ロシアメディアが、すべてワリエワのドーピング問題で埋め尽くされている中で、ロシアアンチ・ドーピング機構(RUSUDA)が、
なぜ彼女のドーピング検査結果が今になったのか?について理由を述べているわよ。
そして米コーチであるリッポン氏は、ワリエワを取り巻く大人達を強く批判。エテリ氏は沈黙を貫いているけれど?
ワリエワ選手のドーピングサンプルの検査が遅れた理由は、ストックホルム研究所のスタッフのコロナウイルス感染
ロシアアンチ・ドーピング機構(RUSADA)は、ロシアのフィギュアスケート選手カミラ・ワリエワのドーピングサンプルのチェックが遅れたことについて説明しました。
同選手は、サンクトペテルブルクで開催されたロシア選手権中の12月25日に、禁止薬物のトリメタジンに陽性反応を示しました。
「ドーピングサンプルの分析は、世界アンチ・ドーピング機構に認定されたストックホルム・アンチ・ドーピング・ラボで行われました。同選手の検体分析の不利な結果に関する情報は、2022年2月7日にRUSADAが受け取りました。
研究所からRUSADAに送られたデータによると、研究所による分析と報告の遅れの理由は、COVID-19の別の波、研究所スタッフの病気の発生率の増加、検疫規則でした」とRUSADAは声明で述べています。
※出典・参照:Match TV
なぜ12月のドーピング検査の結果が今になってと、なぜ遅れていたのか?ずっと疑問に思っていたのよね。
RUSADAは、研究所のスタッフの間でコロナ感染が増加していた為としたけれど、
これってなんとなく後付けの言い訳のようにしか聞こえないのだけど、、、
いや本当なのかもしれないわよ。でもダメだわ、もうロシアが信じられなくなってきてしまっているわ。
もっと早く結果が出ていれば、当然IOC、そして世間の人々は彼女を五輪に出場させることを許さなかったと思うし、
1月のヨーロッパ選手権にだって、出場できていなかったわよね。
北京五輪の団体戦が終わったタイミングというのが絶妙すぎなのよ。
いつの間にかグレイ氏も、マスコットセレモニーに間に合うように到着してるし、
今考えてみると、コーチ陣はよくもまあ平然と一緒に撮影なんてできるわよね。彼らがドーピングについて何も知らないわけがない。
現在米コーチであるアダム・リッポン氏は、ワリエワを取り巻く大人達を強く批判しているのよ。
リッポン姐さんのコメントを一緒に見ていきましょう。
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アダム・リッポン「ワリエワを取り巻く大人たちは彼女を失望させた。彼らは彼女をこのようなひどい状況に追い込んだのだから、罰せられなければならない」
平昌2018団体銅メダリストのアダム・リッポンが、北京五輪で明るみに出たロシアのフィギュアスケーター、カミラ・ワリエのドーピング検査陽性化の状況について発言しました。
ワリエワは、12月のロシア選手権で禁止薬物のトリメタジンに陽性反応を示しました。
「この状況には胸が張り裂けそうです。この少女はまだ15歳。彼女は未成年です。周りの大人が彼女を裏切ったのだ。彼らは彼女をこのような恐ろしい状況に追い込んだのだから、罰せられるべきだろう。
ロシアのオリンピック参加に関するIOCの処分は厳しさが足りない。ROCの選手たちは、言われたとおりに、コーチや連盟を喜ばせるためにやっているのだと思います。権力者のせいにしている。
陽性反応は陽性反応です。今、検査で陰性でも、その過程で禁止薬物が使われた事実は変わりません。これはひどく残念なことです。こんなことになるはずじゃなかったんだ。子供なんだから!
彼女の健康や幸福よりも、競技の成績が優先されたのだ。犯人は地獄に落ちろ! 彼らは、彼女や他の人たちのために、このオリンピックの祭典を台無しにしたのです。
ROCはアスリートたちをひどく失望させ、世界の舞台で再び恥をかかせた。北京に出場するロシアの選手たちは、これからそのパフォーマンスが問われることになるので心配だ。
世界は、スポーツを次のステージに進める人たちの成功を喜びたいのです。何度も何度もフェアなプレーを拒否する人がいたら、それはできない」
※参照:sports.ru
リッポン姐さんの言う事は最もだと思う。
今回のワリエワを取り巻く黒幕らの存在を明らかにし、罰しない限りまた悲劇は繰り返されるに違いないわ。
トゥルソワ、シェルバコワは共に現在17歳。
エテリグループ全体がドーピング疑惑の目が向けられる中で、彼女らから、もし禁止された薬物が検出されるようなことがあったのなら、
ワリエワと同じように未成年(16歳未満)であるからという理由では片付けられないでしょう。
未成年であるから処罰になっても免れるのでは?と予め周りの大人達がITAの規約を熟知していたとしたら?
