フランス杯男子ショート。首位に立ったのは100点超えの鍵山優真。続く2位にラトデニ、3位はジェイ子。
見ていて気になったのが、欧州に有利なジャッジ偏向。そしてこれに当てはまることのない、特定の選手の演技構成点の高さ。
ワルシャワ杯男子フリーでは、山本草太がミスはあったものの見事に優勝よ、おめでとう!
まさかの100点越えに驚いた!フランス杯は欧州に有利なジャッジ偏向か?
【男子ショート順位表】
やはり欧州の大会だと、ジャッジの「差」が露骨に出るわよね。プロトコルの詳細を見ても明らかだけど、
ラトデニやアリエフのPCSも一気に上昇しているし、欧州に有利なジャッジ偏向を感じずにはいられないのよ。
女子ショートでも感じたことけど。
その中でも、鍵山優真とジェイ子だけはこのルールに当てはまらない「別枠」ね。
佐藤駿(日本)
演技動画はこちら
冒頭の4ルッツ狙っていたと思うけれど、惜しくも3回転になってしまったわね。
けれど、あの軸が外れてしまったルッツを、とっさにトリプルにして降りてきた身体能力の高さも垣間見えたわね。
4T-3Tのコンボの軽やかさ、もっと加点付いても良いと思うのに。3Aもしっかりと決めて安心してみていられる演技だったわ!
フランス大会、キスクラの声をかなり拾っているわね。日下コーチが冒頭4ルッツが決まっていれば、95点前後のスコアが出ると
話しているのが聴こえたわ。もっと上を目指して、頑張って!
それにしてもJ9のスペインジャッジが、露骨に下げようとしているわね汗
#佐藤駿
「冒頭のルッツで少し、途中で回転をほどけてしまった。切り替えて3回転にした。決めれなかったことは少し残念に思っています」肩は?
「帰ってからすぐに治療をしてくださって、ほぼほぼ完治というか、練習は問題なく出来てます」— (@figure365) November 19, 2021
鍵山優真(日本)
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3Aのミスとあのステップワークで、100点超えてくるのね!
佐藤駿と演技構成点だけで「6点」もの差って、もうジャンプ1個分じゃない。
クワドの安定感は抜群。でもステップシークエンスについては、エイモズ、ジェイ子らの方が難しいことやっているわよね。
スムーズに見せるのは上手いけれど、ジャッジはその辺りの評価どうなっているかしら?
3A決めてれば105点近く出ていたということよね。
PCSが高すぎて、見落としがちだけど、J9のスペインジャッジはここでも低く付けようというのがうっすら見えるわね。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
演技動画はこちら
クワド構成でない中での3Aのミスは痛いと思いきや、演技構成点にものすごく救われているわよね。
確かに演技の繋ぎ、表現力などのスキルは非常に高いのはわかるわ。
でも、このショート構成で3Aミスや、スピンでレベル取りこぼしがある中で、断トツのPCS1位だと、
ジャッジがPCSで、順位をいくらでも自由に操作できるということを改めて感じるわ。
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ショート最下位発進となってしまったエイ子。
まだ本調子ではないようね。冒頭の4トーループが2回転になってしまい、
続く4サルコウでは大きく転倒して、その後のスピンにも影響してしまったわね。
それでも観客の声援が温かくて、最後の3Aをしっかり決めたことは次に繋がると思うわ。
エイ子は本当に「音」の捉え方が、他の選手と一味も二味も違って独特なのよね。クセになる表現力も好きだし、個人的に今回のショートで一番惹かれたのは、エイ子の演技。
柔軟性の高さも随所に散りばめられていて、魅せることができるスケーターよね。フリー、どうか心折れることなく頑張ってほしいわ。
男子ショートで気になった選手を取り上げたけれど、皆様の感想もぜひお聞きしたいわ。
つづけて、ワルシャワ杯の男子フリー結果を。
☆合わせてお読み頂きたい
【ワルシャワ杯男子総合順位表】
【草太フリー】
【プロトコル】
冒頭の4S、そして3Aの二本目での転倒したジャンプ、着氷の時に足の踏ん張りがきかなかったように見えたのよ・
力が入っていない感じがしたし、スピードがいつもよりもなかったように感じたわ。
やはりNHK杯からの連戦で疲れが溜まってきていたのかもしれないわね。
それでも後半崩れずに、持ち直したのは、日頃からしっかりとした練習を積めてきたからでしょうね。
ここのイーグル、壮大で好きなのよ。
ノーミスの演技は全日本で、ぜひ見せてほしいわね。満知子と美穂子がついていれば必ずや、、、
それでは皆様、どうか良い週末をお過ごしくださいね。
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愛のオネエサロン
いつも楽しく読ませていただいています。
本当に、疑問に感じる採点が、この頃多い気がしますね。
先日のNHK杯の、アイスダンスに、今回のSPも、懸命に努力している選手が、報われて欲しいです。
>Ariel2518様
いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます!
