ロシアのコストルナヤがペア転向すると多くのメディアが報道していたけれど、ようやく本人がペア転向を認めたわよ。
さらに驚くことに、ブヤノワ氏とのコーチ関係もだいぶ前に解消していたことが明らかに。今後はペアとして競技会にも出場していくと。
正しい技術と美しい芸術性を兼ね備えたオールラウンダーだけに複雑だわ。
コストルナヤ、ペアスケートへ移籍「出場する計画はあるが、上手く行くかどうかは時が経てばわかる」
ロシアのフィギュアスケーター、アリョーナ・コストルナヤが、ペアスケートへの転向を決めたことについてコメントし、また怪我についても語った。
ヨーロッパのシングルススケートチャンピオンである彼女は、2022年9月に股関節の手術を受けた。
「私はずっとペアスケートが好きでした。スロー、ツイスト、リフトのすべてが息を呑み、いつも感心して見ていました。アスリート人生のある時点で、何かを変える必要があると認識したとき、必ず選択を迫られるものです。それはコーチからコーチへの移行であったり、他のスポーツへの移行であったりする。この点では、私も例外ではありませんでした。
手術の後、考える時間がたくさんあったんです。ペアスケートをやってみようと思い立ち、最初はショーとして、そして今は…。まだ予断は許さないし、この先どうなるかは、まだわからない。今のところ休暇中なので、帰ってきたら、次のことを決めたいと思います。もちろん、大会に出る予定もありますが、それが実現できるかどうかは、時間が解決してくれるでしょう。
そうですね、(手術後は)不安なことがたくさんありました。パートナーのゲオルギー・クニツァやコーチのセルゲイ・ロスリャコフにはよく止められましたが、基本的に痛みはほとんどありません。違和感を感じ始めたら、エクササイズを変えるか、やらないかです。もちろん、新しい要素が増えるごとにリスクはありますが、徐々に進めています」
とTASS通信はコストルナヤの発言を引用している。
※参照:SPORT24
コストルナヤのペア転向について、メディア情報が出てから本人からの発言を待っていてようやくペア転向を認めたわね。
「短命」と言われるロシア女子フィギュアスケート界において、どのような形であれまた彼女の演技を見れるのは嬉しいけれど、
やはり正しい技術(エテリグループでは珍しい下回りのない)とある種の才能というべき美しい芸術性を兼ね備えたオールラウンダーとして、シングルとしての活躍をもっと期待していたので残念なところもあるわよ。
あたしはもうジュニア時代から別格の存在として注目していて、
コストルナヤがシニア転向した2019-20シーズンは国際大会負けなしで、トリプルアクセルも身につけてクワドがなくとも勝てることを今の時代に証明してくれた希有な存在だったのよ。
ただエテリ氏の元を離れて、プルシェンコ氏のところに行ったあたりから、病気や怪我などもありどこかフィギュアに集中しきれていない環境にあったような気がして、
再びエテリ氏のところに戻っても、アクセルが戻らずに苦戦していたし、さらにまたエテリ氏を離れてブヤノワ氏に従事したと思ったら、
今度はペア転向でまたコーチを変えるという、、、
ブヤノワ氏からもコメントが出ているわよ。
コストルナヤがブヤノワとの協力関係を解消し、ペアスケートに移行
ロシアのフィギュアスケート選手アリョーナ・コストルナヤは、コーチであるエレナ・ブヤノワとの協力関係をやめ、ペアスケートに移籍しました。
ブヤノワは、2020年のヨーロッパ女王の決断を自ら伝えました。
「彼女とはだいぶ前に師弟関係を解消しています。ペアについては、私がアプローチする必要はないと言ったところ、彼女はセルゲイ・ロスリャコフのところへ行ったのです。
ロズリャコフから電話がかかってきたので『もし、彼女がペアスケートをやりたがっているなら、やらせてあげたら?』と言ったら、
『そうだよ、彼女がペアスケートをやりたいと言ったんだ』と。
コストルナヤ自身がペアスケートを選んだのです」
とブヤノワはRIAノーボスチに語った。
※参照:SPORT24
あたしがコス美の演技の中でも最高傑作のひとつが2018年ジュニアグランプリファイナルのショート。
