ロシアMatch TVが「昨シーズン最高のフィギュアスケートコスチューム」の特集を組んでいて、
新しい衣装がロシアファンの間で議論になり、時には競技会の結果をかき消してしまうことさえあったとも。
日本からは羽生結弦の「レミエン」、そして宮原知子の「トスカ」がベストコスチュームとして紹介されているわよ。
・羽生結弦 SP「 Let me entertain you」
オリンピックで2度の金メダルを獲得したユヅルの衣装に、誰もが心を動かされずにはいられません。ユヅルはこれまで、こんなにもクールで派手でカラフルな(基本は黒ですが)衣装で出場したことはありませんでした。
今回は、ユヅルの衣装デザイナーである伊藤聡美氏が、全く新しいものを作ろうとしました。
ロビー・ウィリアムズは彼の歌の中で「俺は昔の俺の燃え盛る肖像画みたいだぜ」と歌い、ユヅルはミュージックビデオでのウィリアムズのイメージを明確に表現して見せた。彼はもう10年以上も私たちを楽しませてくれているのだから、今の彼は違う。「燃え盛る肖像画」ではないかもしれませんが、このプログラムでは、彼が天才の幽玄な音楽に合わせた幽玄な妖精ではなく、人間としての感情や罪を内包した人間であることを明確に示しています。
ロシア語の翻訳って難しいわ汗
天界から舞い降りて来た人間離れした表現から、より人間らしさの様々な感情を持ち合わせた表現まで、、、
なんかあたし綺麗にまとめようとしてるわね。
読者様ドングリさん(ウメドン)の和訳が一番しっくり来たので、ここでご紹介させて頂くわね。
人間臭いワイルドさも表現していると、MatchTVは言いたかったんじゃないかしら!?要は演技の振り幅半端ないってこと!笑
ドングリさん掲載承諾ありがとうございます!
羽生結弦の今季の衣装はどうなるかしらね!?
新ショートはまだ想像もつかないけれど、継続の「天と地と」もマイナーチェンジか、もしくはフルチェンジするのか気になるわ~笑
ミハイル・コリヤダ FP「ホワイトクロウ」
世界選手権でミハイルがまったく違う衣装で登場したとき、ファンの中には動揺した人もいた。彼らは、ミーシャ自身が2番目のヌレエフ衣装の方がしっっくりくるという事実にも慰められなかった。マリア・エフスチーニェワ氏は、ロマンティックでエアリーなシャツから、よりオーセンティックなバレエレオタードへと変化したきっかけを語ってくれました。
「アレクセイ・ミーシンの希望で、衣装をもっとしっかりしたものにして、プロポーションを切らないようにしたかったんです。さらにいくつかのスケッチを作成し、1つはダークカラーのトップスとの組み合わせで、ショーでコリヤダが着用しました。しかし、3つ目のバリエーションが最適となりました。それは、コリヤダの体型とバレエのイメージを完璧に強調しているように思います。しかし、私にとっての最初の衣装は、青いズボンであっても最高のものです」
2番目の衣装はコリヤダのラインを完璧に強調し、イメージを天才的なダンサーに近づけました。振り付け、造形、そしてプログラム終盤の圧倒的な感動を邪魔するものは何もなかったのです。
コリヤダの「ヌレエフ」衣装、世界フィギュアでグレーのものからチェンジしてきたものね。
あたしはこのシースルータイプで中が透けている方が、よりバレエダンサーの「ヌレエフ」らしさを感じたけれど、皆様はどちらがお好みかしら?
「バレエ」を表現する上で体のラインを見せることで、より繊細に伝えることができることもあるものね。
今季の「くるみ割り人形」、そしてフリーの「シンドラーのリスト」の衣装も楽しみ!
宮原知子 FS 「トスカ」
サトコは、昔から衣装に非常にこだわりを持っていました。多くの作品は、彼女自身がスケッチを作成し、デザイナーはそのアイデアを実現するだけです。そして今シーズン、彼女は再びエレガントで洗練された存在になりました。
彼女が滑っているアリアは、オペラのアリアの中でも最も古典的で有名なものなので、実験の余地はありません。飽和状態の赤い色、クラシックで洗練されたカット、オープンショルダー。ある意味、このアリアの最も輝かしい演奏者の一人であるオペラの歌姫、アンナ・ネトレプコのスタイルに似ています。赤いドレスとオープンショルダーを好むことで知られています。
あたし毎シーズン、女子で一番楽しみにしている衣装は宮原知子なのよ。
彼女が自分でデザインをスケッチしているのは、表現に対するこだわりが強いからよね。
若い下の世代が台頭してくる中でも、彼女の芸術性は他の追随を許さない。それはこれまで様々な役柄を演じて、経験してきて
大切にしてきたからこそ。
※参照・出典:Match TV
今回ご紹介した3名のスケーター。
衣装にこだわりが人一倍強いスケーターは、表現力や芸術性にも非常に長けているのが特徴よね。
自らが演じたい世界観、その中の一つとして「衣装」も重要な役割を担っているもの。
今季これらのスケーターがどんな「こだわり」の衣装で来るのかも、楽しみのひとつ。
早く夏を通り越してシーズン来ないかしらね~。毎日暑いわよ汗
皆様もくれぐれも体調管理に気をつけて、そして新しいシーズンを一緒に迎えましょうね。
☆合わせてお読み頂きたい
なんて消極的発言なの?羽生結弦卒論でAI導入をロシアメディアが訴えるも - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
View Comments
表現の振り幅、まさに本物のエンターティナー!
