羽生結弦、浅田真央、
日本を代表するトップスケーター達が必ずと言っていいほど通る、
フィギュアの登竜門、通称「野辺山合宿」を皆様ご存知かしら!?
全国有望新人発掘合宿と題するだけあり、
この合宿をきっかけにどんどん世界へ羽ばたいていくスケーターが出てくるぐらいなのよ。
今日はそんな「野辺山合宿」について掘り下げて見ていきましょうよ。
皆様アルベールベルでの伊藤みどりの演技はもちろんご覧になられたわよね。
最後の最後で決めたトリプルアクセルの美しくも高い放物線は忘れることができないわ。
この時の日本女子フィギュア界は伊藤みどり一人に全プレッシャーがのしかかっていて、
みどり本人もショートから「らしからぬジャンプミス」を連発してしまったという、
日本の層の薄さを露呈する国際大会でもあったのよね。
☆合わせて読みたい記事はこちらよ。
そこで第二の伊藤みどりを複数名育てよう!
ひとりだけでなく、何名もの選手が同時にメダルを狙えるようなそんな層の厚い日本フィギュアにしていこう!
そんなスローガンをモットーに、
1992年の夏、長野県南牧村の野辺山高原に日本全国から8歳から12歳までの有望小学生スケーターが集められたのよね。
記念すべき第一期生には荒川静香もいたのよね!本田武史もそうよね。
そこから安藤美姫、村主章枝など、どんどん日本の層が厚くなっていったのよね。
トリノへと続いていくのよね、なんだか懐かしいわ。
合宿中は氷上、陸上でトレーニングや、リズムと表現の練習が行なわれる。また、反復横跳びや長座体前屈、垂直跳び、50m走などの体力測定を受けるほか、ジャンプのエレメンツ発表や演技会なども行なわれ、総合的な判断で選手の将来性を見るという。その結果により、有望選手はシード選手に選出される。シード選手は全日本ノービス選手権のシード権を与えられるほか、海外での試合に派遣されるなど国際経験を積めるようになる。
その名の通り、有望な新人発掘をするのがスケート連盟の一番の狙いではあるでしょうけれども、
まだ幼いスケーター達が一堂に会して、共に時間を過ごし練習する機会ってなかなかないと思うのよね。
日本全国にはまだまだこんな強い選手がいるんだ!っていう自分の視野を広め、外の世界に目を向ける良いきっかけになるはずなのよね。
例えば自分が跳べない種類のジャンプを隣でバンバン跳ばれたら、あたしなら子供心ながらに
コンチクショー!って火が付くわね笑
そこからじゃあ今度は世界へ!ってどんどん上には上がいることを知っていくことはとても大事なことよ!
だから子供たちの好奇心や向上心を高める意味でもこの野辺山合宿の存在意義は大きいんじゃないかしら。
元々この野辺山合宿に参加できるだけでもそれなりに有望なスケーターが集まっているわけだから、
さぞかし別次元の合宿が行われているんじゃって思ったら、
「話し合ったり、ケンカしたり仲直りしたり。スケートだけではなくて、普段の生活でも起こり得ることが合宿中に出てくるので、そこでどう対処すべきなのかなど、必要なことを学ばせてくれる場だったかな、と思います。
他の選手が新しく習得したジャンプを跳んでいることを知って、『やばい、跳ばなきゃ』と思ってホームリンクに帰ってからしっかり練習する。一つのモチベーションになっていたことは確かですね。
あとは、今でもそのときに出会った仲間と付き合いがあることです。試合だけではそうはならないと思います。合宿で何日間か一緒に過ごして、その子がどういう子かを知って仲良くなって、また試合で会って。大きくなってインターハイやインカレ、全日本で会ってまた仲良くなって。そうやって友達づきあいを学びました。」
こう語ったのは小塚崇彦。
あたし彼を記事に取り上げるの「おだまり小塚崇彦!」以来だわ笑
とても良い事を話しているので、ここは注目したいところよ。
フィギュアスケーターである前に、一人の人間としてこれから成長していく中で必要な、
友達付き合い、生活の中で何かあった時の様々な対処方法を学ぶ、人生道場の登竜門なんだって、
そう聞いて、あたしはちょっと安心したのよ。
フィギュアだけ長けていればいいってことでは決してないからね。大人に成長していく中で、
様々な出来事があるでしょ。そんな時にフィギュアができるからアタシはいいじゃない!っていう
変な考えを持つスケーターはあたしが見てきた限り、日本にはいないわよ!
