フィンランディア杯で女子シングル第2位になった、トゥクタミシェワのインタビューをご紹介するわね。
フリーでは、全体トップの演技構成点を叩き出した裏側で、彼女が普段からどんな努力を続けているのか?3Aの秘訣も答えているのよ。
そして今週末開催されるブダペスト杯にエントリーしていた、コストルナヤの欠場が発表されたわよ。
トゥクタミシェワ 「今日はより自信がありました。慣れ親しんだ雰囲気で落ち着いていたので、うまくいったのだと思います」
ーフィンランディア杯を振り返って
今日は自信があったし、雰囲気も慣れていて落ち着いていた。ループがおかしかったことは考慮せずに、これだけの成績を残せたことで、大会全体には本当に満足している。
ー観客はとても応援していました。プログラム中にあなたに声援は聞こえましたか?
最初から私の音楽を気に入ってくれたようなので、とてもクールで、何か第二の風が吹いたようでした。とてもいい気分です。
ートリプルアクセルを成功させました。次に何を考えていたのか、どんなことを考えていたのか。
2本のアクセルはフリーでの重要な課題であり、その後に多くの要素が待っているので、馬鹿げたミスをしないことが重要です。
まだ不安なのは、アクセル・オイラー・サルコウです。まだ2シーズン目ですが、以前はできなかったことができました。でも全体的には落ち着いていたので、緊張せずに自信を持って良いジャンプを見せることができたので、今日はとても良かったと思います。
ー何か難度の高いものを加えて、より強くしようと考えているのでしょうか?
今のところ、何も追加したくありません。もちろん、もっと難しい構成という気持ちは常に持っていますが、安定したパフォーマンスを実現したいと思っています。それは簡単なことではありません。私はそれに対抗することができます。だからこそ、安定した美しいパフォーマンスを実現し、スピンやステップを鍛え、ループのような愚かなミスを犯さないようにしたいのです。
これから家に帰って、練習をして、それからカナダでのグランプリに行く予定です。
ー海外の選手からは、「美しいトリプルアクセルの秘密を教えてほしい」と?
私は子供の頃からジャンプが好きで、早くからそれを身につけていました。また、ミーシンコーチ秘伝のテクニックもあります。彼は最初、私に非常に優れたダブルアクセルを教えてくれましたが、それは高く、飛んでいて、やらないと罪になるようなものでした。
つまり、何か秘密があるわけではなく、パフォーマンスの可能性を少しでも持っていればいいのです。なぜなら、潜在的に跳躍力のある選手もいれば、潜在的に構成力のある選手もいるからです。だから、もしジャンプできる可能性があるなら、良い技術と勇気が必要です。
意識の高い年齢での勇気は、取るに足らないものではありませんから。私も苦労していますが、努力しています。
ーしかし、このスタート時には、演技構成点(フィン杯フリー全体1位)も成長しています。
はい、オフシーズンにはたくさんの練習をしました。たくさんのプログラムを滑って、すべてを完璧にしたかったので、ステップやスピンをたくさん行いました。
私にとっては、昨シーズンの後、この面(ステップやスピン)で進歩することが第一の課題でした。
※参照:sports.ru
エロスのインタビュー、どこぞの皮肉ばかりこいてる米記者に聞かせてやりたいぐらいね。
彼女が見えないところで、どれだけの努力を積んでいるのか。そして本人が言うように練習から来る「自信」こそが、今のエロスを支えているんだなって痛感したわ。
あたしがエロスを好きな理由のひとつに、良いときもそうでないときも、プログラムをいつも楽しんでいる余裕すら見えるところなのよね。
今のロシア女子に限らずだけど、良くなかった演技を見せた時のキスクラって、どんより悲壮感漂う感じがすごく出ているのよ。
でもエロスはいつも足を組み、「フッ、まあ今日はこんなもんね」って余裕がいつもあるのよ。
余裕感て、長く競技を続ける上ですごく大事よね。余裕というのは長い目で見据えるということ。
表彰式で、集合写真を撮る時に、エロスが表彰台に上る際によろけた時に、手を差し伸べたワリエワの姿が
なんだか微笑ましかったわ。エロスはひとりでも余裕で上れるんだからね、まだ24歳よハーシュ!
男子シングル:アリエフ、イグナトフ、サマリン、リッツォ
女子シングル:コストルナヤ、シェルバコワ、フロミフ、カルーセルサモ江
今週開催されるブダペスト杯(CS対象外)にエントリーしていた、コストルナヤが欠場になったわね。
元々フィンランディア杯からの連戦で、スケジュールを組んでいたので、フィンランドからハンガリーへの移動の問題ではなさそうね。
フィン杯後のインタビューで語っていた不安な言葉を聞いていたから、やはりという感じがしたわ、、、
次のスケートカナダまでに、自信を持てるようなトレーニングが積めると良いのだけど。
競技会に連続で出場して、自信を失うのなら、トレーニングに集中するという選択肢もあるだと思うわ。
ブダペスト杯に出場予定のシェルバコワも、テストスケートでは本調子ではなかったからね。
彼女とコス美は、クワドなしでも表現力で勝負できるスケーターよね。現行ルールではそうもいかないでしょうけど。
またロシアスケート連盟コーガン氏によると、エテリっ子のダニエル・サムソノフ(男子シングル)が、
「ビザを取得しましたが、残念ながら健康上の問題により、準備して参加する時間がありません」
とスケートアメリカの欠場を発表。
※参参:sports.ru
サムソノフもシニアへ上がる段階で、怪我に悩まされているわよね。エテリっ子大丈夫かしら?
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View Comments
オネエ様♡
こんにちは!
フィン杯での演技中や演技後のコス美ちゃんの表情がとても気になっていました...
メンタル大丈夫かな?
心配です( ノД`)
GSではあの美しい笑顔が見れますように☘
話がだいぶ飛びますが、ボーヤン・ジンも新フリーがボレロなんですね!
ボレロ多いなぁ...(;^_^
コーチもオーサー氏の名前が消えていたので、ちょっと気になりました。
>ひめ様
ひめさん、こんばんは!
フィン杯の演技ではいつもの自信あふれる表情は影を潜め、
エレメンツを必死にこなそうとしている感じが伝わってきました。
ボーヤンの新フリーがボレロなんですね!どう演じるのか楽しみですし、4ルッツが決まれば
すごい迫力ありそうですね。オーサーはオンラインでの指導だったような気がします。
オネエ様 こんばんは。
コストルナヤの欠場、残念ですね。やはりロシアに戻ってトレーニングに集中でしょうか。
シェルバコワも怪我の影響で本調子でないとなると、侮れないのがフロミフですよ。昨シーズンのロシアカップ・ファイナルでクワド2本成功しました、あの時エテリが万馬券を当てたオヤジみたいなリアクションで喜んでいました(笑)
先月のテストスケートでもクワド1本決めたので、今回のブダペスト杯でシェルバコワより良い成績だと今後の五輪枠の勢力図が変わってくる可能性がありますね。GPS ロステレコム杯でTBAでエントリーされて、GPSには2戦出場ですからエテリも期待してると思います。
フロミフはワリエワと同期のため注目されないしエテリ組でも影が薄いので、今シーズンこそは脚光を浴びて欲しいですね。
フロミフもワリエワも身長が高いし足が長すぎて、クワドのような高難度ジャンプには不利・不向きで可哀想ですよ。
>ペドロ様
ペドロさん、こんばんは。
フロミフはクワド2種類ですね、ウサチョウ同様ダークホース的存在になるかなと
注目しています。シェルバコワの調子がどのくらいなのかも、見てみないとわからないですね。