nottestellata千秋楽後に、羽生結弦が日本テレビの単独インタビューに答えているのでご紹介していくわね。
また公演最後のスピーチ全文がいくつかのメディアで取り上げられているので、一緒に見ていきましょう。
ディズニープラスGIFTの見逃し配信は、結局復旧せず。今後どのような対応措置が取られるのかしら?
【羽生結弦単独インタビュー】
「本当にいろいろな気持ちが巡っていて、自分の中でも整理がつかない部分もまだまだたくさんあると思いますけど、これから人生を進んでいくにあたって、本当にたくさんの学びがあって、たくさんの気づきがあって、人生の分岐点みたいなものになったと思います。
自分自身笑顔でこのショーを終われたことは本当に良いことでした。スケートは世界を変えるわけでもないし、スケートで世界が救われることはないけど、それでも誰かの希望になることがあるのだったら、それが僕の希望であり、幸せだなと思って、今回滑らせていただきました」
※日テレNEWSより一部引用
そして千秋楽の最後のスピーチ部分全文が、いくつかのメディア記事で紹介されているので改めて、、、
あの日から12年と1日…羽生結弦さん、6分56秒の決意表明「羽生結弦として全て背負って進んでいく」
「こうやって月日が過ぎていくにあたって、昨日はあんなに苦しくて、悲しくて、つらくて、凄く凄くつらい日々でしたが、一日たってみると、なんか悲しさも越えて、やっぱり前に進んでいかなきゃなという気持ちと、また皆さんとともに、なんか僕が暗い気持ちになっていたら今日はダメだなと思って、頑張ってはっちゃけて、というか希望になろうと思って頑張っていました。皆さんのスケートプログラムを通して、ちょっとは前に向けたかなと思っています」
「こうやって実際に12年と1日という月日が過ぎて、だんだんだんだん僕も毎年、ほぼ毎日のように3月11日という日を思い返していますけど、だんだん記憶は薄れていってしまうものですね。傷も、つらさも、悲しみも、なくなってしまったものの多さも、少なさも。全てがだんだんなくなっていってしまって。なんか穏やかな日々にだんだんなんか慣れていってしまって、そんなことに罪悪感を覚えるような日々もあります」
「でも、そんなことあるんですよ、本当に。なんか羽生結弦っていう存在として、今まで生きてきて、僕はスケートをやることによって世界を救えると思わないですし、スケートで何か世界が変わるなんて、そんな大それたことはないと思います。ただ、僕がこうやってこの12年間を生きて、この一番つらかったであろうこの場所にリンクを張って、こうやって皆さんに希望を届けることができて、幸せであると同時に、これからも、こんなちっちゃな体ですけど、いろんなことを背負って毎日毎日、スケートのためだけに日々を過ごしたいと思っています」
「でも、今日っていう日が終わってしまったら、ノッテステラータは、とりあえず2023年のノッテステラータはもうなくなってしまって、明日はいつもと変わらない、穏やかでくだらない日々が続くと思います。でも、その中でも僕はスケートをめちゃくちゃ頑張って、また、なんか羽生結弦のスケートを見たくなったな、とか。こうやってノッテステラータの配信があったり、いろんな中でまた見たいな、あのスケートに希望をもらったな、とかそういうことを思っていただけるように。そういうことを思っていただけたときに、またスケートを見ていただけるように、精いっぱい自分の幸せを削ってでも、ずっとずっと羽生結弦として全て背負って進んでいくんで、どうか応援してください」
「僕はなんか、本当にこうやって皆さんに自分のスケートを見ていただいて、自分のスケートの中から、言葉じゃなくてスケートの中から何かを感じ取ってくださって、国境を越えて何かに希望を与えたり、悲しさを与えたり、慈しみだったり。そういったものを与えられる存在であれば、それだけで十分幸せです。だからこれからも、スケートのための選択をずっと続けていきます。どうか信じてください。これからも頑張っていきます。応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
「それでは、改めまして、ノッテステラータにご来場いただき、見ていただき本当にありがとうございました。また、また…やっていただけるか、それは僕次第なので分からないですけど。でも、ありがとうございます。とにかく未来が何も見えない、何も分からない、こんな世の中で毎日毎日生き抜いてください。この12年間を毎日一秒ずつ一日ずつ生きてきた、この愛おしい愛おしい12年間をまた今日からまた一秒ずつ一日ずつ続けてください。僕もそうやって生きていきます。また皆さんに会える日を、とてもとても楽しみにしています。今日は本当にありがとうございました」
※スポニチより一部引用
※出典:@jasonbskate
「これからも、スケートのための選択をずっと続けていきます。どうか信じてください」
最後のスピーチでとても印象に残っている言葉。
「どうか信じてください」という中には、これからSOI、FaOIに出演していく決断をしたことに対する思いがあるんじゃないかしら?
