世界フィギュアまであと6日!
皆様、フィギュアスケート
ジャンプの見分け方シリーズも、
トーループ、ループ、サルコウと来て、
今回でラスト!
いよいよラスボスのおでましよ~
「ルッツとフリップのジャンプの違い」
この2つのジャンプって
同じジャンプにしか見えないわよ!
よくそんな声を聴くのよね。
実際見比べてみても違いを見つけるのは
至難の業よ。
どうやったら、
このふたつのジャンプを見分けられるのか?
シリーズ最後にして、
難易度高めだけどよ、
ぜひ頭を柔らかくして、
あたしと一緒に
ゆる~く、ゆる~く笑
見ていきましょ!
ポイントその1 ヒントは軸足の角度にある
「オネエブログニゴトウジョノミナサマ、
ナニカオコマリデショウカ?」
出た、エロス!
ルッツといえばエロスよ~
エロスのルッツはお手本のような
ジャンプよね。
あたしはエロスのルッツは
非常に明確だと思うのよ。
後ろ向きから助走に入ったわよ。
跳ぶタイミングを計っているわね。
まだここではルッツかフリップか
わからないわよね~
これはルッツだわ!
???
皆様、エロスの左足の倒す角度に注目よ!
ここ重要よ!
左足を外側(左に)、つまりアウトサイドに倒してるわよね。
アウサイドに倒して
跳ぶジャンプがルッツなのよ。
ここまでは大丈夫かしら?
じゃあ、次に
フリップを見てみましょうよ。
誰か適役いないかしら?
アタシニマカセナサイヨ!
出たわ、リッポン姐さん!
この肩の入れ具合、腕のしならせ具合。
姐さんに任せたわよ笑
後ろ向きで助走に入ったわよ。
まだフリップかルッツかわからないわよね~
ぐるりとターンが入って、
勢いのまま、跳ぶわよ~
右足のトウを着く瞬間の体勢よ~。
これはフリップだわ!
???
皆様、姐さんの
左足の角度に注目よ!
ここ重要よ!
左足を内側(右に)、
つまりインサイドに倒してるわよね。
インサイドに倒して
跳ぶジャンプがフリップなのよ。
このアウトとインの使い分けで苦労している
スケーターも多いわよね。
皆様ここまで大丈夫かしら?
あたしはだんだん頭から湯気が出始めたわよ笑
ポイントその2 ヒントは助走の長さにある
ルッツは6種類のジャンプの中でね、
唯一、滑走の力を活かせない
ジャンプなのよね。
へ???
と、とりあえず
ルッツから見ていきましょ!笑
マーカー汚くて御免あそばせよ。
あたしババアだから手が震えてるのよ笑
先程話した、
ルッツはアウトサイドに
向いていることが原因で、
ここ重要よ!
ジャンプの回転とは
真逆の方向に跳ばなくちゃいけないのよ。
だから滑走してきた力をそのまま
ジャンプの力に繋げることが
できないのよね。
ルッツの助走の長さは、
滑走の力を入れることが出来ない分、
タイミングを計らなくてはいけないじゃない。
だからその分、助走が長くなるのよね~
反対にフリップは、
ここ重要よ!
助走から来たインサイドの方向
とジャンプの回転する方向が一致しているのよ。
だから助走してきた力をそのまま
ジャンプの力に繋げることが出来る分、
助走がルッツに比べて比較的短いわけよ。
言い換えると、
ルッツの助走が短いスケーターは、
ジャンプのセンスがあると思うのよ。
だめだわ、あたし完全に頭が蒸発よ。
ポイント3 細かいことは気にしない!アナタの感性が大事
ここがあたしの一番言いたい重要なことよ。
ルッツやフリップの
ジャンプの概念に捉われるばかりで、
スケーティングの持つ本来の美しさや、
演じたいスケーターの想いを
感じることができなくなってしまえば
本末転倒なのよ。
要は、
ありのままで♪
「感性」は点数で計れないわ
「美」は点数で語れないわ
アナタのその素直な感性を
大事にすることが
フィギュアを楽しむ上で
一番必要なことなのだと
あたしはそう思うのよね。
だからいいのよ、
アクセルジャンプを
ルッツ!と叫んだってさ。
だって見てる本人がアクセルをルッツだと
思ってそれが美しいって心奪われたら、
それがすべてじゃない!
