ロシアスケート連盟評議会で、コリヤダの北京五輪への参加に反対票が投じられ、出場に懐疑的だという報道が。
欧州王者コンドラチュクが、TASSインタビューで、誰も成功したことのない4Aの恐怖についてや、羽生結弦と共に滑りたい
という思いを話しているわよ。現役トップ選手ですら、恐怖を感じるという未知のジャンプの難しさとは?
とても怖いジャンプだ!4Aへの挑戦を躊躇する理由と五輪出場の反対票が?
ロシアスケート連盟のコーチング評議会が、北京五輪へのコリヤダ選手の参加に反対票を投じた
ロシアフィギュアスケート連盟のコーチング評議会は、2022年オリンピックの団体競技に参加する代表チームにミハイル・コリヤダを加えることに反対票を投じました。
エストニアで開催された欧州選手権の前に行われたコーチング評議会で、コリヤダの北京行きが問題視されたと、2つの情報源が語っている。
コリヤダは2022年ロシア選手権で2位となり、エストニアで開催される欧州選手権の出場権を獲得したが、遠征前のトレーニングで右足を負傷していた。アレクセイ・ミーシンの弟子は、欧州選手権のショートプログラムで首位に立ったが、総合4位に終わったアンドレイ・モザリョフに変更された。
コーチング評議会の投票は最終的なものではないとのことだが、今やコリヤダは候補としてより懐疑的な扱いを受けている。五輪に向けた構成については、まだ決定していない。しかし、2022年のロシアとヨーロッパのチャンピオンであるマーク・コンドラチュクが、高い確率で、団体演技のうち少なくとも1つのプログラムで五輪に出場する可能性は高い。
※参照:TELESPORT
ロシアメディアによると、コリヤダが五輪代表から外れるかもしれないとの報道だけど、
あくまでコーチ評議会の中で、彼の出場に反対票を投じているものが一部いるというだけよね。
そりゃヨーロッパ選手権の男子ショートだけを見ると、コンドラチュク、モザリョフ、セメネンコは素晴らしい演技を見せたわけだし、
彼等をそのまま北京五輪へという考えも当然出てくるわよね。
最終的には、20日の会議で、多数決で決まるのか、議論によって決まるのかはわからないけれど、
いまはっきりとわかっているのは、ロシア選手権とヨーロッパ選手権を制したコンドラチュクは代表入り間違いないということだけよね。
後半では、欧州王者コンドラチュクがTASSのインタビューで、
4Aの恐怖についてや、羽生結弦と共に滑りたいという思いを一緒に見ていきましょう。
【1月販売!羽生結弦関連新書籍のご案内】
1月20日発売
表紙が公開に!
☆フィギュアスケートマガジン2021-2022 vol.2 全日本選手権特集号
↓Amazon
↓楽天ブックス
価格:1,390円 |
1月31日発売
☆TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.42 全日本選手権2021特集&北京五輪応援号
↓Amazon
↓楽天ブックス
価格:1,540円 |
☆フィギュア・スケーターズ24
↓楽天ブックス
価格:1,528円 |
☆合わせてお読み頂きたい
コンドラチュック 「5サルコウをやろうとしたんだ。でも4Aはとても怖い」
フィギュアスケートの欧州王者コンドラチュクは、高難度ジャンプを行う際の恐怖心について語った。
優勝した後、ファンから写真をもらったそうですね。自分の顔写真とジャンプの名前がコラージュされたものです。羽生結弦選手とドミトリエフ選手のコ4回転アクセルへの挑戦が話題を呼んでいますね。挑戦してますか?
私は5サルコウを挑戦しましたが、4Aは... とても怖いです。
ーフィギュアスケートをあまり知らない人に、なぜ4Aが恐怖なのか説明していただけませんか?加速して、離れて、ひねって、着地して......と、見た目は簡単そうなのに。
正直、こういうジャンプが怖いというのがわからない人はちょっとおかしいと思うんです。当然、新しい要素を学ぶときは、怖いです。人によっては、もっと怖い人もいるし、そうでない人もいる。でも、基本的には自分にとって未知の世界に足を踏み入れているわけです。転ぶかもしれないし、怪我をするかもしれない。
失敗する可能性のある未知の世界にわざわざ足を踏み入れるのだから、まずは頭の中で自分を乗り越えて、それからでいいんです。誰もやったことのない、本当かどうかもわからない要素に挑戦するときは、特に怖いですね。
ー4回転ジャンプからの落下は、1回転ジャンプからの落下よりも4倍痛いのですか?
いいえ、すべては落ち方次第です、それは百も承知です。単発のジャンプでも落ちることはあり得るし、すごく痛い。可能性は低いけどね。4回転ジャンプからも痛くなく落ちられるし。回転数でどうこうできるものではないと思います。
ーあなたにとって、フィギュアスケートとは何ですか?
芸術だと思います。
ー好きなスケーターについて、よく聞かれますね。あなたは幅広いリストを持っていて、特に1つを選んだことはありませんね。しかし、あなたにとって、どのスケーターがより芸術的なのでしょうか?
私が好きなのは、ヤグディン、ハニュウ、メドべージェワ、ワリエワ、シェルバコワです。これらのスケーターが真っ先に思い浮かびました。
ネイサンは現代美術。すごいカッコイイと思うけど、さっき言った5人の方が好きだな。
同じ氷の上でハニュウとスケートしたかった。ソチ(ロステレコム杯)にはそのような機会がありましたが、残念ながら彼は大会を欠場しました。私はがっかりしましたが、でもまたどこかで一緒に滑れるはずだと。
※参照:TASS
未知への領域、前人未到のジャンプ4A。
体操の白井氏が話していた「4回転アクセルは、羽生選手は新たな教科書を書かなければならない」。
新しい教科書の為に、どれほどの勇気と努力とリスクが伴っているのか、、、
それなのに、特別なジャンプではないと言い切れる米コーチの根拠は一体どこにあるのか?
欧州王者でさえ、恐怖を口にするほどだと言うのに。
羽生結弦に憧れるコンドラチュクが、「フィギュアスケート=芸術」という言葉を聞いてホッとしたわ。
かつての五輪女王ヴィットも言ったように、
ジャンプだけでなく芸術性が共に共存するプログラムをこれからも創り上げていってほしいわね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
愛のオネエサロン