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問題が山積みでは?ISUは年齢制限引き上げても根本は何も変わらない!

女子年齢制限引き上げが、ロシア勢にとってどうなるのか?フィギュア国際審判員の吉岡氏の見解について。

ファンタジーオンアイス2022神戸公演、羽生結弦独占インタ、開幕前日「レゾン」の練習風景などの特典映像を加えたフジテレビ版が放送に。

本日は舞依ちゃんこと、三原舞依選手の23歳のお誕生日!ますますの活躍を願っているわ。

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問題が山積みでは?ISUは年齢制限引き上げても根本は何も変わらない!


ロシア勢もルール変更に対応してくる

フィギュア王国のロシアが手をこまねいているわけはないので、女子の選手育成においてたぶん対応してくるだろうと思います。具体的にはわからないですけど、15歳で完成するのではなくて、17歳で完成する選手を作るという方針に当然変えてくるはずです。選手育成はいきなり成果が出るわけではないので。そこの対応にどのくらいかかるのか。1~2年で対応できるのか。

ロシアには、伝統的なフィギュアスケートを教える指導者、「ルールに合って高得点ならそれでいい」というのではない指導者たちも当然いて、サンクトペテルブルクを拠点にして活動しています。ですから、ロシア女子が日本女子のライバルであることはこれからも変わりなく、今回の年齢制限のルール変更を踏まえて対応してくれば、その後は怖い存在になるだろうと思います。エテリ・トゥトベリーゼ先生の門下ではないところからもいい選手が育ってくるでしょう。

これまでエテリ組は、ジャンプを跳べるようにすることだけではなく、5つのコンポーネンツのそれぞれの項目について「こういうふうに評価してるんだよね」というのに合わせてプログラムの作り方をしてきました。スピンのレベルをとるためには「こういうことが要るよね」とか、そういうことのひとつひとつに全部対応して、つき詰めてきたわけです。

エテリ組のプログラムの特徴なのですが、最初と最後はしっかりとテーマに合わせて作ってあって、プログラムの真ん中(核)はテーマから多少離れても、そこは他の項目で高得点を得られる振付構成になっている。だからスケートが多少ヘタだろうが何だろうが、「5つの項目のどこを取っても高く評価するしかない」プログラムです。

ロシアの女子は、ジャンプが跳べるから点数が出て勝てているという要素はもちろんありますが、ジャンプの数だけの問題というよりは、プログラム作りの問題で、日本をはじめとするライバル国は負けていたようなところもあるんです。その時のルールを最大限生かした、あざといとも言えるプログラム作りが功を奏していたように思います。「文句ないでしょ、これで」というプログラムです。

今回のルールの変更で、女子のほうは技術偏重から表現重視へと向かう流れが出やすくはなっていくかもしれません。

Web Sportivaより一部引用

ルール変更の見解に続き、フィギュア国際審判員の吉岡氏による女子年齢制限引き上げが、ロシア勢にとってどうなるのか?という実に興味深い話。

いろいろな意見あって然りだけれど、

あたしの中では、まず年齢制限を敷いたところで、技術から表現重視という流れにはならないと思う。

北京五輪でメダルを獲得したシェルバコワ、トゥルソワは現在18歳であることを考えると、

吉岡氏が予測しているように、17歳で完成された選手を作ることなど、エテリ陣営にとってはそれほど難しくないでしょう。

年齢制限よりも、むしろジャンプの制限、そしてAI導入することで、より厳密にジャンプの回転、踏切りなどをチェックしていくことを

変えない限り、何も変わらないと思う。

エテリ陣営のプログラム作りを「あざとい」という表現に収めるのは、あたしは違うと思う。

平昌五輪でのザギトワ、全ジャンプを演技後半に持ってきたのは、ISUの敷いたルールを最大限に活かしただけ。

でもそれを完璧にこなすのには、どれだけの努力を重ねてきたのかと思うと、誰にでも決してできることではないわ。

北京五輪に向けて、エテリ陣営のすべての理想を詰め込んで具現化したスケーターが、ワリエワだった。

五輪シーズン初めから、彼女の演技を見る度に、金メダルは間違いないと思っていたけれど、ドーピングで彼女を見る目が変わってしまったのよ。

こんなに才能があるスケーターなのに、なぜ!?と。

年齢制限引き上げ云々の前に、未だ解決していないドーピング問題をひとつづつクリアにしていかない限り、「論点」が決して前へは進まないと思う。

万が一、年齢の身体的壁があった時に、ロシアはまたドーピングをきっと繰り返すでしょう。

「ロシアには、伝統的なフィギュアスケートを教える指導者、「ルールに合って高得点ならそれでいい」というのではない指導者たちも当然いて、サンクトペテルブルクを拠点にして活動しています」

これはミーシン氏のことを指しているわね。

リーザこそ、長きに渡りどのように、ルールに対応し、第一線で続けてこれたのかをロールモデルにして、

ISUは選手の為のルール作りをしていくべきではないかしら!?

まずはドーピング問題、そしてISUのルール改正を根本から見直さない限り、何も変わらないと思うわ。

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<関西テレビ再放送部分みどころ>
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本日8月22日は舞依ちゃんこと、三原舞依23歳のお誕生日!

おめでとうございます!そしてこれからますますの活躍を期待しています。

いつもリンクに舞い降りた天使のごとく、見ている観客を幸せな気持ちにさせてくれる舞依ちゃん。

いまだに彼女を五輪代表に選ばなかったことは、スケ連にとって最大のミステイクのひとつだと思っているけれど、

過去を振り返っても仕方がない。彼女は国内で正当な評価をされずとも、海外が、そして見ているものが支えていくでしょうね。

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