ロシアで鉄の女の異名を持つ、エテリ・トゥトベリーゼのインタビューの中で、羽生結弦に触れている点についてご紹介するわね。
「彼が世界一になった時、傲慢さというものを一切持たなかった。誰に対しても対等に話し、トレーニングで見た選手の演技が気に入れば、
敬意をもって頭を下げた。それこそがスポーツで、ここでは誰もが対等なのだ」と。それを裏付ける過去のエピソードも。
ーアスリートにとって傲慢さは危険なものなのでしょうか?
選手だけでなく、コーチも壊滅的な影響を受けると思うんです。人は成長すること、自分の欠点を探すことすらやめてしまう。
自尊心とは少し違う。私にもたぶんある。でも、スポーツにおける傲慢さってなんだろう。仲間とのコミュニケーションに対する不本意な気持ち?そうであってはいけないと思うんです。自分がみんなより優れていると思わなくていいんです。ただ、そこに行ってパフォーマンスをする……自分の取り組んでいることを見せるだけでいいんです。そして、それが表彰台の一番上に繋がるのなら、それはそれで素晴らしいことです。
もちろん、このプログラムを100回滑ったという自信もつくでしょう。そして、必要なのは良いトレーニング、常に自信を与えてくれるものです。それは良いことだけど、傲慢さじゃない!
自分自身に自信を持つことです。それは通常、トレーニングの過程で培われるものだ。でも、傲慢さじゃない。羽生結弦は世界一になった時、傲慢さいうものを一切持たなかった。誰に対しても対等に話し、トレーニングで見た選手の演技が気に入れば、敬意をもって頭を下げた。それこそがスポーツで、ここでは誰もが対等なのだ。
※参照:sports.ru
エテリ氏「羽生結弦は世界一になった時、傲慢さいうものを一切持たなかった。誰に対しても対等に話し、トレーニングで見た選手の演技が気に入れば、敬意をもって頭を下げた。それこそがスポーツで、ここでは誰もが対等なのだ」
エテリ氏の発言を裏付ける、2019年時のエピソードをここでひとつ。
スケートカナダで初Vを飾った羽生。衝撃を与えたが、女子ではトゥルソワが4回転を3本決める圧巻のスケーティングで観衆を魅了した。その姿に羽生も刺激を受けた様子で、試合後には「学びたい」などと語っていたが、これに反応しているのはロシアメディア「championat.com」だ。
「ハニュウがロシアの女性スケーターから何を学びたいかを語った」と題した記事では、羽生の会見でのコメントを引用し、「スケート・カナダで優勝した日本のスケーター、ユヅル・ハニュウが試合後、ロシアの女子スケーターに特に触れ、彼女たちから何を学びたいかを語った」と伝えている。
記事では、羽生がトゥルソワ以外にも、アンナ・シェルバコワ、アリョーナ・コストルナヤ、アリョーナ・カニシェワ、カミラ・ワリエワらの名前を挙げ「学びたい」と語っていたことにも触れている。
同様にロシアスポーツ紙「スポルトエクスプレス」でも「ユヅル・ハニュウ『トゥルソワ――信じ難い、特別なスケーターです』」と自国の若き才能たちに王者が注目していたことを伝えていた。
ロシアでも高い人気を誇る羽生。シニアデビューしたてのトゥルソワ、シェルバコワ、コストルナヤだけでなく、14歳のカニシェワや、13歳のワリエワらに熱い視線を送っていることは、ロシアにとっても誇らしいことのようだ。
※THE ANSWERより一部抜粋
常に謙虚な気持ちを持ち、良いものは素直に取り入れて学びたいという姿勢が、今尚彼の止むことのない成長に繋がっていると思うのよね。
以前からロシアのジュニア世代にも目を向けて、注目していることにも探求心がすごいなあと思っていたわ。
エテリがインタビューで伝えたかった、努力を積み重ねて自信を持つことは大事だけれど、試合で結果が出ても、自分に驕ることなく、
常に成長を続けていくようにという事は、これまでの彼女の発言からもブレない信念よね。
ただエテリの門下生に、ドーピング問題が入ってきてしまったことだけが残念。
RUSADAが介入し、8月までに決着をつけると言っていた件は、一体どうなったのやら、、、
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☆KISS&CRY特別編集 羽生結弦POSTCARD BOOK Dawn-BACKYARD-
これまで大好評を得ている「KISS&CRY特別編集 羽生結弦POSTCARD BOOK」。第3弾となる今回は、フィギュアスケート男子シングル選手として活躍、2022年7月にプロ転向を表明した羽生結弦さんの、これまでのエキシビションとアイスショーでの写真をまとめた「エキシビション編」と、ファンの方にもなじみ深い練習着姿の「練習着編」の2種、2冊で構成。
「練習着編」
「練習着編」は「Dawn-BACKYARD-」として、大会中のアイスリンクでの練習風景やリンク外での表情など、羽生結弦さんの自然な姿をおさめた写真が満載。8月10日に行われた「SharePractice」の写真も掲載、30枚のポストカードとし、1冊に仕立てました。
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「エキシビション編」
「エキシビション編」は「Moonlight-EXIHIBITION-」として、これまで出場してきた大会のエキシビションで魅せた華麗な姿と笑顔、また、人々を魅了してやまないアイスショーでの演技写真を30枚のポストカードにし、1冊に仕立てました。
こちらの袴展示、「羽生結弦展2022」に入場しなくとも、見ることができるとのこと!