特に五輪シーズン、疑問を感じる採点が今後もっと出てくると思います。
シーズン後半になればなるほど。
選手の努力がきちんと報われるジャッジって当たり前のことですが、その当たり前ができないことにもどかしさを日々感じております。
オネエさま
連日の夜更かし(早起き?)お疲れ様です。まだ病み上がり
ですから休養を取ってくださいね。
ワルシャワ、頑張ってビチェンコ(まだ現役なのね、頑張れ)
から見ました。草太君連戦や移動の疲れが出たかな?
でも大崩れせず立て直せたのはメンタルの進歩ですね。
ボロ泣きするつもりだったのに、拳を握って激励していま
した。スポ根かい?優勝は自信になるはず。ノーミスは全
日本で、ですね。魔女パワーにも期待(王子にはまだ必要)。
フランス杯の駿君オペラ座は是非ノーミスで、と思います。
>ドラゴンバアさん様
お気遣いありがとうございます!
草太はフリー前半のクワド、3Aをどう乗り切るかですね。
本来はクワド2本構成だったかと。全日本では魔女パワーにも期待したいです笑
オネエさま おはようございます
佐藤くん、lzを3にまとめたのはえらい、4-3も3Aも回転も速くて凄くいいジャンプでした。
エイ子はやっぱどっか怪我してんじゃないですか?でもこのプロはカッコいいですね、子供じゃ出来ない音の表現。
昨夜は珍しい3A自滅大会で、メモってないけど成功は佐藤くんと‥2人位?
男子でこんなにアクセル自滅するのみると、やっぱアクセルって難しいんだなって思わせました。
鍵山くんも失敗してたしね、ジャッジの印象も良い100点越えの選手になってきましたね、気軽にクワド跳んでる感が凄い!
プロは前の方が良かったな、今のは大人の曲だから子供っぽさが目立つかなぁ。
パパシゼがもう異次元の演技で、語彙力ないから何て言ったら良いのか汗 次のステブキだったかな?上手いカップルでもノロく見える悲劇を生みました。
ワルシャワまで行けませんでした、草太優勝おめでとう!
>おばちゃん様
おばちゃんさん、こんばんは。
大会が2つ被ると、全部見るだけでも大変ですよね汗
パパシゼの演技はもう言葉で表現することができないぐらい素晴らしい!
駿くん、相変わらず点数抑え気味ですが、よく頑張りました。要するに難癖付けられても跳ね返せるレバルの演技をすればいいわけで。フリーに期待です。
ジャンプ1個失敗して100点越えは確かに違和感がありますが、都合でどうしても超えておく必要があったのでしょう。
パパシゼの演技は大好きです。クラシックも大変美しくて夢のようですが、今回のようなモダンダンスも素敵です。あのスピードに加えて完璧なシンクロ、プログラムに生かされてますね。男女が完全に対等で、アイスダンスの新しい地平ではないでしょうか。ドムニナ&シャバリンを思い出します、カッコイイ二人です。
>meiling様
ジャッジに抑えれていても、文句ひとつも言わず上を目指す姿勢は
本当に素晴らしいですし、駿君をさらに強くすると思います。
ジャンプのGOEでも?と思うことがありましたが、努力してきた選手が正当な評価をされることを
強く望んでいます。
地の利、というのもあるのではないでしょうか?デニスとコーチのランビエールの拠点はスイス、グルノーブルまでは車で数時間で来れる距離、しかも同じフランス語圏で、(ランビエールもフランス語の人ですからね)、地元感溢れるリラックスを感じました。時差もないし、このコロナ下の空港の物々しさとも無縁で済む、開催地に近い有利さはありますよねー、どうしても。ジャンプが増えるフリーでは、実力の差がちゃんと見えてくると期待しています!
