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惜しみない拍手を送りたい!羽生結弦はプロでどうメンタルを維持している?

ジャパンタイムズの羽生結弦独占インタビュー。前回に続いて、どのようにアンテナを常に張りめぐらせショーへのアイデアを得ているのか?

またプロアスリートとして日々の生活をどのように計画し、メンタルをコントロールしているのか?

24分間という短いインタビューの中で、彼の心の中の思いを引き出せるインタビュアーが本当に秀逸だわ。

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惜しみない拍手を送りたい!羽生結弦はプロでどうメンタルを維持している?


アイデアが生まれるまで

真の芸術家である羽生は常に美学を追求し、他の人が聞き逃すかもしれない周波数に同調する、目に見えないアンテナを持っているようだ。

ロイヤル・バレエのダンサーを例に挙げるように、彼は芸術の傑作や舞台芸術やスポーツの世界的な才能から創造的なインスピレーションを得る。時々、彼は自分が何に気づき、それがどのようにインスピレーションを与えてくれるかに驚かされることがある。

「重要なのは誰よりも何がかです。何が私の心の琴線に触れるかです。私は常にアンテナを張り巡らせています。気に入った体の動きに出会ったら、心にメモします。」

最近では、NBA選手の動きに目を奪われ、興味をそそられたようだ。

「想像もしなかったでしょう?」

芸術に対する自分の嗜好を洗練させるためには、物事を美しくするものについて、より多くのことを消費し、実験し、学ぶ必要があると羽生は信じている。

たとえば、ピカソの絵は子供のころには意味がわからなかったが、当たり前のことの背後にある深い意味を理解することで、ピカソの作品に入り込む道を見つけ、鑑賞することができるようになったという。

芸術の境界を再定義したピカソのように、羽生は新しいスタイルやテクニックを試してスケートを改革しようとしている。

「批評家は、私がフィギュアスケートというジャンルで良い芸術を作っていることに同意するかもしれませんが、私は音楽、オペラ、ダンス、演劇など、他の芸術に精通している人々に感動を与えたいのです。そのためには、芸術を理解し鑑賞することで、自分の美的感覚を磨かなければならないのです。

もちろん、ベテランのスケーターや知識豊富なファンの方と、初めて私のショーを観る方とでは、観賞体験が異なるでしょう。でも私の目標は、たとえ観客が私の空中での回転数が分からなくても、技の名前が分からなくても、『すごい! 』と思わせることです」。

氷上を離れて

羽生にはもう専属コーチやトレーナーはいません。食事、睡眠、トレーニングの計画を自分で立てている。

大事な演技の数週間前には、間食や炭酸飲料を止める。食事に関しては、体が必要とするものを食べ、時折サプリメントを摂取する。

稀にビデオゲームをしてダラダラしている時も、翌日のトレーニングの質を高めるために積極的にリカバリーしているという。

積極的な休養は矛盾しているように聞こえると言うと、彼は頭を後ろに投げ出して、お腹から陽気に笑った。

「スケオタと呼んでください」と彼は言う。

「10代前半の頃から、私にはオリンピック金メダリストになるというひとつの目標があった。私の人生は、日々のルーティンを形作るその一つのモチベーションを中心に回っていて、それ以外の生き方は難しいです。スケートと関係のないことをするのが怖いんです。」

週に1回は休養日を取るようにしているが、リンクから離れた時間をどう過ごせばいいのかわからないという。

特に家族のことに関しては、極めてプライベートなことで有名だ。2023年11月、彼は3ヶ月間連れ添った妻との離婚をソーシャルメディアで明らかにし、別居の主な理由としてメディアからの厳しい監視と世間と安全性への懸念を挙げた。

プライバシーを侵害されることを望んだわけではないが、羽生はそれが名声の代償のひとつだと自分に言い聞かせている。

「平凡な生活に憧れがないわけではありません。でも、スポットライトを浴びているというプレッシャーがあるからこそ、あのようなストーリーやショーを作ることができる。だから、自分の現実と折り合いをつけています。時々、孤独を求めている自分に気づくことがある。そういうときは、必ず一人の時間を作るようにしています。」

スケートファンを魅了することにキャリアを費やしてきた男が、どんな普通のことを恋しく思うだろうか?