一人でも多くの方に、見て頂きたいわよね。
会場だけでなく、近隣の飲食店に立ち寄る楽しみも増えるわよね。
こちらもyuzuケーキの販売はないけれど、何か素敵な企画がありそうよ!
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいまし。
☆合わせてお読み頂きたい
衝撃の発表が止まらない!羽生結弦が仙台でのショーや新たなSNS計画も - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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エテリの談話はアチコチで目にしましたが、オネェ様の訳が一番すんなり頭に入りました。うんうんと頷いて読みました。
中には機械翻訳そのままとか、ちょっと…ってのもありましたからね。
羽生くんがワリエワやアカチエワの名を上げた時は彼女らはまだジュニアだったし、次の年もジュニアを続けてるくらいと時だったような?
凄く研究熱心な羽生くんらしいエピですね。
エテリは よく見てますね。雪の女王の心も羽生結弦は溶かすんですね。 とっても、うれしいコメントです。 本当に なぜ人格も実績も素晴らしい選手が ここまで自国スケレンや同胞たちにまで冷たくされたのか 是非 理由を知りたいです。 2019年の全日本の舞台裏での映像では○○さん、北京後からは○○君 気のせいかもしれませんが私の目から見ると 羽生さんと宇野さんに対する態度がそれまでとはガラリと変わって見えました…。どちらの試合結果も同じでしたね…。日本のフィギュア界ってどんな世界? スケレンからは、4A認定に際しても 競技から去るときも なにもないに等しいですよね。どちらもスケート界においては、歴史的な出来事ではないですか? スルーしてはだめですよね。多分マリニンの年内の4A成功をあてこんででウヤムヤねらいですね? まさに、おやりになっていることが、国賊か!?てレベルですよ。 お別れに際しては 普通後輩から花束贈呈とかありますが ありましたか? 多くの世界中のスケオタにとってはいまだに、北京のバンザイが後輩君たちのイメージ。 このまま、上書きなしでいいのでしょうか?
先日からの 野口さんの下回りがたりや、羽生さんのアクセル説明解禁も、なにか意図がありそうです。 羽生さんの競技離脱もありますが、ジスランとう用で多分下回り改善のめどがついたのと 最大の敵はマリニンとなり、彼の4A挑戦とか今から上がるであろう人気に対する牽制目的では? 芯の強い彼を懐柔し、優しい平和主義のネイサンのような関係づくりは難しいからの策では?とか 思ってしまいますね。
エテリは 競技に対しては冷酷な人物と映りますが、腹黒い人ではないと思います。物凄く不器用なんだと。でも多分 ガチでいじらしいくらいの羽生ファンですよね。 そしておねえさま、宇野くん推しの野口さんが、クリケット?オーサー?とつながっていることを、前から不思議に思っています。 カナダ大会に出ますが、宇野さんのクリケット移籍とか?ないですよね。 どうでもいいですが。
追 後輩君のためのマリニン牽制を 羽生ファン主導という形にして巻き込みたい算段かもですよ。 今までも、そうとうなやり口で、辟易しましたからね。 羽生一人に頼らずなんちゃら…ともっともらしい理論展開で 結局詰まるところは…でしたから。 油断大敵!