スケートアメリカ女子ショートが終わり、坂本花織が首位発進で、2位の米国レヴィトとはわずかな僅差。
ユーロスポーツ解説マッシ氏は、レヴィトの演技構成点が、坂本と比較して高すぎると自国贔屓の採点を批判も。
そしてゴールドがミスはあったものの、エデンの東を最後まで滑り切り、久しぶりの素敵な笑顔も帰ってきたわよ。
【女子ショート順位表】
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スケートアメリカ。男子ショートにつづき、女子ショートが行われ、坂本花織が首位、米国レヴィトが2位。ゴールドは5位発進。
ゴールドがリンクに登場した時には、誰よりも大きな声援だったし、彼女の人気が伺い知れるわよね。
もうね、見ていて順位とか、スコア関係抜きにしてゴールドの「エデンの東」は涙なしには見れなかったわ。
この曲は反則でしょ笑、涙腺崩壊が止まらずに最後まで彼女の力強い意志が感じられる滑り、本当に素晴らしかった。
フィギュアって、それぞれだけど、やっぱりいかに人の心に響き、感動を与えるかってことが、ジャッジ採点なんかよりも、もっと大切なことなのだ!
と新ためて気付かせてくれるそんな演技だったわ。
冒頭の3Lz-3T、公式練習では高確率で決めていたから、落ち着けば絶対跳べる!と思っていたわ。
ジャンプを降りた時に、浮かべた優雅な笑みが、帰ってきた!本当に久しぶりでね、もうここで号泣よ。
最後のループの転倒が残念だったけれど、彼女強くなったわよね。
カムバックした時は、キスクラでずっと下を向いてうつむいたままだったのよ。その時に顔を上げて、前だけを見て!と
言葉をかけたけれど、今はもうしっかりと顔を上げて、前を、さらに前を見据えている表情がきりっとしていて、カッコ良すぎよ~。
さて、話は変わり上位2名のジャッジ評価について異論を唱えたのはマッシ氏。
レヴィトと坂本のPCSの差が、なぜ1.2ポイントしかないのか、誰か説明してくれませんか?私の考えでは、アメリカの若い女の子には失礼だが、この2人は別の銀河系にいると思う。なぜ、そう思うのだろう?
カナダのジャッジによると、レヴィト(9.00)は坂本(8.75)よりスケーティングスキルが優れているとのことでした。
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スケーティングスキルでは坂本の方が上なのは明らかだし、マッシ氏の言う通り。
ジャッジの主観が入りまくった、わけのわからない採点など今に始まったことではないわ。
これは自国開催での優位性と、レヴィトを新たなスターにしたいというISUの思惑も絡んでいると思う。
あたしはレヴィトをすごく評価していて、衣装からもうこだわりを感じて好きなのだけど、フィギュアのクラシカルさや、
芸術性を大切にし、表現したい世界観を見せようという姿勢は、坂本よりも正直高いと感じたわ。
ただし、ジャンプに関しては跳ぶまでの「タメ」が長すぎて、演技との一体性がない。
ものすごくわかりやすい例が、羽生結弦やジェイ子のように、えっ?もう跳ぶの!?と言わんばかりの演技に溶け込むようなジャンプ。
そしてコンボの3Lz-3Lo。ものすごく難しく回転不足を取られがちなセカンドループを果敢に挑んでいくのはすごいけれど、
足元を見られ、なかなか加点が付かない傾向のコンボは、いっそのこと変えてしまうのもアリかもしれないわね。
ダルメシアン園子ホッソリしたわね
坂本もダイナミックなジャンプコンボのセカンドが2回転になって、見せ場を作れなかったのでスコアは伸びず。
キスクラでも満足な表情は一切見せていなかったので、フリーまでに修正してくれるはず。
現世界女王と言う事で、彼女の演技構成点もあからさまに低くつけることができなくなってきているのも事実。
国内大会では、出し過ぎなのでは?と坂本に対して思う事もあるからね。
せっかく良いバネを持っているのに、新たなことにチャレンジしないのはもったいない。
彼女なら飛距離のある3Aを跳べるのにと、ずっと思ってきたからね。
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羽生結弦公式Twitterから、告知が来ているわよ!
内容については、メンバーシップ限定なので控えさせて頂くわね。
本当に怪我なく、健康が一番。
ファンの方々の温かい気持ちが伝わってくるわよね。
それでは皆様、どうか良い週末を引き続きお過ごしください。
☆合わせてお読み頂きたい
ものすごいジャンプを見た!スケアメ結果と羽生結弦ショー座種をどう選ぶ? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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View Comments
オネエ様、フラストレーション満載のレポートありがとうございます。
私はミラノ世代の男女シングルを見るのは放棄済で、オネエ様のレポを見て
改めて私の選択は間違いではなかったと確信できました。
今季たまアリワールドで、アメリカが全種目、一人勝ちを目論んでいる事は
この前の世界ジュニアでミエミエだったので、あーやっぱりね感が満載です。
マリニンのPCSだって謎の急上昇だったらしいじゃないですか!
