皆様、こんばんは!
コリヤダ、トゥクタミシェワらのコーチであるミーシン氏の妻、魔女クルエラ、重鎮ミーシナが、
演技構成点は大会毎のジャッジ次第だと語り、また羽生結弦についても興味深い話をしているので、ご紹介するわね。
そしてミーシン氏がトゥクタミシェワについて、現代のフィギュアにおける重要人物と語っているのよ。
演技構成点は試合のジャッジ次第!ロシア重鎮ミーシナが語る採点システム
私たちはネイサンや羽生との戦いに照準を合わせています
アレクセイ・ミーシングループのコーチであり妻のタチアナ・ミーシナは、平昌五輪団体戦銀メダリストであるミハイル・コリャダが、アメリカ人のネイサン・チェンと日本のユズル・ハニュウと戦うと語った。
「彼はキャリアの中で新しいラウンドを開始しました。彼自身、何かを変える必要があるという感覚に到達しなければなりませんでした。彼は非常によくトレーニングし、夫(ミーシン)の言うことに耳を傾けます。そして彼はチームのためにも多くのことをし、前向きです。同門のセメネンコにとって、このような強いスケーターが近くにいることも重要です。一般的に、コリヤダはとてもフレンドリーです!」
ロステレコム杯のコリヤダの演技構成点の評価は、スケートアメリカのネイサンの評価よりも高かったのですか?どの大会にもそれぞれのジャッジがいます。それでも、アスリートが直接同じ大会で競争するときはもっと重要です。しかし、彼はチェンよりも悪くはなかったですよ!羽生結弦はすでにもう宇宙の域。コリヤダのスケーティングレベルはネイサンと比べられますし、そして2人のどちらが高いレベルか、それは試合のジャッジ次第。私達はネイサンや羽生との戦いに照準を合わせています」
※参照:championat.com
重鎮ミーシナのロシアメディアに対するインタビュー。
演技構成点の評価はあくまで大会毎のジャッジの主観によるものだと、ミーシナもよくわかっているのよね、
そもそも演技構成点は、スケーター個人の演技に対して正当な評価を受けるべきものなのに、
ひとつの指標を作り、選手を比較した上で、バランスを取るための採点ツールになっているような気がするのよ。
技術点にGOEというものがもし存在しなければ、演技構成点の不自然さはより顕著になっているでしょうね。
その上で、もはや羽生結弦は宇宙の域だとミーシナが言っているところ!
そう、彼はもはや他の選手と比較する存在ではないという魔女の意見に同意だわ。
爺は研究熱心だし、
婆は威圧的感半端ない、存在そのものがゴージャス!
これからコリヤダが安定した演技を続けていけば、
もしまたトップ選手達が、同じリンクで競い合う時が来るのなら、ライバル達にとっては脅威な存在になっていくでしょうね。
後半ではミーシンが語った「トゥクタミシェワは現代のフィギュアスケートにおいて重要な人物」というインタビューを少しご紹介していくわね。
☆合わせてお読み頂きたい☆
NEW!12月7日発売
「フィギュア・スケーターズ20 FIGURE SKATERS vol.20」表紙:羽生結弦
↓ご注文はこちらよ↓
NEW!2021年3月21日発売
羽生結弦大型写真集 光 -Be the Light-
↓今すぐご予約はこちらよ↓
ミーシンコーチ「トゥクタミシェワは現代のフィギュアにおいて非常に重要な人物」
Мишин: Туктамышева может устать от жизни в фигурном катании https://t.co/oPi0rA84li pic.twitter.com/wuml5HbQAI
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) November 25, 2020
「スポーツは非常に残酷であり、現在、若くて痩せたアスリートが、発達の重要な段階を過ぎた年配のアスリートと競争することがどれほど公平であるかが議論されています。この点でトゥクタミシェワは現代のフィギュアスケートに非常に必要な人物です。一年前、彼女は4トーループを跳びました。これはフィギュアスケートファンの間でセンセーションを引き起こしました、SNSで大きな反響を呼び、リーザは、少女ではない年齢で成功させた世界でも数少ないスケーターという点でユニークです。
