ロシアMatch TVのインタビュー。
ミーシンコーチがコリヤダのフリー「シンドラーのリスト」を昨季の「ホワイトクロウ」へ戻すことを発表に。
今季プロに取り掛かった時点で、昨季を超えることはできないと判断し、多くのジャーナリストらと話し合ったことを明かしたわよ。
なんと昨季プロ回帰を発表!コリヤダのフリー楽曲変更をコーチが明かす
コリヤダ、ロステレコム杯後に、フリーをホワイトクロウに戻す
ミハイル・コリヤダは、グランプリ・ソチの舞台から戻ってきた直後に、昨季のプログラム「ホワイトクロウ」(映画「ヌレエフ」の音楽に合わせたもの)に戻すことを同選手のコーチであるアレクセイ・ミーシン氏がMatch TVにを語った。
フリー「シンドラーのリスト」の制作を始めたとき、「ホワイトクロウ」よりも良い作品になるとは全く思っていませんでした。なので、プロを戻す可能性が私にはあった。しかし、8月から途切れることなく「ホワイトクロウ」を滑り続けていたら、すぐに立派な白いカラスから、ほころびのあるつまらないカラスになってしまうことは十分承知していた。確かに、新しいプログラムが必要だった。
"シンドラー "は、すでにフィギュアスケートの歴史の中にあった。でも、この音楽はやっぱり素晴らしい。この機会を利用して、アスリートに新たな振り付けの層、新たな動きのキャンバス、新たな感情や情緒を与える必要がありました。
シーズン当初に説明した『シンドラーのリスト』に対する妥協のない姿勢は、コリヤダをはじめとするチーム全体が後ろを振り返らずに仕事をするための、自然で正しい行動だった。『シンドラーのリスト』は間違いなく価値のあるプログラムだったと言っていいでしょう。また、ホワイト・クロウへの復帰の可能性については、私が信頼できる多くのジャーナリストと話し合っていたこと、彼らもそれを知っていること、そして連盟の経営陣もそれを承知していたことをお伝えしたいと思います」
とミーシン氏は語った。
コリヤダ選手は、今シーズンのグランプリイタリア杯とロステレコム杯で銀メダルを獲得し、ロシアのシングル選手で唯一グランプリファイナルに出場する予定でした。シリーズファイナルは、オミクロン株の蔓延と新たな検疫規制の導入により、日本の主催者によって中止されました。
※参照:Match TV
コリヤダがフリープログラムを「シンドラーのリスト」から、「ホワイトクロウ」へ戻すことをミーシン爺が明かしたわよ!
今季「シンドラーのリスト」を創っていく過程において、「ホワイトクロウ」を超えることができない思いが爺にはあったのね。
そしてジャーナリストらと話し合っていることにも触れている点で、やはり周りの評価もないがしろにできないということね。
シンドラーのリストは名曲で、爺が言うように素晴らしい楽曲であることは間違いないけれど、
あたしは断然ヌレエフを演じているコリヤダを見ている方が、彼の個性を上手く引き出せているように感じたのよね。
うまく言葉で説明できないのだけど、わりとクールに演じることが多い中で、あのヌレエフの激しい躍動感や感情を
コリヤダが敢えて演じることに、新たな可能性を感じたのよ。
昨シーズン「ホワイトクロウ」で2パターンの衣装を見せてくれたけれど、
今季はまた新しくなることでしょうし、どんな衣装で来るのかも今から楽しみよね。もしファイナルが開催されていれば、
そこが披露の場になっていたのね。ますますロシアナショナルが楽しみになってきたわ!
