皆様、航空機のパイロット飲酒問題がまた問題になっているわね。
ANAは羽生結弦を、JALは本田真凛をスポンサーとして応援している立場からして、
フィギュアスケートとは全く無関係とは言い難いこの問題について、
今朝は少しお話してみようと思うの。
ちょっとスケートの内容から反れてしまう部分もあるけれど、聞いてほしいのよ。
8月12日に偶然にもJAL便を利用したのよ
日本航空は13日、10日の鹿児島発羽田行きの便に搭乗予定だった副操縦士(54)の呼気からアルコールが検出され、乗務から外されていたことを発表した。副操縦士は「水と間違えて日本酒を一口飲んだ」と話しているという。日航機墜落事故の追悼慰霊式が12日に行われたばかりだが、日本航空は、副操縦士の立ち寄り先の居酒屋などに事実関係の確認を行っていたため、発表が13日になったとしている。
※テレ朝ニュースより一部抜粋
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000161972.html
8月12日、あたしはたまたま国内線の移動でJALを利用していたのよ。
客室乗務員の方々のテキパキとした行動は本当に感心するし、
機長からのアナウンスがあると気流に巻き込まれても安全には影響ないって聞くとやっぱり安心するのよね。
1985年の同日、日本航空123便墜落事故があった日。
この事故では乗客乗員524名のうち、520名が死亡し、
世界史上最悪の死者数を出す航空事故として、当時のニュースを今でも鮮明に覚えているわ。
この飲酒のニュースを聞いて愕然としたのよね。
乗客はパイロットを選ぶことはできないから、
やはり数百名の命を預かる重要な任務の責任をまずは自覚してほしいのよ。
副操縦士が水と酒を間違えて一口で飲んだ(居酒屋では酒を注文しない限り間違えないはず、、、)という言い訳とか、
発表を13日にしたのは居酒屋と事実関係の確認をしていたからだという言い訳は、
すべて自分の保身や会社の保身のため、なんの反省も示さない、ただ自分たちがかわいくて仕方ないのよ、、、
そんなことじゃ何も変わりはしない。
だから同じ飲酒問題は何度も繰り返されるのよ。
報道によってはホテルの部屋で食事をした際、酒と水を間違えたとあるけれど、全部が言い訳にしか聞こえないわよ。
対策に終わりはないし、会社の体制を抜本から変えていかないとダメ
JALの赤坂社長は、昨年相次いだパイロットや客室乗務員の飲酒問題に言及し、「痛恨の不祥事だった。520人の方が『事故を忘れたのか』とおっしゃっているのでは、と思いながら登った。遺族の方にも飲酒問題について報告させていただいたが、厳しい言葉をいただいた。対策はやれるものはやったので、あとは1人ひとりの意識を変えていかなければならない」と、社員の意識改革の必要性に触れた。
※Aviation Wireより一部抜粋
社員の意識改革は必要ではあるけれど、
パイロットの勤務体系には問題はなかったのかしら?
急なスケジュール変更、過酷な勤務体系や時差などで心身ともにストレスを感じていなかったのかしら?
そうしたストレスからアルコールに走ってしまうことだってあるはずよ。
「対策はやれるものはやった」って常に対策に終わりはないと思うのよ。
ひとつの企業として、世間の表向きにはもうやることはやったからあとは個人の問題という、
何かあってもこれじゃあ責任のなすり着けに聴こえる発言は違うとあたしは感じるわ。
これってフィギュアスケートに置き換えてもそう。
何かあってから再発防止に努めます、これからは必要な措置を取っていきます。
でもその具体案が何も明確になっていないのよ。
これじゃあ、スケート連盟も自分達の保身しか考えていないのと同じこと。結局何もしていないことと同じ。
何が一番大事か!?
選手の声を大事にすること。
それは紛れもない選手の立場に立って寄り添って選手ファーストであること。
JALは何が一番大事か!?