SOIの出演者発表や販売方法に対しての不満はあるけれど、どのショーに出演するかは彼自身が決めたことだし、その決断はいつでも尊重したい。
先日放送されたNHKねほりん(ノッテ中取り上げたくもなかったので、こちらはまた別記事でお話します)の影響を考えての発言もあったのではないかなと。
NHKがシナリオを作って「ファンもうやめました」みたいな、たった一人のどうでもいい発言をあえてクローズアップする行為。
これがNHKのやること!?と思わず唖然としたわ。
今回のショーを振り返り一番感じたのは人の「温かさ」だった。
出演スケーターそれぞれが「今」を大切にして、丁寧にそして思いを込めて滑っているというのがいつものショー以上に感じたことよ。
また毎日を積み重ねっていって、いつかこの「帰ることのできる温かい場所」に辿り着ける日まで頑張っていきたいわね。
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羽生結弦写真とポスター展2023は、本日3/13(月)朝9時からスタート。
昨日公演をご覧になられて、仙台に滞在し午前中に展覧会を見てから帰られる方も多そうよね。
ぜひ国際センター駅から出たところにあるモニュメントも必見よ。
先週に比べて気温が低くなっていると思うので、暖かい格好でお出かけくださいね。
ディズニープラスの「GIFT」見逃し配信、結局復旧せずに最後見ることができないままになってしまったわね。
これはさすがに配信延長になると思うけれど、日曜日の夜に視聴を楽しみにされていた方も多いわよね。
来週の日曜日までの延長にならないかしら?なんならもうずっと期限なしで配信でも良いのよ!?
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
nottestellata現地会場レポ
前編
初日レポは大きな不安があった!羽生結弦アイスショー現地の様子をお届け - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
後編
予想外の嬉しいサプライズが!羽生結弦ショー現地レポで圧巻の王者競演に? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエさまこんにちは。
NHKのねほりん? 私もあんな屑番組を、大事なノッテショーの初日に話題にしたくないな…と思っていましたよ。
オネエさまも同じ気持ちだったようで、嬉しく思います。
復興への希望ショーへの穢れになりますから…
アレは電通の横やりなのか、ノッテによばれなかった某事務所の差金なのか…?
テレビ局が脚本したような内容を、なぜノッテの初日に当ててきたのかしら。炎上目当てだったのなら、シカトして正解だったわー
平昌五輪前にUSMや小塚と組んで、しきりに羽生下げ番組を流してたNHKですからね。アレを思い出したわよ!
