現在日本橋高島屋S.C.で開催中の羽生結弦展2022。予約状況は満員だけど、キャンセルで空きが復活するケースも!
仙台市は、羽生結弦へ第5期仙台観光アンバサダーを委嘱したことを発表。
石丸幹二氏の日本的な言葉選びが、羽生結弦の「SEIMEI」を初めとした彼の演技の本質にある「美」を的確に表現しているのよ。
凄いだけじゃない!羽生結弦には大人を納得させる演技の美しさがある
※4月27日朝5:00時点
高島屋日本橋S.C.で開催中の「羽生結弦展2022」。
これから迎えるGWの予約状況はどうなっているのかしら?と確認したところ、
すでに全日程で予約満員となっていたわ!羽生結弦人気恐るべし!
これから予定を立てて、予約を入れようと思って落胆していた方もいらっしゃることと思います。
でも、諦めないで!by真矢ミキ
※4月27日朝5:30時点
予約状況を逐一チェックしていると、キャンセルが出たところで若干ではあるけれど、空きが復活しているのよ。
なので、こまめに予約状況を確認してみて頂戴ね。
仙台市は26日、フィギュアスケート男子のソチ&平昌五輪2連覇の羽生結弦(27=ANA)へ「第5期仙台観光アンバサダー」を委嘱したことを発表した。
羽生は2014年4月に故郷の宮城・仙台市の観光アンバサダーに就任。これまで8年間にわたって仙台市の観光PRに行ってきたが、さらに2024年4月25日まで2年間延長することとなった。
これまで羽生は仙台市の観光ガイドブックやポスターのモデルなどでPR活動に尽力。同市の観光課によると「引き続きお願いできますかとお話ししたところ、快く受けていただきました。今までと同じように仙台市のPRをしていただけるとのことでした」と話している。今後の具体的な活動内容については「先方と相談しながら」としている。
※東スポより一部引用
これで羽生結弦は、仙台市の観光アンバサダーを10年間務めることになるのね!
どれだけ仙台市に貢献してきたことか、、、
コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ羽生結弦のゆかりの地である仙台をゆっくり訪れてみたいわ。
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「羽生選手のスゴさは、音のタイミングぴったりに跳ぶといったことではない」俳優・石丸幹二が語る“共演して、実感した羽生結弦の美しさ”(いとうやまね)#フィギュアスケート #figureskate #羽生結弦 #YuzuruHanyu #石丸幹二 https://t.co/0pCsjB7X8K
— Number編集部 (@numberweb) April 26, 2022
「この子は注目どころじゃないな。多分ものすごいことを起こすに違いない」
若くて勢いがあり、粗削りではあるがそんな彼は言い知れぬ魅力を感じさせた。
「羽生選手の『オペラ座の怪人』を見て思うのは、彼はプログラムの中で物語を表現しているということ。構成されている音楽によって、キャラクターや場面を演じ分けているかのように感じました」
「彼の凄さは、音のタイミングぴったりに跳ぶといったことではないんです」
石丸の話で興味深いのは、着目点がジャンプのクオリティや一般に「音ハメ」と言われるリズムの捉え方ではなく、技の前後というところだ。その例えも独特である。
「書道の筆で例えるなら、抜く瞬間が一番大事なんです。下ろす瞬間も」
「抜く」というのは、墨を含んだ穂の腹、のど、先端の命毛といった順に、筆をすっと紙面から垂直に離す動作である。「下ろす」はその逆で、筆先から順に紙面に下ろす、いわゆる着筆の動作だ。どちらも力まず、されど神経を最大限に集中させることが求められる。
「抜く瞬間」と「下ろす瞬間」の重要性は、舞台上の役者も同じだという。
例えば照明をふっと抜く加減を見極めた上で、そのタイミングに役者はどういう表情を残すか……。「羽生選手はそのあたりにも着目してリンク上で演技しているのでは」と石丸は考える。
「彼はアクターですね」
少し間を置くとこう続けた。「演技が凄いのは誰もがわかることですが、そこに内包された『美』すら感じさせる。僕らくらいの年齢になると、その美が堪らないんです。大人を納得させるパフォーマンスをする。それが羽生結弦なのでしょう」
石丸の好きなプログラムの一つが、『SEIMEI』だという。
「このプログラムは、日本に生きる人間としてより深い部分で分かり合えるというか。この言葉が的確かどうかは分かりませんが、侘び寂びの域まで達している気がするんです。派手ではないし、でもちょっと透かしてみると『美』が浮かんでくる。袖のはためきひとつも計算されていますからね。総合芸術として見応えありました」
最後に「羽生選手に今後勧めたいプログラム曲はあるか?」と尋ねてみた。
「僕の好きな音楽に、シャンソンがあります。中でも、アコーディオンやバンドネオンという、蛇腹を動かすことで音が出てくる楽器を使った楽曲が好きですね。余韻の中から音が始まって、余韻で音が終わっていく。そういう曲にチャレンジしても面白いかもしれませんね。空気が混じっているような音を羽生選手がどう表現するか、興味があります」
