皆様、こんばんは!
先日、先日の記事でも登場させて頂いた、
ロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏が今季最高の選手、新人選手、コーチについて語っている言葉が深すぎだわ!
目が肥えまくっているタラソワ氏が選ぶ選手、一体どういう理由なのか見ていきましょ!
【2020四大陸フィギュアショート】
「チェンはものすごく好きなのですが、最高に価値の高い選手を選べと言われたら、やっぱり日本人(羽生結弦)を選びます。彼は単なるフィギュア選手ではない。あの人は非凡です。彼のショートプログラム『バラード第1番』だけをとってもそれがわかる。このプログラムが終わる時、立ち上がるのではない。ひざまづいて、神に感謝しなければならない。これを見る幸運を私たちにお与えくださり、有難うございますと。」
タラソワ氏は、羽生選手の演技がいかに人知を超えたものであるかを言葉を選んで説明している。
「これは音楽に100%合っているということを超え、音楽の世界に入り込み、それを生きる行為です。音のひとつひとつに最難関の要素がのっかっているだけではない。音楽と人間の魂が見事に完全に合わさっているのです。」
※Sputnikより一部引用
なんだかタラソワ氏のお言葉が凄すぎるわよ笑
スタオベをしちゃいけないのね!ひざまづいて神に感謝しなくては!まるでユヅが神の使者のようだわ。
タラソワ氏はフィギュアスケートの本質、そしていかに人の心を掴み、感動させることが一番なのかをよくわかっているのよね。
【FaOI富山公演 羽生結弦×Toshl】
「音楽の世界に入り込み、そこに生きる。音楽と人間の魂が見事に完全に合わさっている」
わたしがそれを強く感じたのは、去年のFaOIでのToshlさんとの「マスカレード」で特に感じたのよ。
Toshlさんはアーティストとして、繊細で感受性豊かなものをお持ちだなって、
龍玄としオフィシャル・ブログ(拝読させて頂いております!)の文面からもすごく伝わってくるのよね。
そしてあの音域の広い、どこまでも響き渡り、心に届く魂の歌声。
ユヅは「マスカレード」の時に、完全にToshlさんの魂に同化していたのよ。
これは一流が一流をお互いに知らなければ、できないことよ。
☆合わせてお読み頂きたい羽生結弦×Toshlの記事よ☆
【2019グランプリファイナルフリー】
「今シーズン最高の新人選手を挙げるとすれば、私ならアレクサンドラ・トルソワ、アリョーナ・コストルナヤ、カミラ・ワリエワの中ではサーシャ(トルソワの愛称)を選びますね」とタラソワ氏はRTのインタービューで語る。トルソワがやってのける1つのプログラムに4つの4回転ジャンプの快挙 をうち破る人物はそうそう現れないというのがその理由だ。
※Sputnikより一部引用
あたしね、タラソワ氏がコストルナヤでなく、トルソワを選ぶところに彼女らしい優しさがあるなって感じたのよ。
確かにトルソワは一度のプログラムに複数の4回転を取り入れ、これ男子でもなかなかできないことよ。
今しか跳べない、ジャンプだけで表現力がまだまだだ、いろいろと言われているけれども、
あたしは等身大のトルソワが大好き。
なんかね、この子が失敗を恐れずに、宙に向かって健気に跳んでいく姿を見てるとね、いつも泣けてきちゃうのよ、、、
今シーズン、難度の高いジャンプの成否によって、順位が大きく変わり、キスクラでは涙する姿も見えたじゃない。
タラソワ氏もきっと見て来ていると思うのよね。
4回転をたくさん跳ぶから、最高の新人なんじゃない、もちろんそれもあるだろうけど笑、
彼女のそのひた向きな姿勢にエールを送ろうとしているんじゃないかなってあたしは解釈したわ。
「最高のコーチといえば、エテリ・トゥトベリーゼ氏ですよ」とタラソワ氏は太鼓判を押す。タラソワ氏いわく、シニア、ジュニアの両カテゴリーでトゥトベリーゼ氏の業績は群を抜いている。ネイサン・チェン選手を育てあげたラファエル・アルトゥニャン・コーチも確かにとてつもなく大きな作業をこなしたものの、それでも傑出した成果はチェン1人。それに比べてトゥトベリーゼ氏の元から生まれたチャンピオンの数はそれだけで1つのチームを組めるほど多い。
※Sputnikより一部引用
近年稀に見るチャンピオンメーカーよね。
周りから鉄のオンナと言われようと、教え子達から慕われているのは愛のある証拠よね。
タラソワ氏の今季活躍した選手、コーチへの深い言葉!
ISUの薄っぺらい称賛とは比べものにならないほど、重くてフィギュア愛に溢れているわよ!
あたし的にはエテリと満知子との「ヴィトン対決」の方が今季気になって仕方なかったわ笑
ヴィトンのスーツカバー上から被った満知子もあたしの中ではベストコーチよ!笑
隣で歓喜のジュリアナダンス踊ってるの誰よ!?笑
荒木師匠かと思ったら、美穂子だったわ~。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ぜひ下のブログランキング2つをポチっとして頂けると、励みになります!
