皆様、おはようございます。
先日プロのバレエダンサー、ヤマカイ氏の「羽生結弦バラード第1番」の解説をご紹介させて頂いたけれど、
今度は現役社交ダンサーの方の新たな解説が、今までとはまた違う観点からの羽生結弦の解説がとても興味深いのよ。
そしてロシアではプル陣営がトゥルソワが4ルッツに成功した動画を紹介しているわよ。
こちら読者様よりお教え頂いた、
現役社交ダンサーのさつきさんが解説している羽生結弦の「バラード第1番」。
彼女の解説が「体のバランス」に重点を置いていて、
自分の中でプラスとマイナスの成分を相殺してゼロにすること=バランスを取る
フィギュアでいうバランスとは体幹をしっかり保つことにもなると思うのだけど、
バランスを取るために関節、重心の使い方の為に、実際にどのように肘や腕先の体の部分を動かしているのかなどの観点が、
いままでの解説にはなかなかなかったので、とても興味深いわよ。
スケーターの解説では普段聞くことができないじゃない。どうしてもジャンプや技そのものの解説がメインになってくるからね。
バレエダンサー視点にしてもそうだけど、違うスポーツの方々から見たフィギュアで、
その中で羽生結弦の演技について、わたしたちが新たに気付かされることってまだたくさんあると思うのよね。
新しい引き出しを見つけたときのように、とても楽しいのよ。
だって、「右骨盤、左肩が連動してその重みを床に伝えているように見えます」って発想はなかなか出ないもの笑
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「フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2020シーズン総集編 希望の銀盤」
〈表紙〉
羽生結弦選手
■CONTENTS
〈フォト&レポート〉
羽生結弦
宇野昌磨
髙橋大輔
〈シニア独占インタビュー〉
田中刑事
友野一希
山本草太
島田高志郎
須本光希
日野龍樹
本田太一
〈ジュニア独占インタビュー〉
鍵山優真
佐藤 駿
壷井達也
三宅星南
三浦佳生
〈師弟対談〉
山隈太一朗×重松直樹
〈スペシャル対談〉
安藤美姫×中野友加里「日本男子シングルを語る!」
〈スペシャルゲスト〉
村上大介「オレゴンからの近況報告」
〈徹底解説〉
杉田秀男「羽生結弦に託す夢」
吉岡伸彦「新ルールの基礎知識」
〈大好評連載〉
町田 樹「若きスケーターへの手紙」
〈連載シリーズ〉
「個性を磨く振付師の力」ブノワ・リショー
〈追悼企画〉
ありがとう! クリス
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こちらプル様のインスタから、サンボ70からプルシェンコアカデミーに移籍したトゥルソワが、
氷上練習で4ルッツを成功させ、ジャンプの感覚を戻してきている動画が紹介されているわよ。
教え子が新しい高難度ジャンプに練習で成功すると、
エテリ氏がインスタなどのSNSでアップしていたように、プル陣営がこのオフシーズンに先手で発信してきたのは、
ロシアメディア、そしてサンボ70に対しても、自分達の指導ですでにここまでトゥルソワの力を引き出しているんだ!
ということを証明したい狙いがあるようにも捉えられるわよね。
次のシーズン、ロシア内でも更に競争が激化しそうな予感。日本勢もぜひ食らいついていってほしいわよ。
☆合わせてお読み頂きたい☆
「こんにちは、羽生結弦です。今年はファンタジー・オン・アイスで皆さんに会うことができず、とても寂しく思っています。今年の夏はこのような形になってしまったからこそ、より一層、皆さんと一緒に感染拡大防止に努めながら日々を過ごしていきたいと思います。そしてまた皆さんの前でスケートができる時のために、僕自身も全力で努力を積み重ねていきます。どうかお気を付けてお過ごしください。皆さんの心の中に少しの不安もなく、皆さんの前でスケートができることを祈っています」
昨日ファンタジーオンアイスの公式サイトより発表された、羽生結弦の動画コメントが、すでに再生数11万回を突破!
