突然の現役引退発表に驚き！トゥルシンバエワが背中の怪我を理由に声明を

世界フィギュア2019年の銀メダリストであり、世界初シニア女子大会で4サルコウを決めたカザフスタンのトゥルシンバエワが、

突然自身のSNSで現役引退を発表。最後まで背中の怪我を克服することができずに、十分なトレーニングを行うことができなかったとし、

この発表は簡単なことではなかったと、複雑な心境も告白しているわよ。

突然の現役引退発表に驚き！トゥルシンバエワが背中の怪我を理由に声明を

 

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ファンの皆様へ

私は、スポーツ選手としてのキャリアを終えることを決意しました。このニュースを皆さんにお伝えするのは簡単ではありません…。
多くの方がご存知のように、私の背中は長い間悩まされてきました。残念ながら、この怪我を完全に克服することができず、その結果、トレーニングを十分に行うことができませんでした。

私にとって、人生のこの章の終わりは、新しい章の始まりを意味します。
現在、私はカザフスタンにいますが、年末まではここで働き、子供たちを助け、彼らに刺激を与え、自分の経験を彼らと分かち合うつもりです。自分の国でフィギュアスケートを発展させたいとずっと思っていましたが、ようやくこの機会が訪れました。

これまで私にしてくれたこと、そしてこれからもしてくれるであろう両親への感謝の気持ちは尽きません。
私が強くなるのを助けてくれ、常にサポートしてくれた、キョルダ地方の指導者、国家オリンピック委員会、スポーツ・文化省の皆さんに感謝します。

また、エテリ・ゲオルギエブナ、セルゲイ・ヴィクトロヴィッチ、ダニール・マルコヴィッチといったトゥトベリーゼのコーチングスタッフの皆さんにも、私と一緒に仕事をしてくれたこと、私のキャリアの中で歴史的な瞬間を作ってくれたこと、私を信じてくれたこと、最高のプログラムを提供してくれたことに感謝したいと思います。
これまで一緒に仕事をしてきたすべてのコーチに感謝したいと思います。
私は今、次の世代に伝えるべき貴重な体験をしています。

私が初めて海外で活躍したのは2011年で、あれからちょうど10年が経ち、50以上の国際大会（アジア大会、ユースオリンピック、世界冬季ユニバーシアード、四大陸選手権、世界選手権、オリンピックなどの国際大会）に出場し、39個の色とりどりのメダルを獲得しました。

16年間のビッグスポーツの世界…初勝利の喜びも、絶望も、怪我も、すべてがあった。しかし、この数年間、ファンの皆さんはいつもそこにいてくれました。皆さんの願いや純粋な応援が私を奮い立たせ、私の仲間である皆さんが私を必要としてくれていると感じ、それが私に大きなエネルギーを与えてくれました。あなたの応援があれば、私は様々な分野で新たな高みに到達することができます。

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彼女の演技を実際に会場で最後に見たのは、2019年世界フィギュアさいたまスーパーアリーナだったわ。

エテリ指導の元で、フリーでは女子シニア世界大会初の4サルコウの成功者となり（美姫はジュニアGPF大会）、

これから北京五輪に向けて自信を深め、さらに活躍していくんだろうなあと思っていたから。

けれどもたまアリを最後に、彼女を競技会で見ることはめっきりなくなってしまったのよね。

昨季欠場の理由を話してた時に、もしかしたら高難度ジャンプの影響が彼女の体に大きな負荷をかけているんじゃないかと

心配していたのよね。また必ず競技に戻ってくると思っていたけれど、今シーズンのエントリーもなかったので、薄々は感じていたわ。

今の若い世代はどんどんクワドジャンプを跳ぶけれど、知らずのうちに体が耐えきれず悲鳴を上げてくるケースは多いでしょうね。

このタイミングでの発表には驚いたけれど、どうか彼女のセカンドキャリアも充実したものでありますように、、、

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