新コーナーとして始まった「みやびやかな人たち」。羽生結弦本人がこのコーナーだけ収録前の準備が全くできてないと言い、
台本などがなくその場で考えながら、彼自身の言葉で伝えてくれているので聴きごたえがあるわよね。
「羽生結弦 深まる美」短期集中連載の最終回は、矢口氏が羽生結弦の優しさと表現力の関連性について語っているわよ。
ーとても表現力豊かな羽生選手ですが、表現力を磨く為にしたことはありますか?
特別にしたことはないです。ただ、音楽を聴いたり、何か物語を読んだり感じたりすることがとってもとっても好きで、
その世界の中に入り込んでいって、なんとなく体が動いて、なんとなくストーリーが自分の中でも出てきてそんな瞬間がたくさんあるのかなと思います。
多分人一倍、誰よりも物語が大好きで、人一倍誰よりも妄想してるんじゃないかなと思っています。それがなんか表現力のトレーニングだったり、そういうことにも繋がるかなと。
また表現をする、伝えるっていうことはやっぱり「技術」が絶対に必要なので、その「技術」というものを毎日磨いていけたらいいなと僕は思っています。
このコーナー「みやびやかな人たち」なんですけれども、実はここのコーナーだけ収録前に準備が全くできてないんですよね。毎回緊張しています。ちゃんとした答えになってなかったらすいません、でも一生懸命答えます。
サードシーズンから新コーナーとして始まった「みやびやかな人たち」。
事前に募集した質問(現在は受付終了済み)に、羽生結弦が答えていくスタイルで、今回このコーナーだけ収録前の準備が全くできてないと話していることから、
台本などがなくその場で考えながら、彼自身の言葉で伝えていっているんだなって!
でも、緊張しているようには全く感じなかったわ笑
また次回、どんな話が聴けるのか今から楽しみよね。
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昨年プロスケーターに転向し、以後精力的にパフォーマンスを続けている羽生結弦選手が出演する『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome』は、スケーター史上初となる一夜限りの単独東京ドーム公演。
アイスショーの制作総指揮は羽生結弦、演出はPerfumeなど、テクノロジーと身体表現を融合させた最新のライブ演出で知られるMIKIKO、そして音楽監督は編曲家、音楽プロデューサーの武部聡志氏が担当。 そんな羽生選手のこだわりが詰まった約2時間の東京ドーム公演に加え、公演直後に撮影された特別インタビュー映像や舞台裏の様子などの未公開シーンを新たに30分加え、さらにライブ配信の時よりも高画質、高音質となる特別版。
未公開シーンの中には、事前の練習風景や公演準備の様子、公演が終了した直後のやり切った表情や思いを語る場面、演出のMIKIKO氏と語り合う様子など、貴重な舞台裏のシーンが盛り沢山で、ファン必見!
©2023 GIFT Official
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泥臭い、必死にもがいて練習している姿
仙台市の郊外にある練習拠点には、広大なスペースや最新鋭の機器があるわけではない。その中で考え、限られた環境を生かす方法を自分で見出し、地道なトレーニングを続けてきたのだろう。わずかな時間の動きを見ただけでも、羽生が濃密な時間を丁寧に積み重ねてきたことが伝わってきた。
「フィギュアスケートって華やかなイメージがあると思うんですけど、こんなに泥臭い、本当にもう必死にもがいて練習している姿があるんだなっていうのを見ていただきたいと思って」。
芸術とは正しい技術、徹底された基礎によって裏付けられた表現力だと、羽生は言う。その直向きな姿勢こそが、66年ぶりに五輪を連覇し、唯一無二の芸術性で「G.O.A.T」(the greatest of all timeの略で史上最高を意味する)と呼ばれるスケーターの礎だった。
低い位置に移動した夏の太陽が放つ黄色みを帯びた光が、反射を繰り返しながらリンク内に忍び込んできていた。公開練習とその後に行われた報道各社の個別インタビューが終了し、時刻は午後5時を回っていた。なんとなく心が引き留められるような気がして、帰りそびれた僕が重い腰を上げて荷物をまとめていると、目の前に不意に羽生が現れた。
「今日はありがとうございました」。
羽生はその時間まで残っていた数名の報道陣に直接、仙台に足を運んでくれた礼を伝えていたのだった。地道なトレーニングを続ける孤独な時間は、自己の弱点や課題に真摯に向き合う時間でもある。その過程で培われた謙虚さや自己への理解が、他者の感情や立場にも共感する羽生の能力を高めたのだろうか。羽生はいつだって優しい。
優しさがパフォーマンスに与えるもの
技術だけでは心を打つ表現にはならない。技術がスケーターの高度なパフォーマンスを支え、優しさがそのパフォーマンスに深みや温もりを与える。音楽やストーリーに合わせてスケーターが滑る際、その動き一つ一つに情熱や感情が込められている。優しさとは、誰かを思いやることで感情を正確に観客に伝え、共感を呼び、心を動かすことができる力だ。被災者に向けて、コロナ禍で苦しむ世界に向けて、日常を大切にしている人たちに向けて。羽生はずっと誰かを思いながら滑ってきた。
羽生がリンクに立つ時、そのプログラムは、わずか数分間のパフォーマンスではない。4歳でフィギュアスケートに出会ってからの20年以上の献身が込められた優しい物語。それが、「羽生結弦」のフィギュアスケートだ。
※現代ビジネスより一部引用・出典
カメラマン矢口氏のまた優しさにも触れることができる、最終回にふさわしいとても素晴らしい記事だったわ。
表現力について、偶然にも前半でご紹介した「みやびやかな人たち」でも羽生結弦本人が表現力とは?に答えていたわよね。
技術はとても大事であり、矢口氏が仰るように
「技術がスケーターの高度なパフォーマンスを支え、優しさがそのパフォーマンスに深みや温もりを与える」
スケーターが持つ「心」こそがその表現力(パフォーマンス)をより豊かなものにし、見ているものに感動を与えるのだと。
いつも羽生結弦の演技を見終わると、何か温かいものに包まれたような感情になり、優しい気持ちになれる。
だから「心」を持って演技するスケーターには惹きつけられてしまうのよ。その領域は採点云々などでは決して図ることができないもの。
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしください。
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