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また爆弾発言が!米ジャッジ批判からトランジェンダー問題の見解とは?

ロシアのアイスダンスペア、シニツィナ&カツァラポフのコーチであるズーリン氏のロングインタビュー。

ロシア製ワクチンが海外遠征にどのような影響を及ぼすのか、また今季グランプリ派遣中止の原因ともなりうるビザ未収得の問題。

アメリカのジャッジを批判し、さらにはトランスジェンダーをBLMやコロナと同じ連鎖とまで言い出す問題発言も。

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また爆弾発言が!米ジャッジ批判からトランジェンダー問題の見解とは?



あなたや教え子のコロナワクチン接種状況はどうですか?今では、競技会に参加するための重要な条件になっている可能性があります。

私たちはワクチンを接種していますが、それだけでは大会への参加を保証するものではありません。ロシア製のワクチンを接種していましたが、海外では認められていない国が多いです。外国製のワクチンを使う必要があるとしたら、それはやりすぎだと私は思います。今回もすべての大会がバブル形式で開催されるので、PCRテストで十分な結果が得られることを大いに期待しています。決まった場所に閉じ込められ、3日に1度はテストを受ける。願わくば、これがすべて維持され、自分達ががのけ者ではないことを証明するために外国製のワクチンを注射する必要がなくなることを。

多くのロシア人選手がアメリカのビザの取得に苦労しています。この状況に影響されないのか?

私たちはビザを持っていますが、そこに行くつもりはまったくありませんでした。ですから、私たちにとっては何の問題もありません。また、マリア・ラシツケネをはじめとする選手たちにビザが与えられていないことから、これは制裁と呼ばれるある種の陰謀である可能性が高いと思います。私はというと、まったく行きたくありません。まず、遠いこと。2つ目は、アメリカのジャッジはベストではないことが多いということです。アスリートとしても、コーチとしても、行きたいと思ったことはありません。

ISUのトランスジェンダーの受け入れに関する声明には、かなり厳しい反応を示していましたね。フィギュアスケートが、ISUレベルでこの問題が提起された最初のスポーツの一つであることに驚きを感じませんか?

正直なところ、最近は何の驚きもありませんでした。BLM、トランスジェンダー、コロナウイルスとなぜか、すべてが一致しています。これらは同じ連鎖だと思います。世界は狂ってどこかへ行ってしまう。女子スケートでは、トランスジェンダーの人はあまり出てこないと思います。高得点を期待するには、男子のトップ5の誰かがその一歩を踏み出さなければならない。今のところ、そのようなことは想像もできません。だからこそ、私にはこの問題がかなり遠回りに思えるのです。

一般的に、私の立場は変わりません。女性が男性になり、男性間で演じるなら、これは私には受け入れられます。しかし、男性が女性の競技会に行くとき、それは完全に間違っています。

※参照・出典:championat.com

今回のインタビューを取り上げようと思ったのが、

ロシア国内で自国のワクチンが、海外遠征の障害になっていることをどう感じているか?に興味があったからなのよね。

ズーリン氏「外国製のワクチンを使う必要があるとしたら、それはやりすぎだと私は思います。今回もすべての大会がバブル形式で開催されるので、PCRテストで十分な結果が得られることを大いに期待しています」

この判断は非常に難しいと思うけれど、

まず選手達や関係者の健康と安全が確立されることが第一なはずだからね。

バブル形式やPCRテストだけでは不十分だということは、昨季の競技会でのロシアの言動を見てくればわかるもの。

3月の世界フィギュアストックホルムでは、

「手を触れるなと言われたから、足ならどうだ!」と言わんばかりに、スケート靴をリンクボードに平然と付けたり、

マスクとエッジケースを一緒に入れるなんてありえない!と絶句したのを思い出したわ。

足元ほどウイルスが付着していて、汚くて危険だわ。

自国製のワクチンしか使わない、あとはPCR検査とバブルで十分!という認識でずっといくのなら、

当分ロシアが国際大会に出場するのは難しくなるんじゃない!?

次にビザの問題。

マキシム・トランコフが、スケートアメリカに向けて派遣される代表チームのメンバーの半分は、

コーチも選手もビザを持っていないと発言したのを受けて、ロシアスケ連のコーガン氏が、

「ビザの問題は、我々とアメリカ連盟の両方が取り組んでいます。これは我々の問題であって、トランコフの問題ではない」

と声明を出しているわよね。ズーリン氏が「陰謀だ!」と騒げば、今回のようにメディアが取り上げてまた問題になる。

2国間の連盟同士が協力しているのなら、あまり余計な事を言わない方がいいわよ。

さらにビザの問題にかこつけて、ちゃっかり米国ジャッジまで批判しているからね笑

確かに言う通り、米国ジャッジはめちゃくちゃだわね。来年の全米フィギュアではどんな銀河点が出るか、見物よ。




最後にトランスジェンダー問題。ここは聞き捨てならないわね。

ズーリン氏は「頭がおかしい!」と痛烈批判をしていたのよ。

男性が女性アスリートとして参加するのは反対という意見に関しては、

理論的に、テストステロン値を計っても、男子として成長期を過ごした人は骨や筋肉の発達具合が全然違うし、女子として出場するのはあたしも納得できるのよね。

BLM、トランスジェンダー、コロナウイルスとなぜか、すべてが一致しています。これらは同じ連鎖だと思います。

でも、この発言は全く同意できない。なぜこれらの問題を同じものとして扱うのか。

ズーリンの発言には人種差別も含むようなニュアンスが感じられるし、ロシアの同性愛嫌悪と、BLMをコロナと一括りにするのは違うはずよ。

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