チャレンジャーシリーズ初戦ロンバルディア杯ショート。首位に立った米国のアリサ・リウは、先月国際B級大会のスコアよりも、
ISU承認大会で高いスコアをマークし、シニアデビュー年にして演技構成点では9点台を付けるジャッジもちらほらと。
今晩から始まるロシアテストスケートの滑走順が発表されたので、一緒に見ていきましょう。
高すぎる採点にびっくり!米国シニアデビューに演技構成点で異例の9点台?
【プロトコル】
演技構成点では9点台も。GOE加点も非常に高い。
【8月に開催された国際B級大会クランベリーカップショートプロトコル】
国際B級大会のスコアよりもISU承認大会で格段に上がっている点にも注目。
Results of the Women's Short Program at #LombardiaTrophy
1. #AlysaLiu (USA) - SP: 74.31
2. #AlexiaPaganini (SUI) - SP: 62.14
3. #EkaterinaKurakova (POL) - SP: 61.51 pic.twitter.com/sIkDe0n5aB— In The Loop (@InTheLoPodcast) September 10, 2021
Results of the Men’s Short Program at #LombardiaTrophy
1. #VladimirLitvintsev (AZE) - SP: 80.83
2. #AdamSiaoHimFa (FRA) - SP: 80.54
3. #RomainPonsart (FRA) - SP: 78.23 pic.twitter.com/ykZuSAjKwi— In The Loop (@InTheLoPodcast) September 10, 2021
チャレンジャーシリーズ、ロンバルディア杯のショート結果。
女子では米国のアリサ・リウが首位に立つも、演技構成点ではなんと9点台もちらほら。
彼女のシニアデビューにISUが承認する大会で、どれだけスコアが出るのかに注目していたけれど、やはり全体的に高いと感じたわ。
これといったミスもなく、元気ハツラツな演技を見せたけれど、まだジュニアの幼さも残る部分も見えるのよね。
GOE加点でもそこまで?と思うところもあり、特にJ7は米国ジャッジであるし、バイアスがないといったら嘘になる。
以前ロシアのベテランジャッジで、ISU開発プログラムの創設者の一人でもあるヴェデニン氏のインタビュー記事を紹介したけれど、
「ジャッジは、ある選手には高いポイントを、ある選手には低いポイントを与えるべきだと、最初の段階ですでにわかっています」
どうしてもこの言葉がよぎってしまうのよね。
男子の演技構成点と比較しても、シニア4年目になるイタリアのグラスルですら、PCSは7点台止まり。
米国スケート連盟が推したい選手が今季序盤から色濃く見えてくるのは、五輪シーズンの定石通り。
テネルでもマライアでもない、リウこそが米国推しの選手なのではと感じる採点だったわ。
国際B級大会よりもISU承認の大会でさらにスコアが上積みされていることにも注目よね。これ、まだシーズン序盤よ。
日本のジャッジも、もうどうせインフレは目に見えているのなら、もっと高い評価を自国の選手につけてしまったらどう?
【9/11タイムスケジュール】
※日本時間
9月11日(土) | 18:00~ | アイスダンス |
9月11日(土) | 19:25~ | 男子ショート |
9月11日(土) | 20:45~ | ペアショート |
9月11日(土) | 21:50~ | 女子ショート |
【9/11ライスト】
NEW!滑走順
男子シングル
19:25~
1 | グメンニク |
2 | モザリョフ |
3 | ダニエリヤン |
4 | サマリン |
5 | コリヤダ |
6 | セメネンコ |
7 | イグナトフ |
8 | コンドラチュク |
9 | アリエフ |
女子シングル
21:50~
1 | フロミフ |
2 | ヌグマノワ |
3 | ウサチョウ |
4 | カルーセル麻紀 |
5 | シニツィナ |
6 | シェルバコワ |
7 | コストルナヤ |
8 | トゥルソワ |
9 | エロス |
10 | ワリエワ |
※参照:ロシアスケート連盟
本日のロシアテストスケート、ショート滑走順が発表されたので、ご参考までに。
それにしてもサモ江がヨーロッパ選手権で優勝したのが2年前なんだけど、もう遠い遥か昔のことのようだわ、、、
☆合わせてお読み頂きたい
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最近、うっかりアマ時代のクーリックの動画を見てしまって、旧採点は旧採点で理に適ってたところもあったかな…と思うようになってしまいました。
無理やりの4回転も(多回転は容認派です。ですが、正しく&美しいに限る)、いきなりジュニア上がりが高得点も(もちろん、それに見合っていればよいのですが…)、旧採点方法だったらどうなっていただろうかと…。。
滑走順が早いと明らかに点数低めになっちゃうとか、SPで3位になっておかないと自力優勝はできないとか、実績で…とか、旧採点は旧採点で難はあるのですが…。
>rago様
ragoさん、こんばんは。
旧採点ならプレゼンテーションは、実績がないとそこまでシニアデビュー時は
高くならないでしょうね。ショートで3位以内ってありましたよね~汗
アリッサのSPとFS両方見ました。
ロシアのテストスケートを見た後で(汗)。
客観的にみて「現時点では」紀平さんの後塵を拝する位置なのでは?
体の可動域に課題ありと言われている紀平さんよりも域が狭いのと
SSも、目指せコス美と梨花という印象でした。
点の出方を見ていると、USFSAはネイサンと同じ戦略を
彼女にも使おう、そして北京後はロシアネガティブキャンペーンを・・・。
という方針が見え透いてしまってます。
実はアリサは好きだったのですが、ネイサンの常軌を逸した印象操作に嫌気がさして
アメリカ代表選手は全く応援しない事に決めました。
ダンスのカレポノのRD「バットマン」には衝撃を受けたのですが(ここだけの話)。
>ゆきっちょ様
リウの体の可動域は課題がありますよね。
元気ハツラツな演技は見ていて好きなのですが、ジャッジ採点の露骨なまでの
上げ採点に、なんだかがっかりしかありません。