東京五輪で、多くのメダルを期待されている選手達の予想外な結果を目にする度に、プレッシャーの難しさを感じるのよね。
平昌五輪で見事に五輪2連覇を達成した羽生結弦は、現地入りしてから常に自分を奮い立たせ、強い発言を繰り返してきたわ。
けれども、フリー後のメディア中継が切れた時に見せた姿に思わず絶句してしまったのよね。
背中に思わず絶句した!羽生結弦の五輪2連覇の裏で想像を絶する重圧が
平昌五輪FSでの羽生選手のメディア中継が切れた時の映像を初めて見たとき、中継終わった途端に崩れるように顔を覆ってて丸くうずくまった背中をコーチが必死に撫でていた。「誰が金をとろうが僕もとります」って言った言葉の裏にはとんでもない重圧と戦ってたんだなと改めて感じたね…。選手はすごい。 pic.twitter.com/JZSQmy2kRe
— 🥀🍓けーと🍕🥀 (@jackpot_kei) July 28, 2021
メディア中継が終わった後の写真を見て、思わず涙がこぼれそうになってしまったわ。
話を平昌五輪前の現地入りに戻して見ていきましょう。
団体戦も見ていましたけれども、どの選手よりも一番勝ちたいという気持ちが強くあると思いますし、
どの選手よりもピークまで持っていける、伸びしろがたくさんある選手の一人だと思っているので、しっかりと頂点というものを追いながら、
頑張っていきたいと思います。
2017年のNHK杯公式練習で右足首を痛めてから、実に3か月ぶりに公の場。
羽生結弦が仁川空港に姿を現した時に、一体今どんな状況なので、五輪に向けて大丈夫なのか?という不安を持ちながら、
画面越しに食い入るように見ていたのを今でも覚えているわ。
けれども彼の口から出てきた言葉は「不安」は一切なく、
「どの選手よりも一番勝ちたいという気持ちが強くある」という金メダルへ向けた強い意志だったのよ。
そして公式練習後のインタビューではこんなことも口にしていたのよね。
――なぜそんなに楽しそうにしているのか?
「自分が試合に出られなかった時期もたくさんあったし、何回も何回も、感覚をなくしてでも出たいと思った試合もあった。そういう意味で、こうやって公式練習できていることがまず幸せだし、何も足首のこととか、体のことを考えずにスケートができるのは本当に幸せだと思っている」
――金メダルはまだ出ていない。プレッシャーは?
「特にありません。誰が取ろうが、僕も取ります」
「(プレッシャーは)特にありません。誰が取ろうが、僕も取ります」
どこまでも気丈に、そして強く五輪を一度経験したものとしての振る舞いを見せていた。
フリーの演技を終えて見せたガッツポーズ。
そして、ジスランとの笑顔での握手、ハグに多くの国民が安堵したに違いない。
でも、
中継が終わった時に、決してその時我々が見ることができなかった姿。
自分にどれだけのプレッシャーを課してきたのだろう、周りからの五輪2連覇という期待、怪我への大きな不安、、、
うずくまる羽生結弦の背中が、「想像を絶するプレッシャー」を抱えてきたことを物語っているようだった。
でも、この背中を五輪を志し、金メダルを目指すアスリートはしっかりと見なければならないとも思ったわ。
ジスランコーチがそっと差し伸べる手が、とても暖かく感じるわ涙
周りからのプレッシャーに、そして自分に打ち勝つ。
いま東京五輪で、多くのメダルを期待されている選手達の予想外な結果を目にする度に、この難しさを痛感する。
五輪金メダルって、本当に「特別」なものなのだと、、、
ドイツ第一公共放送「SPORTSCHAU」での羽生結弦レミエン動画の再生回数が、いよいよ200万目前!
今紹介している間にも突破してしまうかしら!?
動画が公開になってからわずか3ヶ月のペースで、世界中の多くの方々に見て頂けていることが嬉しいわよね。
19回もの世界記録更新についての素敵な動画を紹介したけれど、
今季、20回目の記録を塗り替えると信じているし、こんなに大反響な「レミエン」が競技ではもう見ることができないのが残念だけれど、
新しく彼が選ぶ新プログラムで、また新たな伝説を作るんだろうなあと今からワクワクしているわ。
新ショート、気になって仕方がないわ~!
☆合わせてお読み頂きたい
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愛のオネエサロン
オネエさま 今晩は☆
この平昌のお写真は初めてみました、N杯からの想像を絶する時間と重みが1枚の写真から立ち上がってきますね。
先日の柔道高藤選手や井上監督のインタビューも、ガチのぶつかり合いの選手が羽生くんのメンタルを語り、又内村選手も理想の芸術性に羽生選手は近いと仰ってました‥‥羽生くんはなんて強いんだろうと‥‥強くて美しい、凡人には理解も及ばない領域です。
ただ、試合やショーで観て応援できる幸せに感謝です。
強靭な精神と卓越した想像力、人様に対する優しい目線 な上にビジュアルも良すぎて褒めたりないです。
なんなら雅やかなイケボも笑
時々どれ程羽生選手が凄いか喋りたいけど、身近な友人でフィギュア好きがあまりいないので、サロンでついコメントしてしまいます〜許して〜汗
>おばちゃん様
おばちゃんさん、こんばんは!
