ロシアのベテランジャッジで、ISU開発プログラムの創設者の一人でもあるヴェデニン氏のインタビュー。
ジャッジの仕事管理から、コーチとの関係性、ジャッジの政治絡み、メディアの特定国への陰謀まで赤裸々に語っているのよ!
そして現在スイス・チューリッヒで開催中の、アリ・ザガリアン主催のアートオンアイス。その費用や「密」開催にびっくりだわ。
写真左がヴェデニン氏。中央はロシアスケ連会長ゴルシコフ氏。
アレクサンダー・ヴェデニン氏は男子シングルスケーティングで2度のロシアチャンピオンです。ロシア代表チームのシニアコーチであり、フィギュアスケート開発プログラムの責任者です。主要な国際大会でシングル競技のジャッジの豊富な経験があります。ISUの開発プログラムの創設者の1人であり、世界12か国での国際および国内セミナーのモデレーターです。
ジャッジについて
ジャッジはそれぞれの国を代表しています。普段は弁護士、ビジネスマン、教師など、あらゆる分野で働いています。
あまりにも馬鹿げているので、言及しないことにします。お金を稼ぐことはできませんが、非常に名誉なポジションであり、そのために人々が殺到しています。テレビに出て、競技開始前に発表され、何百万人もの視聴者の注目を集めます。そして、純粋に人間的な虚栄心もあります。「世界最高のアスリートの運命を決定するのは自分だ!」と。さらに、滞在先は5つ星のホテルを割り当てられ、VIPゲストとして迎えられます。
ジャッジはあくまで普段は別のメインの仕事があり、副業的なポジションというのが、問題のひとつなんじゃないかしら。
ISUがペイする給料では、ジャッジを本職でやっていけないのであれば、そこは体制を整えた方がいいのでは?
「ジャッジ」という職を長く続ける方は多いけれど、副業である以上、ジャッジを組織的にきちんと管理することが難しいわよね。
ジャッジの仕事管理について
競技開始前に、レフェリー(主審)はジャッジの非公開ミーティングを行い、基本的なルールを再確認し、重要なポイントを強調します。レフリーは特定の選手の名前を出すことはありませんが、個々の選手の特定の傾向(例えばエッジエラーなど)について話すことでヒントを与えることがあります。ジャッジはこのヒントをすぐに理解します。会場のコンソールに着くと、言葉や物、視線さえ交わすことはできません。審判中にそのようなコミュニケーションがあった場合、失格となることがあります。大会終了後には、ジャッジミーティングが行われ、問題点や意見の違いなどが話し合われます。あるジャッジの評価が他のジャッジらの評価と大きく異なる場合、レフリーは自分の立場を説得的を持って自分の立場を主張しなければならない。
競技前にジャッジの非公開ミーティングで、そこで選手の特長やクセなどについてある程度の意思疎通はしているということね。
あくまで技術的なものであれば良いけれど、まずこの選手はこのくらいのスコア出しましょう的なものはあるでしょうね。
各選手、大体ある程度の同じ範囲内のスコアが毎回並ぶものね。演技構成点を見ればよくわかるもの。
そこで極端なスコアを付けるジャッジは、裏を返せば、ミーティング中寝ているか、悪意がある不正かどちらかってことかしら?笑
競技後のジャッジミーティングで、極端なスコアのジャッジにはなんでそうなったのかを厳しく追及してほしいわよね。
ジャッジとコーチの関係はどのように構築されるか?
国の代表的なジャッジは、代表チームの有力選手の練習に出向き、「この要素はルールに合わない」「このサポートは別の位置から始めたほうがいい」などとアドバイスすることがあります。このようにしてジャッジは、シーズン開始前にスケーターのプログラムから疑わしい技術要素などを「クリーン」にして、すべてが現行のルールに準拠し、各動作に最大のポイントが与えられるようにしているのです。もちろん、テストスケートや国内大会で、ジャッジはフィードバックを行います。これはレフェリー・トレーニング・システムでは義務づけられています。コーチを助けるだけではなく、何が起きているのかを吸収して理解する。
例えば、コストルナヤの練習を視察に訪れた、ISU副会長ラケルニク氏もこれに当てはまるわね。
そもそも疑問なのは、ジャッジ間で採点に恐ろしく開きがある時があるじゃない。
佐藤駿は同じ演技構成点の項目でも5点から8点台。そんな感覚のズレたジャッジが、各国のスケーターへ適切にルールに対応した
アドバイスなんてできるのかしら?
※参照:Match TV
ヴェデニン氏、結構皆が疑惑に思っていること赤裸々に語っているのよ~汗
ジャッジの政治絡みや、メディアの特定国への陰謀などね。インタビュー後半はまた別記事でご紹介するわね。
疑惑と言っても、桃井かおりと岩下志麻の映画じゃないわよ笑
現在スイスのチューリッヒで開催中の、ISUアリアワード主催「アートオンアイス」。
1テーブルにつき、ショー鑑賞、10名分のディナーコース(4品)、食前酒、ドリンク、駐車場代込で9,000スイスフラン(税抜)
日本円で約108万よ!?
一人あたりに換算すると、約10万とかなり高額!!!
これ、本当!?公式サイトには10名で9,000スイスフランと書いてあるのよ。
参照:ARTONICE
【プログラム】
午後6時30分:ハレンシュタディオンチューリッヒのホワイエでのレセプション。ディナーテーブルでの食前酒
午後7時30分:4コースのガラディナー。コースの合間にアートオンアイスガラと生演奏
午後10時15分:ショーとデザートの終わり。
※出典:arizakarian
いや、金額よりもこの「密」な状態でのディナー&ショー鑑賞に驚いたわ。
ちなみにワクチン接種済か、PCRで陰性、もしくは過去に罹って回復した人のみが参加できるそうよ。
それにしても、ホントに大丈夫かしら!?
主催者のアリ氏もこんな感覚なんでしょうね。いずれ世界フィギュアのガラエキシビジョンもこんな風にやりたいとか言い出しそうだわ。
☆合わせてお読み頂きたい
今シーズンで現役引退も?人生を変えた羽生結弦の曲で最後は終わりたい - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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妄想フィギュアのパワーゲーム
参加国
A=世界の警察の国
B=求む、不凍港の国
C=メープルシロップの国
A・B・C「AIは絶対に導入させてはならん!!」
A「持ち回りなんだからな。コントロール出来ない物はダメだ!」
B「だな。最近アジア系が出しゃばってなかなか思うようにいかないのに、入れたらヤバい」
C「持ち回りって言うけど、俺たちあんまり恩恵受けてないからね。そろそろ頼むよ」
A・C「ロシアの女子は手がつけられん。北京後は年齢引き上げはキマリだな。何年も表彰台独占ではフィギュア衰退になる」
B「女子の年齢制限だけは導入させてはならん」
A・C「ロシア女子はナンチャッテ4回転だから、AI入れれば規制出来るが…いやいやいや他も全部影響する。それよりロシアのジュニア辺りを代表国変えさせて呼ぶか…」
B「羽生と、ネイサンが北京で引退したら、そろそろ男子はウチの流れになりそうだ」
A「北京はネイサン。女子も育ってきたし、ミラノで女子が金なら王国復活だ」
C「ウチはロシアと違ってコロナの規制がめっちゃ厳しくて、なかなか下が育ってないんだよね。持ち回りならウチでいいのに、コマが無い(泣)」
>てんこ盛りパフェ様
妄想フィギュアのパワーゲーム、興味深く読ませて頂きました~!
カナダ一体どうしちゃったんでしょうね。
五輪シーズンなのに表彰台候補が出てこないですね。