オリンピック公式から、3度目の内村氏の発言編集動画が突然投稿され、大谷翔平選手と羽生結弦の名前が入ったものに。
シンプルに最初から、内村氏が発言した言葉をそのまま紹介すればいいものを、IOCに対する不信感は払拭できないわよね。
ドイツ在住の読者様より、ヨーロッパ選手権でのカタリナ・ヴィット氏の解説部分をご紹介くださっているわよ。
3度目も不信感は払拭できない!五輪公式からの弁明は未だ何もなし
レジェンドからレジェンドへ…
日本のレジェンド・内村航平さんは、自身の引退会見で、模範となるべきアスリートとして大谷翔平選手と羽生結弦選手の名前を挙げました✨#オリンピック #StrongerTogether pic.twitter.com/YF33bVnpK0
— オリンピック (@gorin) January 17, 2022
突然、オリンピック公式が3度目の投稿で、
ようやく内村氏のインタビューで大谷選手と羽生結弦の名前を入れた動画を編集し直しアップしたわね。
正直、JOCに対する不信感は払拭できるものではないのよね。なんでJOCともあろうものが3度も五輪王者である内村氏の発言を編集するの?
もっとシンプルに最初から、内村氏が発言した言葉をそのまま紹介すればいいだけなのに。なんでそんな簡単で当たり前のことができないの?
これだけ多くの批判や東スポの質問状があったから、仕方なく動いたことは否めない。(IOCから指摘でもあった?)
それが証拠に2回目の編集では大谷選手の名前すらカットしている始末だからね。
北京五輪まであと1ヶ月もない中で、
選手はもちろんのこと、見ているファンにも、「公平・公正性」が揺らぐようなJOCという組織。
あたしは申し訳ないけど、二人の名前を入れた3度目の投稿にありがとうございます!なんて素直に言えないし、感謝の気持ちになんて到底ならない。
3度目の投稿だって、今までの経緯や、なぜ最初に羽生結弦の名前を消し、次の投稿で大谷選手の名前も消したのかの説明があっても然るべきだと思うけど。
仮に編集者が何も知らない無知な新人だった(そんなわけ200%ないと思いますけど)ぐらいの言い訳もないものね。
後半ではドイツ在住の読者様が、ヨーロッパ選手権でリモート解説をしたカタリナ・ヴィットの非常に興味深い言葉を
ご紹介してくださっており、ぜひ皆様と共有させて頂きたいわ。
☆合わせてお読み頂きたい
ヨーロッパ選手権女子シングル。
ドイツARD局のライブストリーミングで見ましたが、ゲスト解説がリモート参加のカタリナ・ヴィットでした。
視聴者から「(長く不調の)ドイツチームのコーチになって下さい」の質問に「私はコーチに向いてないんですよ」と苦笑。彼女も56才、月日が流れるのは早い。
トゥルソワの演技が終わって、
「難易度高いジャンプのためのプログラムは苦手、難易度高い、普通、低いジャンプをバランス良く配置して、素晴らしいスピン等ジャンプ以外の要素が共にある芸術的プログラムを見るとホッとするわ」
ドイツ語でフィギュアスケートはアイス クンスト ラウフ=氷上の芸術的スケート←直訳。
「今の傾向をストップする時期に来てる。どこまで行っちゃうの?スポーツだから進化するのはわかるけど、4回転5回転、どうなっちゃうのかしら」
そんなヴィット様でした。
リモート参加のカティさん(ヴィットの愛称)、接続余り良くなく聞こえないコメントもあり残念。
特にトゥルソワの演技後は、現在のフィギュアスケートに不満や疑問持ってるなというコメントが力強く出たんです。それを解説のダニエル・ヴァイス(レミエン270万再生動画の解説者)が、
「そうだね。このテーマはまた次回で。今は彼女の滑りについて話してよ。」
「トゥルソワの演技前は、4回転てんこ盛りで凄いわ!と期待してたの。でも失敗が2回続き、ワクワクした気持ちがす~とひいてしまった。」
まさにオネエ様がおっしゃったプロ全体の薄さです。
