皆様、浅田真央の「蝶々夫人」記事はご覧頂けたかしら!?
伝説のソチフリーを大事に温めておいているのはもう気付きよね!
フリーだけで見ると真央はソチ五輪は3位だったのよね。
でもね、あたしこの順位に今でも全く納得していないのよ。
☆あわせて読みたい前回の蝶々夫人の記事はこちらよ。
あら懐かしいわ、ソトニコワ!
彼女元気かしらね!?プル様の元で今は練習しているのよね?
ソトニコワについては今度またゆっくりお話しさせて頂きたいわ~。
ソチ五輪、最終グループで滑った彼女と、韓国のキムヨナの点数、最終順位で
国をあげての物議を醸したわよね。この話も今度ゆっくりしたいのだけど、
あたしね、問題はこのふたりじゃなくてね、
自国の真央をたとえ贔屓目に見たとしても、明らかに演技構成点が低すぎるのよ!
細かいプロトコルを見てみましょうよ。
ちなみに真央の下、フリー4位はコス姐ことコストナーよ。
ここでもう一度演技構成点について、おさらいしましょ。
・スケート技術(Skating Skills:SS)
・要素のつなぎ(Transitions / Linking Footwork / Movements:TR)
・パフォーマンス/身のこなし(Performance / Execution:PE)
・振り付け/構成(Choreography / Composition:CH)
・曲の解釈(Interpretation of the music:IN)
※各項目0.25点刻みの10点満点で採点される。
真央の演技構成点が「69.68点」に対して、コストナーは「73.77点」
その差は「4.09点」
コストナーは本当に素晴らしい選手で、トリノ五輪前からあたしはずっと見てきて、
ソチを迎えるにあたり、女性フィギュアスケーターとして円熟味を増した、
演技構成点で言う、「パフォーマンス」、「振付」、「曲の解釈」は満点というのも頷けるのよ。
コストナーにふさわしい点数だとあたしは思ったわ!
ソトニコワの左のコーチのお顔がムンクの叫びになってるわ笑
彼女の演技構成点は「74.41点」
そしてキムヨナの演技構成点は「74.50点」
全選手の中でも一番になってるわ。
キムヨナについては今はここでは割愛させて頂戴!笑
ここでソトニコワとキムヨナのプロトコルも見ておきましょう。
ソトニコワとキムヨナは技術点の加点(GOE)も全体的に高いわよね。
優勝したソトニコワはスピードもあって、このソチ五輪に合わせてピークをうまく持ってきたわね。
ジュニアから見てきたけど、元々3Lz-3Loのコンビネーションだったのを難度を落として、
3Lz-3Tでしっかりまとめてきたところも成長に応じた体の変化に適応させるためだとも思ったわ。
確かに勢いはあったけれども、
彼女ジャンプを着氷した時に「流れ」が止まってしまい、また膝が曲がってしまう傾向でね、
・ジャンプの技術的な出来の良さで見るとあたしはここまで高い加点は正直どうなのかなと。
・そして演技構成点にしても、初めての五輪でこの9点台半ばはジャッジとして少し高い気がするのよね。
あたし的にはソチ五輪以降の彼女の大人への成長していく演技をすごく楽しみにしていたから尚更そう感じたのよ。
ソトニコワ、キムヨナ、コストナーは3人とも最終グループで滑ったけれども、浅田真央は第2グループで滑った。
旧採点ルール時代から最終グループが得点を出やすいという流れは重々承知していたのだけどね、
ショートのミスがあったとしてもフリーで素晴らしい演技をしたのなら、
たとえどのグループで滑ろうとも公正な評価をしてほしいのよね。
得点を積み重ねていく採点方式ってこうしたズレをなくす意味合いで始めたんじゃなかったのかしら!?
真央は例のごとく、ソチ五輪において回転不足を取られたけれども、
トリプルアクセルを含む6種類の3回転ジャンプを跳ぶという8トリプルを達成したのよ!
あたしね、ここがどうも納得いかなくてね。
皆様はどうお思いかしら!?
専門家がもし真央がグループで滑っていたならもっと高い点数が出ていたという仮説自体、おかしいことじゃない!?
あたしにはジャッジが特に五輪最終グループという、
一番盛り上がる展開に合わせて演技構成点や加点を操作しているようにしか見えないのよね。
真央はフリー1位で「72.76点」の演技構成点。ソチ五輪の「69.68点」から、
実に「+3.08点」も上昇しているわよね。
このボレロの立ち姿だけでも満点!コストナーにしか醸し出せない大人の女性の美だわ!
