昨日お話したISUアワード発起人アリ・ザガリアン氏の2018年時のインタビュー。
今年3月にも、再度ロシアRIAノーボスチのロングインタビューに答えているので、いくつか気になった点をご紹介していくわね。
アリ氏がいかにショービジネスに重きを置き、アマチュア競技を衰退させていこうとしているのかが見えてくるわよ。
現在、私たちのビジネスは衰退しています。世界各国でのフィギュアスケートへの関心の低下に加え、インターネットの普及が大きな打撃となった。多くの主催者は、特定のスキルを持ったスケーターを必要としていると宣伝するだけです。代理人も不要になりました。
各国の連盟による現役アスリートへの統制が顕著になってきた。特にロシアと日本では。連盟はスケーターの準備や選手育成に資金を投入し、その成功に興味を持っているのであって、ショーでお金を稼ぐことに興味はありません。
ロシアスケート連盟では多くの大会が開催されており、全国各地でショーが行われ、大勢の観客が集まっています。ロシアでの関心の高さではすでにサッカーやホッケーを上回っていると思います。アメリカでは、世界チャンピオンのネイサン・チェンがマスクをつけてロサンゼルスでパフォーマンスをするオンラインショーが最高の成果として紹介されていますが、ロシアとは比較になりません。
ー今日のあなたのエージェントとしての職業で成功するためには何が必要ですか?
まず第一に、良識。些細なことでもクライアントを欺くことはできない。フィギュアスケートのニュアンスを理解する必要がありますが、同時に悪党を許さないことも必要です。欲張ってはいけません。結局、欲を出すと、今日は番組で1万円稼いでも、明日は2千円も稼げないということになりかねません。
私にとって、職業上のお手本は、ミシェル・クワンと一緒に仕事をしたシェップ・ゴールドバーグでした。彼は残念ながら亡くなってしまいましたが、彼に捧げるショーをぜひ実現したいと思っています。私は代理店業を四半世紀近くやっていますが、私と一緒に始めた三十人の仲間のうち、今でもビジネスを続けているのは6、7人だけです。
-大人気だったプロ世界選手権を復活させることはできないのでしょうか?
これは、すでに昏睡状態に近いフィギュアスケートを救うための最も重要なステップの一つになるかもしれません。ロシアのフィギュアスケートの話ではなく、世界のフィギュアスケートの話をしています。ロシアのファンにとって、自国のスケーターが表彰台を独占したことは輝かしい成果です。来年も同じことが繰り返されるならまだしも、3年目ともなればビジネスとしてのフィギュアスケートの崩壊につながります。
ロシアのスポンサーはISUを完全に満足させることはできないだろうし、チャンネル・ワンも、失礼ながらアメリカの放送局が撤退すれば損失をカバーすることはできないだろう。
ロシアのスケーターと競争しても意味がないと考えた外国人は、スポーツの発展をやめてしまうでしょう。これは、現在のアメリカですでに見られることです。もちろん、プロによる世界選手権がなくなったことは、フィギュアスケートにとって大きな痛手だった。
ステファン・ランビエール、ブライアン・ジュベール、ハビエル・フェルナンデス、安藤美姫、浅田真央は、あと10年はその技術でファンを満足させ続けることができたはずだ。
※参照:RIAノーボスチ
今年の3月に行われたRIAノーボスチによるアリ氏へのロングインタビュー。
気になった点をまとめてみたけれど、
「連盟はスケーターの準備や選手育成に資金を投入し、その成功に興味を持っているのであって、ショーでお金を稼ぐことに興味はありません」
アリって一体何を言っているの!?
アマチュア競技で活躍できる選手を育てることが連盟の使命でしょうが。なんでショーでお金を稼ぐことに興味を持ちながら育成しなきゃいけないのよ!
彼曰く、エージェントとしての成功する為に必要なのは、
・まず第一に良識
→全く持ち合わせていないでしょうが!良識どころか選手をショービジネス成功の駒としか思ってないわね。
・フィギュアスケートを理解すること
→全くしていないし、エージェントとしてもファンが何を求めているかニーズを全く理解してない、365日一人脳内オスカー脳。
・悪党を許さない事、欲張らない事
→アンタが諸悪の根源だよ、ISUの役員爺らをコントロール、アワードへの執着心のどこが欲張らないと言えるの?
引退した選手達を勝手に引っ張り出して、後10年は稼げたはずだ!と出たわね駒扱い発言!!!