「バッティングセンターに行きたいです。野球が本当に好きで、子供の頃は年に数回行っていて、最高に楽しかった。あの純粋な喜びをもう一度味わいたい。でも、僕の姿を見て『羽生は打撃が下手だ』とSNSに書かれるのは嫌ですね」と満面の笑みを浮かべる。

その意味で、メンタルヘルスが厳しく注目されている今、アスリートにとってのソーシャルメディア利用の是非は認識しているようだが、1日のスマホ利用時間に縛りは設けていない。

「私は精神的に強いと思います。何かが私の精神状態に影響を与えるかもしれませんが、結局のところ、スケートが私にできることの全てです。そして、氷上に戻って観客の拍手を聞くことが私を救ってくれるとわかっています。

※参照・出典:thejapantimes

今回インタビュアーの質問については記事で記載されていないけれど、24分間という短時間の中で、

プロアスリートとしての日々の生活をすべて自分で計画し、メンタルをコントロールする術について彼の言葉から引き出せるのは本当に素晴らしいし、秀逸よね。

リンクの上で観客の拍手が彼の力の、メンタル面でプラスになるのなら、これからも惜しみない拍手を送りたいと改めて思ったわ。

インタビューの翻訳は次回のブログ記事で最後になります。

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【Echoes公演チケット販売スケジュール】

NEW!1/12更新

※プレイガイド【ロ】・・・ローチケ【テ】・・・テレ朝チケット

公演名 申込開始 申込締切 当選発表
千葉公演ライブ 2/9(日)上映 & ディレイ・ビューイングプレリク 2/11(火)上映【ロ】 1/8(水)12:00 1/13(月)23:59 2/1(土)13:00
千葉公演一般2次【ロ】 1/11(土)18:00 1/13(月)23:59 1/18(土)12:00
千葉公演第1次リセール【ロ】 1/25(土)12:00 1/27(月)23:59 1/30(木)18:00
千葉公演第2次リセール【ロ】 1/31(金)12:00 2/2(日)23:59 2/5(水)18:00
千葉公演ライブ 2/9(日)上映 &ディレイ・ビューイング一般 2/11(火)上映【ロ】 2/1(土)18:00 2/7(金)12:00 先着順

明日1/13(月)は千葉公演一般2次(ローチケ)と、千葉公演ライブ&ディレイビューイングプレリクの抽選申込締切日よ!

☆合わせてお読み頂きたい


フィギュア競技は一切見ない!羽生結弦は決まった枠にとらわれず進化する - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート
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オネエ

View Comments

  • オネエ様 今晩は。
    ジャパンタイムズ早速翻訳して下さり本当に有難うございます。感謝です  
    自身の色んな感情や思考を知る事ができて内容の濃いインタビューでしたね…転向後競技は一切見ないとか…私個人的にも気になってましたが、きっぱり否定されてましたね。  私達ファンに向けては最高のアイスショーを届けて下さってますからね…
    昨日もビューイング見てきました。 昨日で3回めのビューイングです。現地観戦はゆづの誕生日のたまアリだけです。 何回見ても又見たいんですよね~ オネエ様も言われてた様に、毎回精一杯拍手や声援送ってますが、これからも今迄以上に拍手声援送ります  昨日の千葉公演落選でした(涙)ローチケも申し込みました…残念な結果だった方々最後まで諦めずに頑張りましょう!
    余談ですが…ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、阪神梅田本店雪肌精で、ユヅの直筆サイン入りスケート靴が展示されるそうです。1/31迄。私も大阪行く用事が有るので、見に行く予定です。東京である時はなかなか行けませんので(笑)
    相変わらずインフルエンザ継続中みたいですので、どうか皆様ご自愛下さいませ。

    • >あけちゃん様

      あけちゃんさん、こんばんは。
      プロ転向後は競技を一切見ていないという言葉に、枠にとらわれずに自由な表現を広げていき、
      まさに職業羽生結弦を目指している芯の強さを感じました。
      まだまだEchoes千葉公演チャンスはありますので、頑張りましょうね。
      直筆サインのスケート靴展示の件、教えて下さりありがとうございます。明日ブログでも紹介させて頂きます。