皆様、こんばんは!
今晩は読者様よりお教え頂いた、「Matti Haapoja Film Festival」というコロナ撲滅キャンペーンのコンテストへ作った、
カナダ選手権で優勝した、ローマン・サドフスキーのショートフィルムをご紹介させて頂くわね。今のスケーターの心情をぜひ知って頂きたくて、、、
「grounded」彼が最初に今の自分の状況を表現したフレーズ。彼は抑制のされた生活の中で何を見出したのかしら?
スケートとは自由そのもの、すケートに関わるすべてのものが恋しい!
僕の名前はローマン・サドフスキー、カナダのフィギュアスケーター。
「抑制」…今の生活を表すのに最初に浮かぶのはこの言葉だよ。
僕にとってスケートとは自由そのもの。自由な動き、自由な表現、冷風を顔に受けてスピードに乗って空中に開放される自由。それができない今は「抑制」されてるってすごく感じる。肉体から解き放たれて、どこにでも行けるみたいな…そう、ほとんど幻覚みたいな世界なんだ、僕にとってスケートは。
春が来て、いろんなことがスタートするべき時、誰もが予想もしなかったことがやってきた。パンデミック…全てが閉まり、全てがキャンセルされた。道具が壊れたとか怪我や病気じゃなくて、顕微鏡でしか見えないもので世界中が止められてしまったんだ。
始めは僕もスケートすること以外を考えようとしたんだけど、思いつくのはやっぱりいつものトレーニング、学んだり教えたり、満足したりもっと望んだり、その周りにいる人たちとの関わり、僕の大好きな人たち…ただ単純にその全てが恋しいよ。
だから思った。現実には、僕たちはいつまでも「抑制」されてるわけにいかないって。
顔を上げて前を向いて歩き出さなきゃいけない。やり返さなきゃいけないんだ。生活習慣を変えよう。防御は最大の攻撃でもあるからね。今は自分自身を内から外から見つめ直し、鍛え直すチャンス。新しいことにチャレンジしてもいい。出来ることはたくさんあるさ。そうこうしているうちに、全てが元に戻った時、僕らは今までにないくらい強くなれるって気付いたよ!
だからさ…
ごめんよ、COVID-19
どいてくれる?正直、君にチャンスはないからさ‼
※読者であるドングリさんが素敵すぎる翻訳をしてくださいました。心からありがとうございます。
ローマンのショートフィルムを読んで、涙が止まらなくて、、、
フィギュアスケートは自由。
様々なルールがあるけれど、氷上の上では誰の指図も受けることはない、自分だけが自分を表現できる自由な世界。
そんな魅力があるからこそ、スケーターは皆、氷上で表現することを愛してやまないのよね。
今、その氷上にすら上がれることができないスケーター達。
世界の状況は一変してしまい、今後世界がどうなるのか、
元ある世界に戻るのか、それとも全く異なる世界になってしまうのか、、、
でもこれだけは変わらない、フィギュアスケートを愛するスケーターがいる限り、
いつでも「自由」な世界で、いつも新しい驚きや感動を見せてくれる「氷上」は変わることはないんだって。
その為の、今は新しいチャレンジへの準備期間なんだということを教えて頂いたわ。
ローマンの「シンドラーのリスト」、どうぞご覧くださいまし。
【2020年スケートカナダフリー】
☆合わせてお読み頂きたい☆
オーサーインタ「ユヅルはクワドアクセルに向けての身体作りに取り組んでいるよ!」
Brian Orser tells the Olympic Channel that double Olympic champion Hanyu Yuzuru is working on his physicality to be able to pull off a quadruple Axel.https://t.co/RONzXHZSz3#figureskating@ISU_Figure @Japan_Olympic
— Olympic Channel (@olympicchannel) April 24, 2020
こちらからオーサー全インタビューをご覧頂けるわよ!
