ロシアのヤグディンが「フィギュアスケートの技術的進歩」についてインタビューに答え、
「年齢制限の引き上げは女子スケートの発展を断ち切るだけのもの」と断言。多くの人がジャンプから逃れたいからだと!?
ロシアで使い捨てのように、若い選手の選手生命の短さが問題視されているから、これだけ引き上げを望む声が出ているのでしょうに。
ヤグディン「多くの人が年齢制限の引き上げを望んでいますが、女子スケートの発展を断ち切っているだけなのです」
2002年ソルトレークシティ五輪金メダリストの、アレクセイ・ヤグディン氏が、フィギュアスケートの技術的進歩について語った。
ーエレーナ・ヴェルベ(元クロスカントリー歴代最多記録を樹立)はかつてこう言いました。”フィギュアスケート “ではなく “体操”というのが正しいです。
これは進歩ですね。技術なしでは成り立たないのです。今は、多くの人がジャンプから逃れるために年齢制限を上げたいと言っているそうです。しかし、そうすることで、女子スケートの発展を断ち切っているだけなのです。ここでは人々がジャンプしたり、スケートをしたりしていると思います。そして、これは世界中で行われていることなのです。
ーまた、フィギュアスケートは昔はもっとセクシーだったということありますか?
15歳から16歳の少女たちに関係するものではなく、彼女たちが競うルールに関係するものだった。なぜなら、昔のスケーターは、氷上でミニパフォーマンスを描く機会がもう少しあったからです。そのセクシーさを描くことができる時間は、多くのジャンプの後ろに失われています。
ー5回転ジャンプは可能ですか?
可能性はあると思います。4アクセルは間違いなく飛びます。現役時代に私でも試してみましたが、原理的には少し修正不足でした。そして今、現代の男子スケートもその高みを目指しています。しかし、私は5回転ジャンプも信じています。
※参照:sports.ru
まずはっきり言いたいのが、この男にセクシーだの、セクシャリティについて語る資格はない!ということよ。
散々LGBT差別発言をしたり、
モスクワで行われたテストスケートでは、ワリエワに執拗にベタベタ触るのが、本当に気持ち悪かったわ。
ISUまで、ヤグディンの問題発言を受けてか、
わざわざ公式サイトにて、様々な偏見や差別はスケートコミュニティでは存在しないと声明発表までしたわよね。
「多くの人が年齢制限の引き上げを望んでいますが、女子スケートの発展を断ち切っているだけ」ですって!?
いやいや、本気で言ってるの、この男!?
年齢制限の引き上げを望む声は、特にロシアで使い捨てのように、若い選手の選手生命の短さが問題視されているからでしょう。
難しいジャンプを習得する為に、過度な体重制限、そして体への負荷によって、長く競技を続けることができなくなったスケーターを多く見てきたわ。
発展どころか、スケーターの競技人生を短くするだけなのでは?
今女子ではクワドジャンプが主流になりつつあるけれども、果たして正しい技術でクワドジャンプを跳べる選手がどれだけいるのかしら?
年齢制限もそうだけど、まずはプレロテ、フルブレなどを厳重に取り締まってほしいわ。
インタビュー冒頭で、フィギュア=体操と例えを用いているけれど、本当にそう!?
フィギュアスケートって、正しい技術の上に、年齢と共に積み重ねていく表現力を身につけて体現するスポーツなのでは!?
ヤグディン氏がセクシーというと語弊があるけれど、円熟味を増したスケーターが魅せる美しさって「味」があるわよね。
フィギュアスケートって、何も10代の少女だけのものじゃないでしょう。
5回転も可能って、きちんと空中で回り切ってのことを言ってる?もう跳ぶ前からほぼ1回転終えてます的なのはなしよ。
ヤグに限らず、ロシアスケ連もそうだけど、年齢制限引き上げには反対なのよね。北京五輪までは絶対に変わらないし、その後も拒否し続けるでしょうね。
スルツカヤ一強時代はロシアも、フィギュアに対して国家を上げての強化まではしておらず、
それでも息の長い選手をしっかり育ててきていたのにね。
ソトニコワ、トゥクタミシェワを育て、本格駅な強化が始まってから、ジャンプの高難度化に伴い、どんどん若年化していったわね。
今でも第一線で活躍し続けるトゥクタミシェワという素晴らしいロールモデルは本当に奇跡だと思うわ。
それにしてもヤグが現役時代、4アクセルに取り組んでいただなんて初耳だわ!