改めてもう一度ここでご紹介させて頂くわね。
そして、今年本来開催されるはずであったショーの全出演者リストよ。
【ファンタジーオンアイス2020全出演予定スケーターリスト】
エフゲニー・プルシェンコ
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
エラジ・バルデ
アシュリー・ワグナー
ケイトリン・オズモンド
ジョニ―・ウィアー
ハビエル・フェルナンデス
エロス
紀平梨花
坂本花織
田中刑事
樋口新葉
ジェフリー・バトル
ステファン・ランビエール
フィリップ・キャンデロロ
羽生結弦
※コメント配信順
会場でぜひ見たかったし、それぞれがどのような演目で滑るのか興味深かったわよね。
エンターテイメント性に溢れる、エロス、キャンデロロ、プル様などのワクワクするような演技も見たかったわ。
残念ながら今年は中止になってしまい、また来年メンバーはどうなるかまだわからないけれど、
スケーターも観客も皆が笑顔で迎えられる日が来ることを願いたいわよね。
本日もジメジメした天気だけれど、どうか素敵な1日になりますように、、、
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
こんにちは。
こうして見ると スポーツっていろいろあるけれど自分にとって勉強になるのは同じ競技だけではないのですね。スピードスケートやモーグルの選手が自転車をやってみたり。もっと伸びたいと思ったら貪欲にいろんな競技を見ると参考になりそうですね。
それにしても羽生君 美の世界で大絶賛!
さつきさんの解説もわかりやすい!
だけど野球やラグビーの監督さんが羽生君みたいな選手がうちにいたら…って言ってたし きっとどの競技にも共通する大切なものを持っているようです。
>あじさい様
様々なスポーツの観点から見たフィギュアってとても興味深いですよね!
いつも解説はフィギュアの世界の中だけですから、
どうやって関節がとか、手の動きがとか、聞くだけでワクワクしますね。
そして本来はこういった視点を持った方々にジャッジしてほしいなと。
他競技の選手やプロの方の視点って面白いですよね。私たちって素人なのに、いつの間にかフィギュアの常識とか、ファンの間で培われた視点の上で見たり解釈して分かった気になってますよね?
さつきさんの「バランス」ってのも、聞いた時は、それって体幹がしっかりしてるって事でしょ?って思っちゃったんですよね。羽生君って言えば体幹。軸がしっかりしてるから何でもできるんでしょって。
だから、オネェ様も赤字でクローズアップされた「プラスとマイナスの成分を相殺してゼロにする」って部分で、なるほどなぁと納得しました。
アスリートやプロの表現者は、思うように体を動かすこと、自分の理想通りに身体を操ることがいかに難しいかを日々実感してるからこその称賛なんでしょうねぇ。
タケノコジャンプなんて、フィギュアの視点だと、回転力のアップには腕を胸の前でコンパクトに畳んで軸を細くするのがベスト。敢えて頭の上に上げて軸が細くできないジャンプは難しいから少し前まで加点対象だったのよね。ですけど、そもそも腕を上げること自体が難しいなんてフィギュア解説者は誰も言いません。ロシアっ娘が何でもかんでも腕を上げ始めて、何なら片手だけでも、肘が曲がってても上げ始めたから、加点対象じゃなくなった。
点を稼ぐ為に腕を上げよう、何なら全部のジャンプに。でも両手を美しく上げるのは難しい、だから片手の肘折れになったんですね?
ラストのステップ、右回転から左回転に切り替えるのにはとても大きな力が必要って、神技ですって言われて、改めてそうか……そりゃ物理の法則考えたらそうだよね。エネルギーのベクトル反転させてるんだもん。なんか羽生君っていつも難しい技を簡単にサラッとやってしまうから当たり前になっちゃってて、改めてハッとしました。
>てんこ盛りパフェ様
パフェさんの最初のコメント、いつの間にかフィギュアの常識とかファンの間で
培われた視点の上で見たり解釈したり分かった気になっているという部分、
ギクッとしました笑
他競技の方々の視点は本当に知らないことに気付かせてくださいますし、
今回の解説の中で「プラスとマイナスの成分を相殺してゼロにする」ってすごく響きました。