ロシアアンチ・ドーピング機構RUSADAは、ワリエワがドーピング規則違反を犯したが何の責任も過失もないと判断。
なんとサンプルが採取されたロシア選手権の成績を失格にする以外、何の制裁も課さないと?
現在開催中のワールドユニバーシティ男子ショートでは、山本草太がISU非公認ながら101.32点と今季最高得点で首位発進。
あまりに身勝手な決定に反発必至!なんとワリエワのドーピングが無過失に
WADAはロシアアンチ・ドーピング機構によるスケート選手カミラ・バリエバの「無過失」判定を不服とする可能性が高い
ロシアアンチ・ドーピング機構(RUSADA)の懲戒法廷は、当時15歳だったオリンピック・フィギュアスケート選手のカミラ・ワリエワがアンチ・ドーピング規則違反を犯したものの「何の責任も過失もない」と判断したと、世界アンチ・ドーピング機構が金曜日の朝に発表しました。
RUSADAは、サンプルが採取された日(2021年12月25日)の彼女の成績を失格にする以外、何の制裁も課さない。
この決定は、驚きとは言い難く、物議を醸し出し、耐え難いほど遅延したケースを扱ってきたRUSADAの手法と完全に一致しています。また、2022年の北京冬季オリンピックを蝕んだスキャンダルの最終的な決定ではありません。
WADAがこの決定をスポーツ仲裁裁判所に上訴する可能性は非常に高いと考えられており、その後、スポーツ仲裁裁判所がバリエワの処分と出場資格について最終決定を下すことになる。
WADAは、RUSADAの決定書のコピーを見るまで、その計画を発表するのを待つと述べている。
しかし、WADAがすでに熟知している本件の要素に基づけば、WADAは『無過失』との認定に懸念を抱いており、必要に応じてスポーツ仲裁裁判所への上訴の権利を行使することを躊躇しないと声明で述べている。
またWADAは、「この件に関するRUSADAの決定が受け入れがたいほど遅れた」ため、11月にCASに直接照会し、バリエワへの処分として4年間の禁止を求めたと述べている。
米国アンチ・ドーピング機構CEOトラビス・タイガート氏は、金曜日の朝にメッセージでRUSADAの裁定を非難し、WADAだけでなく、フィギュアスケートを統括する世界連盟である国際スケート連盟にも行動を促しました。
「WADAとISUは、アンチ・ドーピング制度の信頼性とすべてのアスリートの権利のために、この判決を上訴しなければならない」
とタイガードは言った。ロシア国家主催のドーピング不正の重要な道具であり、世界アンチ・ドーピング規程に非準拠であるRUSADAによるこの身勝手な決定を世界が受け入れることはありえない。
11ヶ月前の冬季オリンピックでは、フィギュアスケートの団体戦でロシアが金メダル、アメリカが銀メダル、日本が銅メダルを獲得しました。
その翌日、ロシアチームのスターであるワリエワ選手が、前年12月の検査で禁止薬物トリメタジンの陽性反応を示したことが判明し、それらの結果は混乱に陥り、大会のメダル授与式は前例のない中止を余儀なくされた。
もし、バリエワ選手がCASによって失格となった場合、メダルの順番が入れ替わる可能性があり、米国が金メダルを獲得し、3位だった日本とカナダがそれに続くことになる。
北京五輪で招集された別のCASパネルは、ワリエワ選手がWADA規則上の「保護対象者」(この場合は未成年)であることを理由に、同大会の女子競技への出場を継続することを許可した。このCASの裁定は、ドーピング事件の是非を問うものではなく、実際には、後日禁止されない可能性があるとして、彼女の出場を認めた部分もある。
本格的なオリンピック・スキャンダルの重圧の中で、金メダル候補だったワリエワ選手は、4位につまずいたのです。
「北京オリンピックから1周年を迎えるにあたり、北京で競い合ったフィギュアスケートのチーム競技の選手たちが相応の解決を得ることが非常に重要であることに変わりはありません」
と、米国オリンピック・パラリンピック委員会のサラ・ハーシュランドCEOは金曜日の午後に述べました。「我々は、この問題を検討し、可能な限り迅速に手続きを進めるというWADAの姿勢に感謝します」
※参照:USATODAY
もう一年近くも引っ張り続けてきたワリエワのドーピング問題。
案の定、ロシアアンチドーピング機構であるRUSADAは、
「サンプルが採取された日(2021年12月25日)ロシア選手権の彼女の成績を失格にする以外、何の制裁も課さない」
と、非常に理解し難い結論を出してきたわね。あまりの身勝手に開いた口が塞がらないわよ。
そりゃ自国開催の大会だけ失格にしたって、国際大会への影響はゼロだものね。
当然、WADAが容認するわけがなく、ISUにも行動を促しているけれど、果たしてISUが本当に動くのかは疑問だわ。
彼らは今ISUアワードの方に熱心だからね呆。
ワリエワに責任がないというのなら、彼女を貶めドーピング漬けにした周りの大人達が厳重に罰せられるべきだわ。
ワリエワに非難が行くのは当然だけど、彼女を盾にして雲隠れしていた黒幕は!?