そういう意味でも野辺山合宿って良いものよね。なんといっても同じ志を目指している「仲間」ができるんだもの。
仲間を想う気持ち、フィギュアスケートは個人種目だけどね、皆、コーチ、家族、仲間、ファンに支えられて、
育っていくわけじゃない。
こうして人間としての人とのつながりを一番大切にすることは今後の人間形成において大事なこと!
小塚氏はこうも言ってるわ。
「野辺山合宿を経験することで成長する選手もいれば、ちょっと図に乗っちゃってつぶれてしまう選手もいる。人それぞれ性格が違うので一概に言えないと思いますが」
ここ重要なことだと思うのよね。
元々が選抜されてきた有望なスケーター達だから、参加できること自体すごいじゃない。
でもそこで、良い成績を収めたことにあぐらをかいているとすぐに足元をすくわれちゃうよってことでしょ。
だって、余裕ぶっこいている間にも他のスケーター、そして世界には多くのスケーター達がリンクで、
汗水垂らして練習に必死に励んでいるんだもの。
活かすもダメにするのも自分次第。「パワーハウス」と言われる所以はここにあるんじゃないかしら。
プラスのパワーにもマイナスのパワーにも動くことがあるんだもの。
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View Comments
オネエ様も説明されている、「野辺山合宿が始まった所以」私も城田さんの本で読みました。
これに選ばれるだけでも凄いことなんですよね…。前に、宮原が選考で外れてしまって、凄く泣いたという記事を読みました。
こういった野辺山合宿のようなシステムを、(どこの国かは忘れましたが)取り入れたいという国もあるそうだし、日本スケ連も悪ばかりではない…はずですよね。
発掘するのは良いけど、問題はその先ですよね。資金とか、強化費とか、コーチとか…選手とその親任せの様なフィギュアには、知れば知るほど疑問だらけです。
関係無い話題ですが、「シュプール」という雑誌に「羽生結弦の基盤は、ファンの期待を受け止めることで作られた」というようなゆづ君の言葉がありました。
まあ、別段、驚きは無いゆづ君らしい言葉なのですが、これからも、ゆづ君に期待しても良いんだな…と思わせてもらったような、温かい気持ちになり、昨夜はそのページを開いたまま寝ました。
オネエ様、バンコクは晴れていますか?こっちはもう時期、梅雨明けのようですよ。
>ゆっここ様
ゆっここさんの仰る通り、野辺山が終わってからノービスからの
先が問題ですね。どう育てていくのか、いろいろと問題は山積みですが、
ひとりでも多くの有能な選手が育っていくことを願ってやみません。
ユヅの言葉を信じても大丈夫だと思いますし、わたしも期待していますよ!
バンコクは天気が悪く、曇り空からのスコールが毎日あります。
ですがそろそろ帰国します!
帰国されるのですね!日本は台風が近づいていますので、お気をつけて帰国されてくださいませ。
>ゆっここ様
お気遣いありがとうございます。
今年はすっきりとしない梅雨明けですね!
こんにちは。ネットNEWSで今回、はじめて見ました!たしか…イケメン先生もいらっしゃいますよね…^_^各、コーチも参加されているとか。話は、コロッとかわりますが…私「シェリーボーン本体」のスケーティングが大好きなんですm(_ _)m_(._.)_人気の振付師で、今季もロシアから…日本女子から…ネイサンから…Origin様まで……様々な名のあるスケーターが振付を依頼していますが、ボーン様に振付してもらったからといって、表彰台が約束されてる訳じゃなく。ボーン様の技術を継承しながら、自分色に染めていく…今のJr世代は、目標、憧れになるスケーターがたくさんいて逆に大変だなぁ〜とおもいます。モノマネで終わらせず「個」をださなきゃいけない。ボーン様に振付してもらっている紀平梨花選手のショート。ある手の動きに眼がいってしまって…今季は、これからだし…4回転チャレンジという話もでているみたいですが…うまく息抜きできる選手は、失敗するとラジオ体操にしかみえなくなる時があるので、いかに指先まで表現できるか…この加減って、トリプルアクセル、4回転を跳ぶ時の力加減と似てるのかな❓❓Origin様の話になりますが…スタートポジションについて静止する前に「山下り」のような急なカーブをひと滑り描きになられますが…アレ…カッコイイです(^_^)(*^^*)合宿も大変ですよね(汗)
>ローイ様
どんな振付師についてもローイさんの仰る通り、
そこから自分色に染めていく、自分のカラーを出していくことって
大事ですよね。振付師の特徴と選手の個性がうまく調和した素晴らしい演技っていいですよね。
こんばんは…ネットNEWSで(笑)kose雪肌精に対抗して、健康と…?クリムキンイーグルでDHCからイメージキャラクターかな〜?宇野昌磨選手が写真撮られてました( ̄ー ̄)ニヤリカメラマンから身体に磨きをかけて…って、イメージリクエストがあって…(๑•̀ㅁ•́๑)✧クリムキンポーズしたみたい。このカメラマンさん、いい仕事してるよね(ノ´∀`*)
ローイ様、はじめまして。
DHC コマーシャル見て、ウケてしまいました!女の人の裸の腹の上をクリムキンて…(笑)
あれは昌磨君のイメージ的にいいのかしら。
ホットボディージェルという名前がなんとも言えないですね!