働く方々の声を大事にすること。
働く方々の環境を整えて、大切にし、それがあって初めて、
乗客されるお客様を安全に目的地へ送り届ける使命感が各々芽生えてくるんじゃないかしら。
何か目的に向かって「跳ぶ」という点において、飛行機とフィギュアスケートって共通していると思うのよね。
明るい未来に向かって進むところが合点しているからこそ、スポンサーとして存在するわけでしょ。
だからこそ、足元からまずしっかり固めていかなければいけないし、その為に何をすべきか、
もう一度JALに考えて頂きたいなって思うのよ。
愛のオネエサロン
こんにちは、
久しぶりに拝読しました。
ごもっとも。保身と利害は人の本質。JALは見せつけてくれますね。
スケ連は、組織の私物化。ここ10年ぐらい変わっていないだけじゃないかな。それ以前は知りませんが、競技の発展を願い、尽力された方もいたようですね。真央さんがメディアに取り上げ始めた頃から、名古屋連盟やら、橋本会長やら、利害の取り合いと既得権の死守が顕著になってきたと思います。
いつまでもフィギュアが人気だと思っているのでしょうか?それとも羽生後の衰退を見越して内部留保と既得権の地盤を固めているのでしょうか?
遡って記事を見せて頂きました。
メディアが女子を取り上げる理由が見当たらない気もします。GSで優勝か、見た目の華があれば食い付くかも、でしょうが。男子も似たり寄ったりかな。
プロトコルも見ていないのに何を言うかとお叱り受けそうですが、Jrの選手の点数が高いのですね。PCSはシニア選手が高いと思われますが、友野君も山本君もまだこれからということですかね。全日本でJr男子の後塵を拝すことのないよう、一層の奮起を願いたいものです。
>ごろ寝様
ごろ寝さん、お久しぶりでございます。
お暑い日が続きますが、体調などは崩されてはおりませんか?
JALの問題、とりわけここ何年か同じことを繰り返しているような気がします。
「本質」が変わらないのは本質を正面から向き合ってみようとしない、改善しようとしない
上層部がいるからだと思います。
フィギュア界においてもあてはまることですよね。
御巣鷹山の慰霊の二ユースを見たばかりで胸が痛みます....安全や安心は人の心がけ一つ。
水とお酒を間違え....間違えようもないし⁉︎
そうでも言わなきゃ誰も彼も生き残れない社内体質がそうさせるんでしょうね。
組織の論理はともすれば悪い方へ悪い方へと流れていきますが、本当に働く方達の声を大事にして欲しいです。
人間や心に鈍感な社会になっているなと常々思います、多くの方が目にするメディアも報道という何に値しない体たらくぶりですし....
スケートに目を向ければ、連盟やルール、何もかも飲み込んだ上で、羽生選手が長年世界のトップで滑ってる事に驚嘆と賛美の思いしかありません。
>おばちゃん様
吉本問題にしろ、言い訳をしたり嘘を重ねることは
余計に事を重くするばかりか、同じことを繰り返すと思います。
真摯に反省をし、次に生かすことをしていかなければいつまでも変わりませんものね。
パイロットと言う職業は憧れの職業ですよね! 誰でもなれる職業じゃないのだから誇りを持って職を遂行してもらいたいです。
タクシーの運転手じゃないんだから!
自分が機長になったら乗客を楽しませるために、4回転アクセルを…
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! オネエ様ぶたないで~
>燦太様
あなた、ホプレガジェットで一体何回転旋回させるおつもり!笑
往復ビンタよ!
このニュースで昭和芸人横山やすしを思い出しました!
離陸前に窓からなまあくびしているパイロットを目にして、操縦席のドアをノックし「おい、兄さんよ、わしら乗客は命を預けているんやで。あくびしている場合とちゃうでシャキッとせんかいシャキッと!」直に説教したんですよね・・w なんだか憎めない人だったなあ~
私、昭和人だからか?JALが好きで、厳密にはJALのサービスがとても好きで。旅には空港スタッフはじめ丁寧に接してくれたいい思い出しかないんです。
だからこそ残念。企業側も具体的対応をしっかりしてもらいたいです
>ジゼル様
横山やすし氏にそんなエピソードがあったんですね~
わたしもJAL派でした。昭和人て皆そうですよね笑
いまでも機内の安全ビデオは昭和の香りがほんのりしますもの。
ぜひ安心安全の翼でお願いしたいですね。