>パリから愛を込めて様
そうですね、地の利というものはありますね。
フリーでは仰られる通り実力の差が出た部分もありました。
やはり男子では上位2選手との演技構成点の差があまりにも大きくて、逆転は難しいかなと。
あと、駿くんの様な実力が正当に評価されていない!という時には、「ここがこんなに素晴らしいのよ!」というところをどんどん発信して行く事が大事かと思います。具体的には英語でツイッターで。YouTube のISUチャンネルビデオでも!フィギュアを見続けているファンは、こんなに素晴らしさがわかってるんですよーって言語化していくことが一番の応援になると思えます。ノーベル文学賞の通り、英語か仏語になっていないと審査の対象にもならないってこともあります。まして評価を競うスポーツ、我々ファンは、精一杯選手の素晴らしさを国際的に訴えていくことが健全な応援になるのでは無いでしょうか?パパダキスちゃんは、通信大学で現代アートと文学を学んでいるところで、スケート以外では文学の道に進みたいそうです。日本では中々理解が進みませんが、ダンスや音楽も、理論・歴史を学んでこそ感性が磨かれ卓越した才能となる、というのが欧州特にフランスのスポーツも含む教育界の一般的な見解だと思います。前にも書いたかも知れませんが、ダンスを教えるためには、国家資格試験に合格する必要があり、理論と歴史も必須です。
>パリより愛を込めて様
仰られる通りですね!
今後は選手の素晴らしいところを英語で発信していき、海外の方々と共有するのもぜひ行動に移したいと思います。
おネエ様♡
こんにちは!
エイ子はスケアメで右足の親指の疲労骨折していたみたいですね。。。
鼠径部のケガは治っているようですが、心配ですね(TT)
オリンピック控えた今季、ケガする選手が多すぎて心配になります。
オリンピック開催地も何だか政治絡みで不穏な空気が漂ってますし...
私もエイ子の魅せる演技が大好きなので、ケガの回復を祈り、復活の演技を楽しみに待ちたいと思います((*^^*)
>ひめ様
ひめさん、こんばんは。
エイ子、疲労骨折していたのですね。
なかなか試合で思うような演技ができないと、メンタル面でも大丈夫かな?と思ってしまいます。
五輪までに万全の状態になると良いですね。
オネエさま、こんにちは!
個人的には、デニスの順位は??でした。よくわからない…
そしていつもながら鍵山君のPCSの高さの理由もあんまりよくわかりませんでした…。??
佐藤くんとそこまでの大差があるようにはあまり見えなくて…(ごめんなさい、頑張っているんだなあとは思うんですが…)
PCSが9点台の女子達や、羽生選手のゴッドライクな見ごたえと無意識に比べちゃうからなのでしょうか…うーむ…。
>みゃほ様
みゃほさん、こんばんは。
PCSについては本当に理解できない部分が多いですよね。
なぜそのような点差があるのかの説明でもあれば違うのでしょうけど。
ラトデニ君が何であんな高得点なのか理解に苦しみました。
佐藤君ですが、
岡部ジャッジはUSMの焼き肉接待を受けてから、胡散臭い発言や
行動で物議を醸してますが、佐藤駿くんに対して「四肢をもっと伸ばす事。」という
指摘は的を得てると思います。
残念ながら芋にーちゃん顔に典型的な大和体型の上、ジャンプの着地の時に、
四肢が曲がってるのがやはり気になります。スケーティングは上手くなったとはいえ、
鍵山君、エイ子、ジェイ子に比べて劣るし、同年代の容姿端麗グラッスルに
確実性が出てきたら全く勝てなくなりますね。
今の彼は接戦になってくるとアドバンテージが弱いのが課題です。
オーストリアのグラーツで開催されたユーロと今回のフランス杯。
会場の雰囲気がB級チャレンジャーと化しているのが気になります。
ラリック&エリック杯といった大手企業のスポンサードを得て
パリのベルシーで開催されていた時は生観戦の経験があるのですが、
シャレオツな高級サロンのような雰囲気で開かれたムードあるイベントだったのに。
2週間前のイタリアだって羽生が出なければ寂れるし。
いない人の事を言っても仕方ないですが、やはり羽生君は別格だという事。
そして最後の砦であり、羽生くんを引きずり下ろそうとする行為は
競技そのものを破壊する行為である事が、しみじみと感じた今年のGPSです。
逆にカップル競技は楽しめます。
>ゆきっちょ様
「四肢をもっと伸ばす事」。確かに言われて見ると気になる部分ではありますね。
早い段階で改善していかないと、なかなかシニアの中で修正するのは難しいですね。
フランス杯、真央が出ていた頃はスポンサーの看板もすべてブルーで統一されていて、お洒落だなあと思った記憶があります。