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これぞ本物のフィギュアスケート!難しい楽曲をどう演じるか?

ちょうど、昨日コス姐ことコストナーのお話をしたわよね。

突然だけど、皆様にとってスケーターが演じる上で、

フィギュアスケートで一番難しい「楽曲」ってどの曲だと思うかしら?

あたしは間髪入れずに、「ボレロ」って即答してしまうのよね。

☆合わせて読みたいコストナーの記事はこちらよ。

世界フィギュア欠場のコストナーに捧げるオネエ讃歌!



単調な世界だからこそ創造意欲を掻き立てられる演技が難しい

「ボレロ」って単調な曲のリズムが永遠と続く、

スケーター泣かせの名曲っていうイメージなのよね。

この曲に挑んでくるスケーターはあたしは相当なもんだわ!って思っているわ笑

若いひよっ子(失礼ごめんあそばせ)には絶対無理。「ボレロ」こそ経験がものを言うのよ。

この単調かつ難解な曲をいかに退屈で終わらせないか、

自分の演技、動作、表情だけで見ているもの皆に創造意欲を掻き立てる感情を抱かせないといけないんですもの。

ほら、ご覧になってコス姐の佇まい。

このスタートポジションに立って、手を少し上げただけで、(指先もよく見て!笑)

もう、何が始まるんだろう!?ボレロをどう料理するんだろうっていう好奇心が沸いてくるのよ!

佇まいだけで、創造意欲を掻き立てさせることができるなんて、これこそ長年フィギュアスケートを

そして酸いも甘いも、恋愛も、人生経験も積んできたオンナのあるべき姿だと思うのよね。

たとえあたしが百推しのコストルナヤでさえも、現時点では、どんなに美貌でもこの「ボレロ」を演じるには早いわね。

手をブン!て上に振り上げただけで、なんて威厳さを感じるの!?

手足の長いコス姐ならではのダイナミックさがボレロのリズムを単調でなく、

そこから枝分かれしてメロディーを織りなしているようだわ!

前半のジャンプが終わり、

オーボエ(楽器詳しくないので、間違ってたらご免あそばせ!)で若干スローな動きに入る時に、

あたしはどう演じるんだろうって注意深く見ていたのよね。

そうしたら彼女の仕草、なんと投げキスをしたのよ!

ボレロの中で投げキスでスローな部分を表現するなんて斬新すぎるわよ、コス姐!

大人の女性の魅力が存分に解き放たれた瞬間よね。

音をリズムを体でしっかりと捉えた上で彼女の積み上げてきた集大成を魅せた!

コス姐のボレロを見ていると、ひとつひとつのポーズをしっかりとメリハリをつけて、

音を捉えているのがよくわかるのよね。

美しい音色の「カノン」や後のドラマティックな「行かないで」など、

この大舞台で彼女の魅力を最大限に引き出せる楽曲はあったであろうに、

敢えてチャレンジしてきた彼女の姿勢に、ひとつの集大成のようなものを感じたのよ!

ボレロが難解な曲なら、あたしのボキャブラリーではどう表現していいのか、

もう頭から湯気が出てるから、これぐらいにしとくわよ笑

でもこれだけは言わせて頂戴。

ジャンプだけでない、様々な経験を積んできたからこそ出せる表現力こそが、女子フィギュアスケートの醍醐味のひとつだとあたしは思っているのよ!

今年のグランプリシリーズにエントリーがなく、残念だけど、

あたしはコス姐のソチでの演技構成点の10点満点は納得。

そしてこれからも少しでも長く、ここ重要よ!

出るべく試合をしっかり厳選して、またリンクで大人の女性の舞を魅せてほしいわよ!



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オネエ

View Comments

  • えぇ~~~~~!!
    コストナーはボレロを演じた事あったの!?
    あのボレロを………!
    いやいやいやいやいや…!
    あのボレロを?
    知らなかったし、信じられない! ペアでボレロを演じて金メダル取ったペアがいましたよね? 最後に倒れこむやつ…
    シングルでアレ以上を…、例えペアでもアレ以上の感動と衝撃を与える演技なんてあり得ないでしょ?
    YouTube見てみますが、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや…、
    シングルのプログラムでボレロ…
    「無謀」意外の言葉以外見つかりません…、
    あとでYouTube見ます。

    コストナーはグランプリシリーズは休んでも、世界選手権に出てもらいましょう♪
    世界選手権での大人の演技で真のスケーティング、芸術を世界中に見せつけてくれるのを期待します。

    • >燦太様

      そうですよ~、ソチのシーズンでやりましたよ~
      ぜひご覧になってください!
      トービルディーンペアですね、重々承知していましたが、敢えて!笑
      先入観なしでコス姐をフューチャーしたくて、コス姐のみに絞りました。