ちょっと極端すぎる例だわね笑
※こんなふうに足上げて
細かいことなど気にせずに楽しむのよ!
サルでもわかる!押さえておくべきフィギュアスケートジャンプの見分け方③
皆様、長々とお付き合い
本当にありがとうね!
ジャンプの見分け方って、
スケーターによってジャンプの癖もあるし、
一概にこれって答えはないと思うのよ。
その時代に合わせたルールの中で、
必死の努力で「美」を追求する選手達には
あたしは尊敬の念しかないわ。
リッポン姐、
フィニッシュポーズもオネエね笑
おしまい
愛のオネエサロン
オネエ様、おはようございます。
ラスボスのフィリップとルッツ、かなりわかってきました。背後からの動きで見ると特に良くわかりますね。これが、正面だと付くトゥばかりに目が行き、踏切りを見逃してしまうようです。
フィリップの内側への倒し方が難しいのか、かなりフラットになってる場合が多いと思います。これが、エラーになるのかと思って見ていました。
オネエ様の言われる、ルッツのタイミング…これが上手く測れていないのがボーヤンなのかな、と思います。「さぁ、飛べ! そろそろ飛べ! 」と思っているうちに、フェンスが近づいてきて、ぶつかると。
もう一つ、謎があるのですが、紀平やザキのフリーは、3-2-2の3連続ですが、シェルバコワやツルソワのフリーは、男子並みに、オイラー入りの3連続です。同じ3連続でも、オイラーが入る方が、得点が断然高いのですが、やはり難易度が高いのですね?
しかし、オイラー(前はハーフループ) 入りのジャンプって、昔からありましたか? 初めて見たときは、ステップアウトしたのかと思ったのですが。
私もリッポン好きです!お胸が透けてる衣装とかを清楚に着こなしている…まさに、セクシー番長ですね。
ゆっここ様、こんにちわm(_ _)m
オネエ様より先に横レスすみません;
オイラー入りの方が得点高いとは知りませんでした。私も難易度知りたいところです!その昔、カルガリーのフリーで伊藤みどりさんが2A+オイラー+3サルコウを跳んでるように見えるのですが…技術全然詳しくなくて、違ってたらスミマセン。当時「何?このジャンプ!?」と思ってみていました。観客もドッと沸いたんですよね。
しかしオイラーっていう呼び方いまだにしっくりきません。なんかすぐ牡蠣を想像しちゃうんですよね~私だけですかねw
まどか様、ありがとうございます!凄く、嬉しいです。
オネエ様以外でもどなたか答えてくださるかな?と思っていました。
みどりさんの、カルガリーですね。今夜、見てみます。
あれから、調べてみたら、第2ジャンプからを見ると…オイラーのジャンプは1+3 とするとザキトワなどの3連は、2+2 で、確かにオイラー入りのジャンプが高難度となるようです。
そう言われると、そうですね。
オイラー→牡蠣‼︎ 面白い!なんだか、美味しそうなジャンプですよね(笑)
>ゆっここ様
ゆっここさん、こんにちは!
オイラー入りのジャンプですが、
以前から女子でたまに見かけていましたよ。
タラリピンスキーが長野五輪で見せたフリーの
最後のジャンプもそうでした。
右足で着氷し、左足から始まるフリップのようなジャンプを
入れたいときに連続ジャンプは物理手的に不可能なので
オイラーを挟まなければいけないですものね。
得点はジャンプごとの難易度に比例していると思われます。
このオイラー、近いうちに記事にしてみます。
オネエ様、的確なレス、ありがとうございます。以前から気になっていました。
なるほど、「左からはじまる」ジャンプですね。あれから、調べてみたら、ルール構成的に、サルコウ、フィリップが残っている時に使用する…と。しかし、フィリップが最後に入ると、回転不足になりやすい…うーん、わかるような、いや、やっぱりよくわからないので、オネエ様の記事に期待します。
まどかさんにも教えていただきましたが、以前から使用されていたのですね!
今夜は、過去映像の旅に出てみます。
いつも、ウザウザ質問なのに答えていただいて、ありがとうございます。
>ゆっここ様
早速オイラー記事にしてみました!
なるべくわかりやすく、ゆる~く
書いているのでご参考になるかわかりませんが汗
また感想聞かせてくださいね!
ブログの解説、マーカーがとてもわかりやすいです!
