皆様、お待たせよ!
浅田真央のヒストリーを辿る旅、
いよいよ第7回目を迎えましたわ。
2006年、東京での世界選手権を終えて、
安藤美姫、浅田真央のワンツーフィニッシュ。
日本がまさに世界を引っ張っていく、
そんなあたしたちが憧れて、
夢にみていた時代がついに来たのよ!
と大喜びしたのを昨日のことのように
覚えているわ。
そんな喜びをよそに敷かれた、
2007ー08年シーズンからの
新たなルール改正。
すべてはここから始まったといっても
過言ではないわ、、、
前回の真央記事はこちらよ!
浅田真央の時代が来た!世代交代と新たな2人のライバル達vol.6
真央の武器は「トリプルアクセル」
という認識が世間一般的に強いけれども、
ジュニアからシニアへ上がり、
すぐにグランプリファイナルでも優勝し、
一気にトップへ上り詰めた原動力は、
難易度の高いルッツ、フリップジャンプを
得意としていたからだとあたしは思うのよね。
2007年の世界フィギュアではショート・フリー合わせて、
実にルッツ3本をプログラムに組み込んでいたのよね。
そこにルール改正により、
ルッツの踏切エラーで「e」マークが付き減点となったのよ。
減点「‐1」という
わずかな点数だったけれども、
彼女はプログラムから外すことはせず、またジャンプの矯正を
せずに従来のジャンプスタイルでそのままシーズンを進んでいったのよね。
浅田真央の凄いところはジャンプひとつの減点を受けようが
受けまいが、それでも勝ててしまう強さにあったのよ。
加えて、ジャンプの判定が
・ルッツの減点が審判の裁量だったこと
・回転不足の判定がスロー再生を使わず甘かったこと
こともあり、真央がこれも得意としていた
連続ジャンプのセカンドに3回転ループを付けることができたのよ。
このシーズンのフリーでは実に、
3F-3Tと3F-3Lo
ふたつの高難度コンビネーションを取り入れて、
成功させていたのよね。
2007年グランプリファイナルのショート、
真央は前代未聞の最下位スタートとなってしまうのよね。
得意のコンビネーションのセカンドでつまづき、
続いて単独のルッツはなんとジャンプ自体が跳べず、、、
最初のコンビネーションの失敗の動揺なのか、
もしくは減点される何かイメージが頭にあったのか。
でも真央はフリーで、
奇跡的な鬼プログラムをすべてノーミスで、
滑りきったのよ!
見事な逆襲撃で、あたし鳥肌がおさまらなかったの。
プロトコルを見て頂くと、3Aはもとい、
3-3が2回でひとつは後半に入れてくる鬼プロなのがわかるわよね。
あんなにショートであたしは落胆したのに、
フリーではこんな感動の奇跡のプログラムでしょ!?
感情がもうジェットコースターのように揺さぶられて、
どうしていいのかわからなくなってしまったのよ!
真央から目が離せなかったのだけは間違いないわ!
これが真央の底力なの!?
彼女の諦めない姿勢こそが真骨頂だったのよ!
グランプリファイナル。
今何度見ても色褪せない彼女の
「最後まで攻める姿勢、諦めない姿勢」
どれだけの勇気をもらったか。
ほら真央も自分でもびっくりしたような表情でしょ!
印象的だったのは、リンクサイドで迎えるラファエルコーチ!
この抱擁見て、あたし大号泣したのよ~。
ラファエルパパが抱っこして、
ぜ~んぶ、包み込んでくれるのよ!
温かい抱擁じゃないの。
このときラファエルコーチに抱かれたいって
思ってしまったわ、やだごめんなさい笑
ちょっとラファエルコーチの腕のところ、
マイケルジャクソン意識されてる?笑
泣き止まない真央に、
ほら、あんなに高得点だよ!って。
(演技構成点もっと出しなさいよ、クソジャッジ!)
皆様覚えてる!?
ラファパパが肘で真央を小突くのよ。
ほれほれ、高得点だぞって!
やっと真央にも笑顔が戻ってきた瞬間ね。
笑顔が似合うわよ!
そしていよいよあの伝説の語り継がれる
世界選手権へと進むのよね。
つづく!!!
