米国スケート連盟から、北京五輪最終予選であるネーベルホルン杯の出場メンバーに、アリサ・リウとヴィンセント・ジョウが発表されたわよ。
先立ってカナダからは、ローマン・サドフスキーが。五輪枠が懸かっているだけに、プレッシャーも大きくなってくるわね。
そして佐藤駿のスコアが低い問題について、最低点ばかりに目が行き、実は二番目に低いジャッジが盲点だったというお話をご紹介していくわ。
重要な派遣メンバーが発表に!北京五輪最終予選にどの北米スケーターが?
Alysa Liu and @govincentzhou will represent the United States at Nebelhorn Trophy.
Full story ⤵https://t.co/pccdPLynDr
— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) August 30, 2021
米国スケート連盟は、9月21日から25日までドイツのオーベルストドルフで開催される「2021年ネーベルホルン杯」の出場選手を発表しました。この大会は、2022年に開催される冬季オリンピック北京大会の最終予選大会です。ISU世界フィギュアスケート選手権2021の結果に基づき、米国は女子と男子の両方で2つのオリンピックエントリーを獲得し、ネーベルホルン杯で3つ目のエントリーを確定する機会を得ました。アリサ・リウとヴィンセント・ジョウがオリンピック出場権を確保するために競い合います。
アリサ・リウは、全米選手権2度の優勝経験があり、今シーズン、シニアの国際大会にデビューします。16歳の彼女は、2020年世界ジュニアの銅メダリストであり、2021年全米選手権では4位に入賞しています。ネーベルホルン杯とともに、今秋、ロンバルディア杯、スケートカナダ、NHK杯に出場する予定です。
ヴィンセント・ジョウは、2019年世界選手権銅メダリストで、2018年オリンピック出場選手です。また、2019年四大陸の銅メダリストであり、全米選手権では3度の銀メダリストで、直近では2021年米国選手権に出場しています。2021年の世界選手権では、惜しくもフリーの出場権を逃し、総合25位となりました。今秋は、2021年スケートアメリカとNHK杯にも出場予定です。
ネーべルホーン杯は、ISUチャレンジャー・シリーズの第3戦です。ネーブルホルン杯で確定するエントリーに加え、アメリカは2021年の世界選手権で、ペアで2エントリー、アイスダンスで3エントリーを確保しました。
※参照:USFIGURESKATING
先日行われたクランベリーカップを見る限り、アメリカ勢の3枠目は手堅そうよ。
すでに世界フィギュア2021での枠取りに貢献した選手、男子の場合だとネイサンやジェイ子は、改めてもう一つの枠取りには参加できないからね。
カナダ男子は現在五輪出場枠が「1」となっており、
「2」枠に増やす為に、ローマン・サドフスキーがエントリー。
どの国も五輪枠が懸かっているために、大事な試合となってくるし、選手へのプレッシャーもあるけれど、いつも通りの実力を出せば、
枠取りはできるはずだから、頑張ってほしいわよね。
ネーベルホルン杯(北京五輪最終予選)
【タイムスケジュール】
※日本時間(ドイツとの時差+7時間)
9月23日(木) | 16:00~20:40 | 男子ショート |
9月24日(金) | 00:00~05:40 | 女子ショート |
9月24日(金) | 21:15~02:37 | 男子フリー |
9月25日(土) | 16:45~23:05 | 女子フリー |
【五輪追加可能性枠】
男子シングル
国 | 現在枠 |
アメリカ・ロシア | 2枠 |
カナダ・フランス・韓国 | 1枠 |
【女子シングル】
国 | 現在枠 |
アメリカ | 2枠 |
ベルギー・オーストリア | 1枠 |
※参照:ISU
日本は既に男女シングル3枠獲得済なので、今大会に出場する必要はなし。
今回の最終予選に出場できないカナダ女子は、五輪枠「1」のまま。
五輪シーズンと言えば、オズモンドやロシェ姐さんが活躍していた頃と比べると、寂しいわよ。
北米での五輪メダルがなければ、ますますスケーターも、国の関心も、どんどんフィギュア離れが加速していきそうな気がするわ。
不正採点は一人のジャッジではできずに、複数が必ず関与しているはず!
私が気になったのは、J1の方のほうです。
やはり他の方よりかなり点を押さえていて、この方の点数は採点を低く抑えている一因になってます。極端に低い点をつける人がいれば、2番目にかなり低い点をつけても、切り捨てられる事なく、意のままに点数を操作出来るのではと、ちょっと疑ってしまいました。
佐藤駿の関東サマートロフィーのスコアが低いという記事に対して、たくさんのコメントをありがとうございます!