  • ボレロと言えばトービル&ディーンがあまりにも有名?名演6点満点でしたね。
    コス姐、どんな風な…って…コス姐のボレロになってて素敵でした。
    オネエさまの記事にある投げキスのとこなんか、全くもってオリジナリティあふれてて、自分の為のプログラムになっててコス姐っていっつもいいわぁ(^。^)
    フィギアスケートならではのボレロ、短い時間だからバレエより逆に難しいかなって思います。
    点数競技だから縛りは沢山あるけど、その上で作品として見えてくるスケーティングが魅力的です。
    マッチーのボレロもある意味凄かった、マッチーはコレがやりたかったんだ⁉︎競技じゃ時間的にも無理だし^^;

    ベジャール版は祝祭が確かにテーマになってて ジョルジュドンの凄さったら!衝撃的でした。実はお稽古も見てたんですよ、廊下歩いてくるだけでもうアート、全身アート 笑
    その後シルビィギエムの時、並み居る男子を従えて神々しかったです。
    羽生くんがドンドン成熟していくさまが、パトリックデュポンとシルビィギエムが重なって(ジャンプは森下洋子のラシルフィードの無重力感)もう、ホント日本に凄いスケーターが存在してくれてるんだっ!って嬉しくてしょうがないです。
    また話が羽生くんにいってしまいました…すいませーんヽ(´o`)

    • >おばちゃん様

      そうそう、あの投げキスにはびっくりしました!
      ボレロでそれいれるか!?って言うぐらい。
      でもあの足のポーズも大人の女性の魅力満載で素晴らしかったですよね。
      ふふふ、最後はユヅへとたどり着くのよくわかります笑

        • >おばちゃん様

          あの投げキスのポーズと足のしならせ方、まさに粋なイタリアンですね!

  • おねえ様ななこ☆です。
    【これぞ本物のフュギアスケート】
    コストナー  人生がスケートそのまま…。ですよね。
    このテーマで私のお勧めは何と言ってもペアのこのお2人
    ガブリエラ・パパダキス♡
    存在自体がヨーロッパの彫刻
    どの場面を切り取っても絵画
    もしかしたら どの彫刻よりもどの絵画よりも…。
    言葉が見つかりません。
    次元が違います。
    お姉さま是非このお2人を紹介してください。フュギアスケートの魅力が
    増大すると思います。

    • >ななこ☆様

      ななこさん、ガブリエラ・パパダキスの情報ありがとうございます。
      ペアがなかなか記事で取り上げることができていないので、
      今度ぜひ取り上げさせてください。
      まずはじっくり、ななこさんおすすめのペアの演技を堪能したいです。

  • コストナー、ボレロを続けざまに2回みた。それも…ご飯食べながら(笑)おっ(゜゜)Σ(゚Д゚)( ゚д゚)イケメン先生…❓あっ‼違った(・o・)(+_+)たしか…ん〜、引退したロシアのツルスカヤ選手も成長期を過ぎたら、コストナー体型になってたかな?と一瞬よぎりました。コストナー選手、育ってますか?女性がイケメン先生みたいな踊り方するって、基本を忠実に練習してきて積み重ねたね。基本、基礎、基礎基本基礎……。ボレロって、トリプルアクセルのjumpのリズムに似てる←教えてもらった(笑)高さ+横に回転をかけなきゃいけない…コストナー選手、2回みて…「勝手に舞ってください」(笑)って…フツーに何回も自然にみてられる感じ。手慣れた料理人が、冷蔵庫の中のある物で、何品もつくるように…コストナー選手の印象でした(^・^)

    • >ローイ様

      コストナーについて言えば、技術だけでは語ることのできない、
      何か経験がものをいうような演技だと思いました。
      トリノ前からずっとみてきましたから、彼女の苦労も知っていましたし。

  • おばちゃん様
    あのージョルジュ・ドンのお稽古を見たんですか?どういう感じで見れたんでしょうか。興味があります!
    お姉さまスケートからスライドな話題でごめんなさい(>_<)気になる・・・・^_^;
    ジョルジュ・ドンのボレロは独特で、もう彼にしかかもし出せない何かがありますね!映画「愛と哀しみのボレロ」も名作で、ボレロに関わる人々の時系列を超えた様々な人生、思いが感じられて、より多重に、様々な選手のボレロを見るとより深みを感じるようになりました。ドン様、出てましたね!
    ギエムは年末ジルベスターのカウントダウンを日本でボレロを踊り、ダンサー人生に終止符を打ったのが印象的でした。ボレロって何か時を刻む(人生を刻む)んですよね。

