強く切実な思いが心に届いた！羽生結弦の番組が起こした支援の連鎖とは？

「東日本大震災後に倉庫に4セットの定置網があったが、今回火災ですべて燃えてしまった。

定置網漁では網が破れてしまうことがあり、手作業での修理が必要となるので代わりの網で漁を行っているが、

今年は1セットしかないので予備がない為に、網が破れてしまうと修理の間は定置網漁ができなくなってしまう、、、」

羽生結弦さんの番組をご覧になった皆様へ

綾里漁協オンライン、店長の阿部と申します。
2025年6月12日放送の「news every.」、内容がyoutubeに公開されたところで、私も番組を拝見しました。羽生さんがこんなに綾里の漁業者にクローズアップしていただいたことに、とても驚きました。

私は火災後、様々な支援活動に携わってきましたが、いまやすっかり大船渡に関する報道も少なくなり、なかなか地域の現状を知ってもらうことが少なくなってしまったと感じていました。なので今回の番組を大変ありがたく思います。

漁業者のおかれた現状は本当に厳しいです。

羽生さんの番組では、定置網の状況をお伝えいただきました。
いま、綾里の漁師の問題は、このように漁業資材が焼けてしまって、仕事しようにも仕事ができないということなんです。

被災からの復興のため、一生懸命仕事したい。だが、漁業に使う網や道具も燃えていて、魚をとりにいくことすらできない。
そういうもどかしい思いを番組では取り上げていただいたと思います。

行政も様々な支援策を準備していますが、やはり漁業者の自己負担は大きい。
3.11で被害をうけて、また大金をはらって、網や道具を買い直すのか。投資に見合うだけ、魚介類がとれるのか。
東日本大震災当時と比べて、魚は本当にとれなくなっています。
それを考えると、大金をかけて、また網や道具をかう決断をするのも難しい。

「おれ、漁師続けるか、本気で悩んでんだ」

そんな悩み話を聞きながら、当ネットショップを運営しています。

応援販売を通じて、多くの方にそんな漁業者への支援にご協力いただければと思います。

なお、今回の番組をうけて本当にたくさんのご注文をいただきました。
少ないスタッフで当ネットショップを運営しており、お届けには1週間ほどお時間がかかる場合がございます。

その点はご理解をいただければと思います。

綾里漁協オンライン
店長　阿部正幸

※綾里漁協オンライン