オリンピック公式から、2022年北京五輪のガイドラインがいくつか発表されたので、一緒に見ていきましょう。
選手達はワクチン未接種の場合は、北京五輪到着後になんと21日間もの隔離が義務付けられると。そして会場観戦が認められるのは、
感染対策の要件を満たす中国本土在住のみ。日本からフィギュア観戦に行くこともできないわね。
日本から観戦できない!北京五輪のガイドライン発表で厳しいルールも
国際オリンピック委員会(IOC)は、本日、国際パラリンピック委員会(IPC)の出席のもと、執行委員会(EB)会議を開催しました。
北京2022は、予定通り安全で成功した冬季オリンピック・パラリンピックを実現するための原則をEBに伝えました。
上記の目的を考慮し、IOCとIPCは、北京2022が定めたガイドラインを完全に尊重します。
これらのガイドラインは、国際的な専門家や中国当局との広範な協議、およびオリンピック・パラリンピック関係者の経験に基づいています。
ワクチン接種ポリシー
完全に予防接種を受けているすべてのアスリートと大会参加者は、到着後にクローズドループ管理システムに入る。予防接種を受けていない大会参加者は、北京到着後、21日間の検疫を受ける必要があります。
正当な医学的免除を提供できる競技者は、そのケースが考慮されます。
ワクチンは、WHOや関連する国際機関で認められたもの、または関係する国や地域で公式に承認されたものであれば、すべて受け入れられます。
大会期間中のクローズド・ループ・マネジメント(バブルシステム)
1月23日からパラリンピックが終了するまでの間、大会を安全に実施するためのクローズドループ管理システムが導入されます。このシステムは、到着・出発、輸送、宿泊、ケータリング、競技、開会式・閉会式など、大会に関わるすべての分野をカバーします。クローズド・ループ内では、参加者はトレーニング、競技、仕事のために大会関連の会場間を移動することだけが許されます。大会専用の輸送システムが導入されます。
観客・チケット販売
チケットは、COVID-19対策の要件を満たす中国本土在住の観戦者にのみ販売されます。
中国本土からの観戦者に対するCOVID-19対策の具体的な要件やチケット手配の詳細については現在検討中であり、決定次第、順次公開していく予定です。
認定ゲストポリシー
北京2022年大会とIOCは、すべての活動が評価され、大会の実施に不可欠な側面に焦点を当てて最適化されていることを強調しました。ステークホルダーは、この原則を計画や代表団の構成に適用します。
この原則に沿って、IOC EBはすべてのステークホルダーの同伴ゲストカテゴリーを取り消すことを決定しました。
旅行
北京2022は、大会前や大会時の航空券を独自に予約することができないステークホルダーを支援します。
宿泊について
選手村に滞在する、選手および選手に同行する一部の代表団関係者以外に、北京に渡航するすべての参加者は、北京2022と契約したホテルに滞在し、COVID-19対策を行います。
テスト
クローズドループ管理システムのすべての国内外の大会参加者および関係者は、毎日検査を受けることになります。
IOCとIPCは、中国大陸に居住する観客へのチケット販売を許可する決定を歓迎します。これにより、これらの観客がオリンピックおよびパラリンピックのエリート・ウインタースポーツを直接体験できるようになり、会場に好ましい雰囲気がもたらされることで、中国におけるウインタースポーツの成長が促進されるでしょう。 しかし、今冬の大会を安全に開催するためには、中国本土以外からの観戦を制限せざるを得なかったことを考えると、世界中のアスリートや観客の気持ちを察することができます。
これらの方針の実施状況やCOVID-19対策の追加情報については、10月下旬および12月に公開されるプレイブックに詳細が記載されます。
2022年冬季オリンピック北京大会は2月4日から20日まで、冬季パラリンピック大会は3月4日から13日まで開催されます。
※参照:olympics.com
本日のオリンピック公式ニュースで発表された北京五輪のガイドライン。
特に重要な部分を赤字で記してみたわ。東京五輪と比べてもかなり厳しい制約になってくるでしょうね。
中国本土在住者以外の五輪会場観戦は一切認められないということ。日本からももちろん観戦することはできない。
そして、選手達はワクチン接種が必須となる。
もし未接種の場合は21日間の隔離って競技を行うアスリートにとっては、あまりにも非現実的。
参加者はトレーニング、競技、仕事のために大会関連の会場間を移動することだけを許可される。これはバブルシステムと捉えてよさそうね。
どこまでバブルシステムを徹底することができるか。
東京五輪開催中に、何度かヒルトン東京ベイに行く機会があって、米国の五輪関係者達が滞在して遭遇する場面が何度かあったのよね。
明らかに選手達と接触がありそうなサポートする方達だったわ。ジャージを着ていて、トレーニング管理云々て話していたから。
導線は分かれていたけれど、結局館内のレストランにあるカフェやコンビニなどで一緒になったり。
都内のホテルは五輪関係者と一般客を同時に受け入れているところがいくつもあり、丸ごと借り切るということはしていなかった。
選手達と接触があるのに、いくらPCR検査をしているとはいえ大丈夫なのかと。
この辺りも北京五輪は厳格化されるといいわね。
☆合わせてお読み頂きたい
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
愛のオネエサロン
噂通りに海外からの観戦は無理となりましたね。
羽生くんが出るとなった場合は、日本以上のチケット倍率になりそう。
この選手用の規定を見て、羽生くんが今度の五輪に出るかどうかは
可能性50/50かな?と思うようになりました。
彼のことだから、ワクチンの内容についてしっかり調べているはずですから。
出る出ないは彼の意思を尊重したいと思います。
>ゆきっちょ様
ゆきっちょさん、こんばんは。
そうですね、まずは本人が出場するかの意志が一番大事ですよね。
中国のファンや駐日大使館の方々も温かいメッセージを出していますね。
娘がインフルエンザワクチンでアナフィラキシーが出たことがあり、若い人の服反応の強さを思うと、コロナワクチンは選手たちになるべく打たせたくない代物です。
3週間の観察期間を選んだ方が安心ですね。
でもその間練習出来なければパフォーマンスが下がってしまうというジレンマに。
移動だけでも体に負担なのに医療面でも打撃とは、おかしな世の中です。
エリート達の悪い嗜好に、個人を思いっきり持ち上げといて、断崖から突き落として面白がることって、結構ありますよね。
ISUなんかもその典型的で、世界のトップアスリートは餌食にされやすいけど、私達に夢を見せてくれる彼らには、心から幸せになって欲しいと思います。
>アンディ様
アンディさん、こんばんは。
若い選手達にとってワクチン接種か、3週間の隔離かの選択も大事になってきますね。
移動もいつもよりも制限や時間がかかることでしょうし、それだけでストレスですから、
ISUやスケ連の万全のサポートが求められますね。