カナダ・クリケットクラブで指導するブライアン・オーサー氏は、教え子の羽生結弦(ANA)について、4回転アクセル(4回転半)を成功させるためにフィジカルを強化していると明かした。五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」が報じている。
「ハニュウにとって4回転アクセルは“よりフィジカル”」と題し、オーサー氏の単独インタビューの内容を伝えている。記事では「ブライアン・オーサーは、オリンピックチャンネルに対し、ユヅル・ハニュウは4回転半を成功させるため身体を鍛えていると語った」と、肉体強化に着手したことを伝えている。
さらに「オーサー氏は、五輪2連覇の日本人選手にはこのジャンプ(4回転アクセル)を決める技術があるが、そのためにもさらにフィジカルを強化する必要があると話す」と説明。4回転アクセル成功を目指す羽生について、オーサー氏の言葉を次のように記している。
「彼にはどんな時もファンタスティックなテクニックがある。この回転をやりきるための体をつくるためには、よりフィジカルが大事になるということで彼と一致している。もちろん、さらなる高さとパワーも必要になる」
4回転アクセルの実現には、美しいジャンプで魅了してきた羽生の技術に、より強固なフィジカルなどを加えることが重要であるとの考えを、2人は共有しているようだ。
記事では、羽生が初優勝した2月の4大陸選手権の際、コーチの1人、ジスラン・ブリアン氏が3月の世界選手権で4回転アクセルに挑戦することを示唆していたと伝えている。
※THE ANSWERより一部引用
もうここからは神の領域とでもいうべきかしら。
もう静かにその成功の時を待つしかないわね。
絶対、跳べる!
おうち時間「読者様が選ぶ今季のベスト演技はこれだ!」
【2020年中国杯フリー・宮原知子】
「シンドラーのリスト」
ローマンの「シンドラーのリスト」をご紹介したら、こちら宮原知子を紹介せずにはいられないでしょう笑
自身の世界観を表現することにおいては、フィギュア界で卓越しているレベルまで来ているわよね。
今シーズン最初は衣装の問題があったけれども、そこはきちんと周りの意見を取り入れつつも、柔軟に対応してきたわ。
最後のスパイラルシークエンスからピアノの音色に合わせて両手を奏でていくところが好きなのよ~。
これぞ、ワイン片手に見たい極上の演技よね。
【2019年中国杯フリー・ハンヤン】
「ラ・ラ・ランド」
そしてもうひとり、今季競技復帰したハンヤン!
もうね、ジャンプの高さ、幅、流れと美しすぎるのよね、大好きな選手。
年齢と共に渋みも出てきたわよね~、髭も素敵だし笑
なんといっても演技全体に心地よさが漂ってるのよね。
もっと年を重ねたら、それこそ熟成したワインのように、もっと味わい深いものになっていくんでしょうね。
今宵は大人な演技達に、ぜひ酔いしれてみたいわね。
では皆様、素敵な土曜の夜をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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愛のオネエサロン
ドングリさま
すてきな訳をありがとうございます。
文才あるなーと感激です。
そうですよね。
私も淡々とトレーニングをします。
社畜だけど、剣道は15才からの私の自由の場所なんです。
そしてオネエさま、
ハンヤン、渋いわー。落ち着きとハンヤンにしか出来ない幅跳び片付けジャンプの安定感この上なしでムードたっぷり。
チーズに赤ワインですね。
そして、さっとん。
指先足の爪先まで行き届いた神経が芸術ですよね。
軸足変えてのシットスピンは確かさっとんしかできないのですよね。
はまこうが前行ってました。
さっとんがジンクスジャンプも軸曲がるので陸上で自販機の前でやらせたら出来るかと思いきや自販機に激突したと。
努力だなーとしみじみ。
杉姉さま
ありがとうございます。なんちゃって意訳なので恐縮至極なのですが、少しでもこのビデオの力強さが伝わっていたなら幸いです♡
>杉姉様
ハンヤン良いですよね~。
あの高さ、幅、流れの3つが揃っている美しいジャンプは
見ていて気持ちが良いです。
表現力もすっかり大人の魅力が出るようになりましたよね。
オネエさま初めまして、いつも楽しませていただいております。
サドフスキー選手大好きなので取り上げて頂いて嬉しいです!シンドラーのリスト、彼の美しいスケーティングや得意のスピンが際立って素敵ですよね。宮原選手が影響を受けたのも納得です。
今後どうなるか分からない状態ですが、選手全員の元気な姿が見られることを願うばかりです。オネエさまもどうかご自愛ください。
>なゆ様
なゆさん、はじめまして。
今回のショートフィルムは読者のドングリさんに
教えて頂き、翻訳もお願いさせて頂いたんです。
シンドラーのリスト、すごく好きな曲なので、彼の美しいスケーティングが
映えますね!
