ISU評議会が10月1・2日にスイスのジュネーブで開催され、評議会での決定事項を翻訳したものをまとめたわよ。
四大陸フィギュアがエストニア開催になった他、ずっと気になっていたジュニアグランプリファイナルの選出基準。さらには
来シーズンのジュニアグランプリシリーズ開催地は、すべてヨーロッパに集約。スケ連は無事に日本選手を派遣できるのかしら?
ファイナル出場権にびっくりよ!ISUがジュニア選出基準や来季開催地発表
・ISU四大陸フィギュアスケート選手権2022
ISUは中国フィギュアスケート協会(CFSA)から、2022年1月17日~22日に天津(中国)で開催される予定だったISU四大陸フィギュアスケート選手権大会の中止について連絡を受けました。その後、理事会はISU四大陸フィギュアスケート加盟国に対して、同選手権大会の開催申請を行うよう呼びかけました。応募はありませんでした。
評議会はエストニア・スケート連盟と協議した結果、ISUヨーロッパ・フィギュアスケート選手権大会の翌週に同会場で開催することを決定しました。そのため、評議会は暫定的に選手権を以下のように割り当てました。
ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会は、2022年1月18日~23日にエストニアのタリンで暫定的に開催されます。
決定的な割り当ては、エストニアのスケート連盟との間で、物理的問題やおよび財政的な詳細が合意された後、できるだけ早く確定されます。
まずは昨日の記事でもお話した、四大陸フィギュアの開催地はエストニアのタリンに暫定的な決定の件。
確かにヨーロッパ選手権と同じ会場であれば、そのままのバブルシステムが使えるし、コスト的にも抑えられるんでしょうけど、
いくらイレギュラーとは言え、もはや「四大陸」の意味が、、、
あたし的にはもうヨーロッパ+四大陸の同時開催でもいいんじゃないかと?
・ジュニアグランプリファイナル選出基準(男女シングルの場合)
各グランプリシリーズ(全7戦)の優勝者7名がファイナル出場へ。開催国である日本には、男子・女子それぞれ各1名の出場権が与えられるので、ファイナルは計8名!
【女子シングル各大会優勝者】
※グランプリ第1・2戦共にフランス大会
選手名 | 国 | 優勝した大会 |
アカチエワ | ロシア | ロシア、ポーランド |
ペトロシヤン | ロシア | スロベニア |
ジリナ | ロシア | スロバキア |
レヴィット | 米国 | フランス |
ソーングレン | 米国 | フランス |
優勝者 | ー | オーストラリア |
ー | 日本 | ー |
※今現在2大会優勝しているのはアカチエワ(ロシア)のみ。
この場合は、各大会優勝者6名+日本1名の計7名でファイナルを行う
※第7戦オーストラリア大会で、もしレヴィット(米国)がフランス大会に続き、2大会優勝した場合。
アカチエワとレヴィットが2大会優勝で、各シリーズの優勝者が5名になるため、優勝者以外で全大会の得点が高い選手を1名追加して、日本選手を加えて計7名にする。
ジリナ(ロシア)は怪我で恐らくファイナルには間に合わないでしょうから、そうなるとスコア順で優勝者以外に上位2名が選ばれるわね。
いずれにしてもファイナルって、各大会を勝ち抜いた上位選手でしょ?開催国の日本選手を出場させるのは、大阪での有観客開催に配慮したんでしょうね。
スケ連は、日本選手で誰を派遣するのかわからないけど、競技レベルのバランス取れるのかしら?いずれにせよ、これをチャンスと捉えて頑張ってほしいわよね。
・2022-2023シーズンジュニアグランプリ開催地
シリーズ | 日程 | 開催地 |
第1戦フランス | 8月24日~27日 | フランス・クールシュヴェル |
第2戦チェコ | 8月31日~9月3日 | チェコ・オストラウ |
第3戦ラトビア | 9月7日~10日 | ラトビア・リガ |
第4戦アルメニア | 9月21日~24日 | アルメニア・エレバン |
第5戦クロアチア | 9月28日~10月1日 | クロアチア・ザグレブ |
第6戦ポーランド | 10月5日~8日 | ポーランド・グダニスク |
第7戦イタリア | 10月12日~15日 | イタリア・エーニャ |
来シーズンのジュニアグランプリ、全部ヨーロッパ開催なのね。
来シーズン、スケ連は果たしてジュニア選手を無事に派遣できるのかしら、、、
アルメニアだけ地図で見切れてるわ汗
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さすがにサモが可哀想ですね。せっかく行けそうだったのに急にその道を絶たれるなんてあんまりです。ジリナはそこまで思い怪我じゃなさそうだしもう練習しているっぽいので大丈夫じゃないかなー、と超楽観視しております(笑)
私個人としてはパーソナルベスト(どちらか一大会の)で決めればいいじゃないか、と最初から思っていましたがそれじゃダメなんでしょうかね…まあ、レヴィト(とジリナ)が出られる可能性が出てきたことに感謝した方がいいかもしれません。
>琴子様
ジリナまさかの復帰でファイナルあるでしょうか?期待したいですね。
レヴィットはすでにフランス大会で優勝しているので出場決定していますね。
万が一ジリナが欠場の場合は、全大会(JGPS)のスコア順で上位の選手ですね!
オネエ様 こんばんは
JGPのファイナルは2試合の合計得点で決まると勝手に推測していました。まあそれだと6人全員がロシア人選手の可能性があったわけで、ISUも一応バランスを考えて今回の決定になったと思います。
それにしても決定発表のタイミングが悪いですね。せめて全大会が終わってからでも良かったのですが、四大陸と来シーズンのジュニアの開催地と同時発表、なんか選手達が可哀想ですよ。
今週のオーストリア大会での6人目選出でいろんなシナリオが考えられます。レヴィットが優勝か優勝でない場合で変わってくるし、いずれにしてもプル陣営のムラビヨワとジニナでのファイナル争いとなりそうです。
現時点でサモデルキナのスコアはムラビヨワとジニナよりも低いので、ファイナル出場は出来ませんね。怪我のジリナは無理して出そうな気がします。
来シーズンのジュニアグランプリの開催地、なぜかロシアがないですね?
>ペドロ様
ペドロさん、こんばんは。
わたしもそう思っていましたが、1試合でも優勝者が選出となりましたね。
発表タイミング本当に遅いですし、選手達も選出方法がわからないまま臨むのでは
モチベーションが変わると思います。
来シーズン、JGPロシア開催がないと、ロシアメディアもちょうど記事にしていました!
感染対策などの問題があるのでしょうか?