金メダルに一番近いと言われていたワリエワだけを最初からターゲットにしていたのでは?
コーチであるエテリ氏は沈黙を貫いているというけれど、
こういう時こそ、本来は選手を守り、正しい道に導くのがコーチの役目。
ワリエワに批判が向かう中で、コーチであるエテリ氏が何も知らないわけがない。いやすべての真実を知っているのは彼女でしょう。
来週15日(火)の女子ショートまでに、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)の適正な判断が下されることを願っているわ。
☆合わせてお読み頂きたい
ショックすぎる公式声明が!ワリエワは陽性反応とドーピング検査機関 - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエ様、初めまして。記事に関係ないのですがどうしても聞いていただきたくてメールします。日経新聞2月11日のコラム「山本さかえ 透視線」についてなのですが、まずタイトルが「羽生、高難度挑み伸び悩む」。ムカムカしながら読んだのですが途中「認定された4回転半ジャンプは4分の1回転不足(qマーク)くらいかと思ったら回転不足判定、続く4回転サルコーもq判定の転倒。」という文でハッとしました。このヒトですらqマークくらいかと思った,と言うのですから、判定には大きな疑義があったと言わざるを得ないでしょう。チェンに関しては「あれだけ4回転ジャンプを跳ぶので技のつなぎは抑えめで、ステップなどはショートプログラムより物足りなかった。」と書いているのに「技術点はGOEが突出していたし、演技構成点も高得点が出たのだろう。」って、納得しているのはおかしいでしょう!このコラムを読んで羽生君が「報われない努力」と言った意味が心に刺さりました。明らかな偏向採点です。もう画像とAIでも使って客観的に採点する以外ないと思います。
オネエ様こんにちは。
ドーピングの件にどのような処分が下るか、とりあえず静視するしかありませんね。
ところで別記事でゆきっちょ様がおっしゃっていたISUジャッジ資格者の方の採点試算ツイを見て、愕然としました。
ネイサン氏は要素の基礎点こそ高いものの、PCSは今回のフリー進出者最低レベル。特にSSとTRが最下位って…もはやフィギュアスケートってなんやねん、と言いたくなりました。GOEもさほど高い点はつけていません。
羽生選手は転倒したジャンプ以外の要素で総じて極めて高いGOEと、シリアスエラーによる減点以外最高レベルのPCS。
鍵山選手も公式ほど高い得点はついておらず、宇野選手のテクニカルは寛大過ぎとのツイもありました。
もちろん公式のものでなく、一審判有資格者の私見だとしても、これは酷い、としか思えませんでした。
未成年だから罪に問えないのなら、少なくとも周りの大人がそれを利用しないように、未成年として保護される年齢は五輪に参加できない様にした方が良くないですか?
金メダルは持って帰っていいし、罪にも問わないよって言う、やったもん勝ちはモヤりますよね〜。
夏季のスケボーメダリストなんて13才。競技によって参加年齢は違うし、ロシアは国がそんな方針である以上、全競技汚染されてるのでは?
個人資格で出場する以上、冬季夏季問わず、アイスホッケー、カーリング、バスケ、バレー、サッカー等の団体競技とリレー競技、個人競技の中の団体には参加させないと徹底して、五輪3回、ワールド10回くらい過ごさせないと浄化できないかも?
