皆様、こんばんは!
去る7月18日は、フィギュア界のレジェンド、ディック・バトン氏の91歳の誕生日だったのよ!
先日行われたISUアワードの「特別功労賞」は、現役選手以外のレジェンドから選ばれるものであったのなら、
バトン氏に贈られるべき賞だったと時間が経つほどに、強く思うようになっているのよ。
バトン爺のワークアウト、「オフィスチャレンジ」。
まだまだ健在ぶりをアピールするかのようにお元気そうよね。
なぜ、彼がISUアワードにて「特別功労賞」でなかったのかしら?
輝かしい功績を振り返るほどに、疑問しか湧いてこないのよ。
Lifetime Achievement Award 特別功労賞
優れた実績を上げ、人気を博し、フィギュアスケート界の模範であると認められるフィギュアスケート界のレジェンドに贈られます。
バトン爺の毒舌ぶりが模範かどうかはおいといて、、、
【バトン爺のフィギュア界における輝ける功績】
【1948年サンモリッツ五輪】
何と言っても史上初の五輪2連覇達成!世界フィギュア5連覇、全米フィギュア7連覇!
そして意外と知られていないのが、1948年の欧州フィギュアのチャンピオンでもあるのよ。
当時はヨーロッパ以外の選手も欧州フィギュアに参加することができたのよ。
でもね、優勝してしまったのが男女シングル共に、北米の選手だったから、それ以降、欧州フィギュアにヨーロッパ以外の国の選手が参加することは認められなくなったのよ。
言ってみれば、バトン爺自らが欧州フィギュアに出場し優勝した上で、欧州フィギュアへの参加が不可というルールまで作ってしまったのよ!笑
この他にも、現役時代、新たなジャンプや技にも取り組んだのよね。
世界で初めて2アクセルや、世界初の3ループに成功したのもバトン爺よ。
3Aやクワドジャンプがいかに凄くとも、こうしたジャンプの基礎がなければ存在しなかったわけでしょ。
バトン爺の残した技術はあまりにも大きいわよ。
ISUはバトン爺に特別功労賞を贈るべきだったのよ!
もしアワードが世界フィギュアモントリオールのカナダ開催でなかったら、どうなっていたかしらね?
そもそも毎年表彰するような「賞」ではないし、ISUは開催地の国のレジェンドをその都度、表彰するつもり?
カート氏は確かに素晴らしいスケーターだと思うわよ。
でも、「特別功労賞」に最もふさわしいレジェンドか?と言ったら、あたしは違うと思うわ。
北京五輪のカート氏の話を聞いてから、さらにその想いが強くなったもの。
カナダでのアワードだったから、ISUは彼を選んだにすぎないのでしょう。
そしてスターズオンアイスでのショーとしての貢献をアリ氏に認められての「特別功労賞」だったんじゃないかしら?
彼が受賞した後のISUのツイートのファンの反応のなさがすべてを物語っているわよね。
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この日は
数時間後に本番でしたので
それぞれ
3割ほど
頂きました
満腹ですと
声が思うように
コントロールできません
また、お腹が空きすぎていても
スタミナが持ちません
その日の体調
天気
何時間後のパフォーマンスか
等によっても
加減を調整します
とくに
ファンタジーオンアイスの場合
リンク上での歌唱
そして、長時間の中で数度のパフォーマンス
という
初めてづくしでしたので、
幕張ではまだ、手探りの状態でした
※龍玄としオフィシャルブログより一部引用
こちら連日、ファンタジーオンアイスを振り返ってくださる龍玄としさんのブログより。
幕張公演の時のお食事のお話。
スケーター達は会場にあるお食事処で、和気あいあいと頂くのかしらね。
Toshlさんは美味しそうなメニューをご紹介下さりつつも、
本番でのベストパフォーマンスを考えて、食べ過ぎてもいけない、空き過ぎてもいけない、
3割の量を頂いたと聞いて、
本当にプロ意識が高く、このような考え方や行動のひとつひとつがカタチになって、ファンタジーオンアイスという素晴らしいショーを創り上げていくんだなと感動したわ!
舞台裏の話なんてそうそう聞けないもの。
誰にでもわかりやすく届けてくださるToshlさんに感謝だわ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
アワードそのものが商業寄りの賞だった気がします。
アワード側としては、ショーやマスメディアなど商業分野でのスケートの振興という観点と、やはりカナダ人ということからカートだったのかなと。
「生涯功労賞」というよりも「アワード的見地からの生涯功労賞」という感じがしました。(私見です)
ディックバトンのスケート人生の功績はもう重みそのものが違いますね!どのスケーターや関係者にに聞いても生涯に渡る功績に「バトン爺なら異議なし」って言うんじゃないでしょうか?
>ジゼル様
生涯功労賞という賞の名前自体、そもそも使うべきではなかったですよね。
毎年の開催地のレジェンドをただ祝う賞で良かったのでは?と思いましたもの。
バトン爺の他にも、功労賞にふさわしい方々って、たくさんいますよね。
せっかく初代が羽生結弦受賞で、はくがついたのに・・・。バトン爺だったらぐーんと格が上がったのにね。この、アワード。もしかしたら、バトンさんが断ったのかもしれませんね。いや、ISUもずばり的をつかれてコメントされたら怖いのかも。ISUにとって天敵?????最強マングースよね。 今のルール改正やISUの方針は、彼のポリシーとは、相反するものてしょうから。 それにしても 素敵なかたですよね。いくつになっても、媚びずにぶれない人って。
>リン様
わたしもバトン爺でなかったことに?ですし、
カート氏がISU公式で受賞の喜びを語っている姿に、素直に喜べませんでした。
いくつになっても媚びずにブレないからこそ、レジェンドではないでしょうか!