皆様、こんばんは。
ロシアテストスケートが終わり、メディアが選手、コーチ陣、そしてスケ連に様々なインタビューが報道されているわよね。
なんとスケ連会長のゴルシコフ氏が、テストスケートへの直前の選手棄権が相次いだことをファンに対して、謝罪コメントを出したのよ。
でも、そもそもの謝罪内容の論点がズレているのよね。一緒に見ていきましょう。
ロシアスケ連会長ゴルシコフ氏が、緊急棄権した選手のファンへ謝罪を発表するも、、、
Федерация фигурного катания извинится перед болельщиками за снятие спортсменов с прокатовhttps://t.co/TBbiaHq4o6
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) September 13, 2020
「ロシアのフィギュアスケート連盟は、代表チームのテストスケートへの選手、直前の棄権をファンに謝罪する。」アレクサンドル・ゴルシコフ会長はこれについて記者団に語った。
さまざまな理由で、オリンピックチャンピオンのアリーナ・ザギトワ、2度のヨーロッパチャンピオンのエフゲニア・タラソワとウラジミール・モロゾフ、ヨーロッパチャンピオンのビクトリア・シニートシナとニキータ・カサラポフ、ヨーロッパチャンピオンシップの優勝者のアレクサンドラ・ステパノワとイヴァン・ブキンはフォーマンスをしませんでした。またフリー当日、欧州女王のアリョーナ・コストルナヤとソフィア・サモドゥロワの棄権が発表されました。
「私たちはこれらのテストスケートを公開しました、それは悪くないと思います。これをコンサートとして扱うのは間違っています-なぜこれが演奏しなかったのですか?アスリートの準備は私たちにとって重要ですが、失望したファンは、うまくいかなくて申し訳ありません。何もできませんでした。」
ゴルシコフ氏は、連盟の主な任務は、選手が準備すべきことについてのガイドラインを与えることであると指摘した。「彼らは何を修正するべきかについてスペシャリストから返答を受け取った。何を変更し、改善し、ルールに合わせるために、多くの推奨事項がある」と結論付けた。
※参照:TASS通信
ロシア語翻訳って難しいわよね、、、
会長の謝罪を要約すると、
「直前の棄権(欠場)の発表で、テストスケートに出場する選手のファンへの期待を裏切ってしまい、申し訳ございません。これからは選手がきちんとテストスケートに向けての準備するべくガイドラインを作ります!」
ということよね。
んんん?
謝罪のポイントがズレてない!?
まず、ザギトワに関してだけど、
スケ連はだいぶ前から欠場することを知っていたにも関わらず公にせず、直前まで彼女を客寄せパンダのように扱い、
ファンに対しても、会場の座席チケット追加販売をしていたのよね。
ザギトワファンは激怒し、払い戻しを求めたのは、記憶に新しいものね。
フリー当日に、プログラムの準備がまだできていないとして、棄権したコストルナヤのコーチであるプルシェンコ氏が、
「アリョーナは健康上の問題があり、怪我をしていました。彼女が昨日のショートプログラムで注射で滑ったという事実を隠すことはしませんが、テストスケートで観客や連盟とコミュニケーションをとったりすることが重要でした」
参照:sports.ru
スケ連とのコミュニケーションを取るために、怪我をして痛み止めの注射を打ちながらも、
参加しなければならなかったと述べていたのも気になっていたのよ。
なにが選手達のテストスケートに向けた準備へのガイドラインよ!
そこをきちんとします!という謝罪は表向きでさ、まるで選手達がきちんとテストスケートへの準備ができていないせいにしているだけじゃないの。
選手を客寄せパンダに使い、移籍問題で練習もままならないスケーターへは、半ば半強制的に出場させるような連盟ってどうなの!?
選手にもファンにも不誠実なんじゃないの?
あ、あたし真面目な話をしているんだからね!
サモ江に至っては、当日風邪を引いて発熱で棄権て、この今の世の中の状況を考えると、
連盟の会場での感染対策や運営方法は万全だったのかしら!?
Мишин рассказал о состоянии здоровья Самодуровойhttps://t.co/bOYqD2W9S7
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) September 14, 2020
ミーシン氏によると、サモ江はショートプログラムの後に倦怠感を感じ、現在モスクワで治療を受けているそうよ。
万が一なんてことがあれば、リンクで同時に練習していたり、会場で接触していた関係者達にも影響が出てきてしまうことを考えないと。
実際に会場で観戦された読者様も、
「入り口にソーシャルディスタンスとマスクの着用の注意書きは書いてあったのですが、ほんとにみんなマスクしてませんでした」
と、対策の徹底が観客にも伝わっていなかったことがよくわかるわよね。
配信を見ていても、気になった観客の感染対策のなさと、なによりも驚いたのがいつもと変わらない歓声の大きさ!
大きい声は控えるよう拍手だけという事前の注意事項もなかったの?
スケ連会長が本来謝罪すべき点は、選手が不参加という事実を知りながらも、チケットを販売する為に隠していた点、
そして選手や観客の安全を守る為のガイドラインが徹底されていなかったことじゃないの?
