ロシアメディアSport24の特別特派員による、ロシア女子パワーランキング最新版が発表に。
常に変動があるランキングとして理解した上での、ロシア内でどのような評価かというのは実に興味深い。
そしてまた米記者ハーシュ氏が、ブダペスト杯のシェルバコワフリーに対して「what the fuck」とロシアを挑発するツイートを。
批判の嵐に!挑発を繰り返す米記者と露メディアの女子最新ランキングは?
第1位 カミラ・ワリエワ
フィンランディア杯では、世界記録で幕を閉じましたが、ショート・フリー共にトリプルアクセルで転倒がありました。チェリャビンスクでのテストスケートでは、フリーで2度転倒するなど、ワリエワは常に安定しているわけではありませんが、彼女のトップの演技構成点(歴代シニアデビューの中で最も高いコンポーネンツ)を見れば、トリプルアクセルで問題があってもほぼ無敵です。
第2位 エリザベータ・トゥクタミシェワ
テストスケート、ロシアカップなど、今シーズンは非常に困難な状況で始まりました。
しかし、フィンランディア杯でトゥクタミシェワが自分の最大の成果に最も近い結果を示しました(ショートでは自己記録を更新)。4回転ジャンプなしで233点(フィンランディア杯リーザの総合点)以上をマークすることは難しいですが、他のライバルの現在の調子を考えると、ワリエワの主なライバルと考えるには十分です。
第3位 アレクサンドラ・トゥルソワ
オリンピックシーズンをワリエワVSトルソワの戦いとして発表したい気持ちはあるが、チェリャビンスクのテストスケートはすでに1ヶ月以上前に行われた。
それ以来、トゥルソワはアメリカに渡り、USクラシックで世界記録を達成するどころか、韓国のヨン・ジョンパクにフリーで追い詰められました。シズラニのロシアカップ第1戦ではショートだけ、トリプルアクセルのトライとして出場しました。
トゥルソワは無限の可能性を秘めていますが、今のところジャンプが安定していません。
第4位 マイア・フロミフ
テストスケートでは4回転決めることができなかったが、ブダペスト杯では成功した(最初の4回転でミスをしたが)。特に現在の状況でシェルバコワを破ったことは驚きではなく、シーズン後半に向けてフロミフが真剣に取り組んでいることを証明しています。
それに加えて、トリプルルッツのリプレイ(ザヤックルール)での愚かな失点(マイナス7点)もあった。全体として、国際的なデビューは、非常に壮観であった。
第5位 アンナ・シェルバコワ
オリンピックを視野に入れて、シェルバコワの現状で評価することは、全く無意味なことだ。ブダペスト杯では、体調が万全でなく辞退も考えられたが、出場した。世界チャンピオンに輝いた彼女は、テストスケートの段階までは、ブダペスト杯で行ったようなルッツーループのコンビネーションで問題を起こすことはありませんでした。
今の状態でもシェルバコワは世界女王らしいGOEとコンポーネントを得ています。もちろん、4回転がなければ真剣勝負はできませんが、シェルバコワにとって厳しい時期であったことを考慮すると、彼女の最近の成績はむしろ慎重に楽観的であると言えます。
第6位 アリョーナ・コストルナヤ
テストスケートではほぼ最高の印象を残したが、フィンランディア杯では久しぶりにトリプルアクセルを披露したが、彼女が全盛期の姿に戻るにはまだ遠いことが明らかになった。トリプルアクセルは一度だけ、しかもフリーでしかできませんでしたが、残念ながらプログラム全体の印象、そしてコストルナヤのスケーティングの印象はまだ一致していません。
216点というのは、コストルナヤが12月までに期待するポイントの合計ではないことは明らかだ。
第7位 ソフィア・サモデュロワ
サモデュロワは高難度ジャンプがないので、客観的に見て厳しいですが、本来の自分の持つ能力と比較してもまだポテンシャルを大きく下回っています。彼女の最大の切り札は、安定したジャンプです。これがないと、サモデュロワは200点にも到達できない。
※ウサチョウ、シニツィナ、ヌグマノワは、今シーズンの国際大会に参加していないため、ランキングには入っていません。
※参照:SPORT24
TELESPORTが10月13日時点で発表したランキングと比較してみるのも、面白いわよ。
但し、ウサチョウ、シニツィナらもTELESPORTランキングでは考慮されていることから、各メディアの見解によって違う部分もあるけれど。
それらを踏まえても、やはりワリエワの評価はロシアで頭一つ抜き出ている存在と言ってよさそうよ。
現状の順位よりも、大会毎に入れ替わるそのシビアな代表争いが、ロシアでは日夜行われている点が一番注目すべきところ。
先日もお話したけれど、
【シングル五輪ロシア代表選考基準】
・ロシア選手権の1・2位。
・3枠目または2枠目、および補欠は、当該シーズンのグランプリシリーズ・およびファイナルの結果、最高難度のエレメンツ遂行の信頼性、モデルとなる要件にプログラムの技術的充実度が沿っていること、ならびにコレオ上の状態・精神的態勢を考慮し、全ロシア指導者協議会の推薦に基づき選考
・オリンピックの最終代表選手は、ヨーロッパ選手権の演技結果と、そこでの選手の個別に設定された課題の遂行結果により調整
ロシア五輪代表となるのは、一戦一戦の過程もしっかりと審査対象となっているという点。
コンスタントに良い結果を出しながらも、ロシア選手権でひとつのピークを迎え、またヨーロッパ選手権でもしっかりとした調整をしなければいけない。
各自のピークを何度かに分けてコントロールしながら、調整していくのは並大抵ではない。ここが一番難しいと言えるでしょうね。
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☆合わせてお読み頂きたい
ブダペスト杯女子のトップ3演技、プロトコル
Shcherbakova’s FS music is a nonsensical hodgepodge. The “Lacrimosa” from Mozart Requiem tacked on at the end? WTF?
