面ではどうなんだろう…
とは思うものの、とりあえず五輪シーズン、皆を応援しながら見守ります!
>みゃほ様
みゃほさん、おはようございます。
荒れ地の魔女は、エテリが大好きなので、彼女の教え子の採点については
不利なことは一切言及しなそうですね汗
トゥルソワの移籍は前回も今回も父親が動いたんですね。父親は青い鳥症候群じゃないでしょうか。親がコーチに口出ししすぎて良くなった例ってあんまりない。両親の食事が自分の身体を作るという考えは賛同するし、娘思いなのは重々承知なのですが、こうなると…。
あと露スケ連の意向も大きいような気も。北京五輪が今季のワールドのように選手1人(ペア・ダンス1組)に対してコーチ1人になる可能性があるので、エテリ組を完全体で臨ませたい、ロシアで表彰台を3つ制覇する気なんだと思います。トゥルソワひとりくらいプルでもと思いますが、代表になる可能性の高い選手をエテリに固めて、リーザが絶好調で今季ワールドみたいに3人の選手のコーチが全員違う、となるのを避けたい狙いもあるのでは。コーチ1人態勢は不安な選手もいるでしょう(例:トゥルソワ)。ワールドではエテリ組が抜け道使って3人態勢で行けましたけど、五輪は分からないですしね。
エテリとしてはトゥルソワが練習でジャンプ成功しても試合で失敗するのを見てきているから、シーズン中に覚醒すればラッキーって感じかもしれませんね。彼女の望む5クワドをさせてもらえるかどうか。グレイじゃない方の振付師が難しいんじゃないかとインタで答えてました。
自分としては北京後に動くだろうなぁと思っていましたが、早かったです。トゥルソワ自身は甘いもの好きじゃないのにミハイロフコーチのためにお菓子を作ってあげたり、師弟関係がうまくいっていて微笑ましくみていたんですよねぇ~。スケーティングも上手くなったでしょ?と言ってみたり。父親がワールドのころサンボの校長と話を決めてきたであろう後のインタビューで、トゥルソワが「私は何も変えるつもりはない、プルシェンコのもとで五輪を目指す」と何回か話していたから、ちょっと切ないというか、本心はどこにあるんだろうと思います。シニアの選手に移籍した1シーズン目で結果を出せというのは選手にとってもコーチにとっても酷な話です。やっとミーシンメソッドのジャンプが姿を現してきて、彼女の長く競技を続けたいという願いに合致すると思ったんですけどね。エテリ式のジャンプに戻ってこれから本格的に始まる体型変化に対応できるんでしょうか。うまくいくことを願ってます。
プルは五輪かワールドで金メダル取れる選手を育ててやっと今のバッシングが少し減るんじゃないですかね。移籍についてもトゥルソワをひとりの人間として敬意を払っているコメントでよかったです。エテリみたいに人間性を否定するような言葉を投げかけてたら嫌いになったかも。私もロドニナに一票です。
>fujino様
fujinoさんの考察、とても興味深いです。
このコロナ禍で、コーチの五輪帯同人数も制限があるでしょうし、より厳しいものになる可能性もありますね。
メダル独占は視野に入れているはずですね。
オネエ様 こんばんは。
古巣タリンのダジャレ、面白かったです。
トゥルソワやコストルナヤがプル陣営に行ったり再びエテリ組に戻ってきたりしたのは、まだ未成年者の選手よりも保護者の意見や意向が強いと思います。各選手のファンであってもオリンピックに出場すること願っているくらいですから、その親御さんともなるともっと必死でなりふり構わず行動を起こす事は凄く分かります。
これでドタバタ劇が終わったわけではなく、これから来年の北京五輪まで何かまだまだ騒動がありそうですね。ロシア版ケリガン襲撃事件みたいな事が起こらなければ良いのですが。
オリンピック3枠をめぐる競争はオリンピック本戦よりも過酷なような気がします。来シーズンのロシア選手権は名前を変えてエテリ組選手権のほうが良さそうです(笑)
>ペドロ様
言い換えれば同じ練習リンクで、北京五輪代表争いが毎日繰り広げられるわけですから、
相当高いレベルで切磋琢磨もできるでしょうし、
日本のスケーターもこうした環境に身を置くこともある意味必要かもしれないですね。