その中でもぜひ共有したいコメントをご紹介させて頂くわね。
仰られる通り、J2の最低点ばかりに目が引く一方で、J1のスコア。
最高点と最低点は切り捨てられる中で、その間に入ってくるジャッジスコアは、すべて反映されてしまう。
今回のスコアが低い原因はJ2ジャッジと見せかけて、実はJ1ジャッジが大いに関係しているということ。
もちろん最低点があるからこそ、まかり通ってしまい、陰に隠れがちなのよね。国際大会でジャッジの数が多くなれば尚のこと。
不正採点は一人のジャッジですることは決してできない。最低点は切り取られるから。だから複数のジャッジが必ず関与している
ことを今後も注意深く見ていく必要があると言えるわね。
五輪シーズン、このようなおかしな事はこれから幾度となく出てくるでしょうから。
☆合わせてお読み頂きたい
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
愛のオネエサロン
ネーベル男子は6枠の内、半分は事実上アメリカとカナダ、そしてロシアに
決まっているようなものなので、残り3枠の争いが熾烈になりそうですね。
ロシアからの派遣決定はテストスケートの結果次第でしょうか?
アリエフかサマリンのどちらかになりそうですね。
チラッと耳にした話だとフィギュア村の中で
「(五輪)金メダリストが出るのは仙台ばかり」という妬み嫉妬があるそうで
この試合でもネイサン・チェンを勝たせる為に周辺国を巻き込んでの点数操作する
パターンを取り入れてますね。
>ゆきっちょ様
ゆきっちょさん、こんばんは。
ロシアはテストスケートの調子を見てからの派遣となりそうですね。
金メダリストが出るのは仙台ばかりって事実なんですもの汗
遅まきながら、オネエさまのお陰で駿君のオペラ座を観ることが出来ました。上手くなってると私も感じました。特に表現力。
全く5点台には納得いきませんね。J2は母校が甲子園に出場した際『私も審判の時は選手時代以上に緊張します。大事な大会で選手がいつもの演技ができないと涙が出ます。ですが「緊張もプレッシャーも当たり前。1人で来たわけじゃない。監督、両親、仲間のおかげで今がある」と感謝しながら楽しんでほしい。心の余裕がベストプレーにつながります。チャンスをつかんだ後輩の皆さん、応援してます』と毎日新聞地方版で語ってるんですよ。理想の指導者みたいじゃないですか!?
そしてJ1。ご指摘通りです。かねてから駿君下げで知られた方でした。で、T選手贔屓。
またか……
>agatha56様
agatha56さん、こんばんは。
5点台って、ジャッジ中寝ていたのでしょうか!?
ホントに日本の選手を世界に向けて育てる気あるのか?と問いたいですわ。
コロナ禍の中で懸命に頑張ってくれている選手の姿を見ながらも、理不尽な考えが やはり健在で なにも変わらないということを しっかりと私たちに伝えたかったのか? というくらい低いですね。 オリンピックになんとしても出したい選手あり での 組織的な何かではないですよね? 極端に低い点を出しているジャッジって非難の的ってわかっているはずだから、当然損な役回り?なんかの罰ゲーム?踏み絵? 順番制?みんなでつるんでミーティング? 全日本の羽生さんのショートではさすがに・・・だったので たまらずリーダー格が強引に・・・?OBの火消しコメントも見事過ぎる連携プレーでしたね。 もしかして 他の選手に優勝させたかったのかも ですね。 ランスルーの時にどこで点を下げやすいか不正がわかりにくいか あらかじめ分析して目をつけているのかも とは前から思っていましたが、選手がされるままなので 最近やりたい放題で露骨に酷い惨状・・・。
若い彼らに 日本のフィギュア界の大人たちは、何を学ばせたいのでしょうか? 組織や大きなバックのある選手には逆らうな! という処世術なんでしょうか? でも、それがわかっていても 真っ直ぐに前を見つめてフィギュア道を ひたすら進もうとする選手は、誰よりも価値ある人生を生きていますよね。 そして、佐藤くんの瞳は 澄んでいて美しいと思います。
>リン様
低すぎるスコアですよね。
今後の大会でもこのジャッジがどのような採点をしていくのか見ていきたいと思います。