皆様、こんばんは!
ロシアカップフリーを前にして、ロシアでは女子ショートの
トゥルソワとワリエワの「10点差」を巡って、下品で卑劣!とジャッジ批判が止まらないほど、メディアが炎上する事態に!
一方でプルシェンコはショートに対するコメントを拒否しながらも、ショートのスコアに対して不満を見せたのよ。
あまりにも酷い!ショートの「10点差」にロシアではジャッジ批判が過熱に
出典:SPORT24
もはやロシアメディアの見出しがスターウォーズのポスターにしか見えないわ、、、笑
エテリが黒尽くしでマスクをしたらダースベーダー卿に。サーシャは若かりしジェダイ、
トゥルソワはヒロイン・レイかしら!
下品な何か!
1988年アイスダンスの五輪チャンピオン、ナタリア・ベステミアノワは、モスクワのメガスポルトで開催されているロシアカップの第2ステージでトゥルソワのジャッジに驚いています。
「3Aを跳んだトゥルソワが、3Aを組み込まなかった選手より10ポイント遅れているのは奇妙な状況です。何も言えない、ワリエワはただ神聖にスケートをし、ウサチョウはとても美しかった。しかし、10ポイントの差は卑劣なものです。何人かスケーターにはエッジエラーがあったものの、ジャッジは注意を払いませんでした。」とTASS通信のインタビューに答えました。
出典:SPORT24
また別の記事によると、
朝のトレーニングとウォームアップで、トゥルソワは3Aに成功しました。ショートではステップアウトがありましたが、それでもこの要素で5.60ポイントを獲得しました。他の要素も疑問を投げかけました。ジャッジは、フリップのエッジが不明瞭であることに気づきました。
ショートは3位となり、彼女はジャッジからボーナスポイントを受け取りませんでした。結果は75.77点です。
2位になったウサチョウ。多くの専門家は、彼女のエッジエラーにしばしば注意しますが、ジャッジはどの要素についても追及せず、彼女に「e」マークが付けられることはめったにありません。
その結果、ダーシャは後半にダブルアクセル、トリプルルッツ、トリプルフリップカスケード(トリプルトゥループ)を実行しました。そして、スピンとステップシーケンスの両方で、彼女はボーナスポイントを受け取りました。
カミラ・ワリエワは最後に演技し、すべてを完璧に行いました。これは、3Aを組み込んだコストルナヤの世界記録よりわずか0.35少ないです。
ここで問題となるのは、ロシアカップに存在するボーナスポイントのある奇妙なシステムについてです。
※参照:SPORT24
ロシア翻訳って難しいわね、、、
要点をまとめると、
・トゥルソワが点数が伸びなかったのは、ロシア独自のボーナスポイントのシステムにある
・トゥルソワに対してエッジエラー(今回はフリップで「!」)が厳しいのに、エテリ組のワリエワ、ウサチョウには判定が甘い
・ワリエワが3Aを組み込まないのに、ショート世界記録のコストルナヤとほぼ同等の点数なのはおかしい
まず、ロシア独自のボーナスポイントから一緒に考察していきましょう!
点数に差が出てくる!ロシア独自のボーナスポイントやジャッジ批判点を考察
【ワリエワ】
ロシア独自のボーナスポイントとは、、、
・2つクワドを入れると、ボーナスポイントが入る(GOEがマイナスの場合ボーナスはつかず)
・4Lo、4F、4Lzを組み込むと2点上乗せになる
・スピンをレベル4でGOE平均4以上取ると更に加点になる
女子ショートで見ると、
ボーナスポイントが付くのは、スピンをレベル4かつGOE平均4以上取っている条件を満たした場合のみ。
ワリエワのプロトコルを見てみると、すべてのスピン3つの要素にボーナスポイント「B」が付いて、
スピン合計点は14.03点。
2位に入ったウサチョウも同様にすべてのスピンにボーナスポイントが付いているのよね。
一方でトゥルソワはGOEで平均4以上を取ることができずに、ボーナスポイントは一切なし。
スピン合計点は11.31点。
その差、なんと2.72点もあるのね~!
