ロシアメディアが、アメリカのスケーターはドーピング疑惑でも無罪になった!
世界アンチ・ドーピング機関はアメリカのおとぎ話を信じるのか!と怒りの抗議の記事が出てきているわね。一体何が起きたのか?
そしてブダペスト杯女子ショート3位につけた、サモデュロワ「4回転なしでは勝てないことは理解しています」の言葉を紹介するわね。
米国のフィギュアスケート選手がドーピング検査で不合格でも無罪に!WADA(世界アンチ・ドーピング機関)は米国のおとぎ話を再び信じている!
北京五輪のフィギュアスケートでは、どの国でチーム団体戦で優勝するかが大きな関心事となっています。専門家の間では、ロシアとアメリカの間で主な争いが展開されると確信されています。しかし、先日、ジェシカ・キャラランが正式に復帰したことで、アメリカチームはかなりの補強をしました。
ジェシカ&ブライアン・ジョンソンペアは、この2シーズンでパワフルに進歩し、米国の第2番目のペアとなりました。しかし、彼らはいまだに世界選手権でのデビューを果たしていません。1つ目の理由はコロナが原因で、2つ目の理由はジェシカが前回のアメリカ選手権で採取したドーピングサンプルが陽性だったことが原因です。検査の結果、禁止されている覚せい剤であるメクロフェノキサートの代謝物である、「4-クロロフェノキシ酢酸」(植物ホルモンの一種)が検出されました。
USADA(米アンチ・ドーピング機関)とWADAは8ヶ月間の調査を行いましたが、その間、ジェシカは出場停止処分を受け、政府の助成金を失いました。彼女は最終的に、禁止薬物が化粧品を通じて体内に入ったことを証明することができました。
「誰にもこんなことは起きてほしくない。とても嫌な思いをしました。私は何も間違っていなかったと思い、諦めずに戦い続けました。私たちは、白旗を掲げるつもりはなかった。しかし、時には、まったく無力だと感じることもありました」
と、ジェシカは告訴が取り下げられた後に語っています。
もしこれがロシアのフィギュアスケーターに起こったとしたら、化粧品の話は信じてもらえるだろうか。信じられないですよね。有名なスキー選手のテレーズ・ヨハウグでさえ、口紅によってドーピングが体内に入ったことを証明できなかった。そして、WADAはアメリカ人のおとぎ話を信じているのです。
※出典・参照:SPORT24
ジェシカって、昨季のスケートアメリカの時に観客席パネルの前で写真撮ってたわよね。
五輪シーズンて、必ずと言っていいほど、アメリカにライバル心を持ったような記事を出してくるわよね。
実際に化粧品を通して、体内に入ったかどうかの真偽はわからないけれど、
ロシアは組織的なドーピング問題で散々糾弾されてきたからね。米国の選手が無罪で何の責任も取らされないことはおもしろくないでしょうね。
でもそれだけドーピングに関して信用がない国になってしまっているのも事実だし、現に北京五輪も個人資格でしか出られない。
今日のロシアフィギュアニュースでは、アメリカへの激しい怒りとも取れるドーピング関連の記事がたくさん出ていたので、びっくりしたわ。
他国を責める前に、まずは自分達の襟を正すべきだと思うわ。
別に米国の肩を持つつもりなんて全くないけれど、他国が許されるから自分達もって発想は違うもの。
さて、後半はブダペスト杯女子ショートで3位になった、ロシアのサモデュロワ一問一答をご紹介するわね。
「クワドなしでは勝てないことを理解しています」。この言葉、深く考えさせられるわよね。
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サモデュロワ「4回転なしでは勝てないことは理解しています」
ーまずまずの技術点が出たと思いますが?
まだわかりません。もちろん、自分が完璧な状態でないことは、誰もが理解しています。しかし、私は努力していますし、向上心もあります。
ー新しい要素(3A)は、どこかのタイミングで用意されるのでしょうか?
いつかは(笑)。努力しています。
トリプルアクセルの準備はしていますか?
まだです。つまり、まずそのアクセルに対する恐怖心やリスクのないフォームを見つけようとし、それから始める必要があります。
ー今シーズンの目標としては、どのようなことを実現したいと感じていますか?
私は1位を目指しているわけではないのです。。客観的に見て、4回転ジャンプがなければ、現状1位は取れないと理解しています。
今シーズンの目標は、情熱を持って、自分を発揮して、クリーンに、常に最大限の力を発揮して、自分らしいスケートをすることです。そして、楽しみながらスケートをする喜びを得たいです。
※参照:sports.ru
今の女子フィギュアでは、やれクワドだ、3Aだとメディアは煽るけれど、
選手本人が勝つために何が必要なのかを一番わかっていると思うのよね。
そして高難度ジャンプだけが、フィギュアのすべてではないことも、改めて考えさせられるような一問一答だったわ。
クワド習得を選び、怪我のリスクを背負うことだってある。
目標は人それぞれ、あたしはサモ江のエンターテイナーとして、「魅せる演技」の衣装や表情、そして仕草まで凝っているなあと
いつも感心させられるのよね。そして何よりも親近感が湧く、昭和顔、、、笑
サモ江がヨーロッパ選手権で優勝した時、翌シーズンからエテリガールズ(コス美、バコ美、宇宙人)がシニアに上がってくるから、
彼女の表彰台は見納めかと落胆した自分がちょっと恥ずかしいわ。彼女は自分なりの目標を目指して常に進んでいるのだからね。
咆哮顔がツボなので、何度でも拝むわ笑
でもブダペスト杯、なんとしても表彰台に上がるのよ!しっかりおやり!!
それでは、ここでブダペスト杯、今夜女子フリーのライストと滑走時間をもう一度記載しておくわね。
【ライスト】
【女子フリー滑走スケジュール】
23:56~ | カルーセル麻紀 |
24:03~ | フロミフ |
24:09~ | シェルバコワ |
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View Comments
オネエ様こんばんは。
ドーピングの記事、考えさせられました。なんだかロシアの言い分も米国のやり方も、目くそ鼻くそ。そして拝読してふと思ったのですが。
ロシアは国ぐるみの前科持ちだから、個人の資格でしか出場できない。
これは解ります。
でも団体戦の出場資格って、あるんですか?
フィギュア全種目最大枠取れたって、ロシアメディアは興奮気味だけど、そもそも団体戦て、平たく言えば国別対抗戦でしょ。それでエントリーできるって、何か間違っている気がするんですよ。
仮に出られるなら『ロシアスケ連から来た選手達』って奇妙な団体名をつけるんですかね?
こんなユルいルールなら、あちこちドーピング違反しても、しれっとして団体戦に参戦する国が後を絶たないのでは?
理論上、近い将来『俺たち疑惑だらけの選手団』なんてチーム名が罷り通る事になります。
ドーピングを根絶するのがWADAの使命だし、一貫性を以て違反者や違反国を処分しなければならないのに、これでは何の為の正義なんでしょうか。
>フクスケ様
フクスケさん、こんにちは!
わたしも団体戦にロシアが出場できるというのは、本来おかしいと感じています。
真面目に取り組んでいる選手には本当に気の毒な話ですけれど、個人でも出場資格停止ぐらいの処分を
しないと、こうしたドーピング問題はなくならないような気がします。