マリニン4A成功に、これでもかというほど羽生結弦を絡めて報道しようとする日本のライターとメディア。
もうすでに別のフィールドにいて、ふたりのアクセルへのアプローチも全く異なるのに引き合いに出すのかしら?
どんな時代においても、普遍的なもの。見る者を虜にする正しい技術の上に成り立つ美しさを追い求めてしまうのよね。
人類初の4回転アクセル成功、17歳マリニンは一体何がスゴい?「羽生さんが刺激してくれたことは確かです」ジャンプの常識を覆す発想転換とは…
羽生さんが何度も「僕のアクセル」と語るのは、大きく前方に飛び出していく飛距離のあるアクセルのこと。このダイナミックさと軽やかさがあってこそ、出来栄え点(GOE)で「+5」を何人ものジャッジから獲得してきた。
つまり羽生さんにとってアクセルは、ただ降りられればよいジャンプではなく、いかに美しい軌道を描いてダイナミックに跳ぶか、が重要なジャンプなのだ。だからこそ、「空中で体重移動すること」と「空中で回転軸を作ること」という2つの動作を、どう組み合わせるか、真正面から取り組んできた。
ところが、このUSクラシックでマリニンが成功させた4回転アクセルは、全くといっていいほど違う跳び方だった。なんと、左から右への体重移動を行わないのだ。ではどうやるかというと、右足をあまり前方に振り出さずにコンパクトに上げたあと、踏み切った左足の後ろに右足を引き寄せている。こうやることで、左から右へと移動させるのではなく、体の中央に回転軸を作っていた。
両手も、前方への体重移動が起こらないように、振り子のように振り出さない。両手をリラックスさせた状態で踏み込み、跳び上がる瞬間は真上に向かって引き上げることで、高さをサポートしていた。
斬新なアイデアであり、そして非常に効率的な跳び方である。
若き武者がたどり着いたのは、脱セオリーという手法だった。羽生さんのダイナミックな正攻法の跳び方をもとに、飛距離を出さないアプローチを加え、そして右足への体重移動を行わないという手法へとたどりついた。
マリニンの跳び方は、効率的でかつ、新しい時代を象徴するアクセルである。
※Number Webより一部引用・出典
マリニンの4A成功を伝える記事に、メディアはこれでもかというほど羽生結弦を絡めて来ているわね。
野口氏は、マリニンの4Aを「効率的でかつ、新しい時代を象徴するアクセル」だと。
「羽生結弦のダイナミックな正攻法の跳び方をもとに」という表現にしても、
まるで空中に跳んでから、しっかりと回転を始める飛距離のあるアクセルが、時代遅れかの印象を与える書き方に疑問しかないわ。
そもそもふたりのアプローチの仕方は全く異なることを理解しているのであれば、羽生結弦を絡める必要などどこにもなく、
ただマリニンの4A成功を称賛していればよいのに、、、
あたしにはこのライターの言う効率的、そして新しい時代の象徴というニュアンスがよくわからない。
どんな時代でも普遍なもの。それは見るものを虜にする正しい技術の上での美しいジャンプ。
それはいつまで経っても古くなるということなど決してないわ。
未だにあのみどりの3Aジャンプは、あたしの中では他の女子スケーターが超えていない唯一無二のものだと思う。
むしろ今の軽量化されたスケート靴で、跳んでいたらと思うと末恐ろしいわよ笑
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☆合わせてお読み頂きたい
傲慢さが一切ない!羽生結弦を語るコーチの発言を裏付けるエピソードとは? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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View Comments
新しいジャンプって、ただ回ればいいんですね。美しさとか、ダイナミックさとかは、関係ない。これからは、見ても楽しくなくて、ドキドキもしないフィギュアスケートになるんでしょうか?
バクセルチートと見紛う?4Aが、新しい斬新な? そうか、これを言いたかったのか! 待ってたね。チート疑惑隠しコメ発動。でも、まあ ある意味わかるような…。
でも、羽生さんは 過去と未来の自分に誇れる今 つまり過去と未来をつなぐ今を必死で生きています。4次元の座標上を 精神世界の中で しかも意識的に進んでいける彼こそが 新しい斬新な人なんです。 安易で効率的なのが、新しいとは思いません。高い理想のハードルを下げ、同じ名前を付けて誤魔化すことを斬新なアイデアと讃美しても、なんの進歩もありません。
高校入試に、大学入試と名前を付けて 大学合格すご~い!と言っているも同然ですよね。 本当につまらん詭弁です。
オネエ様 こんばんは。
うん、まぁ物はいい様ですね。
よく言えば効率的な跳び方、新しい技術(別に新しくもない?バクセルはライサチェックもだし)悪く言えばチート、氷上で回転をを稼ぐ、ちょろまかし(by佐野稔)ずる賢い。と素直に思う汗。ただそれならマリニンくんじゃなくても練習すれば他選手も跳べますねきっと(^^;)
その流れは4ルッツや4フリップが増えたのと同じで。跳び方を変え、それが認められればそうなります。恐らく5Tも5S位までならいけそう…。競争が加速し、高い基礎点が設定されればですが。そしてジャッジがどこまでもそれを認めるなら。
そもそもジャッジがそうさせた訳で。
いっその事チートテイクオフ全面的にOKと発表し、ジャッジの負担をなくし、超ざっくり採点にしてみては汗…すでにそうか。
ただ「正統派選手と争う事はアンフェア」なので競技としては成り立ちませんね。
オネエ様、こんばんわ。
私はマリニン少年とその4Aのことなんて別にどうでもいいと思ってます。正直興味ないです。ただ、こうやっていつまでゆづを絡めた記事や話題を上げるのだろうと思います。
百歩譲って4Aの話なんで仕方ないとして、もうこれで終わりじゃなきゃおかしいですよね。ゆづはもう競技でのミッションは全てコンプリートして卒業したのですから、他に今後ゆづを絡めなきゃならないような事案はないはずです。野口氏とか田村氏とか他スポーツライターは、これからはどうぞ自分の記者力&文章力のみで閲覧数を稼いでくださいって感じです。特に野口氏!あなたが生きてるうちに4A見れたんだから気が済んだしょーよ。今後は宇野・鍵山・マリニンの取材をしてればよろし!