次にエテリ組にはジャンプのエッジエラー判定が甘いのでは?というジャッジに対する批判だけど、
АХХАХАХАХАХ ЧЕ pic.twitter.com/NkVX40ezF9
— ℯ ♡ ℛℴℯℴ & ℯ ✉ (@lutz_loop_) October 10, 2020
「ジャッジは、エテリチーム以外のエッジエラーには厳しいのにエテリチームには見て見ぬふり」
ロシアの公式フィギュアアカウントがエテリ批判のストーリーを載せていたそうよ!
これは波紋を呼びそうだわね。
確かに今大会ショートのフリップで、ワリエワはフルブレ―ドっぽかったし、ウサチョウも角度によってはどうなんだろうって。
それに対してプルシェンコアカデミーのトゥルソワには「!」がしっかりと付いていた。
ジャッキー氏の発言が物議を!誰に対しての批判なのか?
It’s funny how one skater shows visible improvements and their PCS remains the same, and another skater shows basically the same level of (very strong) skating and their PCS goes up 10% from last season
— Jackie Wong (@rockerskating) October 10, 2020
あるスケーターが目に見える改善を示し、PCSが同じままであり、別のスケーターが基本的に同じレベルの(非常に強い)スケートを示し、PCSが昨シーズンから10%上昇するのはおかしいです。
これって、誰のこと言ってんのかしら!?
目の前に鏡置いて、跳ね返してやりたいわね!
ロシアカップのトゥルソワとワリエワに置き換えたら、当てはまるけれど、
こんなこと疑問視して発言する前に、自国アメリカのスケ連にまず投げかけたらどう!?
ワリエワは完成度が高い素晴らしい演技を見せたし、トゥルソワも3Aを果敢にチャレンジし、頑張った。
あとはジャッジがどう正当に評価するかでしょう。
ロシアはさておき、
まずは自国アメリカのインフレ採点が世界基準にならないように、疑問を呈した方がいいんじゃないの!?
プルシェンコ氏は、
「全世界のフィギュアスケートコミュニティは既にすべてを理解している」
と述べ、トゥルソワのショートのスコアについてコメントすることを拒否。
まだフリーが残っているんだもの、コーチとして賢明な発言だと思うわ!ロシアジャッジに対して、嫌味たっぷりだけどね笑
☆合わせてお読み頂きたい☆
今夜は注目のロシアカップフリー!ライスト、タイムスケジュールなど
【ライスト】
【10月11日(日)タイムスケジュール】
※日本時間
21:45~23:05 男子フリー
23:30~25:10 女子フリー
【滑走順】
9. カミラ・ワリエワ
10.アレクサンドラ・トゥルソワ
11.ダリヤ・ウサチョワ
いろいろと注目のロシアカップ。フリーではどんな闘いが待っているのか楽しみね!
そしてジャッジのボーナス点、そしてエッジエラーなどにも注目しながら見ていきたいわね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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愛のオネエサロン
今回のジャッジは(も)見ていてがっかりしました。別の現地観戦記事では、トゥルソワから不穏になって引火、ウサチョワでああっ?と火が燃え、コンスタンチノワで観客がたまらず口笛でブーイング。ワリエワに至っては観客もジャッジに恥を知れ!と声を浴びせかけたそうです。まぁジャッジがあからさますぎて炎上しますわね。
ともかくウサチョワに惚れ惚れしたこと、トゥルソワの3Aが公式練習で決めたものより試合の方が高さも幅も良くなっていましたので、次を期待したいなと思ったことですね。笑顔が一番。あとトゥルソワは国内限定とはいえボーナスポイントを確実に取っていける振り付けに修正していくことでしょうか。
エテリ批判のインスタを挙げてしまった(笑)露スケ連のHPには、第2戦の上位選手のインタビューが掲載されています。
https://www.fsrussia.ru/news.html
ワリエワやトゥルソワなどお好きな選手がいらっしゃったら、是非どうぞ。トゥルソワもミハイロフの献身的なコーチぶりや合宿で現役選手のように4回転を跳ぶ姿に刺激を受けたとか、衣装などについて語っています。
このインタで驚いたのが、SPで1位になったセメネンコのSPが羽生選手と同様、公式に「プルシェンコに捧ぐ」プロだと分かったことです。確かに大変に聞き覚えのある曲でしたけども笑。演技はもちろん羽生選手の方が断然素晴らしいのですが、セメネンコは羽生選手がまだ叶えられていないご本尊を前に捧ぐプロを見せられたこと、プルと同じミーシン教授に師事していることでポイントを稼ぎました笑。そして名前がご本尊と同じエフゲニー!これだけはどうにもなりません。プルオタ度は経験値で羽生選手に軍配が上がる。でもセメネンコはミーシンから直接裏話が聞けるな…などと勝手に脳内で「プルシェンコに捧ぐ杯」が始まりましたので、ぜひ羽生選手にもガタガタッと腰を上げて頂いて、ご自身の良いタイミングで演技を見せてくれたら嬉しいです
>fujino様
セメネンコについて詳しい情報をどうもありがとうございます!