今回、相手にしなかった羽生ファンの皆さんの民度の高さは素晴らしいですね。製作サイドは話題作りが目当てだったんだからね。
羽生くんは3.11にあの会場で演技をして、感覚が人より繊細であり鋭敏なので、無念な魂を感じたのかもしれません。その魂たちが上にあがっていった事を願います。羽生くん、ありがとうね。
こんな大切な日にね。私は呆れて怒る気もなく、淡々と録画中断して削除。うむ。 クラシックテレビで上げた反動か? やはり安定の珍バイトをやらかすNHK! なんかの圧か?入り込んでいるのは確定!まさかに、珍バイト組織の正体って…? しょうもねえほど、姑息だわ。
どうだろうか?人として! NHK 放送倫理は大丈夫か? ま、倫理観なんて はなから期待しちゃあいないです。 大きい組織には、内部にはいろいろいるってことでしょうね。メディアにとって自浄力の有無が大切ですね。 ただね。こういうことが、幸せを削らせる片棒を担いでることではないのかな?と、一視聴者として冷静に考えてますよ。
追 ファンを卒業された方については、何もありません。そこは、個人の自由であり、考え方も感じ方も人それぞれです。私だって 今まで熱量の起伏はありましたから。そこにとやかく言う人はだれもいないはずです。
問題は 羽生結弦一人にターゲットを絞った番組を制作したうえで、いやわざわざ卒業案件を取り上げる意味ってありますかね? そして、それをあえて3,11の前日に放送したことなんですよね。もう、だれがどう考えても 悪意しか見えないわ。
オネエさま、こんにちは。
NHKは本当に信用ならない。番組の責任者次第でどうとでも作れるんだろうけど。見なくて正解でした。出演者の某についてもツイで色々言われてますね。税金同様に視聴料取っておきながら勝手のし放題。お気楽な商売だわ。
私などはnotteを観終わって、ますます羽生さんを応援しようと決意を新たにした次第。GIFTは実に示唆に富んだ作品だったし(まさか最終日に視聴不可となるなんて!)、notteでは彼の素顔を垣間見ることができたように思えましたし。感受性が強くて、その資質故に芸術作品が作れるのだけれど、またそれ故により傷つき易くもなる。今迄は連盟に所属するアマだったから発信できなかった心の内を、今少しづつ放出しているのかなあとも感じて。
ただ素の自分を出すと、自分が必要とされなくなるんじゃないかと凄く怖れているようなのが気になりました。心底一つの命は儚く、誰の命が失われようと世界は歩みを止めないし、また自分の命もそうしたものと思い詰めている様子だったのが、見ていて辛かったですね。
沢山の仕事をしているのも、何かに駆られてと言うか、余計なことを考える時間を自分に与えないようにしているのかも…とか。そして、あの「信じてください」。なぜ?何があったの?ツイでは、誰かが暴露本?を計画してるらしいと心配していたけど、確かにあれだけ成功すると妬みも相当募るでしょうからね。バカバカしいと笑い飛ばすこともできません。
いずれにせよ、私は応援するだけ。羽生さんの選択を信じています。SOI出演も理由があったのでしょう。行ける方には行って頂いて、思い切りワーキャー声掛けして欲しいです。私はfaoiで頑張りたいと思います!
オネエ様
こんにちは。いつも楽しみに拝見しています。
GIFTの配信が見られず、昨夜はがっかりでした。DVDが欲しいと、痛切に思います。
昨日のスピーチでずっと走り続けている羽生さんのスケートにかける思いの深さ、決意の厳しさを、痛いほど感じました。
GIFTでは、彼の柔らかな心があんなにも傷つき、孤独だったことを知り、泣かずにはいられませんでした。
私は1人のファンですが、それでもこれからもずっとずっと信じて応援していきます。
プロになり進化は素人目にも明らかです。枠から飛び出し、毎回凄いものを見せてくれます。プログラムも、さらにさらに美しいです。それからダンスにも、しびれて中毒になってしまいました‼
ねほりんの取り上げ方に悪意を感じましたが、スルーです。いやらしいです。相手にする気にもなりません。
プロの会見の時、フィールドは問わないとの発言を思い出しました。どのアイスショーでも、彼は次元が違いますし別格です。見たい人は悩まず見に行き、幸せになれば良いのではないでしょうか?今まで抽選に外れまくっている私はチャンスが増えて正直嬉しいです。でもやっぱりFaOIが見たいです。。。