10年過ぎて、政治やそれぞれの競技を動かす首脳陣が退陣した頃、ようやく新しい風が吹くかも。
リッポンの意見に完全に同意します。私が思っていたことを言語化してくれています。ワリエワの処罰のみならず、関係者全員を調査し、関与していた大人たちを処罰しない限り、永遠に同じことが繰り返されます。他にも薬をやらされている選手がいると思います。10代の子供に薬物投与なんて、一刻も早く止めなければなりません。サンボに徹底的な調査をすべきだと思います。
オネエ様 こんにちは。
今回のドーピングの陽性反応で、「ワリエワ=ドーピング」のレッテルを貼られて、ワリエワが一生涯にわたって苦しみ続けると思うと心が痛みます。
本人はまだ子供なので、事の重大さを理解できていないでしょうが、彼女のご両親や親族は辛くていたたまれない心境だと察します。
もうワリエワには金メダルもタイトルも記録も必要ありません。一人の人生をブチ壊した、ドーピングに関わった周りの大人達が全うに裁きを受けて、まだ15歳の少女の名誉挽回と汚名返上をしてあげて欲しいと切に願っています。
まだエテリ組からもSambo70からも何のコメントがないですね、なんとなく選手を養護しようとする気配が感じられません。
CASの裁定は明日でしょうね。昨日読んだカナダの記事によると、未成年者のペナルティーは最大2年の出場停止で、最も軽いのが警告だけらしいです。
ワリエワを追いかけて3年弱、悲願の五輪金メダルまでもう少しだったのに、こういう状況に陥ってしまい、ただただ「残念」の一言です。
オネエさま、こんにちは!
コロナで遅れたって……わたしもオネエさま同様、ロシアの言うことが何も信じられないです汗
隠蔽した件を内部告発されたようにしか思えず、、汗
そして、いくつから危ない薬飲ませてたんだ?もしかしてジュニアの頃から??今ジュニアの子たちは大丈夫なんだろうか?とか、
健康な子に危ない薬を飲ませるのはもう児童虐待では?と思ってしまいました。リッポン姐さんごもっともです。トゥルシェルのメンタルは大丈夫だろうか…
エテリやグレイが知らないはずない。専属の医者が何人かいるなら、その方も知っていると思います。そして、最後に、親は何をやってたんだろうかとも…。
ロシアはワリエワを守るとか言っていますが、本当に守る気があるなら資格停止&事実調査のあと、指定の期間後にカムバックさせてあげるはず。
もし子どもの人生のことを本当に思ってくれる人が身近にいないなら、こんな悲惨なことはないです。
オネエさま ワリエワのドーピングの件はショックです。
リッポン姐のインタにあるように子供です、ロシアという国での一度の勝利は生涯を決めるのでしょうけれど、才能ある少女の人生が壊された気持ちにしかなりません‥‥
ドーピングは禁止されている行為であり、IOCは毅然とした表明をしなければ、ドーピングを見逃した五輪となり、オリンピックの意義が失墜する大きな事件かと思います。
おねえさま、
毎日渾身のブログをありがとうございます。
昨日 ドイツ国営放送(ARD)のレポーターがラジオで次のようなことを話していました。「ワリエワ選手に関して、ある専属医の存在が明るみに出てきた。この専属医は過去にも他のオリンピック選手にドーピングを行い4年間の業務停止を言い渡された人物。彼が復職しワリエワを担当している」と。運転中だったので名前は失念しました。
ロシアの闇深そうです..;
思い出したのが2020年末のロシアナショナル。シェルが「肺炎」で38度の熱を押して出場し、ショート演技後は息が上がりとても辛そうだったのに、翌日フリーでは元気はつらつ演技をし優勝した件。あれも普通ではありえないですよね...
それにしても今大会は様々な不正・疑惑が持ち上がりますね。
このドーピングにスキージャンプのスーツ・ショートトラック・スノボ大回転の不可解判定、(これは今大会だけではないが)フィギュア・スノボハーフパイプの不正採点‥
まだ中程でこれだけあってどうしちゃったの?
そこまでしてメダル獲りたいの?
『メダルを獲ってもその選手や競技の人気が上がるとは限らない。
何よりルールを信じて日々頑張ってきた選手たちの努力を踏みにじる行為だ!』と各国に言ってやりたい気持ちです。
オネエさま
リッポン姐さんに拍手。団体戦でシングルをワリエワ、コンドラチュク
のみで戦った時、ロシアはやはり選手を駒としてしか見てないなと再度
思いましたが、今回の対応酷すぎです。このまま強行出場させて金メダル
取らせたら、ワリエワはもう一生ドーピングメダリストのレッテル貼られ
て生きていかねばならない。責任者をきちんと罰して、彼女は可哀想だけ
ど一定期間出定停止して再出発させてあげて欲しい。
羽生君の「試合が楽しい」から勝ちたいー戦士だからーと、国益や利権の
ために金メダル欲しいの差は宇宙レベルです。