プルシェンコに捧ぐ杯笑
ショートのジャッジ採点はあからさまでしたよね。
せっかく選手達は良い演技を見せているのに、正当な評価をして頂きたいものです。
エッジエラーについてはM選手の時も話題になったように記憶しています。サンボ70にいた時はほとんどチェックがつかなかったのに、移ったとたん、いきなりアテンションがついていたような。。。あからさま過ぎて印象に残っています。
ワリエワ、ウサチョワ両選手、本当に素晴らしかったです。低年齢化が議論される時に、小さい子がくるくる回ってるだけと揶揄されることがありますが、彼女たちには全く当てはまりません。ジャンプより寧ろ表現力を備えた選手達だと思います。
トゥルソワ宇宙人からは強い宇宙エネルギーが感じられて、今後がすごく楽しみです。仰る通り、彼女にはまだまだ伸び代があるように思われます。見ててスポーツとして面白かったのは、ダントツ宇宙人でした。もうすぐFSだ!
>rago様
確かにサンボから離れて、いきなりアテンションが頻発して付くようになっていましたよね。
サンボが何かジャッジに対しての圧力でもあるんでしょうかね?
フリーのトゥルソワご覧になられましたか!?
見事な逆転優勝でしたね。クワド構成落としているものの、やはり彼女はチャレンジャーですね!
で、?
オネエ様の見立てはどうでした?
自分は点数なんてどうでもいいんです。よ!
順位が間違ってなければね!
主観の違い、ナショナリズム、それは良いのです。
その他に金、金で過ちを犯すジャッジはダメです!!
K、Yの様な
「明らかに金が動いてるだろ!!!」
みたいなジャッジが無くなればAI導入などいらないんですよ!
ロシアの変態がジャッジして、ロシアの変態が騒いだところで、美しい演技は芸術的な演技なんです。
順位的にオネエ様の見た主観はどうでしたか?
>燦太様
ショートの順位は妥当だったと感じました。
ただ点数で選手が一喜一憂してしまうこともあると思いますので、
あまりにもかけ離れたスコアで選手が満足してしまったり、今後の成長に影響が出る部分もあるんじゃないかなと。
政治と金をフィギュアに持ち込んでほしくないですね。
ジャンプに限らず難しい事に挑戦しても、何だかんだとアラ探しばかりされて高い評価に結びつかない時もありましたよね。それがいつの間にジャンプの回転数さえ多ければ良い時代に変わり、何か釈然としない感じがしていました。
もしも今の流れを作り出した国の一つであるロシアで、ジャンプを一番得意とする選手が様々な事情で不利益を被る結果になるとすれば大変に皮肉な事だと思います。
背景に関係なく選手それぞれの良さが正当に評価される日はいつになったら来るのでしょうか?
>miyu様
結局選手がどんなに頑張っても、それを正当に評価されなければですよね。
すべてはジャッジ次第。そしてフィギュアの流れを作るのもルール次第。
選手が翻弄されずに自分の表現の場ということを一番に感じてくれればいいのですが。
正確に述べれば、技の難易度が高いとされていたりジャンプの回転数が多かったりすれば荒削りであっても良いでしたね。
くどくどとすみません。
>miyu様
とんでもないです!
丁寧な補足、どうもありがとうございます。