皆様、フィギュアの年齢制限引き上げについてどう思われるかしら?
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オネエさま、こんばんは!
>まずはっきり言いたいのが、この男にセクシーだの、セクシャリティについて語る資格はない!ということよ。
>散々LGBT差別発言をしたり、
モスクワで行われたテストスケートでは、ワリエワに執拗にベタベタ触るのが、本当に気持ち悪かったわ。
ホントですよ!
差別は論外ですけど、私ワリエワちゃん大好きなので、ベタベタ触ってたときは悲鳴ものでした…
ヤグ全盛期に産まれてもない彼女からしたら、ただの気持ち悪い中年男性のセクハラでは?と…
彼も素晴らしい選手だったのに、こんなことを思う日が来るとは笑
このまま短期で選手が変わり続けると、「結局観る側がついていけず→新規ファンがつきづらくなり→業界が更に衰退する」ような気もするのですが、その辺って彼はどう考えてるんでしょうね。
あと、ヤグディンも世界トップの選手だったんだから、プレロテフルブレについてどう考えてるのか、本音を正直に聞いてみたいものです!笑
>みゃほ様
みゃほさん、おはようございます。
テストスケートの時はセクハラにしか見えなかったですね。
抱きかかえたときにはびっくりしましたもの!
オネェ様、ヤグが現役時代4アクセルに取り組んでいたのは事実ですよぉ~
というか、羽生君の様に本気で絶対に攻略しちゃる!!という不退転の決意ではなく、何度か試みたって事だと思われますが。
コレはヤグの自伝『オーバーカム』に載ってます。(気付かなかったけど、これあの田村明子氏監修の本なのね)
当時のヤグは「世界で最も美しい3A」「世界一の3A」って言われていたんですよ。
現在の羽生君の3Aと比べると軸が太くて結構ブレてても力技で着氷してしまう3Aですけどね。
そのヤグが4Aを試みた時、着氷まで締め続ける時間が永遠の様に長く、地獄に続くような恐怖があった、的なことを言ってました。(本は処分しちゃったのでうろ覚えですみません)
ヤグはずっとドキュン野郎で、言動もずっと物議をかもし続けてます。この先人格者になるとも思えません。でも2002のソルトレイクのヤグは誰より輝いていたし、今ではお騒がせ女に成り下がってしまったバイウルも、確かに1994のリレハンメルで世界を魅了し、ハーディング事件を浄化しました。
ピカソが大天才であると共に、男としてはクズだったように、五輪チャンプだからって人格まで求めても、なかなか羽生君みたいな人は少ない。
たぶんヤグってコメントにそれほど影響力無いかも?コーチとしての実績もないし、どっちかって言うと芸能寄りだし?
ヤグは変わらない。成長もしない。スルーが一番と思いま~す♡
>てんこ盛りパフェ様
「五輪チャンプだからって人格まで求めても、なかなか羽生君みたいな人は少ない」
まさにその通りですね。
ヤグは軸が太かったので、4Aには到底挑まないものだと思っていました!
いろいろ詳しい情報をありがとうございます。
てんこ盛りパフェ様、オネエ様
オネェ様、ヤグが現役時代4アクセルに取り組んでいたのは事実ですよぉ~
に同意!
確かに私も当時のフィギュア雑誌で読んだ事あります
ですが、ヤグディンの3Aは「世界で最も美しい3A」「世界一の3A」には疑問!
高さはあったけど軸ぶれが結構あって力で跳ぶ3Aはあまり綺麗ではなかったです!