View Comments
オネエさん、こんばんは!
タラソワさんのインタビュー紹介と翻訳、ありがとうございます。
いいですね、タラソワさんの言葉。羽生選手への深い愛が伝わってきますし、タラソワさんが仰ると、羽生選手の凄さについても、すごく説得力があります。
「単なるフィギュア選手ではない。あの人は非凡」本当にそうですよね。
神様に感謝したくなるような演技を見せてくれる羽生選手、少しでも長く滑って欲しいです。
ファン歴6年の私ですが、ファンになって以来、羽生選手を超える美しさを持ったものが見つからなくなってしまいました。
星も花も地球上の絶景も羽生選手の前では、みな霞んでしまうのです。
オーサー氏が言うように、羽生選手のスケートには究極の美があります。
羽生選手と同じ時代に、同じ日本人として生まれたことにも感謝です。スケートだけでなく彼の発する言葉も、また美しい。日本語で聞く事が出来ることも、とても恵まれていると思っています。
羽生選手には、これからも年を重ねるごとに、輝きを増していって欲しいですね。
>nao様
naoさん、こんばんは。
確かにタラソワ氏の言葉には何か納得できるようなものがありますよね。
多くの選手を育て、見てきた確かな目があるのでしょう。
その年代にしか表現できない「良さ」があると思います。ぜひこれからも
素敵な演技を魅せてほしいですよね!
おねえさま、
タラソワのお言葉載せて下さってありがとうございます!
うんうんと首がもげそうに頷いてしまいました。
4大陸のバラ1は、、、
本当に全てが素晴らしくて、フィギュアスケートを好きで観てきて本当に良かったと思いました。
タラソワ氏のお言葉も素晴らしいですねえ。
魂と一致、、その通りだと思います。
ToshIさんとのコラボは未見でしたので、外出不可のこの週末にでも観ます!
心潤う情報をありがとうございます♪
>きこ様
先程ニースの時のロミジュリの記事を書いたのですが、
その時はまだ若く、もがきながらも魂の片鱗を見せるような演技に感銘を受けたのを当時覚えています。
今、経験を重ね、表現と魂が一致したとわたし感じております。
Toshlさんとのコラボ作品も何度も見たいですね。
オネエ様 こんにちは!
さすがタラソワ女史!
羽生選手が恋しすぎて渇ききった心に、愛のあるお言葉が染み入ります。フィギュア界は何かときな臭い事ばかりですが、こうしてきちんと選手を想い、選手をよく見ていてくれる方がいらっしゃるのは有難いことです。
そういえばISUの公式が、YouTubeの公式チャンネルで世界選手権2018のストリーミングをするようです。なぜ2018…?
コロナで今大変深刻な状況のイタリア、打ちひしがれている人達の為に、という趣旨のようです。
横からすみません。
あ、説明不足の追記です
2018の開催がイタリアだったんです
>Nozi様
Noziさん、こんばんは!
ジゼルさんも仰られておりますが、世界フィギュア2018がイタリアミラノで開催され、
今のコロナ被害拡大で苦しんでいられるイタリアの方々に捧げる意味合いでのストリーミングだそうです。
ジゼル様、オネエ様 そういう趣旨だったのですね! 不思議に思っていましたが、2018ワールドはミラノでしたものね!!教えていただき どうもありがとうございます!イタリア、スペインなど、皆様さぞ不安でしょうね… マドリードのスケートリンクがご遺体の安置所になったとも聞きました。なんて悲しい事態なの…
私の住む国も外出禁止令で、振り分けられた2時間以内に食料品や医薬品の購入のみ外出が許されていますが、違反すると日本円で約540万円~1080万円の罰金等、厳戒態勢です。感染を拡げないための必要な措置なので理解はしていますが、「普通の暮らし」の有難みを感じています。
まずは一刻も早く終息して欲しいです。仕事の合間にフィギュアを観て、心の健康を保ちつつ生き延びます!
>Nozi様
そうなんですよ、ミラノイタリア開催でしたので、
今のイタリアに捧げるとISUが言ってました。
Noziさんのところの外出禁止令が出た時の罰則、相当厳しいですね。
でもそれぐらいのことをしないと国を上げていまの感染を抑えることができないですよね。
今夜日本時間で20時から小池百合子都知事の緊急会見があり、
何かと思えばカラオケ、バー、スナックなどの人が集まるところへの活動自粛のお願いだけでした。
自粛のお願いだけではもう遅い、、、そんな気がします。
おネエさま、久々に覗かせて頂きました。
私も新人賞はコストルナヤ選手よりはトゥルソワ選手です!
これ言うと皆様に怒られそうですが、最近コストルナヤ選手に何も感じなくなりつつあります。顔はめちゃタイプだし美しく、演技も安定してて素晴らしいんですが…それだけになってしまった感があります。(プログラムのせい?)
