スケートカナダ女子シングルは、日本人選手が表彰台を独占。2008年のNHK杯以来16年ぶりの快挙となっているわよ。
特筆すべきはショート10位からの巻き返しでフリーだけで1位、総合で2位に入った松生理乃の演技でしょう。
坂本花織はショートのリードを守り優勝するも、珍しくミスが続いて演技中から表情が暗かったのが気になったわ。
スケートカナダ女子シングルの結果だけ、一つ前の記事でも紹介しましたが、
特筆すべきはショート10位からの巻き返しでフリーだけで1位、総合で2位に入った松生理乃の演技でしょう。坂本花織は優勝するも、ミスが続いて演技中から表情が暗かったのが気になったわ。
演技を一緒に振り返っていきましょう。
【女子シングル総合順位表】
【女子フリー順位表】
FS1位(総合2位)松生理乃 139.85点
ショート10位からよくここまで巻き返したわよね。本来力のあるスケーターなので、
今回の結果は自身にとっても大きな自信になったのではないかしら?
ルッツに2本とも「アテンション」(!)マークが付いていて、GOE加点がなかったのでこの部分でもっと点数を積み重ねることもできるでしょう。
※アテンションとは、、、
ジャンプの踏切違反(エッジエラー)まではいかないものの、踏切に違反が見受けられる場合は「アテンション」という扱いでGOEマイナス。
非常に丁寧な滑りと美しい所作もあるし、スピン・ステップをすべてレベル4で揃えているのも凄いなと思ったわ。
フリー2位(総合1位)坂本花織 126.24点
シカゴより「All That Jazz」と本来明るいミュージカルナンバーで、彼女の持ち味とマッチすると思っていたけれど、
スタートポジションについて曲が始まっても、表情の変化が見られず、どこか要素をこなしていくだけのような印象を受けたわ。
せっかく金髪に染め「シカゴ」の世界観を演出しようとしているのだから、表情豊かな方が見ている方も引き込まれるのよね。
後のインタビューで、本番で自信を持てるようなトレーニングを積めてこなかったと明かしているけれど、
今回ジャンプミスが続いて、フリップでも転倒があったのは珍しいわよね。演技構成点の「表現」の部分でも久々に7点台のマークを見たような気がするわ。
ロシア勢が抜けて世界女王の座についてからは、これまでルッツで執拗に付いていた「!」(アテンション)が一切なくなり、
今季からフリーでもルッツを2本投入する構成になったけれど、一方で今回フリー1位となった松生理乃には2本とも付いている。
果たしてこれが公平な採点かどうかは首を傾げるところなのよね、、、
坂本花織「優勝は嬉しいけれど、内容については非常に残念でした。だから、このとても大きな悔しさを胸に刻んで、もっと頑張るためのモチベーションにしていきたい。
これまでも、例えば世界選手権の時など、緊張しながらも一生懸命練習して、その練習の中できれいなスケーティングができたということがあった。だから、それが当日うまく滑る自信につながったし、今回は最後までそれがなかった。どうすればいいのかわからなかったので、大会でいい演技ができるように完璧なトレーニングをしなければと強く意識するようになりました。そして、それが自分に必要なことなのだと改めて実感しました。
振付師は、今シーズンはこの曲で踊ってほしいと強く言っていました。次の大会はNHK。あまり時間はないけれど、戻ってきたら1週間以上あるかもしれない。本当に急いでトレーニングを強化しなければならないし、フリーに集中しこの結果を受け止め、学んだことを生かしひとつずつ克服していきたいです」
↓「Echoes of Life」埼玉公演遠征宿はポイント即時利用で最安値↓
↓キャンセル料無料プランも豊富↓
↓ファイテングッズ購入は公式から↓
日本人3選手がグランプリシリーズで表彰台を独占したのは、2008年NHK杯(浅田真央、鈴木明子、中野友加里)以来16年ぶりの快挙。
これだけ素晴らしい結果でも、地上波ではテレビ朝日(関東地区)・メ~テレが深夜25:55からの録画放送。
そしてエキシビジョンは異例の中止と、より多くの方々に知ってもらえる機会すらないことが非常に残念だわ。
☆合わせてお読み頂きたい
ショートが大台に届かない理由は?スケカナ男子で佐藤駿がノーミス演技も - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
View Comments
オネエ様^ - ^♡こんばんは!
いつも詳しい情報を
有り難うございます♪
日本選手たち素晴らしい結果
大活躍ですね!
以前はゴールデンタイムの
放送だったのに。。
今や………