回転が逆方向、、ルッツの難しさが伝わってきました。フリップのインサイドもやりにくそうですが、選手はあれで三回転は跳ぶんですから脱帽します。
それにしても 、リッポンのキスクラ脚あげもすごい笑
>ジゼル様
ありがとうございます!
ジャンプの加速の力を活かせないルッツが一番難しいと
言われている所以ですね。
リッポン姐の脚上げが一番難易度高そう笑
おはようございます、オネエ様。
ルッツとフリップ、ありがとうございます〜!!
助走の長さ。
エッジにばかり気を取られて
そこは考えてなかったです、さすがオネエ様…!
世界選手権、ますます楽しみになりました(^^)
エロスは選ばれなかったけど(T_T)
スターズオンアイスで見てきます♪
>am1913様
おはようございます。
助走の長さで一概に判断はできないんですが、
ヒントにはなるかなあと。
TVでエッジの傾き方を一瞬で判別するのは難しいですから。
スターズオンアイス行かれるんですね!
ぜひその時は報告お待ちしてます!
オネェ様、ついにジャンプ解説の【禁断の扉】を開いてしまわれたのですね。
これは、やる側の選手にとっては「テクニック上の越えられない差」だけど、見る側の私たちにとってはワケワカメなレベルですよね。
しかもどちらもクリーンに踏み分けて跳べる選手は非常に少ない。
リプニツカヤの有名なディスり発言で、ジャッジが厳しく見るようになり、トップ選手でも「!」が付いたり、苦手過ぎてルッツを外している人もいます。
この難しい見分け方を二次元で説明するのは限界が…。
というか、オネェ様がいくら説明してくださってもアタクシの脳みその限界値を超えてるようです(笑)
平昌前に日テレNEWS24でやってた「激ムズ!ルッツとフリップ違い解説&クイズ」のアニメが判りやすいと思います。
↓ ↓ ↓
http://www.news24.jp/articles/2018/02/15/07385740.html
エッジエラーはその状態により、下の様な通称で呼ばれてます。
【リップ】=フリップのインエッジ→アウトエッジになるもの。
【フルッツ】=ルッツのアウトエッジ→インエッジになるもの。
ところが、最近フループなるものまで出現しました。それは…
【フループ】トウジャンプのフリップを跳ぶとき、エッジがべったり付いていて、トゥを着いた後にエッジで跳び上がっているものです。
以上、サルに劣等感を感じるむアタクシは、いくら説明して頂いても、理屈だけは頭に入るのですが、実質ちっとも見分けられません。脳みその問題でしょうか? 動体視力の問題なのでしょうか?
>てんこ盛りパフェ様
紹介して下さったアニメは存じ上げませんでした!
貴重な情報ありがとうございます、しっかり読ませて頂きました。
「リップ」初めて聞きました!あたしてっきり渇いた唇に塗るもの
だと、、、笑
仰る通り、二次元での説明には限界があるし、
これは動体視力云々ではないと思いますよ、あんなスピードで
一瞬の判別、ましてや会場やTVですら難しいと思います!
Tomoさん、世界選手権前に手取り足取りのジャンプ講座、ホントに頭が下がります。ありがとうございます。
中継画面にもマーカーが出たらいいのに…と思うほど、分かりやすいです。手ブレなんか、ちっとも気になりません!
もう1週間を切りましたが、この数日間はこの講座を何度も復習して、1つでも自分の目で見分けられるよう、復習しますね。
リーザもリッポンも超個性的ですが、技術は正確で美しいのですね。
>マルタ様
こちらこそ読んで頂いてありがとうございます!
Tvでもスロー解説の時にマーカーのような矢印が
出るとよりわかり易いかもしれませんね。
あと5日ですものね。
皆様と一緒に当日を迎えられるようにブログ記事も
楽しくしていきたいなあと思っています!