お気遣いどうもありがとうございます、なゆさんもどうぞご自愛くださいね。
お姉様、お久しぶり、こんばんは(^^)。さっとんにハンヤン、流石のチョイスです。技術と表現の融合、良いもの観ました〜。ありがとうございました(^^)。
>pono様
ponoさん、お久しぶりです!
お元気にされていましたか?
ふたりとも演技に味があるベテランですよね。
ジャンプだけが一人歩きするのでなくて、表現の中に溶け込んでいるような感じです。
オネエ様
拙訳をホントに出してくださってありがとうございます。意訳も多いですが、ローマンくんの言いたいことはこんな感じかな?とドングリのスカスカの頭で書いてみました。若きカナダチャンプのスケートへの想いが皆さんにも伝わるように願いを込めて。
ハンヤンのララランドは格別でしたね〜。あの流れるようなスケーティングは(バターのようだ)と言われたハビを思い出します。そして雄大な3A!うっとりしますね。マッシさんももしハニュー以外に4Aを跳べる可能性があるとしたら、それはハンヤンだ!って言ってましたね。帰ってきてくれてホントに嬉しいです。
ドングリ様
とてもわかりやすく和訳していただけてありがとうございました。ナムくん、キーガン以外にカナダ男子選手で身近に感じられる選手ができて嬉しいです。カナダチャンプなのにあまり記憶に残らずにいましたので(ローマンくんごめんなさい)これからは意識して演技を見ます(^-^)/
有紀*様
いえいえとんでもありません。オネエ様が取り上げてくれてくださったので調子に乗ってしまいお恥ずかしい限りです。
私の中での順位はユヅ君>>>>>>>>>>草太>>>>>ローマン君となっておりますので彼にも注目してあげてくださいね。世界で一番スピンの上手いユーチューバーです(^_^;)
>ドングリ様
ドングリさん、こんにちは!
とんでもないです、ドングリさんの愛のこもった翻訳、すごく伝わってきますよ~!
そして4Aをユヅの他に跳べる可能性があるのはハンヤンだ!っていうのも、
すごく興味深いですよね。
もっと基礎点あげてほしい!
おはようございます。オネェ様、ブログありがとうございます(*^^*)いい関係なのが、よく伝わる内容です。育ててますよねp(^-^)q話は、かわり…昨夜のTVニュース、コロナ関連の記者会見「管理」「プライバシー」「監視」という単語がでてきます。他国の方針も説明されてました。買い物監視アプリ…例えるなら、地元で購入した某メイカーの棚セール500円商品←この情報を他県の爺が握っている…という事ですね(・・;)この、監視、管理、プライバシーをうまく使い、コントロールもできる。←やり方を間違えると、「誹謗」「中傷」「暴言」になったりするんでしょう。コロナ生活で、言葉のかけ方、使い方を参考にしたい監督を見つけたいと思います。羽生worldにひたるぞっ\(^_^)/( *´艸`)( *´艸)
>ローイ様
ローイさん、こんばんは。
コーチとよい関係性を保ってこそ、成長につながりますよね!