アリはフィギュアマーケットがロシアと日本にしかないことを十分に理解している。
10年先まで稼ごう、フィギュア人気が低迷している北米での再起と自分の名誉を狙い、十年先を見据えているとすれば、
スターを作りたい北米の選手に対して、現役引退後も、ロシア、そして日本選手を絡めてショービジネスとして売り込みたいに違いない。
北米のスケーターだけでは今日のアイスショーの大きな成功は狙えないと思っているでしょうからね。
だからその時に五輪2連覇の羽生結弦のライバルとして、「箔」を付けさせたいが為に五輪での実績が何がなんでもほしい。
選手育成よりもショービジネスでの成功を何よりも願ってる輩としては当然の考えでしょうね。
ISUのルールややり方にまで関与し、元々堅物でおかしな組織をさらに手の施しようがないほどのクソ組織に変えたのは間違いなくアリ氏。
フィギュアスケート衰退を嘆いてる本人が、一番の元凶であることに早く気づきなさいよ!
本日の羽生結弦関連のTV情報を一緒に見ていきましょう。
「ファンタジー・オン・アイス2018」※会場音のみ
<幕張公演>最終日(2018年5月27日)
・6月13日(日) 午前11:00~午後2:20
<神戸公演>2日目(2018年6月16日)
・6月13日(日) 午後2:20~午後5:40
「国別対抗戦2021総集編」
・6月13日(日) よる6:00~よる9:00
今日はFOI2018幕張公演最終日と神戸公演2日目、そして夜には国別対抗戦2021の総集編もあるのよね。
初公開となる選手達のバックヤードでの様子も放送されるそうね。
それでは皆様、どうか素敵な日曜日をお過ごしくださいね!
☆合わせてお読み頂きたい
暴露にびっくり!北米フィギュア人気低迷の要因やロビー自国バイアスまで - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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Is this a joke?
私が思うのは、スケート以外の「スポーツ」が人気があるのは大企業のバックアップが
あるのだと思います。NIKEとかReebokとか。
それとクワンのいた時代はもう過去。あの頃はどこでもアイスショウは全盛期でTVでも
良くやってました。今はNBCでも1時間くらいのダイジェストしかやらないから。
もう少し知恵絞ったら!と思います。
ご不快でしたらコメント削除してください。
>Miyuki様
Miyukiさん、おはようございます。
仰られる通りですよ!今は大企業スポンサーのバックアップがあるからですね。
いつまでも過去の縛られているアリ氏の考え方は古いと思います。
アワードがまさにその例ですね。これで人気が出ると考えている時点でどうかと思いますね。
おねえさまのおっしゃることが、すべて! 本当にそうだとおもいます。 このインタビューは、世界選手権のころですね。 ネイサンの名前はありますが、あえて羽生のはの字も見えませんが? ISUの ネイサン異常バクアゲかつ、羽生結弦不自然シカト宣伝の時期と重なり、やっぱりこの人が・・・なんですね。という感が。 にもかかわらず、かいもなくドイツなどで羽生結弦大ブレイク! 羽生参加の日本のアイスショー大盛況! アリ氏のビジネスは知りませんが、日本のアイスショー業界は、フィギュア愛あふれる羽生結弦のおかげで多分当分大丈夫! やはり、真っ直ぐな愛しか勝たないんですね。この際 彼の力をかりて、日本のフィギュア界は、今までのしがらみを手放して 一丸となるべきですよ。もはや、アメリカやISUなんぞに尻尾ふらんでもいいのでは?
そもそもアリザカリアンや組織のおえらいさんたちは、真剣に演技を観たことがあるのかしら?
>リン様
リンさん、おはようございます。
真っ直ぐな愛、そうですね!ショービジネスで稼いでやろうという魂胆が
みえみえだと、見ているものにも伝わってこないですよね。
またアリがおかしなビジネス始めようとしていますよ!
ISUはアリと共に滅びていけ~ コロナ禍になり、IOC、ISUの闇暴かれつ続ける今日ですが!!!信頼、関心がめっきり無くなりつつあります。今後の行方として、新しいオリンピックも考えられている情報もありましたが・・・・
オネエ様のおっしゃる通り、アリがフィギュア界を壊したのですね!!新たな組織を試みたい方々も大勢いらっしゃるに違いない。羽生選手の考えを尊重されながら!!!有志募集しては???スケート連盟に加盟資格はないですね。今や競技スポーツでは無くなっています。
>mie様
mieさん、おはようございます。
アリ氏がISUから手を引くことが、まず変わる為の第一歩だと思います。
スポンサーが年々離れていってしまっている部分から、アリ頼みのような気もするのですが、
真っ当なスポーツでなければ、支援する企業も付かないですよね。