選手、ファンファーストです!なんて口先だけ掲げて、実際な~んにもしていないどこぞの国のスケ連会長と同じに見えてしまうわ。
コリヤダ「最高のインタビューはミーシンコーチが言うように沈黙です!」
Коляда: как говорит Мишин, лучшее интервью - молчаниеhttps://t.co/EUHAQ8KuRn
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) September 13, 2020
こちら、コリヤダフリーの演技を観客席からの視点が興味深かったので、ご紹介するわね。
フリー後のインタビューでコリヤダは、ルドルフ・ヌレエフを描いた「ホワイト・クロウ」の作品について、次のように答えているのよ。
「私の最高のインタビューは、私のコーチのアレクセイ・ニコラエヴィッチ・ミーシン氏が言うように、沈黙です。ヌレエフのイメージの解釈について、アイデアを持ってはいますが、観客のみなさんがそれぞれ、自分の解釈をできるように、あえて何も言いません。
ミーシン氏の元で、ジャンプテクニックを「変えて壊す」必要はないです。私は既に20年教えられた方法で跳んでいるのですから。
※参照:rsport.ria.ru
イマジネーションは見るものの自由!
コリヤダはフィギュアスケートが、人それぞれの解釈によっていくつにも広がる世界観を理解しているのね!
このような考え方ができるスケーターって今の時代にとても貴重で大切な存在である気がするわ。
☆合わせてお読み頂きたい☆
羽生結弦「癒やしのクリスタルメモリーズ」
テストスケートの話題ばかりで、羽生結弦ロスになっていたあたしに、
またもや読者様のドングリさん(ウメドンさん)が、オアシスを与えてくれました!!!
Toshlさんの歌詞和訳も合わせて載せてくださっています。
「天使のY字バランス」、「天使のバレエジャンプ」、「天使の3Lo」と天使シリーズも満載よ!
何気に観客の歓声の「ふぎゃ~♡」やユヅの「フリフリ」「うふふ」のところがツボなあたし笑
んじゃ行くぜ!から、2:34の「ジャーン!!」の後のToshlさんの「え?何!?」も!
最後のはしゃぐ乙女なToshlさんも可愛いわね笑
ブログのコメントに「天使のご感想」を頂ければ、ドングリさんにわたしからお届けしますね。
ドングリさん、いつも素敵な動画をありがとうございます!
皆様、本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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愛のオネエサロン
こんばんわ!
もう、いろいろやったもん勝ちのような…f(^_^;
これは試合やショー開催の、ひとつの成功例になるのか、世界中これに倣えになっていくのでしょうか…
サモ江、心配ですね?
実はロシアもドリームオンアイスも見ませんでした。やっぱりちょっと辛くなってしまって。いつもとちがうシーズン(泣)
でもおネエさまがコリヤダの動画はってくださったので、頑張って見ました!
久しぶりに、これがフィギュアスケートだ!って思えた気がします(*´-`) やはりベテランと言われる年齢ですけど、まだ頑張ってくれそうですね。
富山のクリメモ、現地で見ましたが、わたしも、えっ(そっち向く!?)となりましたー(笑)
ウメドンさんありがとうございます!
マシュウさん
現地にいらしたんですね!羨ましい限り。
海外組の私は北米の試合は行きやすいですが、アイスショーは未だ未体験なんです(T_T)
いつか行って、ほぎゃ〜♡って言いたいです。
ドングリ様
わたしは試合は観たことないんです(泣)
きっと会場に行ったら、緊張で倒れます!
動画、また楽しみに見させて頂きます(*^^*)
>マシュウ様
マシュウさん、こんばんは!
コリヤダの演技、素晴らしかったですよね。
久々に余韻が残る、また見たいと思わせる演技でした。
これからも素敵な演技はご紹介していきますので、ぜひ期待していてくださいね。
おねえさま、自分達には責任がないがごとくの言い訳を あわててせざるを得ないような なにかひっぱく感がありますね。 そもそも この大会の実施事態が、おそろしあ です。 どの国も国の制約があり、イベントや練習を慎重にすすめているのに、ロシアはこの間にガンガン勝負にでています。私には、ギャンブルにしか見えません。確かに 吉と出れば大きいですよね。観客ありきのGPSロシア大会へのはずみのためにも コロナに屈しない強国ロシアというプライドをかけて。 この強気は、かつてナポレオンやナチスの脅威にも打ち勝ち、アメリカと覇権を争った自信からでも来るのでしょうか。 結局は、国の強気な政策から来ているのでしょうか? 無言の圧力? 不十分なプログラムや準備のままでの参加や体調無視、練習や調整不足、コーチ不在でも 参加へとひっぱられる主要な選手たち。
でも、あの自由気ままな観戦の様子は、とても国として統制がとれているようにはみえませんでしたが、大丈夫かしら。 羽生結弦が身を切るように表明した警告とは、真逆をいくロシア。 今のうちに差をつけろ!ですかね。
しかし、日本スケレンは、スケレン推しの看板選手たちを、観客ありきの実験的なジャパンオープンにも出場させることにしていましたかね。これはこれで・・・!!!! どう、好意的に考えたらいいのかしら。 ジャパンオープン始まって以来の偶然こうなった? 今から追加発表? FaOIみたいに? それとも、コロナ禍にある選手たちへの暖かい援助の一つでしょうか? 悪くとってはいけませんが、下手に誤解をされると ロシアよりおそろしやー と うけとられかねませんよね。 いずれにしてもスケレンは、主催者側に、断固無観客を主張するべきです。
>リン様
リンさん、こんばんは。
ロシアはコロナ禍の影響などどこ吹く風ですよね。
もし会場で何かあったとしても公にはしないでしょうね。
日本はぜひ冷静かつ選手の安全を第一に考えた決断をしてほしいです。