まあロシアで諸悪の根源の根っこを切ったとしても、もう無数に張りめぐっていて収拾不可能でしょうね。
そしてロシア国内でも、あの師弟コンビがコメント。
タラソワ氏「この世界にはまだ正義がある。今回の決断を下した人たちは真っ当な人たちだ。このままロシアに金メダルが授与されればいい」
ヤグディン氏「ワリエワの状況は前向きに解決されるのでは?僕は楽観主義なんだよ」
相変わらず期待を裏切らない師弟コンビ(呆)
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アメリカ・レークプラシッドで開催中の「FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023」。
男子ショートでは、山本草太がISU非公認ながら101.32点と今季最高得点で首位発進に。
【男子ショート順位表】
【男子上位プロトコル】
草太のノーミスは本当に素晴らしかったわ。
フリーもしっかりと揃えることで、世界フィギュアの表彰台が射程圏内になってくるはず。
全日本でのミスがあり、ここ一番の安定感という点ではまだまだだと思うけれど、こればかりは実戦で自信をつけていくしかないものね。
3位に入った佐藤駿は冒頭の4T-3Tコンボはお見事だったけれど、続く4ルッツが空中で開いてしまい、3回転判定からのマイナスになってしまったのが惜しい。
約1ヶ月後には四大陸も控えていることから、ショートでの4ルッツの成否が表彰台に左右してくるでしょうね。
できることなら表彰台の中央に乗り、タイトルを獲ることでISUにも評価してもらい、演技構成点を上げていくしかないわ。
【女子ショート順位表】
【女子上位プロトコル】
女子ショートも、坂本花織と三原舞依は予想通り。
ここにベルギーのルナ・ヘンドリックスが加わって世界フィギュア表彰台の争いになりそうね。
ロシア勢が不在の中、彼女らに3Aやクワドジャンプはないので、いかにノーミスでまとめるかが勝負の分かれ目となるでしょう。
今夜23:15からフジテレビS-PARKで「羽生結弦×内村航平レジェンド対談第2弾」が放送に。
おそらく昨日の完全版でもあった「ゾーン」の話になると思うので期待したいわ。
☆合わせてお読み頂きたい
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ちょっと待て。ワリエワの供述が真実であれば、祖父が使用していたコップを誤って使用したのだろう?
であれば、それ自体が「過失」ではないのか?
としか言いようがありませんね。
詳しくないので恐縮ですが、ドーピングってそもそも経緯は関係なくて(故意だろうが、過失だろうが、全く責がない不運な状況であっても)とにかく陽性であればoutのイメージでした。
こんなに緩いものなのでしょうか。ワリエワだから??
だったら上手い言い訳でこれからも逃れられてしまいますよね?
ワリエワには選手として頑張ってもらいたいけれど、酷い風邪引いたって薬飲まないアスリートが多数なのに、これはさすがにお粗末すぎます。