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東京のファイナルも中止に?異例の事態にISU評議会で多くの課題が山積み

ISUオンライン評議会で、今月から始まるジュニアグランプリシリーズについて、コロナ禍による入国制限の為に、

エントリーしているスケーターすべての参加は不可能であると結論付け、各シリーズで獲得できるランキングポイントは不適用に。

12月に東京開催予定のファイナルについても、開催できるかどうか、またその参加資格基準も未定に。

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東京のファイナルも中止に?異例の事態にISU評議会で多くの課題が山積み


ISU評議会は、シーズン中のすべてのISUジュニア・グランプリ・イベントの開催と安全な実施に努めながらも、現在予定されているすべてのエントリーの参加は不可能であると結論づけました。

評議会は結果として、入国制限のために使用できないISUジュニアグランプリの出場枠を再配分できるかどうかを検討しました。しかし、パンデミック関連の不確実性が継続しており、常に変化していること、また、誰にどこでどれだけの再割り当てが適用されるかは予測不可能であることから、評議会は、このような複雑なパズルを管理することは非常に困難であると指摘しました。

2021/22シーズンに公正で一貫性のあるISUジュニアグランプリランキングを実施することは不可能であると最終的に結論づけました。したがって評議会は、可能な限り最高の参加者を得られるよう、個々のISUジュニアグランプリイベントを安全開催に向けて集中することに合意しました。ただし、ISUジュニアグランプリのランキングは適用されません。

ISUジュニア・グランプリシリーズの展開に応じて、ジュニアグランプリファイナル(2021年12月9日~12日に日本で開催予定)を開催するかどうか、どのように開催するか、別の資格基準を適用して開催できるかどうかを検討します。

検疫の必要性を最小限に抑えるために、国際的に認知されたワクチンを、国際大会の代表団のメンバー全員が完全かつ適時に接種することを奨励し、解決策を見出すことが求められます。

※参照:ISU Communications No.2418

大会名 開催地 日程
JGP第1戦フランス クールシュベル 8/18-21
JGP第2戦フランス クールシュベル 8/25-28
JGP第3戦スロバキア コシツェ 9/1-4
JGP第4戦ロシア クラスノヤルスク 9/15-18
JGP第5戦スロベニア リュブリャナ 9/22-25
JGP第6戦ポーランド グダニスク 9/29-10/2
JGP第7戦オーストリア リンツ 10/6-9
JGPファイナル 大阪 12/9-12

本来、ジュニアグランプリ(JGP)第2戦だったカナダ・エドモントン大会が中止になり、

第2戦カナダ大会の振替として、第1戦に引き続いてフランス・クールシュベルで連続して同じ開催地で開かれる異例の措置となっているのだけど、

フランスで入国制限が強化されたり、他国開催も同様の措置がある場合に、エントリーしている出場予定選手すべての参加は不可能と。

そうなると、各大会で上位選手から高得点で得られるランキングポイントが不適用になり、ファイナルの選出基準も別のものとなるそうよ。

昨季もこの代替の選出基準で議論されたけれど、結局ファイナルは中止になったのよね。

ISUはジュニアへの対応だけは早いから、今季もジュニアグランプリファイナルだけは、早急にキャンセルが発表されそうな気がするわ。

日本スケ連もジュニアグランプリシリーズ第1~3戦は選手派遣の中止をすでに決定しているしね。

シニアに関しては、またギリギリまで引っ張る可能性はあるけれど、先が見えない中で、どのタイミングで判断を下すのは難しそうよね。

昨季はスケートカナダ、フランス杯が中止となって、ファイナルは延期措置からの中止。

ISUは国別対抗戦後の今年4月下旬から5月に、ファイナルを延期する案も出したけど、反発が多く断念したのよね。

各シリーズも開催が不透明なうえに、ファイナル、そしてフィギュアだけじゃない多くの競技が開かれる北京五輪での開催が果たしてできるのか?

ところで以前、日本スケ連が選手のワクチン集団接種を検討とあったけれど、その後はどうなったのかしら?




・第1戦スケートアメリカ(10月22~24日 ラスベガス)
女子:宮原知子、坂本花織、横井ゆは菜
男子:佐藤駿、宇野昌磨
アイスダンス:小松原美里、尊組
ペア:三浦璃来、木原龍一組

・第2戦スケートカナダ(10月29~31日 バンクーバー)
女子:樋口新葉、紀平梨花
男子:田中刑事、山本草太

・第3戦中国杯(11月5~7日 重慶)
女子:三原舞依、宮原知子
男子:鍵山優真、友野一希

・第4戦NHK杯(11月12~14日 東京・国立代々木競技場)
女子:紀平梨花、坂本花織
男子:羽生結弦、宇野昌磨
アイスダンス:村元哉中、高橋大輔組
ペア:三浦璃来、木原龍一組

・第5戦フランス国際(11月19~21日 グルノーブル)
女子:樋口新葉
男子:鍵山優真、佐藤駿

・第6戦ロシア杯(11月26~28日 ソチ)
女子:松生理乃
男子:羽生結弦、田中刑事、友野一希

グランプリシリーズ、そしてファイナルで中止ということになれば、北京五輪の代表選考基準も変わってくるでしょうし、

恐らく全日本フィギュア一発選考となりそうよね。

ISUは今季どのように選手の安全を守りつつ、競技会を実施していくのか、課題は山積みよね。

☆合わせてお読み頂きたい


今季の欠場を発表に!なんとフィギュアと他競技を両立していた? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート

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オネエ

View Comments

  • おはようございます

    海外で日本選手の安全は保たれるんだろうか。。グランプリのアサイン見た時嬉しかったけど、実際欧米で、感染が収まったわけじゃないです。

    日本以外は他国選手をわざわざ守ってくれる気がしないですが。。スミマセン
     

    • >なっこさん様

      なっこさん、おはようございます!
      本当に心配ですよね。ロシアジュニアテストスケートを見ても、
      リンクサイドではコーチ陣関係者はノーマスクですし、バブルも不安ですよね。

  • オネエ様♡
    こんにちは!
    今年もフィギュアの試合は前年同様、ことごとく中止になりそうな予感がします。
    ワクチン接種していたとしても100%感染しない訳では無いので、試合で海外へ移動する際のリスクも高いですよね。
    日本だけ見ても昨年より感染者が増え続けているのに、今年は尚更開催は難しいのでは……と勝手に考えています。(すみません)
    GPSなどすごく楽しみにしているので、もし中止になった場合はすごく残念なのですが、ISUはくれぐれも選手の健康と安全を第一に考えて欲しいです。

    • >ひめ様

      ひめさん、おはようございます。
      競技会が開催できたとしても出場できない選手が出てくるので、
      主要大会への選出方法自体見直さないとですよね汗

  • 大阪ファイナル
    ジュニアを中止にしてシニアは開催というパターンもあり得ます
    理由は集金

    • >ゆきっちょ様

      ジュニアは真っ先にいつも選手の安全をという名目でキャンセルするのに、
      シニアはギリギリまで引っ張りますからね。大阪での大箱も抑えているし、
      何がなんでもやるでしょうね。

    • >燦太様

      北京五輪1年延期してしまったら、ロシアにとっては大問題ですね。
      ワンシーズンで勢力図がごそっと入れ替わってしまうぐらいの早さですから汗