リレハンメル五輪。
世間の注目は、
一色だったのよね。
そんな中、16歳の若さで
優勝をかっさらったのが、
氷上のプリマこと、
オクサナ・バイウルなのよね。
バレエを生かした手足の先まで、
神経を行き届かせた16歳とは
思えない黒鳥の表現力なのよ。
彼女の若さでここまで卓越した表現力を
兼ね備えているのは何故なのかしら!?と
彼女のルーツを辿るとね、
父親とは離別、母親もご病気で亡くし、
連邦解体に巻き込まれ、コーチは亡命、
練習するリンクすらままならない状況と、
若くして、人生の様々な困難を
乗り越えてきたのよね。
だからこそ、
彼女にしか表現できない世界があるんじゃないか
って思うのよね。
魔性のオンナ、
オディールが乗り移り、
観客すべてを翻弄し
始めるのよ。
そして圧巻のフィナーレ、
グラン・フェッテ!
これバレエでは32回転するのよね。
バイウルは実際あたしが数えたところ、
10回転なのよ。
演技時間に合わせてだけど、
あたしが延長許可するから、
32回転まわってほしかったわよ!笑
バレエを舞うかのごとく、
ジャッジ席を横断する、
彼女を観たジャッジ達は、
どんな印象を受けたのかしらね!?
あたしなら、ジャッジであることを忘れて、
ただただ彼女の魔法に
かけられてしまうでしょうね。
6.0を押しなさいとね笑
彼女の演技の中で、
確かにジャンプは2回転に
なったりしてるのよね。
技術面での評価が低いとも言われてね。
でも全くそんなことが気にならないのよ。
採点ルールなんて、
彼女の前ではないにも等しいんだもの。
エキシビジョンでは、
清純で情感溢れる白鳥を。
バレエの世界でもこのふたつを分けて演じるのは
とても難しいのよ。
まるで氷上の上で、
滑っていることを忘れてしまいそうだわ。
彼女のような独特の世界観を
作り出せる才能は唯一無二よね。
バイウル、フリーの演技前に
接触で針を縫うほどの
怪我をしてしまうのよね。
痛み止めを打ち、
でもそんな怪我を微塵も
感じさせない、コミカルな
ブロードウェイミュージカルナンバー。
あたしの大好きな
「マイフェアレディ」
のナンバーもやるのよ。
余談だけど、
神田沙也加主演のこのミュージカル、
あたし渋谷のシアターオーブに、
3回も足を運んだのよ。
観すぎかしら!?笑
クラシカルからコミカルな演技まで、
弱冠16歳で、
ここまで幅広く表現できるなんて、
もしかして、彼女は
「千の仮面を持つオンナ!?」
これまた余談だけど、
月影センセーなら野際陽子よね。
キスクラでは大号泣だったわよね。
すべてから解放された涙に、
世界も涙したはずよ、
たったひとりのオンナを除いては、、、
「化粧直しまだなの?表彰式でまた泣くんだから、早くなさいよ!」
優勝確信していた矢先の出来事に、
ビッチぶりを発揮するケリガン。
バイウルの表彰の時の
ケリガンのこのツラ!
橋田寿賀子劇場始まるんじゃないかしら!?
ってあたし、
ハラハラドキドキしたの、
今でも覚えてるもの。
あの時は若気の至りだったとケリガンは
すっかり今では丸くなったとか、、、
プロに転向してからもこの独特の世界観よ。
あんた、媚薬を売る
どこぞのアラビアのオンナかと思ったわよ笑
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愛のオネエサロン
なにかバイウルはすがすがしくて、優勝はバイウルで良かったと思ったのを覚えてます。ロシアの男子選手達がバイウルリフトしたのは世選?のエキシビ?貧しくて苦労した彼女に共感応援しているような印象が有りましたね
すぐにプロに転向したのは稼がなければいけない事情が有ったんでしょうか
スケート人生も色々ですね。
それにしてもケリガンの表情(笑)・・
>ジゼル様
リレハンメルはどうしても全米対決のドロドロ模様に
目が行きがちでしたから、バイウルのすがすがしさは
引立ちましたね。金メダルという素晴らしい成績を
胸に、ショービジネスに出て行ったのもそういった事情も
あるのではないでしょうか。
Tomoさん、懐かしい、珍しい画像が続々で嬉しいです。
当時、自分がボーッと見ていたからですが、オクサナ・バイウルとタラ・リピンスキーが同じに見えていて(笑)
年代もズレてるから変なんですが、2人とも岸田今日子顔だからですかね。
どちらも16歳ですが、演技はベテランを圧倒していて、金メダルも不思議じゃなかったでしょうが、ケリガンの顔!
改めて見るとハーディングにやられっぱなしの悲劇のヒロインてわけでもなさそうですね。
どの選手も前髪がカーラーで巻いて立ち上げてるのが、懐かしいです。
>マルタ様
岸田今日子顔に思わず笑ってしまいました!
お二人ともお若いのに大人びた表情していましたね。
悲劇のヒロインというわけでもなく後日ディズニーパレードでも
お騒がせぶりを発揮していましたね。
前髪カーラー懐かしいです笑
嬉しい〜!オクサナ・バイウルの記事が読めるなんて、すごく嬉しいです。懐かしくて美しい画像の数々、思い出が蘇りました。
私はバレエも好きなんです。バレエ曲はよくスケートにも使われますが、バイウルのようにバレエ要素をうまく取り入れた選手はいなかったと今でも思います。最初から腕の使い方が他の人ともう違うレベル。グランフェッテのところも覚えていますとも!