フリー6位になったコストナーは「73.78点」とソチ五輪の「73.77点」から、
僅か「▲0.01点」しか変動していない。ほぼ同じ得点で推移しているのよ!
五輪開催からわずか1ヶ月足らずでこんなに変わるものなのかしら!?笑
そして真央のジャンプに関して言うと、
ジャッジは世界フィギュアではより厳しく回転不足を取っているのに、
ジャンプ技術がソチ五輪の「8.75点」→「9.11点」と上昇しているのは何故!?
ショートの失敗は残念だったけどね、
じゃあ最終順位が変わったといえば、そういうことではないのかもしれないけれども、
このソチ五輪のフリーの順位は明らかに変わっていたってあたしは断言するわ!
公正なジャッジはどこに存在していたのかしら?
4年に一度、この4分間にすべての人生を懸けて挑んでくるスケーター達に、正当な評価をしっかりしてほしいと、切に願うわ!
コス姐の復帰も待ち遠しいわ!
必ずリンクに帰ってきて頂戴よ~。貴女はフィギュア界の「宝」なのだからね。
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そうなんですよね~
解説も平気で「最終滑走の方が点数が出やすいですからね~」
って言いますよね? 会場の盛り上がりも最終滑走に向けて盛り上がったりするんでしょうか? それでジャッジもついつい点数を上げて…、
例えば1番滑走が完璧な演技で高得点出して、後続がバタバタ転んで、最終6番滑走が1度回転不足があっても、演技構成点で勝利する事が多々ありましたよね?
すると、完璧な演技した者よりミスした者が優勝するのはおかしい! みたいな議論が必ず起きて、ワイドショーが騒ぎたてます。
芸術点の意味を知らない素人の自分は
「八百長かぁ~?」
と、なるので…、
八百長って言葉が昭和…ってか、死語ですが(笑)
あ~ん…、芸術を数字にする事自体が不可能と考えている自分は…、
う~ん…、
この問題、矛盾、モヤモヤ感を活字にするのも難しいです。
キム・ヨナについては自分も、なんやかんや言いたい事があるので、その時に!
>燦太様
今朝の記事でもう少し掘り下げて書いてみました。
またご意見あればお聞かせください。
キムヨナについてはまた時期が来たらわたしも言いたいこと山ほどあるので、その時にでも
一緒にお話ししましょうね!
エレメンツの点数計算できるほど詳しくなくて^^;演技構成のカテゴリーは何となく判断しますよね。
フリーはコス姐と真央ちゃんが圧倒的に良かったと当時思って…確かに採点が分かりにくい競技ですけど。
例えば羽生くんがイーグルから助走なし、一歩前に踏み切って3A、しかも曲に完全にハマってて姿勢も美しい表現って必然的に演技構成点も高くなると思うけど、どれだけ反映されてるのか…なんかジャッジのバラバラ感が否めないんですよね。
手を伸ばす動作一つとっても、ただ手を挙げて伸ばしただけの演技、肩から伸びた手の先までドラマが見える演技、点数付けるの難しいと思いますが、フィギアスケートならではの良さが評価に繋がらないもどかしさはあります。
腰が一点に安定して体幹がしっかりしたスピンや、エッジ使いが綺麗でブレないツイズルとか?ライトファンでも上手い選手と研究生みたいな演技って違うな〜って観てるんだけど。
ソチの真央ちゃんのフリーは圧巻でした!なんか長々とすいませんm(._.)m
>おばちゃん様
仰る通り、体幹がしっかりして基礎ができている選手は
素人目のわたしにもよくわかります。
今は高度なスピンがたくさんありますけれども、シンプルでも
わあ綺麗だなっていうのは何よりも印象に残りますものね。
いつも、勉強させていただいております。初めて投稿させていただきます。
浅田選手のジャンプとかのGOEの低さにビックリしております。この程度の評価しか貰えてなかったんだと。
現在の技術点の算出法などは、完璧と云えないまでも、よく考えられていると思います。ただ、演技構成点に関しては、5要素(この分け方も正しいかどうかですけど)に分割しただけで、昔の6点法と何も変ってないように思いました。早い段階で高得点を出してしまうと、後でもっと良い演技が出たときに困るから、と云われてた頃と、何も変ってないように思います。これでは、オネエさまの仰るとおり、積み上げ方式にした意味がありませんです。
美しさ、芸術性の数値化というのは、理系人間にとっては、1つの「ロマン」でもありますから、なんとか英知を結集して、頑張っていただきたいです。演技構成点不要論が現実にならないためにも。
>大様
はじめまして、大さん。
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!