「彼女の前に滑った選手(クラコワ)のバランス良いプログラム、あれに私はホッとするの。私が見たいのはフィギュアスケートよ!」
ロシア・トップ女子の選手生命が余りに短く、女子も4回転時代でヴィット様が好きな大人のフィギュアスケーターにチャンスないし、プログラムに無理が多くなりケガも多いし、彼女が危機感抱くのも無理ないと思います。
※猫の手さん、貴重なヴィット氏のお言葉をご紹介くださり、ありがとうございます。
あたしはトゥルソワ、クワドファイターとして好きな選手なのだけど、
やはりフリーで5本構成という中で、ジャンプが決まれば彼女の良さが活かせるプロになるけれど、
失敗が続くと、演技全体の内容の「薄さ」が際立ってきてしまう、諸刃のプロとも言えるのよ。
ヴィット氏も言うように、もしトゥルソワがノーミスなら、きっと惜しみない称賛の言葉を口にしていたと思うわ。
フィギュアスケート=氷上の芸術的スケート
ジャンプだけでない、バランスの良いプログラム。これ昔も今も、フィギュアの根底にあるものは変わっていないと思うのよ。
その重要性を霞めてきてしまったものが、ISUであり、ルールであり、今のジャンプ偏重のジャッジ採点。
ヨーロッパ選手権女子フリーを見ていて、何か足りないものがあると感じていたもの。
それは欠場していたコストルナヤだったのよね、あたしの中では。
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愛のオネエサロン
長年の羽生下げ(サポートなく都合のいい時だけ利用)を苦々しく思ってましたが、今回の件は余りに露骨で三名の素晴らしいアスリートにも失礼極まりないですよね。理由はきっと寅さん風「それを言っちゃあおしまいよ」。言えないんでしょうね。
曖昧な表現で失礼しました。ヴィット様がホッとすると言った演技はEkaterina Kurakovaだったと思います。名前をチェックするのが面倒で“前の選手“と書きました。ロシア三人娘とレベルが違い4Tや3Aはないけど、バランスよくまとまった良いプログラムと演技だったと好感持ったようです。
彼女の解説を聞くのは、平昌冬季五輪以来かも。お喋りだからバラエティタレントとしても人気だし、英語圏でも仕事してる様子。平昌以来、特に女子フィギュアは大きな変化がありますもんね。
そうそう、4回転ジャンプ重視で助走がやたら長いプログラムにも文句言ってました。私個人の勝手な印象ですが、彼女が理想とするフィギュアの滑りって、まさに羽生結弦さんじゃないかなって。
平昌以来、特に女子フィギュアは大きな変化がありますもんね、の後に数行足りませんでした。
ロシア・トップ女子の選手生命が余りに短く、女子も4回転時代でヴィット様が好きな大人のフィギュアスケーターにチャンスないし、プログラムに無理が多くなりケガも多いし、彼女が危機感抱くのも無理ないと思います。
>猫の手様
こちらの文章を追記させて頂きますね!
ご丁寧にありがとうございます、感謝しかありません。
>猫の手様
猫の手さん、こんばんは。
わたしこそ、確認せずに申し訳ございませんでした。猫の手さんが謝られることは一切ありません。
クラコワの演技、ブログでは紹介していませんでしたが、バランスが取れた素晴らしい演技でした。
助走が長いプログラムって目立ちますよね。そこに薄さが出てきてしまいます。
ヴィットの理想の滑りこそが羽生結弦だとわたしも感じました!
いえいえ、前の選手と書けば直前の選手と思います。表現が曖昧でした。
こちらこそオネエ様のブログに大感謝です。フィギュアスケート砂漠のドイツ(ヨーロッパ選手権の成績、大変残念(ToT)でした)にいて、様々な方面の情報からご意見、興味深く参考になります。このシーズンは羽生ファンの我々にとって特別になりそうですね。オネエ様のブログがあって本当に嬉しいです。
>猫の手様
私こそ、海外でのフィギュアの情報を知ることができ、感謝しております!これからもどうぞよろしくお願い致します。