止まらない連鎖が！相次ぐ棄権の全米と羽生結弦7分25秒ノーカット

TBS「S☆1」での羽生結弦ノーカット7分25秒インタビュー、本当に見応えがあったわね、

4A、五輪三連覇、そしてファンへの思いなどが詰まった内容だったわ。全文書き起こししたので、一緒に見ていきましょう。

そして現在競技中の全米選手権男子ショート。今朝また新たに2名のコロナ陽性が発覚し棄権に。米スケ連の責任問題になるのでは？

止まらない連鎖が！相次ぐ棄権の全米と羽生結弦7分25秒ノーカット

【羽生結弦7分25秒ノーカットインタビュー全文書き起こし】

ーまずはオリンピック3度目の出場おめでとうございます。

おめ、、、ありがとう笑　おめでとうございますって言っちゃった。

―ご自身にとってもまた特別な舞台でしょうから、おめでとうって自分に声かけるぐらいかもしれませんね。

それはないかな。正直頭回ってないんじゃないかな。

そうですね、やっぱ昨日全力で出し切ってたんで疲れてはいるとは思うんですけど、でもなんかこういう取材を受けてる時に、やっぱオリンピックだなって思ってます。

ーテレビ各局回ってインタビューを受けているということですね。

そうですね、なんか、やっぱオリンピック金メダル取った時も、もう寝る暇もなくずーっとこういう感じでやってたので、なんとなくそれを思い出したりして、楽しい気分にはなってます。

ー前人未到の4Aに挑戦されて足の状態はどうですか？

もちろん痛み止め飲みながら、やってることは間違いなくやってはいて、

でもそんな強いものは飲んでなくて、平昌オリンピックとかに比べたら、ホントに1/3ぐらいで済んでいるので、人間が飲める、推奨されている量で済んでいるので、まだ全然大丈夫ですね。

ただ、間違いなく蓄積されているダメージだったりとか、全日本に向けて無理した部位とかもあると思うので、しっかりケアしながら、

なによりもオリンピックで4A跳びたいって気持ちは強くありますけど、早く練習したいっていう気持ちもありますけど、出れなきゃ意味ないので、練習できなきゃ意味もないですし、しっかりやっていきたいです。

ー昨日内定が決まった直後の会見で、出るからには勝つっていう言葉があって、その間に3秒ぐらい「間」があったかと思いますが？

やっぱ覚悟が必要で、やっぱり勝つっていうことってそんに簡単なことじゃないんですよ。昔は勝つためだけにやってたんですけど、

今は勝つためだけにやってない自分が少なからず存在していて、

でもオリンピックって、勝たなきゃいけない場所なんですよ、僕にとっては。たとえそれが3連覇っていう自分が思い描いてなかったものだったとしても。でもオリンピックに出るからには、やっぱあそこは勝負の場なんで、勝たなきゃいけないと思ってるんですよ。

だから、その覚悟がおまえにあるか？って問いながら言ってたと思います。

結局4Aを降りたいのは、勝ちたいからなのかなって、最終的には。

オリンピックってやっぱ勝たないと本当に意味がないんですよ、自分は、特に自分は。

皆さんにとっては、なんだろう僕の気持ちを全然押し付けるわけは全くなくて。

ただ僕はやっぱり、本当に2連覇というものを人生懸けて追い続けて、本当にいろんなものを積み上げて2連覇を掴み取って、

今度は3連覇っていう、なんかそこまでは考えてなかったので。もしかしら、もしかしたら、それが消え去ってしまうんじゃないかとか思ってもいるんですけど、

でもやれるんだったら、とってやろうじゃねえかって、なんか自分に言い聞かせながらやってますね。

でもその3連覇を取る為には、間違いなく4Aが必須になってて、それを成功させないと僕は心の中から勝ったって言い切れないと思うんですよね、平昌オリンピックのフリーが終わった時みたいに。