— Philip Hersh (@olyphil) October 17, 2021
シェルバコワのフリー楽曲は無意味な寄せ集めです。最後にモーツァルトレクイエムの「ラクリモーサ」を付けるか? なんじゃそりゃ!?(WTF)
また!?
米記者ハーシュ氏が、シェルバコワのフリープロというよりも、
ロシア選手に対して難癖をつけているのを、また複数のロシアメディアが取り上げているという構図。
ロシアファンからは、「あんたの発言こそが無意味!黙ってろ」と非難の嵐。
今週末から始まるスケートアメリカで、ハーシュ氏が自国の選手達の新プロになんと言うか見物だわね。
具体的にどんなプロにしたらいいとか改善案があれば、それは全く話は別で、フィギュアの演技そのものに対する関心の強さや、
スケーターへの愛情が感じられるけど、彼の場合はアメリカとして、ロシアを敵対視して非難したいだけ。
他国の選手にいちゃもんつける前に、まずは自国の選手達へアドバイスでもしたらどう!?
どうせ称賛しかしないでしょうけど、、、
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愛のオネエサロン
オネエ様こんばんは!最近暇なのでオネエ様の記事はありがたいです。
ハーシュ氏も余計なこと言うなよ…と思いますがそれ以上に私はグレイの態度が気になりました。バコ美への贔屓があからさますぎて、、ハーシュ氏はそこを批判なさいよ!
宇宙人の移籍の一因にもなったのに、本当反省してないですね
ついにバコ美もトップスリーから陥落してしまいましたね。宇宙人、エロス、シニ姫に代表になって欲しいですがワリ江は盤石でしょう。宇宙人、このまま不安定だと代表になれなさそうなのでスケアメでぶちかましてほしいです!
>琴子様
琴子さん、こんばんは!
グレイ氏の態度はキスクラでしょうかね?
大会毎にランキングは常に入れ替わっていくと思われますので、グランプリシリーズの結果で
また大きく変わるでしょうね。
オネエ様 こんばんは!
シェルバコワは残念でしたけど、現状シェルバコワのミスした点数ですら他国の女子フィギュアではトップに行くぐらいの実力ですし、アメリカが挑発できるほど実力が拮抗してるとは思えない
まあ、どこの世界にも嫌な記者はいます!
日本にもいるし、特に羽生さんや紀平さんとか情報が全く入ってこないから憶測で物言う記者もいてすごく反論したいけどこっちも情報不足で何もいえないというヤキモキ感
それは置いといて、今回のシェルバコワは!やq、<にやられた感じですね
ルッツループって元々セカンドが回転不足になりやすいからやらない選手が多かったんですけど、
!が厳しく取られる分には正しい技術の普及にはいいけど、悲しいことに日本女子の選手にも!が取られる選手いるから喜んでいいのか(JOの出場の女子選手ほとんどLzかFに!取られてた気がする)
>ボール様
ボールさん、こんばんは。
ルッツーループのコンボは、真央と美姫が得点源として以前よく跳んでいましたよね。
そこから回転不足の厳格化が始まり、一時期誰も跳ばなくなってしまいました。
以前、ソトニコワが果敢にチャンレンジしていましたよね。
オネエ様、こんばんわ。
モーツァルトのレクイエムといえばネイサンの今季のフリーだと噂に聞いてます。歌詞の中に「Lacrimosa dies illa(涙の日、その日は)qua resurget ex favilla(灰の中からよみがえる日です)judicandus homo reus(罪ある者が裁きを受けるために)」てありますが、まるでブーメランじゃないですか(苦笑)。
>ちょび助様
ちょび助さん、こんばんは。
レクイエムの歌詞、詳しく教えて頂きありがとうございます。
この米記者ブーメランばかりですね汗
スケアメでは自国にどんな称賛するのか、もう想像できちゃいますけど。