スポーツ報知による羽生結弦プロ転向3周年特別インタビュー第2弾。
羽生結弦はなぜ今ロンドンへ行きたいのか?今が新たなアイスショーへの創作期にあたるはずだから、
「アイスストーリー」という言葉が何度も出てきて新しいものを吸収したいという意欲に聞こえるのよね。
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第2回「記録」と「ロンドン」
羽生さんは4歳からフィギュアスケートとともに生きてきた。競技者時代は「記憶より記録」が根幹にあった。
「僕はスポーツとしてフィギュアスケートをやっていくなかで、結果を残すためにやってきました。もちろん、スケートを始めた頃の源流には、自分がうまくできた時に先生が喜んでくれたり、親が喜んでくれたり、誰かが喜んでくれたりがうれしくて、というのがあったことは間違いないと思っていて。それは多分僕の根本的な性格だから、ずっと変わっていないとは思います。
でも、誰かが喜んでくれるイコールのところに、間違いなく結果っていうものが存在していました。結果を取ることによって誰かが喜んでくれる。だから、記憶というものよりも、やはり記録を取らなきゃいけない。五輪2連覇したっていう、その記憶というよりも、記録によって、記憶につながっているわけですよね。だから、そういう意味ではずっと、記憶よりも記録と僕は思っていました。自己満足になってはいけないっていう。その自己満になっちゃいけないっていうのは今も思っていることではありますけど、その質はちょっと変わってきたかな」
競技時代から応援を続けてくれているファンがいる。プロ転向後に羽生結弦というスケーターの魅力を知ったという人もいる。必要としてくれる人、見に来てくれる人へ、最高の作品を届けようと努めている。
「何億っていう人が存在していて、その何億っていう人たちが欲している言葉は、その人数分あるわけですよね。その全人々が欲しがっている言葉を僕は発することができないと思うんです。そこの誰かに、それぞれの人に、全員に届けられるような表現を求めてはいるけれども、それができないという諦めも若干あり。そこはちゃんと認めなきゃいけないんだなと。だから、自分のことを見たいなって思ってくれている人、自分の表現を知りたいなって思ってくれている人に対して『いやほんと、なんかいいもの見たわ』っていうものを持っていただけるようなものを、とにかく作り続けるっていうのが目標ではあります」
この流れで突然、言った。
「なんか僕、今すごいロンドンに行きたい人間なんです(笑)」
ちなみに羽生さんはロンドンに行ったことはない。Xに流れてきた街の景色が、目に留まったという。
「あの曇り空と、あの街並みだからこそ感じられるものたちがそこに存在していると思うんです。それと同じように海外の人から見たら日本の風景って独特だと思うんですよ。そういう風景の中にあるからこそ、それも込みのパッケージで届く表現っていうのが、きっとあると思っていて。例えばパリに行って美術館に行ったとします。パリの美術館じゃないと見られないものたちってそこに存在しているかもしれないけど、パリの空気ごと味わっているんだろうなとか。
僕自身がアイスストーリーをやっていくにあたって、世界から日本に来て、その空気丸ごと味わいたいなと思ってもらえるようなものにしたい。生身の人間だから、絵画みたいに残すことはできないし、彫刻みたいにそのままずっとそこにあるわけでもない。でもデジタルで残せる時代だし、今現在生きている人間の方々がここに来て、それを見たいなって、いいものに触れたいなって思って、羽生のアイスストーリーを選んでもらえるような、そんなものを作り続けられたら」
試合で海外に行くことは多かった。しかし観光に充てる時間はなかった。世界に触れたい、知識を蓄えたい。そう思うことが増えた。
「ヘルシンキのワールドはヘルシンキの空気ごとを感じたうえでのホプレガだと思っていて。ニースのワールドも多分そう。地中海気候があっての、リゾート地みたいなところがあっての、仮設の体育館みたいなところでやったからこそのニースワールドがあって、みたいに自分は今思っていて。そういうことを今まで感じてはいたんだろうけど、あまり注目してこなかった。だからちゃんと、世界の人々が『いいよ』って言っているものには触れる機会があったらいいなって。食わず嫌いするのではなく、ちゃんと『いいんだ』っていうことを感じておかないと、教養として知っておかないと、自分がこれから世界に対して、これいいものですよって出せなくなっちゃうなと。いろんな知識を入れておかないといけないなと思います」
※スポーツ報知より一部引用・出典
なんで今ロンドンに行きたいのか気になるわ笑
曇り空の街並みから何かインスピレーションを感じたのかしら!?