同感です。マリニンさんと羽生さんの4aは違う。羽生さんの理想とする4aというのは「空中で4回転半回る、王様のジャンプ」。あとそもそもアクセルジャンプってそういうジャンプですよね?羽生さんはアクセルジャンプに嘘をつくようなことはしない。ごまかし4aには興味ありません。
オネェサマ☆
こんばんはo(^-^)o
私達の求めた羽生君の魂の舞
あのドキドキして楽しかったフィギュアスケート!
これからの競技におけるフィギュアスケートには夢をたくせない
現在進行形で時代は変わって行く
以前のフィギュアスケートのスタイルには戻らないだろう!
羽生君が言ったこのステージにいつまでもいる必要はないと明言した!
一つの時代は終わった!
これからの競技における寒い冬物語の始まりの一歩だ!
オネエさま 夜分に失礼します☆
「効率的で新しいセオリーのジャンプ」野口氏は散々フィギュアスケートを観てきて、このワードで納得してるんでしょうか?
マリニンくんは未だ17才、これから成長してゆく選手だから5クワドで挑戦したり冒険したりでいいと思います。コレから上手くなっていけば良い年齢なんだしね。
フィギュア競技一般としては、要はチートも加点を認めるとISUが方針を決定したように捉えました。
羽生くんのセオリー通りのジャンプは勿論、様々な先人が4ではなくとも3でも、跳んで回るって修練してきた歴史が終わったのかな?象徴的な記事ですね。
ジャンプの種類ごとの踏切分け、離氷、回転、着氷、教則通りの点数を正しくジャッジしてこそスポーツなんじゃないかな。
エッジがインだのアウトだのって真剣に観てきたのは何だったんでしょうね?
なんか、やり切れない気分で愚痴っぽくなりました〜
初めまして。密かに貴女を観ていました(笑)失礼。フィギュアの何にも素人で羽生さんとは違う時代から観ているだけの私の思う事ですが、未知な物は4Aに限らず完成すれば誰がとかじゃないかなって。まだ17才?(違いましたらごめんなさい)彼も勿論今は完璧なんて思っていないと。数年後に又それより先にも跳べるのか…そうあれば良いと。メディアは真新しい物が全てだから当たり前な反応でしょう。私は羽生さんが唯、美しくて演技を観てしまうので。
オネエさまおはようございます
単にマリニンのは、バクセル下回りだと言えないんでしょ(苦笑)野口?
この人、この前の週刊誌からロシア系アメリカ選手の下回りを擁護してるもの。
まぁ野口が一人でまた騒ぐのでは…?
日米は互助会協定結んでいるので、根回ししてるんですよー
しかし火に油を自ら注いでる?
まぁ炎上させて話題作りするしかないものね…
JOもカーニバルアイスも、チケット大量に余ってますから。
しかしアメリカB級、ガラガラで人っ子一人いない。映像は斜め上から遠い映像…(^_^;)
アメリカ選手、下で回ってアクセルとは思えない形でしたね。4回転半も回っていないし。
氷の上でターンしてから飛び上がっている。
偽者のジャンプですよねー
まさにバクセルじゃ〜! 邪道です
オネエさま、タイトルがちょっと扇情的じゃないですか?(コソッ)
オネエ様おはようございます。
先日ツイでみどりさんと羽生さんの映像を繋いで流す動画を見かけましたが、やはり時代が経とうと凄いものは凄いし美しいものは美しいと認識しました。
みどりさんの3Aは今見ても全く色褪せない素晴らしいものだけど、完全に彼女個人の身体能力と技術に依存するから、他の選手がどうやったって同じようには跳べない。でも羽生さんの4Aは彼個人の身体能力と身体条件はあるけど徹底的に正攻法の理論で攻めていてしかもその理論を惜し気もなく公開されている。ロシア系アメリカ人選手の4Aもどきはそれを完全に無視したチート技術を駆使した別物。それを「新しい時代のアクセル」と認めるなら正しい技術は永久に失われてしまうのではないでしょうか。
羽生さんの命を削る4Aが踏みにじられたようで悔しいですが、もう別次元の話なので、焦らず羽生さんのシン・4Aの完成を待ちたいと思います。