私的にネイサン選手に通じるんです…ノーミス安定感凄い!でも1回見たらそれでいい、みたいな。(批判じゃないです)
2人はスケートに対しての本心が見えにくいから感情移入しにくいです。
それに対し、トゥルソワ選手は羽生選手タイプに見えます。スケーティングは年相応な感じだけど、向上心があって何度転倒しても立ち上がり諦めない気持ちが伝わります。
ロシアナショナルの涙を見て、彼女は今後更に記録を作るという気持ちにさせてくれました。(技術的な事は置いといて)
エテリコーチがトゥルソワ選手の性格を、記録を作る?のが好きな子みたいな事インタビューで言ってましたし。
みっともなくても挑戦し続け、そこから這い上がる雑草魂みたいな人に惹かれます。
メディア注目度も、演技内容関係無くともいつも気になる存在なのは羽生選手の次にトゥルソワ選手かなと。
シニア2年目のプログラムで考えが変わるかもしれませんが長々と失礼しました!
>みゅあ様
みゅあさん、お久しぶりです。
お元気でいらっしゃいますか?
コストルナヤに対するご意見よくわかります。ある意味もう完成された演技であるので、
そこに魅力を感じない方もいるかと思います。彼女はグレイヘンガウス氏の振付から脱却して、
王道のプロを演じることでまた新たな魅力が出てきそうな気も十二分にしています。
トルソワのチャレンジする精神、見習いたいですね。
オネエ様、タラソワさんって、ズバズバ言いたいことを言っているようで、意外に客観的、演技に関しては忖たくなしで色眼鏡をかけませんね。 エテリに関しても、いかんとおもうことは、いかんといいながら 認めるところはしっかりと評価出来る方ですね。 好き嫌いやお仲間びいきバイアスをかけるスケート関係者に爪の垢をせんじて飲ませたいものです。私にも・・・。確固たる、フィギュア愛の、賜物でしょうね。
でもね、私知らないのかもしれませんが、真央ちゃん時 もっと噛みついて欲しかったな。って・・・。酷かしら。お国の事情もあったのよね。
>リン様
ロシアの重鎮達はいつも本音で物事を言って下さり、
選手達への愛が大前提にあるからこそ、厳しい意見も筋が通っていますよね。
真央の時にもというのはわたしも感じました。
私もバンクーバーオリンピック、世界選手権の時に真央ちゃんの為にタラソワコーチ、スケ連はもっと噛み付いて欲しいと思いました。真央ちゃんは失敗してもトリプルアクセルに何度も挑戦しました。そのチャレンジ精神に頭が下がります。トゥルソワ、羽生君もそうだと思います。バラ1を改めて観るとジャンプが音楽に融合してて、1つの芸術作品を作り上げている感じですね。紀平選手の前シーズンの月の光も同じ様な感動でした。トリプルアクセルなど難しいジャンプを入れながら、夢の世界で踊っているような表情、手足の動きは最高です。あーまた、ユーチューブを見まくりです。笑
>あい様
真央の2011世界フィギュアの時のニュースが出ていますね。
見る度に胸が痛くなるようなことばかりありました。
そんな中でも真央はまっすぐにひたむきにフィギュアへ向き合ってきたのを
見てきたからこそ、もっと幸せになってもらいたいなって心から思います。
タラソワさんは真央に凄く力と愛情を注いでくれた方です。ロシア人なのに自分のツテで自国リンクの内部練習や、特別な人しか受けられないボリショイバレエ学校のレッスンを取り計らったり、離れ離れになってもジャンナさん(ジャンプコーチ)の派遣やら数々の便宜を計ってくれた。努力する日本人の勤勉さを愛し、高難度に果敢に挑む事をモットーとし、本物の芸術を求める(夫君はピアニストでしたね)姿勢。彼女が芸術性と高難度を備えた羽生結弦を好きになるだろう事はわかってました笑
羽生君は、オーサー師事(かつての宿敵ヨナのコーチ)でありプルリスペクトであり(愛弟子ヤグの宿敵)、私情条件的にはウムム~だったとはいえ、そこは客観的な視点をお持ちの方です!美しいもの素晴らしいものは素晴らしいとやはり評価する所に真のスケート愛を感じます。(因みにオーサーやプルやミーシンともスケートを愛する者としてきちんとお付き合いされてますね こないだザギトワの事でピリッとしたラーメン・・もといエテリにも)
タラソワのフィギュア愛の深さ、フィギュアへのプライド、高くあろうとする(高いものを求める)姿勢が、私情を超えたグローバルな心の広さをもたらしてる気がして、大好きです。
>ジゼル様
ジゼルさん、こんにちは。
様々なコーチのタイプによって教え方、愛情の注ぎ方も違いますよね。
海外のコーチが日本人スケーターの為に今まで育ててきてくださったことは見てきていて、
懐の広さと愛を感じますね!