リーザはとても面白い女の子で、とても素晴らしいです。私は他のアスリートを見て、クワドジャンプや3アクセルを学ぶことがなぜできないのかを確認します。トレーニング期間中、リーザはユニークなジャンプをしました。4トーループ、そして2つの3アクセルを連続して跳びました。彼女はフィギュアスケートの可能性を感じており、彼女のキャリアを終わらせることを妨げています。彼女の将来はとても明るいです。リーザは耐える努力と彼女自身の才能でフィギュアスケートを続けています。彼女のキャリアの途中で、若くて強いアスリート、ソトニコワやリプニツカヤなどがいました。彼女らはもはや現役アスリートとしては存在しませんが、リーザはいまだに存在し続けているのです。
彼女はあまり才能がないのでは?と言う事をよく耳にします。彼女は実はとても才能があります。リーザが田舎町のウドムルティアから来たとき、彼女はまだ小さな女の子で、内気でした。私たちは練習を始めました、そして彼女は完璧なピッチ、柔軟な腕、爆発的な筋肉を持っていました。軸をブレずに回転したりする才能を持っています。彼女はユニークな人、ユニークなアスリートです。常に人生の道で紆余曲折があったからこそ、まだ彼女の才能の限界はありません。彼女はフィギュアスケートでの生活に飽きることもありますが」
ミーシンはサンクトペテルブルクのモスクワのラジオ局エコーの放送で言いました。
※参照:championat.com
今のロシア女子はどんどん低年齢化が進んでいる中で、エロスはある意味異端な存在よね。
それはもう見えないところで血の滲むような努力があったからこそ、今の活躍があるわけだけど、
彼女のSNSを見ていると、オンオフの使い分けをしっかりしているのよね。
ベテランと呼ばれるようにもなり、彼女のフィギュアスケートに対する向き合い方、時間の使い方も上手くできているからこそ、長く続けられているんじゃないかしら。
ワリエワなどを見ていると、ひとつの試合でうまくいかなかったときに、ものすごく深刻そうな表情をしているじゃない。
若い選手達はキスクラで割と感情が素直に出ることに対して、
エロスのこの余裕っぷりどうよ!?笑
なんかどんな状況であれ、フィギュアを楽しんでいるわよ!っていうようにも見えるのよね。
ロステレコム杯でのエロス、そしてコリヤダのベテラン勢の活躍。
今のロシアフィギュア界にとって、本当に明るいニュースだと思うのよ。若い世代の選手達が、長く続けることの大切さ、
そしていつでも成長できることの素晴らしさを気付いてくれたら、もっとフィギュア競技が素敵なものになるわよね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ぜひ、下のブログランキングバナーをクリックして下さると励みになります。
愛のオネエサロン
わぁ、何と嬉しい記事! ありがとうございます。
リーザ…じゃなかった、エロスはフィギュアスケートに振り回されていないですよね。自分を確立した上で、スケートに取り組んでいます。
若い子はフィギュアスケートが全て‼︎って感じがするなー。それはそれで尊いことなのですが。
かつて、エロスがシニアに参戦した頃、2010-11シーズンだったかと思いますが、まぁー儚げな折れそうに細い妖精のような、それこそシェルバコワやトゥルソワのような雰囲気があったんですよ!オネエ様はよくご存知でいらっしゃると思うんですが。。。今はグリーンの魅惑の瞳以外、あんまり面影ないですかね。アンニュイな雰囲気はそのままですけどね。
あと、キスクラの動じない大物っぷりも変わってませんかね。
ジャンプなど技術的なことだけではなく、フィギュアスケートとの向き合い方においてもこれからの選手の参考になる、希少な選手のように思います。
>rago様
ragoさん、こんにちは!
エロスは自分をしっかり持っていて芯のある女性だなって、特にここ数年感じるようになりました。
結果にも左右されず、自分の道を突き進んでいるからこそ、長くできる秘訣があるのでは?と。
そしてオンオフの切り替えも上手いのでしょうね。彼女のSNSを見ているとそんな気がします。
お久しブリーフ!!!…………
(ダンディ坂野風に)
この所、仕事の忙しさに忙殺されてオネエ様のブログに訪問もできない虚しさに苛まれて…、
いたか…、いないか…?
そんな事より、ここ数ヶ月のコリヤダの進化ぶりは目を見張る物がありました!!
インスタに上げられていたコリヤダのルッツは世界一レベルの4回転ルッツではないでしょうか!?
世界随一の正確な4回転ルッツの踏切だと思います!!
これぞルッツジャンプ!!
世界一レベルどころでは無く、世界一のルッツジャンプだと…、
自分は…、
いな!!
ルッツはこれでなくてはならん!!!
とな!
燦太さんお帰りなさいませ~
淋しかったよぉ~
てんこ盛りパフェ様
無事生還しました!
今日、明日とフィギュアをじっくり堪能できそうです。
ただし、のりえが行方知れずなんですが…
>燦太様
お帰りなさ~~~い!