オネエ様、こんにちわ。
3/11は現地。南アリーナ(ショートサイド)の4列目からの観覧でした。あの日、最終演目の春ちゃんで私たち客席に背を向け一瞬止まり、パッと振り向いた時のゆづの美しさは尋常ではありませんでした。言葉がおかしいかもしれませんが、常軌を逸した美しさでした。よく心を込めて、魂を込めて滑りますとスケーターは言うけれど、そんな生やさしいものではなく、魂そのものが剥き出しのままそこにあって、でも刺々しさとか荒々しさは全くなく、悲しいくらい純粋で…、何か神聖でスピリチュアルなものさえ感じて震える思いでした。
ゆづは込める思いの強さも、時間も、エネルギーも選手時代と何ら変わらないと思います。今までだって時に自分の気持ちは二の次にしてでもいつだって全身全霊でした。それをあらためてあの日だからこそ表明したかった?…。NHKのあのクソ番組は関係ないのかもしれません、いや、関係ないと思いたい。だってああいう人はほんのひと握りで、むしろ北京後の方がファン増えてるのは明らかだし。けど、耳に入れたくなかったこと、目にしたくなかったことが少なからずあったのかもしれません。だから「信じてください」て。ゆづのこと信じなかったことなんてないよ。逆にもっと私たちを信用して!て思っちゃいました(笑)
オネエ様、ねほりんとやらの存在は初めて知りましたし、知ろうとも思わないのでどうでも良いですが、ファンはこういう話題はスルーし続けること、話題に載せないことが一番の近道ではなかろうか、と思います。ただし、無くなるものではないですね。SNSの普及が拍車をかけていると思います。やれやれ。心を痛める一因にはなってるとは思うけど、それほど大きなウエートを占めているとも私は思わない。それより、
羽生君の人並外れた感受性の強さを改めて感じて、流石の私もちょっと心配になる……
彼のレベルで一緒に重荷を背負ってくれる人は皆無だし、誰もあそこまで感情移入は出来ないし、あれが出来るのはこの世にたった独りなんだから、少し休んでほしいけど、休めと誰が言っても走り続けるだろうよね。見に来てくれる皆さんの為にSOIもFaOIも頑張っちゃうんだろうから、自分で望んだチケットが手に入ったら絶対見にいくから、頼むから無理だけはしないでほしい。まだ、心から笑えてないような気がする。今回は純粋にあの仙台の地に氷をはって滑ったことが、深く深く哀しみを増したのかな。それでも、羽生君が自分で望んで叶えた超えるべき一歩だったと信じよう。都築先生の言葉じゃないけど、羽生君ほど自分の考える道を突き進んで生きている人いないと思うから。プロになったからこそ、少しずつでも今まで言えなかったことを私達に吐露してくれてると思えば良いかしらね。
オネエさまこんにちは。仙台遠征お疲れ様でしたいつもなからレポが素晴らしくてすごいなぁ〜と思っています。
決意表明の書き起こしありがとうございます
あらためて噛みしめてます。
NHKのあの番組、ひどかったのですね?私はおまかせ録画予約にはあったものの仙台遠征の間に残量オーバーで別のエブリイなどの番組に上書きされていたので見てないですが、オネエさまや他の方のブログを読んで再放送はスルーします。
3.11あの日からずっと羽生くんがどんな想いで生きてきたか、今回の公演に際しどれだけの葛藤があったか察することすら出来ないのですね、放送、報道、SNS等倫理の欠片もないものが有りすぎて憤りを感じています。
そんな気持ちでいた時、利府市長のコメントや鈴木明子さんのコメントを読んで少しやすらぎました。
羽生くんはこれまでもずっとスケートのための選択を続けていると思いますがその想いが更に強くなった決意を伝えてくれたのだとそう思えてなりません、ずっと羽生くんを信じて一生懸命応援していきます。私達はたくさん幸せをもらっています、応援することで満天の星の中で埋もれてしまうような小さな光でも羽生くんに届きますように。
それとこの場ですみませんが、シャトルバスや会場、国際センターなどで出会った方々が気さくにお話して下さったこと、親切にして下さったこと、羽生くんのファンの方は皆さん素敵な方ばかり。一人参加の私でも本当に幸せな時を過ごせましたありがとうございます。
仙台土産はオネエさまが買われたものと同じでした!ずんだシェイクも美味しかった〜 心残りと言えばアイスリンク仙台の展示コーナーが見れなかったことかな。