ロシアスポーツ省より、2021-22シーズンのロシア代表チームメンバーが正式発表されたわよ。
明確な選考基準で女子シングルは選出されたものの、男子シングルに至ってはメディアやファンの間で物議を醸す結果に。
また再移籍によって、コストルナヤ、トゥルソワを手放したプルシェンコも代表チームのコーチとして発表に。
優遇か?なぜ選ばれたと物議を醸す男子シングル!ロシア代表が正式発表
前回ロシアスケート連盟からの発表では、ペアとアイスダンスの全リストが決まっていなかったけど、
今回ロシア代表チーム2021-22の正式メンバーがすべて発表されたわよ。
女子シングル
アンナ・シェルバコワ、カミラ・ワリエワ、アレクサンドラ・トゥルソワ、
エリザベータ・トゥクタミシェワ、ダリア・ウサチョウ、マイヤ・フロミフ
【補欠】
アリョーナ・コストルナヤ、エリザベータ・ヌグマノワ
男子シングル
マカール・イグナトフ、ミハイル・コリヤダ、マーク・コンドラチュク、
アンドレイ・モザリョフ、アレクサンドル・サマリン、エフゲニー・セメネンコ
【補欠】
ドミトリー・アリエフ、ピョートル・グメンニク、アルトゥール・ダニエリヤン
ペア
ミーシナ&ガリャモフ、ボイコワ&コズロフスキー タラソワ&モロゾフ
カディロワ&バルチェンコ、パヴリュチェンコ&ホディキン、パンフィロワ&リロフ
【補欠】
アコポワ&ラフマニン、アルテミエワ&ナザリチェフ、ペペレワ&プレシュコフ
アイスダンス
シニツィナ&カツァラポフ、ステパノワ&ブキン、ザゴルスキ&グレイロ
スコプツォワ&アリョーシン、フダイベルジエワ&バジン、シェフチェンコ&エリョーメンコ
【補欠】
デービス&スモルキン、モロゾフ&バギン、シャナエワ&ナリジュニ
※参照:ロシアスポーツ省
☆合わせてお読み頂きたい
女子シングルの選出がいかに明確な選考基準を基になされているかはお話したわよね。
露スケ連は、シーズンの結果を受けて、各主要大会での出場権のラインを明確にした選考基準を設けているのよね。
世界選手権 | 1~18位 |
欧州選手権 | 1~12位 |
世界ジュニア | 1~10位 |
グランプリシリーズ | 1~8位 |
ロシア選手権 | 1~8位 |
ロシアジュニア選手権 | 1~8位 |
ジュニアグランプリシリーズ | 1~8位 |
ロシアカップ決勝 | 1~5位 |
一方でメディアやロシアファンの間で物議を醸しているのが、男子シングルの選考について。
露選 | GP | 露決 | |
サマリン | 5位 | ー | ー |
アリエフ | ー | 5位 | 3位 |
グメンニク | 7位 | 3位 | 2位 |
今回代表チームに選ばれたサマリンがロシア選手権(露選)5位と、選考基準1つだけをクリアしているのに対して、
アリエフはロステレコム杯(GP)5位とロシアカップ決勝(露決)3位と選考基準2つ、
グメンニクに至っては、選考基準3つをクリアしているのに、なぜ補欠になってしまったのか!?
ロシアメディアの見解では、ロシア選手権が決定的に最も重要な意味を持ち、選考基準をクリアしようが、ロシア選手権での5位と7位の差を埋めることはできないと。
なんだかサマリンが優遇されているようにしか見えないけど、、、
アリエフはロシア選手権を欠場したからともかく、グメンニクは3つも選考基準をクリアしているのに、補欠だなんて、、、
日本と同様に、国内選手権が一番のウエイトを占めるのは間違いないわね。
ロシア選手権上位5名はそのまま代表チーム入りしているし、11位となってしまったセメネンコは、
その後ロシアカップ決勝で優勝し、世界フィギュアでもロシアの五輪枠取りに貢献したものね。
エフゲニー・プルシェンコは、2021/22シーズンのロシア代表フィギュアスケートチームのコーチに含まれています。
コーチのリストは、ロシアスポーツ省のウェブサイトで公開されています。プルシェンコの主な勤務地は、ロシア代表チームのスポーツ トレーニング センターです。
※参照:sports.ru
プルシェンコが代表チームのコーチに入ることも発表されたわね。コストルナヤ、そしてトゥルソワがエテリの元に戻ってしまい、
どうなるかしら?と心配していたのだけど、またエテリと代表チーム内で、一悶着ありそうよ。
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