今が新たなショーへの創作期にあたるはずだから、「アイスストーリー」という言葉が何度も出てきて新しいものを吸収したいという意欲に聞こえるわ。
これまで海外遠征で様々な国へ行ってきたと思うけれど、会場とホテルを往復するだけの日々だったものね。
世界中の沢山の良いものに触れて、吸収していってほしいし、またアイスストーリーへの新たな創造力となるはずよね。
本日発売の特別インタビュー第2弾のレイアウト。
HACHIでは、七夕限定YUZUクリームソーダ試作中とのこと!
いっそのことYUZUクリームソーダ、レギュラーメニュー化になったらいつでも季節ごとにアレンジ可能よ笑
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いよいよ本日大阪から始まる「HERO3」。写真展では現代を代表する日本人男性88名の一人として、
羽生結弦の特大降りジルプリント額装が展示されるわよ!
HIRO KIMURA 写真展「HERO3」
現代を代表する日本人男性88名のポートレート展
【大阪】
日程:本日7/16(水)~7/20(土)
開館時間:10:00~20:00
※7/16 10:00~17:00 7/20 10:00〜12:00
16日(水)17:00~19:00 オープニングレセプション※招待制
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
中央線・千日前線「阿波座駅」下車、8番出口から西へ約150m。徒歩3分
【東京】
日程:7/22(火)~7/27(日)
開館時間:10:00~20:00
※7/22のみ10:00~17:00
22日(火)18:00~20:00 オープニングレセプション※招待制
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
東急東横線「代官山駅」から徒歩3分、代官山 蔦屋書店に隣接
入場料:無料
本展特典:図録(パンフレット)販売
※写真展の収益は能登半島地震災害義援基金に全額寄付
来週からは東京・代官山でも開催なので楽しみ!
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
まさかの五輪公式も戦績ミスが発覚!?羽生結弦の全日本フィギュア記載漏れ - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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View Comments
オネエ様、今日は。びっくりしましたね。羽生選手の口からロンドンという言葉が出て来るなんて。そう言えば、羽生選手は試合で沢山の国に行かれているけど、イギリスはゼロなんですよね。イギリスの国自体、フィギュアの国際試合がほとんどなかったし。私も学生時代に語学研修として1か月だけイギリスに滞在したことがあります。そのせいか、自分の中で第二の故郷のように思っていたので、この記事に本当にびっくりすると同時に嬉しくなりました。
羽生選手がこれまで発して来られた言葉は、後々になって何かと繋がっていたということが多かったので、何かの前兆を見せてくださったのかなと期待してしまいます。個人的には、アイスショーも見たいけど、羽生選手自身がしがらみのない楽しい旅行を、思いっきり楽しんでもらいたいなと思います。
ところで、スポーツ報知の羽生選手へのインタビュー記事が、珍しくヤフーのトップに上がっていますね。上げる上げないは、書いた側の意図なのでしょうね。どれが上がってどれが上がらないのか不思議に思っていました。真凛がどうしたのというくだらない記事が、下の方にはよく出てきますが、トップ画面にフィギュア関係が載るのは珍しいなと。この前も羽生選手は載っていましたけど。このトップ画面はアンチも呼び込みやすいようですが、これは覗いてみるべきと思い開けてみると、コメントはアンチが入り込む隙がないようで安心しました。
オネエさまこんにちは。羽生くんロンドンに行きたいのですね いいですよね〜
行きたいところには、行ける時に行くといいですもん。
野村萬斎さんが若い頃にロンドンへ留学してたそうで… 羽生くんに旅してほしいなー
次の単独ショーのヒント?になるかもしれませんね、楽しみです。
続いてすみません、アンチは適当に湧いていました。負け犬の遠吠えに聞こえるアンチです。