あの時はもう勝ったって思ってたんで。もちろんいろんな可能性はあったと思いますけど、自分自身に勝ち切れたって思ったんで。

だからまたあん時以上に、自分の心の中から勝てたって思い切れるように、自分の演技だけでそう思えるように、また突き詰めて練習したいと思います。

ーファンの方からは（4A）見たいという声もあれば、体への負担を考えて心配だという声もあったり、どういう風に捉えていますか？

そうですね、難しいなとはやっぱ思います。多分きっと一番感じているのは僕なんだと思います。見て下さる方々も多分難しいなっていうことはわかってくださってると思いますし、気持ちをすごく寄り添わせてくださってるのもわかるんですけど。

でもなんか、昨日今日と過ごしてみて、やっとなんかみんな心の底から4A降りてほしいなって、思ってもらえるんじゃないかなって今思ってます。

今までは確かに夢は叶えてほしいと、けど降りたらやめちゃんだよなっていう怖さみたいなものが、多分みなさんの中にあって、

多分報道している方々の中にもあって、だからこそ僕が全日本来た時に、オリンピック出ますってその覚悟で来ましたって言った時に、

すごくみんな嬉しそうにしてくれて、それもまた嬉しかったんですよね。ああ、こんなに望まれているんだなって。

なんか僕自身のスケートって、もう僕の手から離れきってるわけではないですけど、みなさんのものなんだなって。

だから、もちろん最後滑り切るのは僕ですし、最後まで頑張り切るのは僕なんですけど、

みなさんが期待してくださってる姿を僕は全うしていきたいなってやっぱり思います。それが4Aであって、それがオリンピック3連覇であると思います。

ー昨日の会見でもみなさんの為にっていう言葉もあったりして、これまでの過去のオリンピックとは違う気持ちの持ち方ですか？

僕自身が心からオリンピックに出場することを望んでいたかって言われたら、それは今までの人生の中でなかったんで。そう考えると、やっぱり一番はみなさんの為にかなと。

でも、今までの競技人生全部振り返った中で、一番良かったのは、みなさんの為にって、誰かの幸せの為にって滑った時が一番良かったので、それを信じて、また自分を追い込んで頑張りたいと思います。

ありがとうございました、これからも応援宜しくお願いします。

すごい頷いてらっしゃった笑　ありがとうございました、またオリンピックまで頑張ります。

「今までの競技人生全部振り返った中で、一番良かったのは、みなさんの為にって、誰かの幸せの為にって滑った時が一番良かった」

この最後の言葉に、ファンの気持ちや思いをしっかり全部わかって受け止めているんだなと感じたわ。

そして羽生結弦の「覚悟」というものの重みが伝わってくるインタビューだった。

北京五輪の彼のすべての思いを込めた演技をしっかりとこの目に最後焼き付けたいと、改めて強く思ったわよ。

4Aと五輪3連覇、必ず叶えられると信じているわ！

それにしても全日本後に、どれだけのインタビューを受けたのかしら？少し休んでほしいという気持ちよ。

☆合わせてお読み頂きたい

カナダ選手権、女子フリーもトップで優勝したのは、マデリン・シーザス。彼女が唯一の北京五輪1枠の代表に。

試合後のインタビューで、五輪への抱負を語った彼女は、

ホントにその通りだわね。

いかに北京五輪まで健康でいられるかが、一番大事になってくる。

全米選手権で次々と感染者が出てくる現状を聞いたら、そう思うわよね。

やはり危惧していた通り、全米選手権でさらに2名の陽性者が大会を棄権に。

アイスダンスペアのラファエラ（女性）がコロナ陽性。

男子シングルのウイリアム・ハバードもコロナ陽性。

これでもう何人目！？

アメリカスケート連盟、ここまで感染者を出しても競技会を続行するって責任問題にならない？

今男子ショートのライスト見てるけど、観客席からは歓声もすごいし。

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