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愛のオネエサロン
オネエ様こんばんは。
前々から仰っていた事が現実になりそうですね!オネエ様はコリヤダ君のホワイトクロウを高く評価なさってましたね。
ワタシもコリヤダ君のライトなファンなんですが、メルマガでオネエ様の熱い想い(?)を拝読するにつけ、そして「シンドラー」の演技を目にする度、オネエ様の一文がザーッと脳裏に浮かんでいました。
…慧眼、むしろ芸術性への訴求力を感じています。
硬軟取り混ぜて、怒りも称賛も鋭いツッコミ満載の記事。これだからオネエ様の読者をやめられません。
GPF中止になったのに、ワガママ&食いしん坊のスケオタ友人と、大阪まで来ちゃったフクスケでした。
( ;´・ω・`)
>フクスケ様
フクスケさん、こんばんは。
コリヤダ、ホワイトクロウに戻りましたけど、
アベルブフ氏が、どんなプロでもノーミスで演技をまとめ、上位に行くことが大事という言葉にも
納得してしまいました。
大阪はいかがお過ごしですか?おすすめの美味しい食べ物などあったらぜひ教えてくださいね。
オネエ様、こんばんは。
やっと…というべきか、コリヤダ君ホワイトクロウに戻すのですね。ホワイトクロウは五輪の舞台にふさわしい神プロ!SPくるみ割り人形、FSホワイトクロウって天国ですか?!またあの演技が見られるなんて…もう泣きそう。
--という感情がジャッジにも生まれるのでは?なぁんて思っています笑。SP・FSとテイストが似てしまいますが、シンドラーよりPCSは高く出そう。
今季(も、と言いたくはありませんが)4回転が安定して入らない現状で、例えば最初からホワイトクロウを継続していたなら、ジャッジの印象が五輪を前にミーシン先生が言うところの「ほころびのあるつまらないカラス」に映る可能性が高かった。五輪では観客を含めて待ってました、という期待感は大事なのだよ…ということでしょうか、ミーシン先生。
五輪前に数試合ホワイトクロウを試す機会がありますし、ここが変更の潮時だったのでしょうね。ロステレで首寺に負けたのもあるでしょう。絶対露スケ連が口出ししてくると思ってました。所作の手直しをするのであればこのプロに関わったワガノワのスチョーピン先生がお亡くなりになったのは痛いですが、もうアベさん頼みますわ。ミーシン先生の長いキャリアから導き出された解が吉と出ることを祈って。
あとコリヤダ君はシンドラーに思い入れがあったそうなので、若干悩ましい思いはあります。4回転が安定して入っていたら、外野も黙らせたんでしょうけど。本人も納得して戻すのならいいなと思います。ジェイソンのとシンドラー対決から、グラッスルとのホワイトクロウ対決にチェンジですね。
>fujino様
fujinoさん、こんばんは。
ミーシン氏の言葉の解釈に頷いてしまいました!
冒頭のサルコウが入らないのが、今季プロ全体の流れに影響しているかと思います。
後半まとめることができる力もあるので、私個人としてはぜひ冒頭にルッツを入れてほしいです。
グラスルとの対決も楽しみですね。
オネエさま、こんばんは!
コリヤダのプロ変更、良かったですね!
正直、曲とジェイ子の気持ちの入りまくった滑り(演奏家とジェイ子のルーツを考えたら当然ですが)とのシナジーが物凄く、コリヤダのシンドラーの印象が霞むところがあったので…。ヌレエフは神プロですし、五輪でロシアらしさも出せて良いと思います。
話は変わりますが、全日本が近づいてきましたね。国内採点が本当にイヤで、楽しみなのに憂鬱になってきちゃいました泣
とはいえ選手の演技は楽しみなので、ジャッジのつけた点ではなくオネエさま点で観たいくらいの気持ちです!
>みゃほ様
みゃほさん、こんばんは!
コリヤダのヌレエフへの回帰が嬉しくて!あとはジャンプ構成をどうするかですよね。
全日本、わたしも国内ジャッジには愛想尽かしています。彼らの採点とは関係のないところで、
選手の演技をしっかりと見て、またわたしなりの感想を皆様と共有できたらと思っています。
一緒に楽しみましょうね!