※Number Webより一部引用
石丸幹二氏の日本的な言葉選びが、羽生結弦の「SEIMEI」を初めとした彼の演技の本質にある「美」を表現するのに、
ピッタリとハマっているのよね(まるで音ハメのように笑)
「演技が凄いのは誰もがわかることですが、そこに内包された『美』すら感じさせる。僕らくらいの年齢になると、その美が堪らないんです。大人を納得させるパフォーマンスをする。それが羽生結弦なのでしょう」
なんて的確な言葉、まさしくここよ!演技が凄いというスケーターは多けれど、そこに「美」がないと満足できないのよ。
羽生結弦が、見る側の「フィギュアの芸術性のハードル」を極限に上げてしまったとも言えるわね。
↓石丸幹二氏インタビュー本編はこちら↓
皆様、ここ最近気温の変化が著しい日々が続いておりますが、体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。
わたくし、5月3日15時のファンタジー・オン・アイス2022幕張公演の当落発表の日まで気もそぞろではないですが、
もしも何かの間違いで当選した日には、再び最速レポして参ります(実家が幕張というアドバンテージを活かし笑)
それでは、どうか良い一日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
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愛のオネエサロン
オネエ様、こんにちは。
石丸幹二さんの着眼点すばらしい~!羽生君の演技を書に例えてくる方がいるとは思いませんでした。美が浮かぶ、という表現は和プロにとっても合うなと思います。洋プロの華やかさとは違う、余計なものを排除した極限の美。侘び寂びはSEIMEIだけでなく、天と地とにもより一層感じられますものね。何でしょう、羽生君の良さを発して下さる著名人の方、皆さん言葉のチョイスもすばらしくて毎回驚かされます。
それにしても私、石丸さんを「世界の車窓から」のナレーターをされている石丸謙二郎さんと勘違いしていて、文章を読みながら世界の車窓からの落ち着いた声色をイメージしてました汗。失礼しましたー(^_^;)
>fujino様
fujinoさん、こんばんは。
羽生結弦の演技を書に例える発想がユニークであり、そして的をついているなと感じました。
世界の車窓からの石丸謙二郎氏も素敵な方ですよね。
オネエさま、こんにちは。
石丸幹二さんの記事は嬉しい驚きでした!彼は「題名のない音楽会」の司会をなさってますよね。司会が佐渡さんから石丸さんに代わった時は(私の記憶違いなら済みません)、正直エッと思ったんです。でも今回、石丸さんが芸大で声楽を専攻された音楽家でもあるのだと知り、納得しました。
それにしても書道に例えたことといい「そこに内包された『美』すら感じさせる。僕らくらいの年齢になると、その美が堪らないんです。大人を納得させるパフォーマンスをする。それが羽生結弦」という感想といい、石丸さんの感性にも驚かされました。
北京後、結構オトナの方たちが的確な分析や称賛をしてくれていて、それが嬉しですね。
>agatha56様
agatha56さん、こんばんは。
題名のない音楽会の司会をされていますよね!
石丸氏の感性、そして言葉のチョイスはフィギュアに精通しているものがあるな~と
感動さえ覚えました。
石丸さんも、羽生さんに注目されていたんですね。しかも、オペラ座からとは。 でも、うーん? 羽生くんとシャンソン? 芸術家でないから私には イメージができません。 石丸さんの話は、よく読んでいませんが、私にとって羽生さんの世界観は、人間のしがらみ や、弱さ、繊細な男女のキビ? ていうか人間くさいところをいっきに飛び越えた幽玄の世界 壮大な宇宙を感じさせてくれる凄いものなんです。いつも、彼の演技で、この世とは違う世界をかいま見てる気がしています。 人間の感情や運命ををリアルに表現したり、オブラートにつつみながらより辛辣にうったえかけたりする なんというか現世3次元内の表現が、芸術には多いのですが、 彼はルックスこそ2次元ですが、演技は時空を超えた4次元的なものにみえるんです。 タラママが、シャーマンといっていましたが、私も同感です。どちらかというと 能の世界観に近いような? この世の苦しみや困難の中で 至高の世界を目指し追い求める。別世界からの意思を伝えるメッセンジャー みたいな? だからこそ、羽生さんの感性をガチでこの世に向けたい気持ちもしますが。 こんな浮き世でも…幸あれ!どうか、幸せになって欲しい と。
>リン様
リンさん、こんばんは。リンさんのユヅの世界観の解釈、
とても興味深く読ませて頂きました。
幅広く演じることができ、かつ美を内包する彼の演技だからこそ、石丸氏は
見た事のないジャンルについて語ったのかもしれませんね。