フリーはフリーでまったく違う演技をしましたよね。終わった時笑顔であふれかえっていた記憶があります。ピンクのふわふわ可愛かった。
それにしても16歳だったんですね。卓越した技術と表現力でした。オネエ様がおっしゃっているように、苦労したことがスケートに深みを与えたのかもと思いました。それにしてもフリーの前の怪我にはゾッとしました。針で縫うほどだなんて、かなり大怪我……それでも彼女は金メダルを獲得したのよね。全然状況は違うけど、ユヅと重ねてしまう。
ここにくると、今の選手だけじゃなくてこういう記事が読めるから毎日訪ねてしまいます。
リクエストに応えていただき、大感謝です。
>くりかのこ様
バレエを取り入れたクラシカルなところから
ブロードウェイミュージカルまで、
16歳とは思えない幅白い表現力でしたよね。
欲を言うともう少し現役を続けてほしかったなという想いでした。
大人になったとき、競技選手としてどのような演技をするのか。
またリクエストがあればいつでもどうぞ!
五輪前にケリガン事件でさんざんマスコミが煽っていたところに、本番でハーディングの靴紐事件でしたでしょお!! アメリカ以外の全世界の人が「金がバイウルで良かった」と思ったんじゃ?
しかし、16才での引退はやっぱりあまりにも短い。まともに戦ったのは2シーズンですもんね。
リレハンメルのEXで白鳥で世界中の溜息を集めた後、アンコールで衣裳チェンジしてペトレンコとの即席ペア、ふり幅も演技も素敵でしたね。
てんこ盛りパフェ様
ペトレンコとのペア演技、初めて見ました。貴重な映像、ありがとうございます。
シングルの選手がこういうのするのって珍しいですよね。アイスショーで軽いノリみたいにやってるのは見たことありますが。
衣装といい、2人がペコ&りゅうちぇるに見えて笑っちゃいました。
でも即席とは思えないシンクロ率で、2人の技術の高さが分かりますね。
喜んで頂けて嬉しいです。
オネェ様も書かれている様に、バイウルは孤独で貧しい少女でした。
才能を見出したズミエフスカヤコーチと、その娘婿になるペトレンコが活動資金援助してたの。
同じコーチの元に一緒に練習していればこそ出来たEXでしょうね。
リレハンメルはソ連が崩壊した直後の五輪なので、旧ソ連の選手たちは混乱の中、みんな貧しかったんです。ヤグディンも子供の頃、アパートに他の家族と一緒に暮らしてて、キッチンの二つのコンロをシェアしてたと語ってました。
お詫びと訂正
ソ連崩壊(1991年)した直後の五輪はアルベールビル(1992年)で、リレハンメル(1994年)はその2年後でした。大変失礼しました。
>てんこ盛りパフェ様
即席ペアのリンクありがとうございました!
マルタさんも仰る通り、シンクロ率高すぎ!と思いました。
あの時のアメリカはシナリオがあるんじゃないかと思うぐらい、
ストーリー仕立てのようにヒロインを作っていっていたような気がします。
こんばんは(o^^o)
もう、懐かしくて嬉しくなりました♡
ケリガンvsハーディングは衝撃的でしたよねΣ(゚д゚lll)
怖すぎでした(・・;)
ハーディングだけではなく、ケリガンも怖いですね…
ひと昔前はライバル選手とは口もきかないとか日本でも聞きましたが、今の選手たちはほのぼの和やかですねー(*^^*)
明子さん、真央ちゃん、佳菜子ちゃんの3姉妹のなごなごを見るたびに癒されていました♡
>応援するのみ子様
昔はバチバチな感じがありましたよね。
ケリガンハーディング事件は歴史に残るインパクトでした。
今のフィギュアでは選手同士もとても仲が良く
SNSからもそれが伝わってきてなごなごしますよね。
初めてコメントします♡
いつも楽しみにしています!
リレハンメルのフィギュアスケート、当時小学生でしたが、大好きすぎてビデオを繰り返し見ていました!!
オクサーナの瀕死の白鳥大好きです!!
王道の白鳥の湖の曲やブラックスワンとかはよく使用されますけど、瀕死の白鳥はなかなか無い気がします。
衣装もバレエ衣装寄りで素敵。
その後の即席ペア演技も♪ノリノリで可愛い(^^)
この大会はプロ参加もOkayだったので、沢山のスケーターがアマ復帰して豪華でしたね。(ペアのゴルデーワ・グリンコフ組とかアイスダンスのトービル・ディーン組とか…)
確かに彼女、タラ・リピンスキーと被りますw
(二人とも顔だけは20代後半でもいいくらいな大人顔…)
>Nacci910様
はじめまして、そしてコメントどうもありがとうございます!
わたしもビデオが擦り切れるんじゃないかってぐらい、
繰り返しみてました!
瀕死の白鳥を見事に演じきったバイウルは本当に16歳なのか!?
と当時疑ってしまったほどです。
ほんと豪華でしたよね、記憶が蘇ります!!!