オネエサマ、いよいよ楽しかったジャンプ解説も最後なのですね。ありがとうございました。
流石に、アクセルは解説なしなのねwww 羽生君のゴージャスなアクセルを堪能していれば、わからないはずがありませんものね~(笑)
昔、わたしが何とかジャンプを判別しようと必死になっていた時、フリップとルッツの違いは、オネエサマが言っていた通り、助走が長めのがルッツ、前向きに滑ってきてクルッとターンをしてジャンプするのがフリップ・・と、ざっくりした見方をしていました。(エッジまでは見きれないので)
しかし、上位の選手でフリップの入りがそんなに単純なことはほぼないので、助走が長めのがルッツで、そうじゃなければフリップだろう・・といういい加減な見方になってますwww
てんこ盛りパフェ様がおっしゃっていた「フループ」わかります。
ノーマルスピードで見ていると、削れた氷なんかやアングルではっきりしないけど「今のエッジで跳んだよね???」と疑問に思うときがありますよね。正確なところはスローで見ないとわかんないです・・素人のわたしには。
リーザのルッツはお手本みたいですよね~美しい。
ルッツのほうが難しいのでしょうけど、私フリップ好きなんです。上手く言えないんですけど、なんか、これぞジャンプって感じがして。
>peony様
アクセルの解説入れてなかったです汗
前向きから入る唯一のジャンプで
ユヅのトリプルアクセル本当に美しいです。
あれはもう解説や説明はいらないんじゃないかと思っています(あたしの言い訳)
フリップのこれぞジャンプってよくわかります!
わたしも好きです、フリップ。ジャンプ改善した、バンクーバーの後の
真央のフリップも好きでした~
なるほど!
全てのジャンプを頭に入れて全日本の宮原智子「小雀に捧げる曲」を改めて見直してみました。 3ルッツ+3トーループ、3ループ、2アクセルが綺麗に決まってるのが分かりました。
でも、ルッツとフリップを混ぜられたら…、判断できないと思います(笑)
結果的にLIVE映像では足元ばかり見ずに全体のシルエットや表情を見て世界選手権を楽しもうと思います。
特に宮原智子のレイバックスピンなんて世界一綺麗だと思います。
オネエ様のジャンプの解説を何度も読み返した上で、ジャンプはジャンプとして、スピンやターンの美しさを堪能しながら見るのがフィギュア観戦の正解なのだと気付かされた様な気がします。
今まではジャンプの種類、回転不足、左上の出来映え点、ステップの難易度、客席の面白い人(笑)、なんか色々気が散って演技に集中してなかった様な自分がいました。
それと演技中はテレビの実況は要りませんね!解説だけで良いと思います。
ジャンプの種類別の解説記事お疲れ様でした。
>燦太様
仰る通りでございます!笑
あまり足元や技術ばかりに気を取られていると
フィギュア全体の演技の世界観が半減してしまうと思うんです。
わたし特に実況に拒絶反応が出てしまうんです。
ちょっとここは記事で書かせて頂きたいと思います笑
燦太様、
燦太さんイチ推しの宮原は、なんといっても逆回転スピンが出来るのが凄い‼︎ といつも思っています。
それに、今シーズンのISUのルール改正時に「こうやればGOE5 取れるんだぜ!」的な見本映像に(スピンだったと思う)、取り上げられていました。日本人選手では、ゆづ君、わかば、宮原のみなんです‼︎
確かに、宮原のスピンは 釘が刺さっているようなブレないスピンですもんね!
ゆっここ様
そうなんですよ!
知子ちゃんは逆回転スピンもあるんですよね! あの逆回転スピンは最高評価×3くらいの点数貰えないかな?(笑)
それとレイバックスピンですが、体と足のバランスが絶妙で綺麗なんですよね~♪
知子ちゃんのレイバックスピン見た後に坂本のレイバックスピン見ると「もっちゃん!がに股がに股~!O脚?」と叫んでしまいます(ごめんねさかもっちゃん(汗))
因みに男子ではジェイソン・ブラウンの風見鶏スピンが好きです!
フリップとルッツがなかなか見分けられなくて困っていました。助走がやたら長いのがルッツ……と覚えていましたが、選手によってそこもマチマチなので……マーカー、わかりやすかったです!
オネエ様の説明文も良かったです。間違えてもいい、きっとわかるようになるから……と思えました。
これからプロコトルの見方なども加わるかもしれないのですね。そのへん門外漢なので、オネエ様の視点で感じられたことを是非読んでみたいです。みんながいろいろこうやって興味を持って学んでいくことはとても大事なんじゃないかなと思います。
>くりかのこ様
このふたつのジャンプの見分け方は
非常に難しいですよね。でもそんなに難しく考えることは
ないと思うんですよね。もち違っていてもその演技に感動
することには変わりないのですから。
プロトコルの見方、わたしもわからない点も多々あるので
皆様と一緒に楽しく学んでいけたらと思っております。
具体的には記事でルール、プロトコルなどのものをピックアップして
ルールのコンテンツに加えていけば、いつでも
見返せると思うんですよね。