のりえさんがいなかった間、寂しかったわ涙
正しいルッツを跳ぶ、コリヤダ、ボーヤン、そして羽生結弦。
女子ではエロスもエッジの踏切りが模範になりますね。
こうした部分をジャッジがもっと評価すべきですよね~
いい夫婦だなぁ。
婆は笑顔 肩に手をおく爺は緊張した顔!
研究熱心で優しい爺とそれを操る鋭い眼光の婆…この目線に他国の選手がひるんでしまいそう(笑)いやぁ でもなんか気持に余裕を感じるしユニークなエロスが伸び伸びと練習できるのがうなづけますな。伸び伸びしすぎてキスクラは「倶楽部キスクラ」みたいになっとる。見えないけど横にカウンターありますよね…
若い選手達が競っているのは観てる私も緊張感半端ないのですが エロスやサモ江の演技では心の臓がゆっくりになり楽しめるんです。ただベテランではないユニークな選手としてこれからも魅せて欲しいです!
>あじさい様
あじさいさん、こんにちは!
ミーシナの尻に敷かれていそうなミーシン爺笑
このふたりにジャッジやってほしいなって思ってしまったのはわたしだけでしょうか?
ミーシン門下生は個性を尊重しながらも伸び伸びとスケーティングしているような気がします。
今季の試合を観て、ベテラン老コーチの底力を改めて感じます!
ベテランスケーターを育てるにはベテランコーチによる老成し培われた経験値や眼、目先の事だけでなく見きわめた上で辛抱強く育てる懐の深さが必要ですね!エテリやプルは強いシステムを構築しながらもこの経験値においてまだまだ若い。リーザがサンボ所属ならあのあまりにも沈んだ低迷期に打ち切られていただろうし、コリヤダ君の再生は老爺ミーシンの経験値ががあればこそ。それにまずは4Tを確実にしてから慎重に4ルッツを入れるやり方も合ってる気がします。
ミーシナさんはインタビューの数々を読むと、印象とは違って(失礼)とても暖かい感じで客観的に自分のチームの選手を捉えている方。マスコミに踊らされない所もいいですね。
コリヤダ君、リーザ、サモたんらいい味を出すベテランスケーターの活躍をこれからも期待します
>ジゼル様
ジゼルさん、こんにちは。
コーチの経験値って必要ですね。長年見て来たミーシン、ミーシナだからこそ、
インタビューにも説得力もあるし、納得させられます。
ミーシナ、見た目は恐ろしい魔女ですからね笑
皆さんのコメントを読んで、ミーシン組に対する愛情をひしひしと感じております。嬉しい!!ミーシンのこと時代遅れのアプローチと抜かしたロシアの誰か(怒)!見ておるか!
リーザ、前季同様ナショナルで4T投入するつもりだそうじゃないですか。大応援!彼女は「自分の人生がフィギュアだけだと思ったことはない」といった趣旨の話をしますが、選手としても人生でも紆余曲折を経たからこその大局観なんだろうと感じます。23歳(来月で24歳)でも3Aを跳び、4Tを習得できるのはなぜか。まずリーザの才能があってこそですが、エテリの生徒なら17歳くらいで引退コース。今があるのはミーシンの教育だからですよね。
最近のミーシンのインタビューで、コリヤダ君について「いま、彼のように聞き分けの良い教え子はいないかもしれない。彼はただ疑問も持つことなく私のいうことを聞いてくれる」というしみじみコメントに大笑いしたんです。それってこれまでの生徒達が自由奔放でミーシンを困らせてきたって事ですよね。何人か顔が浮かびますが笑、生徒の良さを根気よく引き上げてくれるミーシンを労りたくなりました笑。ミーシン組の個性的な面々、これからも応援したいです。サモ江も個性的ですもんね(ミーシナも…!)
そうそう。ロステレSPの時、ミーシンとプルシェンコが廊下で話している1~2秒くらいの動画が上がっているのですが、2人の関係が伝わるいい表情なんですよ。ミーシンに至っては横顔がちょいイケな高橋克実くらいまで若返ってる気がします笑
https://www.instagram.com/p/CIINjImqpPf/?igshid=1kojw21e16g2o
>fujino様
プル&ミーシンのキスクラ時代をリアルタイムで見てきましたので、
同じリンク上にまたふたりがいるだけで、そのたびにちょっと感動したりしています。
リーザはナショナルというここ一番の舞台でぜひクワド決めてほしいですね。
ミーシンの教育が長い競技人生を支えているでしょうね!ミーシンの指導法について、詳しく知りたくなります。