わたしも初めて見た写真だったので、どれだけの重圧が
彼の背中にのしかかっていたかと思うと胸が痛くなります。
ぜひサロンでのコメントいつでもお待ちしていますよ!
オネエ様こんばんは。
この写真なんか胸がギュッとなりますね…。
ほんとに平昌での羽生くんはドラマを見ているようだった。空港に颯爽とそれでいて可愛く現れた時から。
どんなに不安だったろう、プレッシャーがあったろうって思うのに凄く気丈で。
…どうしてあんなに気丈に振る舞う事ができるんだろう。
おばちゃん様の仰る通り「凡人には理解も及ばない領域」を感じます。
そして最終的にいつも「尊い」と思うのです。
あ~私も羽生くんについて語りたいけど語る相手がいない 笑 多分聞いてはくれるだろうけど温度差がありすぎて私は満足できない(^^;)
弱さを見せまいとする姿を見るといつも抱きしめたくなります(逮捕されます)
そして母性に乏しい私の母性が爆発します 笑
幸せになって欲しいです。。。
>konami様
konamiさん、こんばんは!
凡人には理解も及ばない領域、確かにその通りですよね。
このような写真を見て、彼も人に見せない部分を知り、
どれだけのものを背負ってきたのだろうと感じました。
オネエさま、こんばんは!
不確実な成功への重圧。
勝って当然の絶対王者、という周囲の期待。
勝利の女神とか、オリンピックの魔物とか人智を越えた存在も味方にして、
並みの人間には到達できない高みへ登るために、乗り越えなければならない障壁にどれだけ遭遇しなければならないのか。
有言実行の難しさにもかかわらず頂点を極めることの出来た者のみが味わえる、高揚する喜びと孤独感。
トップアスリートは張り裂けそうな恐怖感と対峙しているのだなと、体操競技を観ていて思いました。
「弱さも羽生結弦です」って言われてましたね。
勝敗どちらに傾いても眩しい彼。
幸多かれ!と祈らずにはいられません。
>アンディ様
アンディさん、こんばんは。
絶対王者と言われ、怪我を負いながらも当然周りは金メダルを期待していました。
競技中に至るまで自分を奮い立たせるようなコメントの裏で、
抱えきれない重圧と戦っていたのかと。
これを見たらとてもじゃないけれど、北京五輪がどうのこうのって言えないですね。
当時は、嬉し泣きくらいに・・・でも、おねえさまのおっしゃるとおり そんな なまやさしい状態ではなかったんですね。 幼い頃からずっと二連覇を 目標としていたので10年以上かけて呪文のようにイメージを刷り込んでいたのかなあ そして途中の震災で一層強い思いに・・・。と思います。 終わったら いっきに呪文が解けて我にかえって 恐かった? だから、新たに今から三連覇という目標を課するのは、さすがに・・・ですよね。 でも、だんだん 国からも?ないがしろにされていく復興支援? 今回の五輪 コロナ禍とはいえ なんだか被災地の方々はどう思っているのかな? そして、今 メダルラッシュにうかれていますが、祭りの後で 東京が、いいえ日本全土が 人災オリンピックの被災地と なりませんように! アメリカ優先の大会方針を そろそろ見直してほしいですね。 いったいなんための五輪?
追 一部の心優しい正義感溢れるアメリカの選手にとっては、そういう祖国の傲慢な姿勢を引け目にかんじたり、他国からの批判の目をどうしても意識してしまい 思うように力を発揮できない場合だってあるのではないかしら? ただでさえプレッシャー半端ないのに。
>リン様
五輪2連覇を達成し、今はもう彼自身が望む最後の夢である
4Aに向かってまっすぐ進んでいってほしいですね。
雑音は気にせずに、夢を叶えてほしいと願っています!
オネエ様こんばんわ!平昌オリンピックの時のゆづ様の涙は、安堵だとずっと思ってました。あれだけ自分にプレッシャーをかけて、ケガも治ってなくて、どんなに不安だったことでしょう!皆さんの言われるように、抱きしめてあげたかったです!側にコ−チがいて良かったです。ゆづ様は、金メダルをとった後も、謙虚で礼儀正しく、さわやかで、イケメンでステキ過ぎる!ほんとに語り足りないです!ユヅ友さんと、語り合いたいです!ゆづ様のスケートは、どんどんステキになってます!昔のビデオをみて、いつも驚いてます!応援できる喜びで一杯です。
>もみじ様
もみじさん、いつもコメントありがとうございます。
ジスランの差し伸べる手が、とても暖かく感じましたよね涙
五輪2連覇しても、いつも謙虚で礼儀正しい。仙台リンクでのジュニア選手のインタビューでも、
昔と変わらなく接してくれたというエピソードに、その人柄があらわれていますよね。