多分練習で何度か試しただけ…
ヤグディンよりハンヤンの3Aの方が幅、空中姿勢、降りた後の流れが遥かに素晴らしい!
それにしてもヤグディンのコメントには毎度?です!
根性論、セクハラ、パワハラありきの偏見に満ち溢れた昭和時代の体育教師みたいな考え方で…(・_・;)
>通りすがり様
そうなんですね!
力で跳ぶ3Aはパワフルですけれど、みどりのような高さもあれば別ですけど、
美しさにおいては、どうなのか疑問ですよね汗
彼の発言は、本当に酷いですね。独占インタビューをロシアメディアがやっていましたけど、
わざとらしくLGBTについてどう思いますか?なんて聞かれてました。
通りすがり様〜
ヤグプル時代、ひょっとして女子より男子にも注目されていたのかな?
>ヤグディンの3Aは「世界で最も美しい3A」「世界一の3A」には疑問!
ですよね〜。当時から煽り文句とは感じてました。
でもまぁ、高くて幅もあってバクセルでもないから、現世界チャンプよりはずっと良い3Aです(笑)
ハンヤンの3Aの方が幅、空中姿勢、降りた後の流れが遥かに素晴らしい!には完全同意!でもハンヤンは羽生君より年下。言われてる時点では対象にならない訳で〜(汗)
オネェ様
マスコミが勝手に付けるんですこういうレッテルに違和感感じることありません?
先輩の世界一のステップとかもね。
現世界チャンプの「総てのジャンプが終わってから始まる演技」の見せ場のステップなんて、チャンと足元見て言ってる?って思いますもん。
ヤグに付いては2002までは輝いていた世界王者で、五輪後も現役続行を決めてたのに先天性の股関節疾患で引退せざるを得なかった悲劇のアスリートとして思い出にしてます。
彼の人間性はまた別問題。庇う気もありません。
かつて心から応援していた人物が理想と違う本性を表した時(←こういう人が本当に多い)、過去の応援していた自分を否定したくなくて、現実を見ずにどこまでも庇い、アンチ活動してしまう哀しい人にはなりたくないので(笑)
>てんこ盛りパフェ様
パフェさん、現チャンプの世界一のステップって、
マスコミは上半身しか見えていないのでしょうね。勝手に世界一だの、誰々2世だのうんざりですね。
見ているものが一番!ならそれでいいでしょうし、競技としてのジャッジ採点はそれではよくないわけで、
公正にやってほしいですね。
サロンの皆様がおっしゃるように、ヤグディンは4Aの練習をしたことがあります。でも命の危険を感じて止めた、と読みましたよ。目から火花が飛び散ったとも。あ、これはごっつい指輪をしているタラソワに殴られた時でした笑。
ヤグは股関節の疾患で引退を余儀なくされましたが「失っても全てをかなえる、それが手に入らないときは、それはあなたのものではないということだ」とも話してますね。当時あったタイトルを全て成し遂げた彼が手に入らなかったもののひとつが4Aかもしれませんね。ヤグが命の危険を感じた4Aに羽生君は挑んでいます。子どもの頃からの夢をぜひ実現させて欲しいです。
でも「多くの人がジャンプから逃れるために年齢制限を上げたいと言っている」という話、ヤグは実際に業界内で耳にしたのかもしれませんが頓珍漢すぎて…。ジャンプ=高難度ジャンプという意味合いなんでしょうけども。年齢制限引き上げの話がまた俎上に上がってきたのは、ロシア出身のオーストラリア選手の自殺がきっかけですよね。なぜこういう不幸なことが起きるのか、よく考えて…ないですね。ヤグも露スケ連も。
オネエ様の意見に同意です、選手が長く活躍できるスポーツであってほしいと願ってます。
>fujino様
fujinoさん、おはようございます。
ヤグが4Aに挑んでいた話は、皆様からお聞きして驚いています。
年齢制限を上げるのが、高難度ジャンプから逃れるわけではないですよね。
むしろ選手生命を短くしている理由なのに。