オネエ様、ドングリ様 ローマン君の動画紹介、翻訳して頂きありがとうございました。若いのに、前向きに切り替えが出来る所が凄いな〜と思いました。さすが、アスリート! さっとんのシンドラーのリスト、最高です。うち側から滲み出てくる物、思いや感情が表れて来て訴えるものがありました。ジャンプ無しでも、ずっと観ていたい感じです。はんやんも情感たっぷりで男の色気があり、真凜ちゃんのラ・ラ・ランドと違うものを感じます。手をポケットに入れたら、転んだ時に危ないよ、とハラハラしたのは私みたいな俗人の考え方ですね。w コメントを書こうと思っている間にブログを2つも更新されたので、感想をまとめて書きます。WHOへの基金と言う事ですが、現場で苦しんでいる人達をWHOはすぐ何とかしてくれるのかしら?実際、調査報告以外、どんな仕事をしているのか分からないです。クリケットのコーチ達が入っているのも、ジェイソン発案なのかな?タラソワコーチ、ショートに4回転を容認しろって?今でさえ、ロシア勢が表彰台を独占してるのに、これ以上に独占したいと?貪欲すぎて、あんたもますます太っちゃうわよ。毒を吐いてすみません。つい、本音が(汗)
>あい様
あいさん、こんばんは。
わたしもなぜWHOなのか、疑問でした。
医療従事者などにならわかるのですが、WHOの初動の発言には
疑問しかないので。
今よく読んだら、オネエ様はショート4回転(雑巾絞り)は反対で劇場型を賛成する派だと思ってたんですが、公平な判断基準であればショート4回転導入は賛成なのですか?私はどっちでもいいんですけど、ますますロシア選手と他の選手がかけ離れるのは、余り賛成出来なかった。梨花ちゃんも4Lzはまだでも、ショートから導入出来ると思います。坂本、樋口、若手選手も4回転を練習しているし。
>あい様
公平な判断もそうですけど、ジャンプを厳格化すれば、
女子で4回転をチャレンジする選手がどれだけ出てくるのか?と考えました。
その上でみどりのようなアクセルを美しく跳べるスケーターが出てくるのであれば、
4回転もいいのでは?という考えです。
ローマンのハッとしてしまうショートフィルム、美しかったー✴コマーシャルみたいなクオリティ。そしてメッセージの芯のある感じ、伝わってきました。ドングリさんありがとう!
ローマンさっとんのシンドラーは音源同じで鐘のメロディが重苦しく、まさに押しつぶされそうな「抑制」「抑圧」その中でさっとんの静かで美しい表現がしみじみ広がります。コロナ後又二人に演じて欲しいプロです。
そしてハンヤン(待ってました!ありがとうございます)中国杯で「ハンヤンてこんなに格好良かったっけ?こんなにスケート上手かったっけ?」と釘づけになったプロです・・・粋で軽妙な振付と美しいジャンプ、ステップでは氷と戯れる様なハンヤンの動きが心に染みてきて・・。
後で知りましたが氷上に乗れたのは1月前、ケガ等あり中国のサポートも受けられずリンクも与えられなかった様(°∇°;)今は与えられた状況の中で、どんな小さな大会でも滑る喜びを感じながら滑っていくんだみたいな事を言ってました。そしたら今や全世界の選手達がコロナでそんな状況になってしまいましたね・・(-_-;これからどうなるんだろう?
ハンヤンやローマン君のスケートに向き合う気持ちに何か心打たれます。
>ジゼル様
ハンヤンの競技復帰はすごく嬉しかったです。
クワドがなくても、演技を魅せることのできる数少ない選手だと思います。
わたしもリンクを与えられなかったことを後で知り、驚きました。
まだまだ活躍してほしいスケーターです。
オネエ様
氷上練習ができなくなった選手たちのことを考えると、胸がえぐられるような気持ちになります。
スケートファンとして、多くの大会やショーが中止になり残念でなりません。
そんな中、ちょうど「また見たい!」
と思っていた宮原選手のシンドラーのリスト。
名プログラムの多い宮原選手ですが、
これは今までで最もググっと来ました。
表現の難しい曲ではないかと思うのですが、
わっ、知子ちゃん、一皮むけたな、と
感じます。
オネエ様、いつも素敵なチョイスをありがとうございます!
>かおりちゃん様
かおりちゃんさん、こんばんは。
スケーターはやはり氷上の上でこそより輝きを増しますから、
今の状況はとても辛いと思います。でも今しかできないことを、
見えない収束の中でも、きっちりと積み重ねていく練習の姿を見ていると、
また素晴らしい演技を見せてくれるんじゃないかって頼もしくも感じます。