しかも、西洋と東洋の演じ分けも逸品ですからね。
衣装は、結弦くんの体型の良さを存分にアピールできていて素敵だと思います。
でも、ちょっと装飾パーツが立体的で、いくら軽いアクリル樹脂を使っていたとしても重さに繋がるのではないかとお節介ながら心配します。
別格の彼の衣装ですから重厚感も必要でしょうから、軽薄なものではいけないし。
今期、コリアダさんは王道2本で来るのですね。
ジェイソンのシンドラーも素晴らしいけど、バレエが国技のロシアの舞いもワクワクします。
>アンディ様
レミエンの衣装、実際には重さどうなんでしょうね。
そこも非常に興味があるところです。
コリヤダはまさに王道プロ2本揃えてきましたね、楽しみです。
オネエ様♡
こんにちは!
毎日暑いですがお身体ご自愛ください(*ᴗˬᴗ)⁾
今季の選手の皆さんの新衣装、私も楽しみにしている1人です。
ここ最近はシンプルな衣装の選手が多くなってきて少しガッカリしています……
コーチ陣の方がオシャレで選手より目立っているのでは?と思うことも多々ありました笑
個人的に、色鮮やかでスパンコールやスワロフスキーがいっぱい付いてて、キラキラしている眩い衣装が好きなので(*^^*)
私は羽生くんのはレミエンより、originのブラック衣装が1番好きです!
色んな意味で眩しすぎます(≧∇≦)♡
>ひめ様
ひめさん、こんばんは。
お気遣いありがとうございます、ひめさんもどうかお元気に過ごされてくださいね。
シンプルな衣装は合っていれば良いと思うのですが、やはり演技の大事な要素でも
ありますし、わたしも楽しみにしています。
オネエさま
フィギュア好きにとってはシーズン前の暑いだけの季節ですね〜せめて録画やYouTube観て冷やさないと笑
ウメドンさん翻訳、君のスターになってやるよ、ずっと♪ありがたいありがたい、マイディア♪キャアーです。
お衣装の衝撃はひめ様と同じくブラックoriginの初見でしたね、一部魔王とも呼ばれ、魅了されキラキラして異常にお似合いでした。立ち上がって頭の傍から両手広げるところなんかもうズキュン、背中のラインが際立って美しく見えました。
紫も最初は衝撃でしたが、楽曲と振付に合っていてビューティホーでしたね。
色白だからリンクが巨大なレフ板と化し、何を着ても美しさ倍増します。
フィギュアスケートは衣装も楽しみの一つですし、衣装のラインで動きの見栄えも違ってきますもんね。
昔は強烈なのもありましたね、本田選手のマンボとかキリンは誰でしたっけ?
ハビのトロみブラウスと黒パンもオーセンティックで好きでした。
オネエさまのお陰で、コーチ陣のヴィトンやエグいファッションも注目するようなりました笑
>おばちゃん様
おばちゃんさん、こんばんは!
ウメドンさんの翻訳、ホントにツボなんです。
ブラックオリジン人気ありますよね、わたしも好きな衣装の中のひとつです。
キリンは、クーリックですね笑 バトン爺が猛烈批判してました笑い笑
オネエ様、サロンの皆様 毎日暑いですねぇ。
もうトイレに行くのも嫌(笑) 地獄の暑さ(>_<)
レミエン衣装も 海外で好評ですね~。全身黒だけどレザー風パンツに、黒ジャケはゴールドのスタッズを上手く使って「映え」もあるし、腕まくり風七分袖にロック手袋がカッコイイです。何より競技用としては珍しいから新鮮味がありますよね。羽生くんが着ると爽やかロッカーって感じで。好みですけどね(^^)
ほんと近年高難度化で衣装がシンプルになってきているので寂しい限りですから…機能もありつつ目でも楽しませてくれたら♪
ドングリ様の翻訳、、歌詞凄!(笑)
「マイディア♡」「モンシェール♡」…う~む、なかなかですな♡
>konami様
konamiさん、こんばんは。
ホントに暑いですよね、クーラーのある場所から離れたくないです。
衣装のこだわりって、そのまま演技の表現へのこだわりにも繋がってると思います。
ドングリさんのセンス大好きです。