>ローイ様
ローイさん、あたくしも拝見しました。
、、、ノーコメントで笑
カメラマンさんは、最高の角度で(^ム^)どんなバランスからでも「キメッ」(^_-)-☆を…撮りにいってます←多分…これをみなくちゃ〜、昌磨じゃ、ないよね〜って。←呼び捨てスミマセン。プログラムの中で…いつ、どのタイミングでクリムキンイーグルがでてくるのか❓降臨ノックアウト(*^。^*)させるくらい磨きこんで、国別対抗2019位の笑顔で…カメラマンさんは要求しています(笑)失礼しましたm(_ _)m
>ローイ様
クリムキンはやっぱり最後が盛り上がりますよね。
平昌のトゥーランドッドのクライマックスは良かった~。
笑ってしまう( ・∀・)動画の後に…おすすめ(笑)(笑)shomaUno2019PIW横浜GreatSpiritユーチューブです。笑えなくなりますょぉ、、、(^o^)丿
>ローイ様
後でチェックしてみますね~!
オネエさま 野辺山はみどりがキッカケだったんですね!
小さい羽生くんのお写真は見たことがあったくらいですが…この合宿に参加出来るだけでスタート地点が変わりますね。
成長期に同じスケーターと接して、未来に夢を膨らませたり、子供ながらも切磋琢磨して、仲間同志の礼儀や、集団生活での基本を知る…選手にとっても忘れられない体験でしょうね。
その後が長いんですものね、ひたすら努力し続ける、心を強く持ち続ける、それも才能のうちでしょうか…
小塚氏、いい事語ってるじゃないですか^^; 僭越ながら^^;良い指導者目指して頂きたいもんですが…汗汗
>おばちゃん様
そうなんです、野辺山はみどりがひとりプレッシャーに押しつぶされそうになったことを踏まえて、
強い選手をよりひとりでも多く作っていこうというところから始まりました。
この合宿に今は参加するだけでも大変ですが、集団生活の中でフィギュアよりも人間として
学ぶべきことがたくさんあるっているのは素晴らしい事ですよね。
小塚もTV局に合わせず、自分の言葉でしっかり発せられたらね~。
ゆっここ様…はじめて(^^)ありがとうございます?(笑)女性のお腹は、世界各所のスケートリンクと…みたててください。さいたま世界選手権の時は、暑かったらしい(汗)(汗)氷上の硬さ、溶け具合、気温…全て違います。人の腹も同じ(笑)(笑)そんな状況下でも、選手は皆同じ条件。どんな状況下でも、宇野昌磨選手の「見どころ」クリムキンイーグルを力みなく、滑る…笑顔でね!
ゆっここ様…はじめまして。が抜けてました〜。
な、なるほど…ローイ様の読みは深いですね!
昌磨君は、大まじめに作ったであろうコマーシャルなのでしょうが、とても笑えて…。
お腹の脂肪を、クリムキンで削ってくれるのですね。それにしても、ボディージェル、売れるかなぁ?
おはようございます。「売れますよ‼」…CMが8月からかな?はじまってしまえば、老若男女…大人から子供まで…フィギュアスケートの事を知らない層でも、「磨いたクリムキンイーグル=宇野昌磨」(^_-)-☆………商品にかんしては、DHC様にお伺いしてみましょう(^o^)