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
ぜひブログランキングバナーを
ポチっと押して頂けたら嬉しいわ!
View Comments
最後にねジャンプ入れてのポーズって…もうもう凄って!
この時から真央ちゃん大人の勝負になってきたな〜って感じた試合でした。
そして つづくの世界選手権 ヒャアアァ〜⁉︎と大声を出した自分にも続きます。
オネエさまありがとう(^.^)
>おばちゃん様
世界選手権は次回の記事のお楽しみということで!笑
この最後のダブルアクセルからの急停止で終えてふわっとぴたっと
止まるところがツボなんです!
天使みたいですよね。
Tomoさん、永遠に続きそうな真央ちゃんシリーズ…嬉しいです。
天才真央ちゃんでさえ、全てが上手く行くわけではなく…ソチの時のリカバリーの強さを思い出しました。
お恥ずかしながら、ラファエルコーチの事は覚えてなくて。
過去動画で、真央ちゃんとキスクラにいるのを見て知りました。
ホントに昔は選手しか見てなくて、タラソワさんくらいのインパクトが無いと、私の頭には残らないんです。
ネイサンがオリンピックでSPが残念だったけど、FPで見事に挽回した時に、やっぱり『ホラ、やれば出来るじゃないか』みたいにネイサンを肘でツンツンしてたのを思い出しました。
>マルタ様
マルタさん、真央シリーズ永遠に続きそうです笑
でもこれから書いていく時期は正直、思い出すのが辛いという気持ちや、
ジャッジに対する不満などが出てくるので、どう書いていこうと考え中です。
でもありのまま感じたことを書いていくのがいいのかなって思っています。
今回記事にした後にラファエルコーチの元を真央は離れ、コーチ不在になるんです。
ラファエルのツンツン、わたしのツボなんです笑
かわいい!
SPのラベンダーも♪
情感たっぷりなステップで大人っぽくなった〜と印象深かったです。
ラファコーチと別れたのがこのシーズン途中でしたよね?
世戦のぎゃーは当時ネットのライブで見てましたが、あれがテレビ画面だったら心臓やばかったかも!笑
懐かしい。動画でタイムスリップしてきます(^O^)
>よこ様
よこさん、こんばんは!
急にこのシーズンから大人っぽくなったなとわたしも思いました!
そうですね、ラファと離れ、ワールドはコーチ不在で。
次回の記事でワールド書きますのでご期待ください!
あの最初のギャーはリンクから一瞬消えてわたし絶句しました!
姐さん
あの日のフリーの感動を忘れる事はできません
この頃から 浅田真央潰しのルールが
その後、真央ちゃんのルッツを奪い セカンドの3回転を奪った
これは私の思い込みでしょうか?
全ての選手に公平なジャッジを!切に願いました
>どら猫様
どら猫さんの思い込みではありません。
わたしもルッツ、そしてその翌シーズンセカンドを奪ったと
思っています。いろいろな意見はあると思いますが
わたしなりの気持ちや当時の心境を書いていこうと思っていますので、
またご意見お聞かせくださいね!
最後の最後でジャンプ入れる構成、痺れました。最近だと白岩優奈さんのフリー展覧会の絵とか。
転んだらどうするの?というプログラムを組む、強気な姿勢が大好きです。
ラファコーチ、ワールドには帯同してなくて当時はなんで?と思ったのですが、お母様のご病気ことご存知なかったんですよね…言い訳(という表現は個人的には好きではないです)しないという真央さんの姿勢は素晴らしいですが、コーチには話しても良かったのでは、と外野ながら思った次第です。でもそういうストイックな姿勢がますます大衆を惹きつけるのですよね。今では同門のネイサンにも真央はすごく練習していた〜などなど、お話しされているようですね笑。
真央さんシリーズの続きを楽しみにしております。
>まち様
まちさん、こんばんは!
当時ラファエルコーチが真央から離れても
きっと真央の事を誰よりも心配し、思っていたに違いないと
思っています。
真央は芯が強く、ストイックですから、
ぜも周りの大人にも少し頼ってほしいなと当時は思っていました。
でもそんな強い女性だからこそ、理想のスケーターであり、
皆が愛してやまないのだなと!
また続き書きますね!