    • ジゼルさま ついボレロで盛り上がってしまいました(^◇^;)時(人生)を刻むってピッタリですね(^^)v
      私が年寄りなもんで(汗)はるか昔ですが...バレエ団の皆さんも来日してて、ジルロマンとかも気ままにレッスン(アップ)してました。バレエならではの鍛え上げた筋肉体型で、なんかもう ギリシャ神話の神様ってこーゆービジュアルなのか⁈って印象で、気ままアップすらまんま見応えあったっていうか...同じ人間とは思えなかったです笑、極限まで鍛錬した技術や表現て言うんですかね....ギエムも最後のは観てませんが、最初のは女子が⁇って思ってみたら、もう性別なんて関係ないですね!
      あの細い体でボレロの曲と共に熱量がましていって圧巻でした。
      勿論私がバレエやってたわけじゃなくて^^;バイトで現場に居ただけです笑

      • おばちゃん様
        バイトでダンサーのアップを見られたんですね!うらやましいです。ジルロマンも見たなんて。
        ベジャールバレエ団の東京バレエ団との公演でしょうかね?
        ベジャールバレエは大好きなのに生で見た事ないんで、ベジャール亡き今悔やまれます(>_<。)
        ダンサーの普段姿は又独特で、すごく大好きです。毎日のトレーニングと肉体、日々の姿、心を打たれますし、語る言葉や人間性が又舞台に表れるのが何とも不思議です。フィギュアにもそういう所がありますね。
        今記事で浅田真央とキム・ヨナの事取り上げられていて、どうして真央の演技の方が好きなのか?引き付けられるのかとかんがみると、人間性が演技に表れている部分かも知れないです。

  • おはようございます。私もギエムの最後の踊りみました。なんで…みたんだろ(^^ゞ(・・;)?

    • >ローイ様

      ボレロについてくわしくお調べになられたいと
      いう探求心ではないでしょうか?笑

  • ローイさん
    ローイさんも見たんですね。
    紅白の後ジルベスターでカウントダウン、が密かに流行っている気が・・:-)

    • はじめまして…m(_ _)m(^o^)……最近、こちらのブログで、受験並の猛勉強をしていて…(笑)(*_*;バレエをやってるとか、そういう事でもなく(・・;)詳しい訳でもなく(ーー;)……サロンの会話から…なんで…❓みてたんだろ?(¯―¯٥)(@@;)って、思っちゃいました。「落ち」「沼」にも…はまっていませんでしたのに…って(汗)

  • おばちゃん様、ジゼル様、ローイ様
     
    横から失礼します。
    懐かしいジョルジュ・ドンの名前につられて出て来ました(笑)
    学生の時に彼のボレロを見ました。
    バレエ好きの友達に誘われて、良く知らないまま行ったのですが、ステージにドーンと大きな円卓があり、たくさんのダンサーの真ん中で取り憑かれたように踊るジョルジュ・ドン!
    バレエと言えば『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』の定番しか知らなかったのに、初めて見た、それも生のバレエがボレロだったんです。衝撃が大きすぎて、そこからしばらくはジョルジュ・ドンが頭から離れませんでした。
    まさにカリスマでしたね。

    • マルタさん
      生のジョルジュ・ドンのボレロ!
      初めて見たのがそれだなんて、すごい
      宝くじみたいな確率のインパクトですよね。
      いいなーうらやまです

  • Tomoさん、コストナーの良さって、お恥ずかしながら、ここ数年で分かるようになりました。
    若くて現役バリバリの時は、1人だけ大きくて、大味な選手だな…なんて、よく知らないクセに思ってました。

    同年代、年下の選手が引退していくなかで、確実にジャンプ以外で魅せられる選手だと今頃になって気付き、美しいスケーティングに惹きつけられています。

    あ、余談ですが、一時期、ランビ様と恋仲(古っ)だったんですね。
    ダイナミックで美しいツーショットだなぁ❤

    • マルタさま 突然ご返信です^^;
      きゃあ!コストナーとランビエールのツーショットなんて想像しただけで美しいドラマ!映画のワンシーンみたいですわ♡素敵〜

      ボレロつながりですが、昔の18歳位のプルシェンコのボレロはご覧になりました?未見でしたら是非、今の若い子もこれ位の演技を目指して欲しい若きプルです 笑

      • おばちゃん様
        プル様のボレロ!それは未見です!
        やはり、ボレロを演じるのは相当な手練れでないと曲に負けてしまいますよね。
        と言っても18歳なんですね。
        早速、見て参ります。貴重な情報ありがとうございました!

    • >マルタ様

      多分、コストナーが経験を積んで演技に「深み」が出てきたからだと思います。
      わたしトリノの頃のコストナーはあまり演技そのものには興味がわかず、
      あのイタリアの巨匠ロベルトカヴァリのお衣装ばかりが気になっていました。
      ランビ様と恋仲だったのですか?初耳です笑 キー!