旧採点方式から何も変わっていないということを少し掘り下げて、今朝の記事に書いてみました。
演技構成点とは名ばかりで順位操作の為のものであるとしか思えないんですよね。
わたしはもろ文系人間ですので、逆に数値が定まらないのは見ていて落ち着かないんですよね笑
今回のテーマについて、社会人大学院生が客観的に分析した論文がありましたので、ご紹介します。
『成果評価基準における正確性について ―フィギュアスケートにおける主観的評価の検証』
http://sports-analytics-dr.net/figureskate-bias/
>てんこ盛りパフェ様
貴重な情報をありがとうございます!
とてもためになる検証でしたので、記事に取り上げさせて頂きました!
おはようございます。6種類の3回転jump…その時は、Tvをみているだけ〜、スゴイな〜、ガンバれ〜位の応援だったのですが…真央ちゃん、オリンピックの時、すっごく‼絞ってきた姿が印象的な時がありました。素人の私がみても、凄い絞ってきた…その姿が、この時だったのかな?忘れちゃいましたが(汗)サロンの方のコメントを参考にして、落ち着いて…ユーチューブ見てみようとおもいます。そしたら…点数計算まで、みえてくるかな?他の選手のユーチューブまで、みちゃいそうなコメントもあって…こまる(/_;)( ;∀;)(ヽ´ω`)
今日は
演技構成点はホントにわかりづらいです。
最終グループの前のグループの選手がいい演技をしたと思っても意外に点数が低かったり、アナウンサーも平気で始めの方のに演技する選手は点数が低く抑えられるとか言ってます。
その演技構成を活かしたのが平昌五輪のザギトワの演技だったのでは?そのプログラムをこなすザギトワも凄いです。コストナー頑張ってほしいでね。失礼します。
>kh様
演技構成点わかりづらいですよね。
その分野のスペシャリストならともかくジャッジがどこまで各分野に精通しているのか、
本来であれば、ひとりの人間がすべての5項目の要素を的確にすべて判断するのは
難しいのではないかとも思います。
ザギトワの平昌は後半の得点が1.1倍になるルールを最大限に生かしていましたね。
ちょっとこれに関してはまた記事にしますね!
>ローイ様
当時、他のどの選手が6種類3回転にチャレンジしたでしょうか?
ソチのフリーはどう見ても、1位に値する演技であったと思います。
それでも技術点も回転不足だのエッジエラーだの重箱の隅を突くような減点ばかり、、、
こんにちは。じっくり、ソチオリンピック浅田真央。蝶々夫人ユーチューブみてみました。羽生結弦選手もそうですが、20歳過ぎて、このパフォーマンスって…凄いですよね(・へ・)︶^︶)。・゚・(ノ∀`)・゚・。
>ローイ様
いやはやただ凄いですよね、言葉が見つかりません、、、
てんこ盛りパフェさんの検証論文読んだら「期待バイアス」って言葉が頭を離れません。難しくてよくわからないけど…
大きい試合には その「期待バイアス」をうまく利用してロビー活動をして 八百長とは言わせない⁈ 何かの力は働いてそうな気がしちゃいます。 いつも真央ちゃんがキスクラで悔しそうな顔をしてるのが気の毒でした。
>あじさい様
期待バイアスってわたしも気になっています。
ロビー活動があったのも事実、実際問題旧採点方式でソルトレイクの不正が発覚し、
採点方式を変えることで世論を収まらせようとしただけだと思いましたから。
真央のソチのフリーはもうね・・
圧倒的でしたから、中盤で滑ろうがフリーでは1位ではないでしょうか?
ソトニコワもいい出来でしたので僅差でフリー1位を争う(そして総合ではソトニコワ)のが、私の中で妥当な感じです。
中盤だと点数が抑えられるって何?て思います~
>ジゼル様
真央は1位が妥当ですよね。ショートのミスがあったから総合では
メダルは無理でしたけど、最終グループが総じて高かったのは
不自然でしたね。