長年の友人達から、大阪で一緒に食い倒れしたかった
たまアリワールドには来ないのか?って言われてるんですけどね。
あ、札幌は地元なので出迎えて接待しますが。
プロローグの方に行っちゃう事は内緒w
もう、これ以上大好きなフィギュアでフラストレーション溜めたくないから。
オネエ様、こんにちわ。
私は思うに、アメリカ贔屓と言うよりやはりPCS(ジャッジ全般)は崩壊仕切ってるのだと思います。例えば今回カオくんのSPのPCSは41点でした。高すぎると思いました。ゆづが大体いつも47〜8点でしたから、わずか数点しか差がありません。間違いなく表現力や芸術性はスケーティングスキルなどの技術力に基づいてると思いますし、世界中で何百万人もの人たちを魅了するGOATとシニアに上がったばかりのまだ振り付けをなぞってるだけの選手が数点しか差がないなんて馬鹿げてると思います。PCSは天井が決まっているので足し算ではなく引き算であるべきなんです。最高峰の選手の技術力を基準にして比較してどのくらい差があるのかを審議すべきなんだと思います。
それからツベのおすすめに上がってきたのでマリニン少年のフリーも見ました。既視感たっぷりです。リンクを8の字に周遊しながら7つのジャンプを跳び終わるとラスト15秒で急に蜂に刺されたように踊り出し爆発させてみせる。大味の大きなハンバーグにケチャップをドバドバかけて満腹にするだけの料理。アメリカらしいです。特にこのチームは皆このパターンでいくようですね。となると多分あの選手と同じように何もしなくてもPCSは上がるでしょう。今シーズンの終わり頃には1.5倍くらいになってると思います。やはり競技界は見るに値する世界ではなさそうです。
追伸、マリニンくんの離氷をスローで確認してみました。安定性と同時に下回りが大きくなっています。そういうところもネイサンと全く一緒です。まさに4回転バクセルです。
やはりジャッジは永遠に離氷を確認する気はないようです。無性にゆづのスケートが見たくなりました。change見てきます⧹^0^⧸
オネエさま
レヴィトの衣装、いいな~…と、正直かおちゃんはいつも衣装がイマイチだから余計に思ってしまいました。(日本女子では衣装は新葉ちゃんがいつもゴージャスで髪飾りまで抜かりない印象です。新葉ちゃん以外だと、個人的に歴代日本女子では鈴木明子、今井遥、本田真凜が衣装番長だと思っています)
レヴィトのPCSについては、SSでかおちゃんと競ること自体??ですし、かおちゃんより上にするジャッジがいることにビックリです。レヴィトはスピードもありませんでしたし、スケーティングに関しては、韓国女子特有のスケーティング(力強さがなくややノロノロ気味)に似ているという印象です。単独ジャンプの構えの長さも気になりました。
ただ、あの年齢での優雅さは目を見張るものがあり、成長が楽しみな選手ではありますが、アメリカが例のごとく毎年恒例の「シンデレラガール」にレヴィトを任命したのね~。。。これまでテネル、マライア、アリサときて今年は予想通りレヴィトね~…と、冷めた目で見てしまいます。
やはりアメリカは男子より女子でスター(白人限定)が欲しいのだな、と感じます。女子スターの誕生=米スケート人気復活と信じて疑わないというか…毎度毎度懲りないですね…。
かおちゃんは余程の事が無い限り今季は安泰なのでしょうが、できればいずれ戻ってくると思われるロシアが水面下にいるうちに、あの危なっかしいルッツの着氷と所作の雑さを改善して欲しいです。そして何か大きな武器が一つなければ、すぐそこまで迫ってきているジュニアの子達に日本エースの座を奪われかねないと思います。
あれだけの2Aの飛距離を持っているので3Aもいけるのでは?と思うのですが、そう簡単ではないみたいですね。以前修得に励んでいたけど上手く行かず結局4T修得にシフトチェンジしたくらいですから…(その4Tも結局モノになりませんでしたが)
女子の3Aも男子でいうところの3Aと4Aの違いのように、2Aの延長線ではなく全く別モノのジャンプなのでしょうね。。。
オネエさま、こんにちは!
率直に、今大会は物足らなさを感じてしまいました。五輪後だからしかたないのかなあ。
坂本選手は色気や大人っぽい表現というより、ドッコイショ感というか…よろめき、もたつきが気になったのですが、世界タイトル持っている以上、もう点はあんまり下がらないんでしょうね…。
レヴィトは華があって可愛らしいから今後も注視したいですが、細くてパワー不足&現時点では点出過ぎかもですね。衣装は素敵でした!
オネエたま、こんにちは。
俺もゴールドの演技には涙が込み上げました。