字幕解説をぜひ見ながら「美」を堪能してほしいわ。
ペアでの新たな活躍に期待を寄せながら、、、
☆合わせてお読み頂きたい
まさか仰天のペア転向報道が?元振付師は才能を認めるも長い年月がかかる - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエさま
ここ最近youtubeでおすすめ動画にやたらとコストルナヤのペア練習動画(ツイストの練習)が上がってきていたので、あ~…これは本格的にペアに移行なのかな…彼女は小柄だし、3Aが跳べなくなってきているなら尚更…と思っていたら現実になってしまった。
コストルナヤはスケーティングや身のこなしが優れているので、どうせ転向するならまだアイスダンスの方が…というか彼女はジャンプも理想的だったので絶対シングルが向いている気がするのだけど…という気もありちょっと複雑です。
私は2017年のジュニアグランプリシリーズで初めて見た14歳のコストルナヤのアディオス・ノニーノが衝撃的過ぎて忘れられません。
14歳のジュニア選手であの曲をあそこまで滑りこなせる選手を見た事がなかったので、シニア移行がとても楽しみで仕方ありませんでした。
たらればになりますが、コロナがなければ最有力候補とされていた2020ワールドで金メダルを獲って、チームでの扱いやその後のスケート人生も今とは違っていたのかな…と思うとなんだか少しやりきれないですが、コストルナヤが前向きなのであればファンとしてはペア選手のコストルナヤも応援したいです。
>ちぴ様
ちぴさん、こんにちは!
私もコス美はペアよりもアイスダンスで見たいなと思っております。強いて言うと、もっと彼女の才能をシングルで活かして欲しかったと言うのが正直な気持ちです。
なかなか現れない逸材も時の流れに埋もれてしまうと思うと残念ですが、ぜひペアでまた輝いてほしいですね、
オネエ様こんばんは。
この前の記事の時は半信半疑だったのですが本当なんですね。う~ん、私もちょっと複雑。でも本人がやりたいなら…ね。久し振りに演技動画拝見…JGFですか…私はシニアが初見だったのでこれは初めて見ました。綺麗ですね~。生まれ持ったセンスでしょうね…個人的にはなかなか出て来ない逸材だと思ってます。ラストのダンダンダン!の所…魅了される表現力、音ハメ、ジャンプ…美美美。
チートテイクオフで4回転ではなく、正確で上質なジャンプと表現力を持つ選手が勝負できる競技であって欲しかったですね(とは言え今のロシアの状況はそれ以前の問題ですが)何か来季もGPSロシア無し、GPFフランスは辞退だそうで、開催地募集と…汗。
>konami様
konamiさん、こんにちは!
最後の翼を広げるシーンのバサ、バサ、バサ!は鳥肌が立ちました笑
フランスが辞退ですか!?開催しても採算取れないのでしょうね。ISUは今後スポンサーの減少も止められないのでは?
オネエ様、こんにちは。
1月19日の中日スポーツの記事でした。
「国際スケート連盟(ISU)は18日、フィギュアのグランプリ(GP)シリーズを来季2023~24年シーズンもロシア国内で開催しないと発表した。代替開催地は、11月17~19日の日程で加盟国・地域から募集するとしている。
…中略…
ISUは12月7~10日にフランス・オレルアンで開催すると発表していた来季のGPファイナルについて、フランス連盟による運営ができなくなったために同じ日程で代替地を募集すること、24~25年シーズンの四大陸選手権を韓国・ソウルで開催することもあわせて発表した」
とありました。ファイナルは辞退。フランス杯には特に言及がないので開催予定でしょうね。
オネエたま、こんばんは!
セッキーです。
コス美はプルシェンコへの移籍以来ずーーーーっと迷走しっぱなしな印象ですね。
ペア転向どうなることでしょう。
スロー3A出来れば大きな武器になりそうですが。
それにしても動画の字幕に笑ってしまいましたw
美美美www
>セッキー様
セッキーさん、こんにちは!
そうですね、プルの元へ移籍した頃から、なかなか調子を上げていくことができていませんよね。ペアに転向したけど辞めましたってならないと良いのですが。